外音取り込み機能付きイヤホンは、音楽を楽しみながらも周りの音や声をしっかりと聞き取れる便利なアイテムです。安全性やコミュニケーションを重視したい方には特におすすめで、従来のイヤホンよりも日常生活に溶け込みやすいのが魅力。
そこで今回は、外音取り込み機能の基本から、価格を抑えつつ高性能なモデルまで厳選して紹介します。生活スタイルに合ったイヤホンを見つけて、快適な音楽ライフを始めてみませんか?
外音取り込み機能付きイヤホンとは?
「外音取り込み機能付きイヤホン」は、イヤホンに内蔵されたマイクを使って周囲の音を拾い、音楽と一緒に耳へ届けてくれる仕組みです。普通のイヤホンでは音楽を聴いている間、外の音が聞こえにくくなりますが、この機能を使うと、周囲の声や車・自転車などの音も同時に把握できます。
そのため、駅のホームでアナウンスを聞きのがさないようにしたり、街中を歩くときに車の音に気づきやすくなったりと、安全面やコミュニケーションの面で役立つのが特徴です。
- 周囲の状況を確認しながら音楽を楽しめる
- イヤホンを外さずに家族や友人と会話しやすい
- 外音の取り込み量を調節できるモデルもある
たとえば、駅や学校など人が多い場所でも、外の音をある程度聞けるので、必要な情報を逃さないで済みます。特に部活帰りに音楽を聴きたい中学生など、周りの状況を把握しながら移動したい人にとっては便利な機能と言えるでしょう。
外音取り込み機能きイヤホンの選び方は?
外音取り込み機能付きイヤホンを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。以下では、3つのポイントを紹介します。
- 外音取り込み機能の性能をチェックする
- フィット感や装着感を試す
- 接続性と互換性を確認する
外音取り込み機能の性能をチェックする
外音取り込み機能付きイヤホンを選ぶ際は、まずその性能を確認することが重要です。取り込みレベルの調整機能により、必要な音だけを適切に取り込むことができます。
例えば、通学中に車の音を適度に聞きながら音楽を楽しむ設定が可能です。また、マイクの品質も大切で、ノイズキャンセリングマイクのSNR(信号対雑音比)が高いほど周囲の音を鮮明にキャッチできます。
さらに、一部のイヤホンは複数の外音取り込みモードを提供しており、スポーツ時には高モード、静かな場所では低モードを選択できます。これらの機能を基に、快適かつ安全に音楽を楽しめるイヤホンを選びましょう。
フィット感や装着感を試す
イヤホンのフィット感や装着感は、長時間使用時の快適さに大きく影響します。自分に合ったイヤホンを選ぶためには、まずイヤーチップの種類を確認しましょう。
シリコンは柔軟で安定感があり、フォームは耳に密着しやすく、疲れにくいです。次にデザインも重要です。
カナル型はしっかりフィットし外音取り込み機能にも適しています。軽量設計のイヤホン(5g以下)は負担が少なく、長時間の使用でも疲れにくいです。
また、イヤーフックやアジャスター付きは調整可能で安定感が増し、スポーツ時にも便利です。これらを考慮して、自分に最適なフィット感と装着感を提供するイヤホンを選びましょう。
接続性と互換性を確認する
イヤホンの接続性と互換性は快適な使用に不可欠です。
まずBluetoothバージョンを確認しましょう。最新のBluetooth 5.2は安定した接続と低消費電力、広い通信距離、低遅延が特徴です。
次に、iOS、Android、Windowsなど使用するデバイスとの互換性をチェックします。ペアリングの容易さも重要で、ワンタッチボタンや自動ペアリング機能が便利です。
マルチポイント接続機能を持つイヤホンは、複数のデバイスと同時に接続でき、利便性が高まります。有線接続オプションも確認し、バッテリー切れ時にも対応できるモデルを選びましょう。
さらに、aptXやLDACなどの高音質コーデックに対応しているかも重要です。これにより、クリアな音質を楽しむことができます。
製品の仕様書やメーカーの公式サイトで対応情報を確認し、接続性と互換性に優れたイヤホンを選ぶことで、日常使用をより快適にできます。
外音取り込み機能のON/OFFの方法は?
外音取り込み機能は、イヤホンの設定やボタン操作で簡単に切り替えられます。多くのイヤホンでは、外音取り込みモードとノイズキャンセリングモードの切り替えボタンや、タッチ操作による切り替えが可能です。
たとえば、本体の横を2回トントンと叩くと切り替わるものや、専用アプリのメニューで調整できるものがあります。ONにすると周囲の音がイヤホンに取り込まれ、周りの人の声や駅のアナウンスなどが聞こえやすくなります。
一方、OFFにすると外の音は聞こえにくくなります。学校や電車内で静かに音楽を聴きたいときはOFF、外を歩くときや人と話したいときはONにするなど、場面によって使い分けると便利です。
外音取り込み機能付きイヤホンはどんな人におすすめ?
外音取り込み機能付きイヤホンは、周りの音を取り込みながら音楽を楽しめる便利なデバイスです。ここでは、どんな人にこの機能が向いているのか、具体的なシーンごとに解説します。
- 移動時の安全を重視しながら音楽を楽しみたい人
- 職場や自宅で周囲とのコミュニケーションを取りたい人
- 家事や育児、作業中にも周囲の音を把握したい人
移動時の安全を重視しながら音楽を楽しみたい人
イヤホンをしていると、周りの音に気づきにくくなることがあります。外音取り込み機能付きイヤホンなら、車や自転車、歩行者などの音をキャッチしやすいため、交通事故を避ける助けになります。
たとえば登下校や通学路の安全確認に役立つほか、駅やバス停などでもアナウンスを聞き逃しにくいです。音楽を楽しみながらもしっかりと周囲を把握できるので、友だちと待ち合わせをするときや、自転車で移動するときにも便利でしょう。
特に人通りの多い街中や、夜間の移動が多い場合は、周囲の状況をこまめにチェックできる外音取り込み機能が安心につながります。また、駅のホームでの列車接近音や、バスの行き先アナウンスなどを聞き取りやすくなるため、慌てずに行動できるメリットもあります。
職場や自宅で周囲とのコミュニケーションを取りたい人
職場や自宅でイヤホンを使うと、音楽や動画の音だけが聞こえて周囲の声に気づきにくくなりがちです。しかし、外音取り込み機能をONにしておけば、同僚の呼びかけや家族の声を聞き逃さずにすみます。
たとえば自宅でオンライン授業を受けながら、親が呼ぶ声に気づいてすぐに応答することが可能です。職場でも、会議の開始アナウンスや上司からの指示などを聞きやすくなるため、周囲の状況を素早く把握できます。
また、音楽を流しつつ作業に集中する場合でも、いちいちイヤホンを外さなくて済むので手間が減るのがうれしいポイントです。家族と共同で暮らしている場合や、オフィスで働いている人にとっては特に便利でしょう。
一度設定しておけば、イヤホンのボタン操作やスマホアプリから簡単に切り替えられる機能があるモデルも多いため、使い勝手も良好です。
家事や育児、作業中にも周囲の音を把握したい人
家事や育児中は、子どもの泣き声や来客チャイムなど、聞き逃したくない音が多いものです。外音取り込み機能付きイヤホンを装着していれば、動画の音や音楽を楽しみながらも、重要なサインにすぐ気づけます。
たとえば料理をしているときにも、沸騰した鍋の音やタイマーのアラームを聞き逃す心配が減るでしょう。さらに育児中に赤ちゃんの動きを見守る際は、ミルクのタイミングやおむつ替えが必要なときにも素早く対応できます。
作業中の場合も、宅配便のインターホンや社内アナウンスに反応しやすくなるため、余計な手戻りを減らせる点がメリットです。忙しい毎日のなかでもストレスを軽減し、家族や周囲とのコミュニケーションを円滑に進めたい人におすすめです。
コスパの高い外音取り込み機能付きイヤホンのおすすめ10選
ここからは、コスパの高い外音取り込み機能付きイヤホンのおすすめ10モデルを紹介します。音楽を楽しみながらも周りの音や声をしっかりと聞き取りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
QCY T13 ANC ワイヤレスイヤホン ノイズキャンセリングイヤホン Bluetooth 5.3
Bluetooth 5.3に対応した「QCY T13 ANC」は、周囲の騒音を抑えながらクリアな音質を楽しめる、コストパフォーマンスの高い完全ワイヤレスイヤホンです。ノイズキャンセリングと外音取り込みを切り替えることで、電車やバスの移動中でも環境音を適度に取り込めるのがポイント。
スマートフォンアプリと連携して操作や設定の変更ができるため、自分好みにカスタマイズしやすいところも魅力です。軽量ボディなので長時間装着しても疲れにくく、通学・通勤やオンライン会議など、幅広いシーンで活躍してくれます。
イヤホン bluetooth ワイヤレスイヤホン【2025年新型モデル・多機能タッチスクリーン・ANC対応】
2025年新型モデルとされるこちらは、多機能タッチスクリーンによる直感的な操作とノイズキャンセリング機能が特徴です。外音取り込み機能をONにすれば、周囲の状況を聴き逃さずに音楽や通話を楽しめます。
タッチ操作は再生・停止、曲送り・曲戻しなどがスムーズに行えるため、スマートフォンをいちいち取り出さずにすむのが便利。ANC性能も強化されており、低周波ノイズを抑えてクリアなサウンドを体感できます。
軽量設計と装着感の良さで、長時間使用にも適しています。
Edifier X5 Pro ANC搭載 完全ワイヤレスイヤホン Bluetooth 5.3
「Edifier X5 Pro」は、Bluetooth 5.3の安定した接続性とANC機能を兼ね備えたモデルです。高音から低音までバランスの取れた音質を持ち味としており、ポップスやロック、クラシックなど多様なジャンルで活躍します。
内蔵マイクの性能が高く、オンライン通話やリモート授業でも声がクリアに届くため便利。外音取り込み機能で周囲の音を把握できるので、電車のアナウンスやオフィスでの呼びかけにも即座に対応可能です。
スタイリッシュなデザインも人気の理由です。
QCY HT05 ワイヤレスイヤホン ANCノイズキャンセリング 外音取り込みモード
こちらの「QCY HT05」は、ANCノイズキャンセリングに加え、外音取り込みモードを備えた完全ワイヤレスイヤホン。電車やバスの騒音、街中のざわめきを抑えながら音楽に集中できる一方で、ワンタッチで周囲の音も聞き取れます。
Bluetooth接続は安定感が高く、動画やゲームでの遅延を感じにくい点も魅力。耳にフィットしやすいデザインで、長時間でも快適に使用できるよう工夫されています。
普段使いからテレワークまで幅広く対応可能です。
【VGP 2025 金賞】QCY MeloBuds Pro ワイヤレスイヤホン ノイズキャンセリング
「VGP 2025 金賞」を受賞した「QCY MeloBuds Pro」は、優れた音質と高性能ノイズキャンセリングが魅力のモデル。人の声をはっきり拾えるマイク機能が搭載されているため、オンライン会議や通話にも最適です。
外音取り込み機能を活用すれば、オフィス内でのちょっとした呼びかけやチャイムの音も聞き逃しません。高い遮音性と装着感に加えて、防滴仕様の場合も多く、突然の雨でも安心して使えるのがうれしいポイントです。
【JBL公式限定】JBL WAVE BEAM 完全ワイヤレスイヤホン
音響ブランドとして有名なJBLの「WAVE BEAM」は、迫力ある低音とクリアな高音の両立が魅力。しかも外音取り込み機能のおかげで、安心感を持ちながら音楽に集中できます。
スポーツやアウトドアシーンでガンガン使いたい人は、耐水性能やフィット感を重視している点が心強いところ。軽量かつ耳にしっかり収まる設計で、ジョギングやウォーキング時にもストレスなく使えます。
バッテリー持ちも十分に確保されており、長時間の利用に対応可能です。
オーディオテクニカ ATH-SQ1TW2 GR ワイヤレスイヤホン
国内メーカーのオーディオテクニカが手がける「ATH-SQ1TW2 GR」は、落ち着いたデザインと安心の品質管理が特徴。外音取り込み機能を備えているため、道を歩きながら音楽を聴くときにも周囲の音を確認しやすいです。
コーディネートになじみやすいカラーバリエーションが用意されている場合が多く、おしゃれな装いとの相性もばっちり。音質は全体的にナチュラルで、ボーカルの抜けがよいという評価もあります。
操作ボタンやタッチパネルの使いやすさもポイントです。
ソニー 完全ワイヤレスイヤホン WF-C510
世界的なブランドであるソニーの「WF-C510」は、高い技術力を背景にしたバランスの取れたサウンドが魅力。外音取り込み機能をONにすれば、駅のアナウンスや家族からの呼びかけにすぐ対応できます。
ノイズキャンセリング性能も優秀で、カフェなど人混みが多い場所でも音楽や動画の音声が聴き取りやすくなるでしょう。フィット感の良さや軽量性もこだわって設計されているため、耳が痛くなりにくく、日常使いにぴったりのモデルです。
QCY ArcBuds ワイヤレスイヤホン ノイズキャンセリング 45dBまで
「QCY ArcBuds」は、最大で45dBまでノイズを抑える高性能ノイズキャンセリング機能をアピールするモデルです。さらに、外音取り込みモードを切り替えることで、周囲の音を必要な分だけ確保できるのが便利。
通勤・通学からテレワークまで、シーンに合わせた活用がしやすいところが魅力です。スマートなデザインと軽量ボディで、ポケットやバッグに収納してもかさばりません。
外音と音楽を上手にミックスして快適なリスニング体験を楽しめるでしょう。
Donner ワイヤレスイヤホン Bluetooth 5.2対応
DonnerのワイヤレスイヤホンはBluetooth 5.2を採用し、遅延や接続不良を抑えながら使用できるモデルとして人気です。外音取り込み機能を活用することで、外出先でも車のクラクションや周りの会話を聞き逃さず安心。
ANC機能と組み合わせれば、オフィスやカフェの騒音を軽減し、集中力を高めることも可能です。見た目はシンプルながら、収納しやすい充電ケース付きで持ち運びやすさも考慮されています。
コスパが高いモデルを探している方におすすめです。
まとめ
外音取り込み機能付きイヤホンを使うと、音楽を聴いている間でも周りの音や人の声を簡単にキャッチできます。安全に配慮したいときや、作業中に家族と話したいときにとても役立ちます。
今回紹介したモデルは、どれもコスパが高く、生活シーンに合わせて選べるのがポイントです。たとえば、移動中に使うなら小型・軽量タイプがおすすめ。長時間装着しても疲れにくく、バッテリー持ちが良いモデルを選ぶと安心です。
また、仕事や勉強で使うなら、アプリ連携やカスタマイズ機能があるモデルが便利でしょう。自分の利用シーンを考えながら、最適なイヤホンを探してみてください。