タブレット

モニター代わりに使えるタブレットおすすめ10選!メリットや選び方も解説!

タブレットをモニター代わりに使えることをご存じですか?近年、リモートワークやオンライン授業が増える中で、複数の画面を使う需要が高まっています。しかし、新たにモニターを購入するのはコストがかかり、スペースも必要です。

そこで注目されているのが、手持ちのタブレットをサブモニターとして活用する方法です。タブレットは軽量で省スペースな上、アプリを使えば簡単にPCやMacと連携可能。

この記事では、タブレットをモニター代わりに使うメリット・デメリットや選び方を解説し、おすすめのタブレット10選も紹介します。

学生や初心者でもわかりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてください!

タブレットをモニター代わりに使うメリット

タブレットをモニターとして活用すると、コストを抑えられる上、場所を取らずに便利に使えるのが大きな魅力です。

ここでは、下記3つのメリットを分かりやすく解説します。

  • コストを抑えつつ既存のデバイスを活用できる
  • 省スペースでどこでも簡単に設置可能
  • 多用途で柔軟に使えるモニターとして活用できる

コストを抑えつつ既存のデバイスを活用できる

新しいモニターを購入すると1万円以上かかることが多いですが、すでにタブレットを持っていればそのまま活用でき、追加費用がほとんどかかりません。

具体例: Duet Displayなどのアプリは無料~数百円で利用可能。
比較例: 10インチのモニターを買うと約1万5,000円以上するのに対し、タブレットを使えば初期費用を大幅に節約できます。

特に学生やリモートワーカーには、低コストでモニターを追加できるのは大きなメリットです。

省スペースでどこでも簡単に設置可能

タブレットは軽量で薄いため、場所を取らず簡単に設置できます。また、専用のスタンドやホルダーを使えば、作業環境に応じた柔軟な配置が可能です。

: 狭い机でもタブレットなら簡単に置ける。
便利な活用シーン: 外出先のカフェや図書館で、PCとタブレットを使って作業することもできます。

さらに、モニターを使わないときは、タブレットとして動画視聴や電子書籍の閲覧にも使えるため、一石二鳥です。

多用途で柔軟に使えるモニターとして活用できる

タブレット

タブレットは単なるモニターとしてだけでなく、他の作業にも活用可能です。例えば、サブモニターとして使いながら、タブレットのメモ機能で会議の内容を書き留めたり、動画視聴を楽しんだりできます。

〈具体例〉
・Apple Pencilを使って手書きメモを取る。
・作業中にメールやチャットを確認するためのサブモニターとして活用。

また、タブレットを一時的に切り替えればゲームや動画の視聴も可能。作業以外の用途でも活躍する万能デバイスです。

タブレットをモニター代わりに使うデメリット

タブレットをモニターとして利用するのは便利ですが、いくつかの欠点もあります。使用前に注意点を知っておくことで、より快適に活用できます。

ここでは、下記3つのデメリットを解説します。

  • 画面サイズが小さいため作業内容に制限がある
  • 無線接続時に遅延や画質劣化が発生する可能性がある
  • 長時間使用するとバッテリーの消耗が早くなる

画面サイズが小さいため作業内容に制限がある

タブレット

タブレットの画面サイズは、通常8~12インチ程度が一般的です。一方、PC用のモニターは20インチ以上のものが多いため、比較すると表示できる情報量が限られます。

〈困る場面の例〉
・プログラミングでコードを大量に表示したい場合、スクロールが増える。
・表計算ソフトで多くのデータを確認する際に、すべてを一度に表示できない。
〈具体例〉
10.9インチのiPadを使用した場合、20インチモニターの約半分のサイズです。視認性や作業効率が落ちる可能性があります。

作業内容によっては、より大きなモニターの方が適している場合もあるので、用途を考えて判断しましょう。

無線接続時に遅延や画質劣化が発生する可能性がある

Wi-Fi

タブレットをモニターとして使用する場合、Wi-Fiを使った無線接続が一般的ですが、この方法には遅延や画質劣化のリスクがあります。

特に、動きの速い動画編集やゲームなどには不向きです。

〈問題が起きやすい条件〉
・Wi-Fiの速度が遅い(例えば、10Mbps以下)。
・他のデバイスも同じネットワークを使っていて、通信が混雑している。
〈具体例〉
動画再生中に音声と映像がずれる、マウスの動きに対する画面の反応が遅いなど。

この問題を回避するには、有線接続ができるアプリ(例: Duet Display)を選ぶと、より安定した使用感が得られます。

長時間使用するとバッテリーの消耗が早くなる

スマホ 充電 バッテリー

タブレットをサブモニターとして使用すると、画面表示や通信で多くの電力を消費します。そのため、バッテリーが早く減ってしまい、作業中に充電が必要になる場合があります。

〈バッテリー持ち時間の例〉
一般的なタブレット(バッテリー容量5000mAh)の場合、フル充電でも4~5時間程度で消耗することがあります。
〈対策〉
・作業中は電源に接続して使用する。
・モバイルバッテリーを用意しておく。

外出先で長時間使う場合は、充電環境があるかどうかも確認しておくことをおすすめします。

モニター代わりに使えるタブレットの選び方

タブレットをモニターとして使う場合、画面の大きさや接続方法などを考慮することで、より快適な使用感を得られます。

ここでは下記3つの選び方のポイントを解説します。

  • 画面サイズと解像度を確認して用途に合ったタブレットを選ぶ
  • 接続方法(有線か無線か)や互換性をチェックする
  • バッテリー容量や動作性能を重視して選ぶ

画面サイズと解像度を確認して用途に合ったタブレットを選ぶ

タブレットを選ぶ際、画面サイズと解像度は最も重要なポイントです。作業内容に応じて適切なサイズを選ぶことで快適さが大きく変わります。

小型サイズ(8〜10インチ): コンパクトで持ち運びが簡単。動画視聴や軽作業向き。
中型サイズ(10〜12インチ): 文字や画像が見やすく、一般的な作業に最適。
大型サイズ(12インチ以上): 大きな表や複数ウィンドウを扱いやすく、デザイン作業やマルチタスクに適している。

解像度については、フルHD(1920x1080)以上を基準にすると細部が見やすく、目の疲れも軽減できます。例えば、10.9インチのApple iPad(解像度2360x1640)は、作業にも動画視聴にも適したバランスの良い選択肢です。

接続方法(有線か無線か)や互換性をチェックする

タブレットをモニターとして使うには、PCやMacとの接続方法が重要です。有線と無線のどちらが適しているか確認しましょう。

・有線接続: 遅延が少なく、安定した接続が可能。例えば、Duet Displayを使えばUSBケーブルで簡単に接続できます。
無線接続: ケーブルが不要で設置が自由。Wi-Fi環境を利用するため、Spacedeskなどのアプリが便利。

また、互換性も確認が必要です。例えば、Apple製品を使う場合、MacとiPadはSidecar機能で簡単に連携できます。一方、WindowsとAndroidを組み合わせるならSpacedeskがおすすめです。

バッテリー容量や動作性能を重視して選ぶ

バッテリー

長時間の使用を考えるなら、バッテリー容量と動作性能も選び方のポイントです。例えば、5000mAh以上のバッテリーがあれば、サブモニターとしても長時間安心して使用できます。

また、CPUやメモリの性能が低いと動作が遅くなりがちなので注意が必要です。特に最新のアプリを快適に使うためには、少なくとも3GB以上のメモリと最新のOSを搭載したタブレットを選ぶと良いでしょう。

例えば、2022年発売のApple iPadは優れたバッテリー持続時間と処理速度を兼ね備えています。

タブレットをサブモニターとして使う方法

タブレットをサブモニターにする手順は簡単です。アプリの準備や接続設定を行うことで、作業効率をぐっと高められます。

ここでは、下記3つのSTEPに分けて順番に解説していきます。

  • STEP1: 必要なアプリやソフトウェアを準備する
  • STEP2: タブレットとPCまたはMacを接続する
  • STEP3: ディスプレイ設定を調整する

STEP1: 必要なアプリやソフトウェアを準備する

タブレットをサブモニターにするためには、専用のアプリが必要です。代表的な例として、Duet Display、Sidecar、Spacedeskがあります。これらは、タブレットとPCやMacを接続してモニターのように使えるようにするアプリです。

例えば、Duet Displayは有線接続に対応しており、遅延が少なく非常にスムーズに動作します。価格は約1,000円ほどですが、安定性を求める場合におすすめです。SidecarはApple製品同士で使える機能で、追加費用がかからないため、Macユーザーには便利です。

SpacedeskはWindowsとAndroidの組み合わせで利用されることが多く、無料で試すことができます。お使いのデバイスに合ったものを選んでインストールしましょう。

STEP2: タブレットとPCまたはMacを接続する

スマホ タブレット キーボード

アプリをインストールしたら、次はタブレットとPCを接続します。有線接続か無線接続を選ぶことができます。

有線接続の場合は、USBケーブルを使ってPCとタブレットをつなぎます。たとえば、Duet Displayを使う場合、ケーブルを接続してアプリを開くだけで簡単にタブレットがモニターとして機能します。無線接続を選ぶ場合、タブレットとPCを同じWi-Fiネットワークに接続する必要があります。

Spacedeskの場合、PC側のソフトウェアを起動し、タブレット側のアプリで接続先を選択するだけで設定が完了します。遅延が気になる場合は、有線接続を優先するのがおすすめです。

STEP3: ディスプレイ設定を調整する

最後に、PCやMacの設定画面からディスプレイの配置や解像度を調整します。

Windowsの場合、「設定 > システム > ディスプレイ」でタブレットをサブモニターとして設定します。画面の配置を左右や上下に合わせると、より快適に使えます。
Macの場合、「システム環境設定 > ディスプレイ」で、iPadをどの位置に配置するか選択できます。

例えば、PCの右側にタブレットを置いた場合、マウスを右にスライドさせると自然にタブレットに移動するよう設定するのがおすすめです。

タブレットをサブモニターとして使うときにおすすめのアプリ

タブレットをサブモニターとして使うには、専用アプリが必要です。これらのアプリは簡単にインストールでき、スムーズに接続してタブレットを活用できます。

ここでは、下記3つのアプリを紹介します。

  • Duet Display: 高い互換性と安定したパフォーマンスが魅力
  • Sidecar: Apple製品同士でシームレスに連携
  • Spacedesk: 無線接続で手軽に使用可能

Duet Display: 高い互換性と安定したパフォーマンスが魅力

Duet Displayは、iOSやAndroidのタブレットをサブモニターとして使えるアプリです。このアプリの特長は、USBケーブルを使った有線接続が可能で、遅延がほとんどないことです。

そのため、動画編集やグラフィックデザインのようなタイミングが重要な作業に適しています。

料金: 約1,000円前後(アプリ購入時)
・使い方: アプリをタブレットとPCの両方にインストールし、USBケーブルで接続するだけ。

例えば、WindowsとAndroidタブレットで使う場合でも安定して動作するため、初心者にもおすすめです。コストはかかりますが、スムーズなパフォーマンスを求めるなら最適な選択肢です。

Sidecar: Apple製品同士でシームレスに連携

Sidecarは、MacとiPadを連携するためのApple純正機能です。特別なアプリをインストールする必要はなく、iPadをWi-FiでMacと接続するだけで簡単に利用できます。

Apple製品同士の強力な互換性により、スムーズな動作が可能です。

料金: 無料(MacとiPadに標準搭載)
使い方: Macの「システム環境設定」から「ディスプレイ」を選び、Sidecar機能を有効にする。

例えば、イラスト制作にApple Pencilを使いたい場合、Macの画面をiPadに映して描画作業を行うことができます。Appleユーザーには最も手軽で便利な選択肢です。

Spacedesk: 無線接続で手軽に使用可能

Spacedeskは、Windows PCとAndroidタブレットの組み合わせで使える無料のアプリです。無線接続を使用するため、USBケーブルがなくてもどこでも使えます。

特に簡単な作業やサブモニターとして使いたい場合に適しています。

料金: 無料
使い方: PCにSpacedeskのソフトウェアをインストールし、タブレットに対応アプリをダウンロード。同じWi-Fiネットワークに接続するだけで設定が完了します。

無線接続のため、遅延が少し気になる場合がありますが、手軽さとコストの安さが魅力です。

モニター代わりに使えるタブレットおすすめ10選

タブレットはそのコンパクトさと多用途性から、モニター代わりに使うのに最適です。以下では、モニター用途としておすすめできる10種類のタブレットを詳しく紹介します。

ALLDOCUBE iPlay50 mini タブレット



ALLDOCUBE iPlay50 miniは、8.4インチのコンパクトサイズが特徴のタブレットです。解像度は1920×1200とフルHD対応で、クリアな画面表示が可能です。軽量で厚さもわずか7.5mmと持ち運びに優れており、外出先でのサブモニターとして最適です。

CPUはMediaTek製のクアッドコアを搭載し、日常的な作業には十分な性能を発揮します。また、バッテリー容量は4000mAhで、連続使用でも数時間持続します。コストパフォーマンスの高さから、予算を抑えたい方におすすめです。

【容量アップデート版 Android 13】HiGrace タブレット



HiGrace タブレットは、最新のAndroid 13を搭載した10インチのタブレットです。解像度は1280×800と控えめですが、日常の作業や動画視聴には十分対応できます。ストレージは64GBで、アプリやデータをしっかり保存可能。

さらに、拡張メモリに対応しているため、必要に応じて容量を増やせます。価格が1万円台とリーズナブルでありながら、最新OSと安定した性能を備えており、初めてのサブモニター利用にも適しています。

ASUS Chromebook クロームブック



ASUS Chromebookは、タブレットとPCの機能を兼ね備えたハイブリッド型デバイスです。10.1インチのディスプレイは解像度1920×1200で、作業用のサブモニターとして高い視認性を提供します。

Chrome OSを搭載しており、Googleサービスとの親和性が高いのが特徴です。軽量でバッテリー持続時間も10時間以上と長いため、リモートワークや外出先での使用に最適です。価格と性能のバランスが取れた一台です。

Zwide windows11 タブレットPC 10.5インチ



Zwide タブレットは、Windows 11を搭載した10.5インチのタブレットです。解像度は1920×1280で、鮮明な画質が魅力です。Windows OS搭載により、PCとの接続やソフトウェアの互換性が高く、サブモニターとしての使い勝手が良好です。

8GBメモリと256GBストレージを備えており、サブモニターだけでなくメイン端末としても活用できます。バッテリーは6000mAhと大容量で、長時間の作業でも安心です。

2022 Apple 10.9インチiPad (Wi-Fi, 64GB)



2022年モデルのiPadは、10.9インチのRetinaディスプレイを搭載し、解像度2360×1640で鮮明な表示が可能です。M2チップによる高性能な処理能力は、動画編集やマルチタスクにも対応します。

バッテリー持続時間は最大10時間と長く、Sidecarを使えばMacとの連携もスムーズです。Apple製品ならではの高品質なデザインと使いやすさで、クリエイティブな作業にも最適な選択肢です。

2021 Apple 10.2インチiPad (Wi-Fi, 64GB)



2021年モデルのiPadは、10.2インチのRetinaディスプレイを搭載し、解像度2160×1620で鮮明な画質を提供します。A13 Bionicチップを搭載しており、効率的な処理性能を発揮します。

Sidecar機能を利用すれば、Macと連携してサブモニターとして簡単に使用できます。価格が最新モデルより手頃であるため、高品質なiPadを予算内で手に入れたい方におすすめです。

CHUWI i5-10210Y UBook XPro 2023windows11



CHUWI UBook XProは、12インチの大画面を搭載し、解像度2160×1440で鮮明な表示が可能です。Windows 11を搭載しており、PCとの互換性が非常に高いのが特徴です。

CPUにはIntel Core i5-10210Yを採用し、8GBメモリと256GBのストレージを備えています。大画面と高性能を求める方に最適なタブレットで、動画編集やグラフィック作業にも対応できます。

【Android 15 タブレット初登場】TECLAST P50 AI



TECLAST P50は、最新のAndroid 15を搭載した10.1インチタブレットです。解像度は1920×1200で、フルHD画質の映像を楽しめます。AI機能を活用した効率的な操作が可能で、作業効率を高めるサポートも充実しています。

バッテリー容量は5000mAhで、連続使用でも安心です。コストパフォーマンスに優れ、最新技術を試してみたい方におすすめです。

2022 Apple 11インチiPad Pro (Wi-Fi, 128GB)



11インチiPad Proは、M2チップを搭載したAppleのハイエンドモデルです。Liquid Retinaディスプレイにより、解像度2388×1668の高精細な映像を提供します。

ProMotion技術による滑らかな動きは、動画編集やクリエイティブ作業に最適です。Sidecar機能を活用してMacと連携すれば、プロフェッショナルな作業環境を構築できます。

Lenovo IdeaPad Duet Chromebook ZA6F0019JP



Lenovo IdeaPad Duetは、タブレットとしてもノートPCとしても使える2-in-1デバイスです。10.1インチのディスプレイは解像度1920×1200で、鮮明な画質を提供します。

Chrome OSを搭載しており、Googleサービスとの連携がスムーズです。軽量かつバッテリー持続時間が10時間以上あるため、長時間の外出先での使用にも対応します。

まとめ

タブレットをモニター代わりに使う方法は、コストを抑えながら作業環境を充実させるのに役立ちます。特にリモートワークやオンライン授業が増える中で、手軽に作業効率を上げられる点が魅力です。

この記事では、タブレットをモニターとして使うメリットやデメリット、選び方、具体的な設定方法、さらにおすすめのタブレットやアプリを紹介しました。これらの情報を活用すれば、自分に合ったタブレットを選び、簡単にモニターとして活用できます。

初期費用を抑えたい方や限られたスペースで作業したい方にとって、タブレットは理想的な選択肢です。この記事を参考に、ぜひ快適な作業環境を整えてみてください!

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