イヤホン オーディオデバイス 用品

空間オーディオ対応イヤホンとは?設定方法やおすすめ商品10選も紹介

近年注目を集めている「空間オーディオ対応イヤホン」は、まるで映画館やコンサートホールにいるような立体的なサウンドを手軽に楽しめるのが魅力です。音が上下左右から包み込むように聞こえるため、これまでのイヤホンとは一味違う迫力を体感できます。

本記事では、空間オーディオの仕組みや設定方法をわかりやすく解説し、さらに人気ブランドやおすすめのイヤホン10選をご紹介。あなたにぴったりのイヤホン選びの参考に、ぜひお役立てください。

空間オーディオ対応イヤホンとは?

はてな

空間オーディオ対応イヤホンとは、まるで音に包まれているような立体的なサウンド体験を楽しめるイヤホンのことです。

一般的なイヤホンとの違いは、音が左右だけでなく前後や上下からも聞こえるように感じられる点にあります。この技術によって、コンサートホールや映画館でサラウンドを体感しているような迫力が得られます。

主な特徴としては、音の方向をしっかり感じられることや、頭の動きに合わせて音の位置が変わることなどが挙げられます。たとえばAppleのAirPodsシリーズは対応するコンテンツを再生すると、頭の向きに合わせて音場が変化し、より臨場感を味わえます。

ただし利用には対応デバイスが必要なので、購入前に確認することが大切です。

空間オーディオの設定方法を解説

アイデア/特徴

空間オーディオを楽しむには、まず対応イヤホンやデバイスを用意しましょう。

たとえばAppleのAirPods ProやAirPods Maxを使う場合、iPhoneやiPadの設定画面から「設定」→「Bluetooth」を開いて、イヤホン接続後の「i」マークをタップ。その中にある「空間オーディオ」をオンにするだけで体験できます。

また、「3Dオーディオ」や「ダイナミックヘッドトラッキング」を有効にすると、頭の向きに合わせて音が動く場合もあります。さらに、映画や音楽が空間オーディオ対応している必要があり、たとえばApple Musicでは「Dolby Atmos」と書かれた曲だと立体音響を楽しめます。

この設定を正しく行えば、まるで映画館やライブ会場にいるような臨場感を味わえるでしょう。

空間オーディオ対応イヤホンの人気ブランドを紹介

人気の空間オーディオ対応イヤホンブランドは、音質だけでなく使い勝手やデザインも様々です。多彩な機能や価格帯があるので、自分に合ったモデルを探すのがポイントになります。

ここでは、多くの人が注目する代表的なメーカーを3つ紹介します。

  • AirPods
  • Beats
  • sony

AirPods

ワイヤレスイヤホン

Appleが手がけるAirPodsシリーズは、iPhoneやiPadとの相性が抜群です。特にAirPods ProやAirPods Maxでは、対応する映像や音楽を再生すると頭の向きに合わせて音の位置が変わる「ダイナミックヘッドトラッキング」が魅力となります。

操作がシンプルなので、機械が苦手な人でも使いやすい点も人気の理由です。さらに、バッテリーの持ちが良く、ケースに入れて充電するだけで手軽に運用できます。

加えてiCloudを利用すれば、デバイス間での自動切り替えや紛失時の位置検索など便利な機能にも対応。アップルのエコシステムとの連携を重視するなら、AirPodsは最有力候補でしょう。

また、ノイズキャンセリング機能によって、周囲の音を低減しながら音楽を楽しめる点も大きな魅力です。

Beats

イヤホン

Beatsは、Appleの傘下となってからiPhoneやiPadとの連携が強化され、空間オーディオにも対応するモデルを展開しています。特徴は重低音の効いたサウンドで、音楽を迫力ある音質で聴きたい人にピッタリです。

たとえばBeats Fit ProやBeats Studio Budsなどは、耳へのフィット感も考慮され、運動中でも外れにくい設計になっています。さらに、簡単なペアリング手順やデバイス間の切り替えがスムーズに行える点も魅力です。

音楽ジャンルを問わずパワフルな音を楽しみたい方は、Beatsのイヤホンをチェックしてみましょう。ノイズキャンセリング機能搭載モデルも多く、街中や電車内でも集中して音楽に浸れます。

sony

ワイヤレスイヤホン

Sonyは日本を代表するオーディオブランドで、空間オーディオに対応した「360 Reality Audio」など、独自の技術開発にも力を入れています。ワイヤレスイヤホンの人気モデルとしては、WF-1000XM4が有名です。

高いノイズキャンセリング性能に加え、装着感の良さや長時間再生を実現している点が魅力。さらに、専用アプリを使って自分好みの音質や操作設定を細かくカスタマイズできるのもポイントです。

音楽配信サービスで360 Reality Audioを体験すれば、アーティストの声や楽器の位置関係がより立体的に感じられます。映画やゲームなど、幅広いコンテンツで没入感を楽しめるのがSony製イヤホンの強みといえるでしょう。

空間オーディオ対応イヤホンのおすすめ10選

以下では、空間オーディオに対応または対応が期待される10種類のイヤホンをわかりやすく紹介します。機能や使い勝手、デザインなどはそれぞれ違うので、自分の使い方に合ったモデルを選ぶ参考にしてみてください。

Apple AirPods Pro 2 ワイヤレスイヤーバッド


AirPods Pro 2は、頭の動きに合わせて音場が変化する「ダイナミックヘッドトラッキング」に対応し、臨場感あふれるサウンドを体験できます。最大6時間の連続再生が可能で、ケース併用時は合計30時間ほど使えるため、外出先でもバッテリー切れの心配が少ないです。

さらにAppleのデバイスとの連携機能が充実しているので、iPhoneやiPadで簡単に接続できるのも魅力です。

Apple AirPods 4 ワイヤレスイヤーバッド



2025年1月時点では正式発表されていませんが、今後の登場が予想される新世代AirPodsです。従来のAirPodsシリーズと同様に、空間オーディオ対応やシームレスなデバイス切り替えなどの機能が期待されています。

バッテリー持ちや音質面の向上が噂されており、正式情報が出た際には、さらなる進化が見込まれます。購入を検討する際は、最新の公式アナウンスを必ずチェックしましょう。

Beats Fit Pro – ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン



Beats Fit Proは、耳にフィットしやすいウイングチップデザインと重低音を強調したサウンドが特徴。ダイナミックヘッドトラッキングによる空間オーディオに対応しており、映画や音楽を迫力ある立体音響で楽しめます。

6時間の連続再生に加え、充電ケースを使うと合計最大24時間使用可能。さらに耐汗・防沫性能が備わっているため、ワークアウト中にも安心して使えます。

Beats Studio Buds + | ワイヤレスノイズキャンセリングイヤフォン



Beats Studio Buds +は、スタイリッシュなデザインとノイズキャンセリング機能を両立。空間オーディオ対応の映像や音楽を再生することで、左右だけでなく前後からも音に包まれる感覚を楽しめます。

約5時間の連続再生と、ケース込みで最大20時間程度の使用が可能。AppleデバイスだけでなくAndroidでも簡単に接続でき、幅広いユーザーに使いやすい点が魅力です。

ソニー 完全ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-SP800N



スポーツ向けに設計されているWF-SP800Nは、防滴仕様で汗や水しぶきに強く、ワークアウト時の使用に最適です。ノイズキャンセリング機能と360 Reality Audioに対応しているため、対応サービスで立体的なサウンドを楽しめます。

最大9時間の連続再生が可能で、ケース使用時は合計18時間ほど使えるので長時間の外出にも安心です。

ソニー 完全ワイヤレスイヤホン WF-XB700



WF-XB700は、重低音を重視した「EXTRA BASS」シリーズのモデル。空間オーディオ対応コンテンツを楽しむ場合は、専用アプリや音楽配信サービスで360 Reality Audioを活かせます。

連続再生は最大9時間と長めで、ケース併用時には合計18時間の使用が可能。シンプルな操作性と快適な装着感で、初めてのワイヤレスイヤホンとしてもおすすめです。

Bose QuietComfort Ultra Earbuds 完全ワイヤレス



BoseのQuietComfort Ultra Earbudsは、強力なノイズキャンセリング性能とクリアなサウンドが特徴。空間オーディオ対応コンテンツを再生すれば、広がりのある音場を体感できます。

約6時間の連続再生が可能で、ケースを使えばさらに複数回充電が行えます。通話品質も高く、テレワークやオンライン会議での利用にも適しています。

【VGP 2025 金賞】QCY MeloBuds Pro ワイヤレスイヤホン



QCY MeloBuds Proは、コストパフォーマンスの高さが魅力。VGP 2025で金賞を受賞しており、価格帯の割に音質や機能が充実しています。対応アプリでイコライザー設定を調整し、仮想サラウンドに近い音作りを体験することも可能。

連続再生は約7時間、ケース併用で最大30時間とバッテリー面も安心です。手軽に空間オーディオの雰囲気を味わいたい方に向いています。

Anker Soundcore Liberty 4(Bluetooth 5.3)



Ankerが展開するSoundcore Liberty 4は、Bluetooth 5.3に対応しており安定した通信が期待できます。ノイズキャンセリング機能と3Dサウンド機能を備え、映画や音楽の没入感を高めてくれます。

最大9時間の連続再生、ケース込みで合計28時間使用可能とバッテリーも優秀。価格と機能のバランスが良く、初心者から中級者まで幅広くおすすめです。

final (ファイナル) E500 カナル型 イヤホン



finalのE500は有線タイプのイヤホンですが、バイノーラル録音や空間オーディオ配信など立体音響を活かすコンテンツと合わせると、非常に自然な音場を体験できます。Eシリーズ特有の耳へのフィット感と、クリアでフラットな音質が特長。

ワイヤレスではありませんが、よりハイレゾ寄りの音源を高品質に聴きたい場合や、遅延の少ない環境を重視する方に向いています。

まとめ

ここまで紹介してきたように、空間オーディオ対応イヤホンを使えば、まるで映画館やコンサートホールにいるような臨場感を手軽に味わえます。基本的な流れは下記のとおりです。

  • 空間オーディオ対応のイヤホンとデバイスを準備
  • 設定画面から「空間オーディオ」や「3Dサウンド」をオン
  • 対応する音楽や映像を再生して体験

AppleのAirPodsやBeats、Sonyなどは人気が高く、それぞれ特徴的な音質やデザインが魅力です。また、Apple Musicの「Dolby Atmos」対応曲など、空間オーディオが活きるコンテンツを上手に活用すれば、普段のエンタメがより迫力あるものになるでしょう。

自分にぴったりの機種を選んで、より豊かなサウンド体験を楽しんでみてください。

-イヤホン, オーディオデバイス, 用品