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ワイヤレスイヤホンの掃除方法は?おすすめのイヤホンクリーナー10選も紹介

ワイヤレスイヤホンは、私たちの日常生活で欠かせない便利なアイテムです。しかし、長期間使用していると、耳垢や皮脂、ホコリ、カバンやポケットの中での汚れが付着してしまうことがあります。

そのままにしておくと、音質が低下したり、イヤホンが故障したりする原因になることも。

そこで重要なのが、定期的な掃除です。適切な方法で掃除を行うことで、イヤホンを清潔に保ち、快適な音楽体験を長く楽しむことができます。

本記事では、ワイヤレスイヤホンが汚れる原因から具体的な掃除方法、便利なクリーニングアイテムの紹介まで、わかりやすく解説します。

初めて掃除する方や学生でも簡単に実践できる内容になっているので、ぜひ参考にしてみてください!

ワイヤレスイヤホンが汚れる原因

ワイヤレスイヤホンは耳に直接触れるため、使用しているだけで徐々に汚れが溜まっていきます。汚れの原因はさまざまですが、特に耳垢や皮脂、ホコリ、持ち運び時の汚れが主な要因です。

ここでは、3つの原因について詳しく解説します。

  • 耳垢や皮脂の付着
  • 日常的な使用によるホコリやゴミの侵入
  • 持ち運び時のカバンやポケット内での汚れ

耳垢や皮脂の付着

耳

耳垢や皮脂は、ワイヤレスイヤホンの汚れの大きな原因です。イヤホンは耳に直接装着するため、どうしても耳垢や汗、皮脂が付着してしまいます。

これが溜まると、イヤホンのメッシュ部分を詰まらせ、音質が悪くなったり、故障の原因になったりします。

〈具体例〉
耳垢の影響: メッシュ部分が詰まり、音量が低下することがあります。
皮脂の影響: 表面がべたつき、見た目が汚くなるだけでなく、菌の繁殖を招くことも。
〈対策〉
・使用後はイヤホンの表面を軽く拭く習慣をつけましょう。
・定期的に専用クリーナーでメッシュ部分を掃除すると効果的です。

日常的な使用によるホコリやゴミの侵入

ワイヤレスイヤホンは使用している間に、周囲のホコリやゴミが侵入することがあります。特に、イヤホンのメッシュ部分や充電端子はホコリが溜まりやすい場所です。

これが原因で接触不良や音質の低下が起こる場合もあります。

〈具体例〉
屋外での使用: 自転車や徒歩中に舞うホコリがイヤホンに付着する。
ポケットやバッグ内での使用後: 小さな繊維やゴミが入り込む。
〈対策〉
・収納時は専用ケースを使い、直接ホコリがつかないようにする。
・定期的にエアダスターやブラシでホコリを除去する。

持ち運び時のカバンやポケット内での汚れ

イヤホンをそのままポケットやバッグに入れて持ち運ぶと、カバン内のゴミやホコリがイヤホンに付着します。また、鍵や硬貨などと一緒に入れると、表面が傷つくこともあります。

これらは見た目の問題だけでなく、機能の劣化にもつながります。

〈具体例〉
ポケット内の汚れ: 繊維やホコリが充電端子に入り込み、充電ができなくなる場合がある。
カバン内の異物: 鍵や硬貨がイヤホンを傷つけたり、押し付けられて故障の原因になる。
〈対策〉
・必ず専用のケースを使用して持ち運ぶ。
・長期間使用していない場合でも、定期的にケース内部も掃除する。

ワイヤレスイヤホンの掃除方法

ワイヤレスイヤホンを清潔に保つには、適切な掃除が欠かせません。ここでは、下記6つのSTEPを順に解説します。

  • STEP1: 必要な道具を準備する
  • STEP2: 外側の汚れを拭き取る
  • STEP3: メッシュ部分や細かい部分を清掃する
  • STEP4: 防水仕様の場合の注意点
  • STEP5: 充電ケースも掃除する
  • STEP6: 最後の仕上げ

STEP1: 必要な道具を準備する

綿棒

ワイヤレスイヤホンの掃除を始める前に、以下の道具を用意しましょう。

・イヤホンクリーナー(専用の掃除ツールセット)
・マイクロファイバークロス(柔らかい布)
・綿棒または専用ブラシ
・エアダスター(ホコリ飛ばし用)
・アルコールを含まないクリーナー(プラスチック対応)

これらを揃えることで、安全かつ効果的に掃除ができます。

STEP2: 外側の汚れを拭き取る

イヤホンの表面をマイクロファイバークロスで拭き取ります。特に指紋や皮脂汚れが付きやすい部分をやさしく拭き、力を入れすぎないようにしましょう。

イヤホンクリーナーに含まれる専用布を使用するのも効果的です。

STEP3: メッシュ部分や細かい部分を清掃する

イヤホンクリーナーの中にある専用ツール(ブラシやピック)を使い、メッシュ部分や細かい隙間の汚れを取り除きます。エアダスターでホコリを飛ばし、綿棒を使って取りにくい汚れも丁寧に掃除しましょう。

STEP4: 防水仕様の場合の注意点

水 防水 

防水仕様のイヤホンの場合、水洗いが可能かどうか取扱説明書を確認してください。洗浄可能な場合でも、水分が完全に乾燥するまで使用を避け、イヤホンクリーナーの乾燥用クロスやシリカゲルでしっかり乾かします。

STEP5: 充電ケースも掃除する

ワイヤレスイヤホン

充電ケース内部もホコリが溜まりやすい場所です。イヤホンクリーナーに付属するブラシやクロスを使い、特に充電端子周りの清掃を慎重に行います。

エアダスターでホコリを飛ばしつつ、アルコールを含まないクリーナーで軽く拭き取ると効果的です。

STEP6: 最後の仕上げ

ワイヤレスイヤホン

掃除が完了したら、イヤホンやケースを再度確認し、汚れが残っていないかチェックします。イヤホンクリーナーの全機能を活用し、しっかりと清掃を終えましょう。

ワイヤレスイヤホンを掃除する時の注意点

ワイヤレスイヤホンを掃除する際には、正しい方法で行わないと、イヤホンが壊れてしまうこともあります。ここでは、下記3つの注意点をわかりやすく解説します。

柔らかい素材で掃除することを心がける

ワイヤレスイヤホンは精密機器なので、硬いものや粗い布で掃除すると傷ついてしまいます。掃除する際は、柔らかい素材を使うことを心がけましょう。

〈具体的なアイテム例〉
マイクロファイバークロス: 表面の汚れや指紋をやさしく拭き取れます。
綿棒: メッシュ部分や細かい隙間の掃除に最適です。
〈掃除のコツ〉
・布は乾いたもの、または少し湿らせたものを使います。
・汚れが落ちにくい場合は、専用のイヤホンクリーナーを活用すると便利です。

柔らかい素材を使えば、イヤホンを傷つけずに清潔に保てます。

アルコールや強い薬剤の使用を避ける

アルコールや強い薬剤は、イヤホンのプラスチックやゴム部分を劣化させる可能性があります。また、防水仕様のイヤホンでも、これらの薬剤が原因で内部にダメージを与えることがあります。

〈避けるべきもの〉
・消毒用アルコール
・キッチン用洗剤や溶剤
・強力なクリーナー
〈代替アイテム〉
・アルコールを含まないクリーニング液
・少量の水を含ませた柔らかい布

正しいクリーナーを選ぶことで、イヤホンを安全に掃除できます。

防水仕様でも水洗い時は注意が必要

防水仕様のイヤホンでも、完全に水に浸してしまうと内部に水が入り、故障する可能性があります。掃除の際は取扱説明書を確認し、防水レベルを理解することが大切です。

〈水洗いのポイント〉
・防水等級「IPX7」以上の場合: 一時的な水洗いが可能ですが、完全に乾かす必要があります。
・防水等級が低い場合: 直接水洗いせず、湿らせた布で拭き取るだけにしましょう。
〈乾燥方法〉
・乾いた布でしっかり拭く。
・室温で自然乾燥させる(ドライヤーの熱風はNG)。

防水仕様だからといって安心せず、正しい方法で掃除を行いましょう。

イヤホンクリーナーは100均一やスリコで購入できる?

イヤホンクリーナーは、ダイソー・セリアなど100円ショップやスリコ(スリーコインズ)でも手軽に購入できます。特に100円ショップでは、以下のようなアイテムが揃っています。

綿棒やブラシ: メッシュ部分や隙間の汚れを取りやすいです。
マイクロファイバークロス: 表面の皮脂やホコリを拭き取るのに便利です。
小型のエアダスター: ホコリを飛ばすために役立ちます。

スリコでは、少し高機能なイヤホンクリーナーが約330円で販売されています。これには、複数のツールが一体化したものが多く、メッシュ部分の清掃用ブラシやピック、布などがセットになっています。高額な専用クリーナーを購入しなくても、これらを活用すれば十分に清掃が可能です。

例えば、100円ショップで綿棒とクロスを買い、スリコで多機能クリーナーを追加すれば、総額500円程度でしっかりとした清掃セットが揃います。費用を抑えたい人には特におすすめです。

ただし、これらの商品はシンプルな作りなので、頑固な汚れには専用クリーナーのほうが適している場合もあります。予算や用途に応じて選びましょう!

ワイヤレスイヤホンの掃除頻度

ワイヤレスイヤホン

ワイヤレスイヤホンを清潔に保つためには、使用状況に合わせた掃除頻度が重要です。毎日使う場合、外側の汚れや耳垢が溜まりやすく、音質や性能に影響を与える可能性があります。

例えば、1日2~3時間使用するなら、週1回はイヤホン全体を掃除するのが理想的です。また、毎日軽く拭き取るだけでも清潔さを維持しやすくなります。

屋外で使用する機会が多い人や運動中に使う人は、汗やホコリの影響で汚れが溜まりやすいため、2~3日に1回程度、細かい部分も含めて掃除することをおすすめします。特にメッシュ部分や充電端子に汚れが溜まると、音質の低下や充電不良につながるため注意が必要です。

一方で、あまり使用頻度が高くない場合でも、月に1回以上はメッシュ部分や充電ケース内部を掃除しておくと良いでしょう。これにより、長期間使わない場合でも、カビや故障のリスクを減らすことができます。

掃除を定期的に行うことで、イヤホンを快適に長く使い続けることができます!

ワイヤレスイヤホン掃除におすすめのイヤホンクリーナー10選

ワイヤレスイヤホンを清潔に保つためには、専用のクリーニングツールを使うと便利です。ここでは、初心者でも簡単に使えるおすすめのクリーナーを10種類紹介します。

汚れのタイプや用途に合わせて選んでみてください。

ALLVD 多機能掃除道具ために Airpods 1/2/3/Pro/Pro2用



この多機能掃除道具は、AirPodsシリーズ専用に設計されています。ブラシ、ピック、クリーニングクロスが一体化したデザインで、メッシュ部分やケースの隙間など、細かな場所まで掃除できます。

特に充電端子の清掃に便利なピックは、頑固な汚れを安全に取り除けます。価格も手ごろで、1,000円前後で購入可能です。AirPods以外にも多くのワイヤレスイヤホンに対応しており、使い勝手の良さが魅力です。

KSPOWWIN 9 in 1多機能 airpods掃除道具



9つのツールがセットになったKSPOWWINのクリーナーは、イヤホンのすべてのパーツを掃除するのに最適です。柔らかいブラシやマイクロファイバークロス、ピンセットが含まれており、イヤホンのメッシュ部分やケース内部まで徹底的に清掃できます。

価格は約1,500円とコスパ抜群で、AirPodsやGalaxy Budsなど幅広い機種に対応します。

Winglos イヤホンクリーナーキット



Winglosのクリーナーキットは、持ち運びしやすいコンパクトな設計が特徴です。クリーニングペン、ブラシ、クロスがセットになっており、手軽にイヤホンを清掃できます。

特にブラシは柔らかく、メッシュ部分を傷つける心配がありません。価格は約800円と手頃で、初めてクリーナーを使う方にもおすすめです。

MAEXUS 多機能クリーニングキット



MAEXUSのクリーニングキットは、イヤホンだけでなく、スマートフォンやパソコンの清掃にも使える万能ツールです。繊細な部分用のピック、柔らかいブラシ、マイクロファイバークロスが含まれ、細部まで徹底的に掃除できます。

価格は約1,200円で、耐久性のある素材を使用しているため長く使えます。

YUWAKAYI 7 in 1多機能クリーニングツール



このクリーナーは、イヤホンの隅々まで掃除できる7つのツールを備えています。特に注目すべきは、ペン型のデザインで持ちやすく、充電ケースの奥まった部分まで簡単に届くことです。

価格は約1,000円で、AirPodsシリーズや他の主要ブランドのイヤホンにも対応しています。

イヤホン掃除道具 ワイヤレス



この商品は、シンプルな設計ながら、ブラシとクロスがセットになった実用的なクリーナーです。価格が約700円と非常にリーズナブルで、必要最低限の機能を備えています。

普段使いで手軽に掃除したい方に最適です。

Hagibis 「国内正规品」 多機能airpods掃除道具



Hagibisのクリーナーは、国内正規品で品質にこだわりたい方におすすめです。柔らかいブラシ、クリーニングペン、メッシュ用の専用ツールが含まれています。

価格は約1,800円で、メッシュ部分や端子を傷つけない設計が特徴です。

AirPods 掃除キット 4-in-1 Bluetooth



この掃除キットは、AirPodsのために特化された4つのツールを搭載しています。特に充電ケースの内部を徹底的に清掃できる点が魅力です。

価格は約1,200円で、Bluetoothイヤホン全般に対応可能です。

seninhi 【3-in-1 一体型 イヤホンクリーナーペン】



3つの機能が一体化したコンパクトなデザインが特徴です。ブラシ、ピック、クロスを1本でカバーできるため、持ち運びにも便利です。

価格は約900円で、学生や初心者にも使いやすい商品です。

TALENANAイヤホン掃除道具 Airpods 1/2/3/Pro/Pro2用



TALENANAのクリーナーは、AirPodsのために特化されており、繊細な部分も傷つけずに掃除できます。

価格は約1,000円で、初心者でも簡単に使用できる設計になっています。収納ケース付きで、持ち運びも便利です。

まとめ

ワイヤレスイヤホンは、毎日使うことで耳垢やホコリ、皮脂などの汚れが溜まります。これを放置すると音質が悪くなったり、故障の原因になることもあります。適切に掃除をすることで、イヤホンの寿命を延ばし、快適な音楽体験を続けることができます。

掃除の基本は、柔らかい布や綿棒を使い、イヤホンの外側やメッシュ部分をやさしく拭き取ることです。また、専用のクリーニングツールを活用すれば、細かい部分や充電ケースの中までしっかり掃除できます。防水仕様の場合でも、説明書を確認しながら丁寧に扱うことが大切です。

定期的に掃除を行い、イヤホンを清潔に保つ習慣をつけましょう。そうすれば、音質を維持しつつ長く使い続けられます。

手軽に使えるクリーニングツールも多く販売されているので、ぜひ一度試してみてください!

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