近年、スマートフォンと並んで人気が高まっているのがタブレットです。中でも、7インチのタブレットはコンパクトで持ち運びやすく、手軽に使えるのが魅力です。スマホより画面が大きく、電子書籍やネット閲覧がしやすい一方で、大きなタブレットよりも軽く、片手でも操作しやすいのが特徴です。
また、価格が手頃なモデルが多く、初めてのタブレットとしても選びやすいでしょう。ただし、画面が小さいため作業や動画視聴には向かないことや、バッテリー持続時間や処理性能が控えめな点には注意が必要です。
この記事では、7インチタブレットのメリット・デメリット、選び方のポイント、人気メーカーの特徴を解説し、オススメのモデルも紹介します。自分に合ったタブレット選びの参考にしてください!
7インチタブレットの特徴

7インチタブレットは、画面サイズが約7インチ(17.8cm)の小型タブレットです。スマートフォンより大きく、一般的なタブレット(10インチ以上)よりコンパクトなサイズ感が特徴です。
主な特徴
✅ コンパクトで持ち運びやすい
・重さは約250g~350gで、500mlのペットボトルより軽いものもあります。
・カバンに入れても邪魔にならず、外出先でも使いやすいです。
✅ 片手で持てるサイズ
・スマホより画面が広いため、電子書籍やウェブ閲覧がしやすいです。
・片手でも操作しやすく、長時間使っても疲れにくいです。
✅ 価格が手頃
・安いモデルなら1万円以下で購入可能。
・高性能モデルでも2~3万円程度で入手できます。
どんな人に向いている?
用途 | 7インチタブレットの適性 |
---|---|
電子書籍の読書 | ◎ 持ちやすく読みやすい |
ネットやSNS | ◎ 画面がスマホより見やすい |
動画視聴 | △ 画面が小さく迫力に欠ける |
ゲーム | △ 軽いゲームならOK、高負荷ゲームは不向き |
仕事・学習 | △ 簡単な作業向き、キーボード操作は不便 |
このように、7インチタブレットは持ち運びやすさと手軽さを重視する人にぴったりのデバイスです。
7インチタブレットのメリット
7インチタブレットは、コンパクトで持ち運びやすく、使い勝手も良いことから、日常生活で便利に使えるアイテムです。ここでは、下記3つのメリットを詳しく解説します。
- 持ち運びやすく、手軽に使える
- 片手で操作しやすく、長時間でも疲れにくい
- 価格が手頃でコスパが良い
持ち運びやすく、手軽に使える

7インチタブレットは、スマートフォンより大きく、普通のタブレットより小さいので、持ち運びがとても楽です。重さも軽く、カバンに入れても邪魔になりません。
例えば、重さは250g〜350g程度で、500mlのペットボトルと同じくらいです。これにより、通学や通勤の際に気軽に持ち運べ、外出先でも簡単に使用できます。さらに、どこでも手軽に使えるため、カフェや公園などの屋外でもストレスなく操作可能です。
特徴
- 軽量・コンパクト:500mlペットボトルより軽い
- どこでも使いやすい:外出時に便利
- 持ち運びが簡単:カバンにすっぽり収まる
片手で操作しやすく、長時間でも疲れにくい

7インチタブレットは、スマートフォンと比べて画面が大きいため、ウェブ閲覧や電子書籍を読むのに便利ですが、サイズがコンパクトで片手でも操作がしやすいです。
例えば、片手で持ってスクロールしたり、文字を打ったりするのが簡単です。また、長時間使っても手が疲れにくいのも大きなメリットです。これにより、勉強や読書、SNSのチェックが長時間でも楽に行えます。
特徴
- 片手操作が簡単:片手でも安定して使える
- 疲れにくい:長時間の使用でも楽
- 勉強や読書に最適:疲れずに集中できる
価格が手頃でコスパが良い

7インチタブレットは、価格が手頃でコストパフォーマンスが非常に良いのも大きな魅力です。安いモデルなら1万円以下で購入でき、機能もしっかりと備えています。
例えば、AmazonのFireタブレットシリーズやLenovoのTab M7は、2万円以内で購入でき、性能と価格のバランスが取れています。これにより、初めてタブレットを買う人や、予算を抑えたい人にぴったりの選択肢です。価格が手ごろなため、学生や子ども向けにもおすすめです。
特徴
- 価格が安い:1万円〜2万円で購入可能
- コスパが高い:機能と価格のバランスが良い
- 初めてのタブレットにも最適:手軽に始められる
7インチタブレットのデメリット
7インチタブレットは便利ですが、いくつかのデメリットもあります。ここでは、下記3つのデメリットを解説します。
- 画面が小さく、作業や動画視聴には不向き
- バッテリー容量が小さめで長時間使用に不安
- スペックが控えめで高負荷のアプリには向かない
画面が小さく、作業や動画視聴には不向き

7インチタブレットの画面サイズは、スマートフォンより大きいですが、一般的なタブレットと比べると小さく感じることがあります。特に、長時間の作業や動画視聴には、目が疲れやすくなることがあります。
例えば、動画の細かい字幕や細部が見にくい場合があり、映画やドラマを楽しむには不便です。作業用には、文字や画像を大きく表示できる10インチ以上のタブレットが向いています。
特徴
- 画面サイズが小さい:7インチは少し小さめ
- 長時間の作業には不向き:目が疲れやすい
- 動画視聴に不便:細部が見づらい
バッテリー容量が小さめで長時間使用に不安

7インチタブレットは、そのコンパクトなサイズのためバッテリー容量が他の大きなタブレットに比べて小さめです。これにより、長時間の使用には向かない場合があります。
例えば、約3000mAh〜4000mAhのバッテリー容量では、ゲームや動画を連続で視聴すると、数時間以内にバッテリーが切れることがあります。バッテリーの持ちが重要な場合は、長時間使用可能なモデルを選ぶか、充電器を常に持ち歩くことをおすすめします。
特徴
- バッテリー容量が小さい:3000mAh〜4000mAh程度
- 長時間使用には不安:ゲームや動画視聴で早く減る
- 頻繁に充電が必要:外出時には充電器を持参
スペックが控えめで高負荷のアプリには向かない

7インチタブレットは価格が手頃ですが、その分、スペックも控えめです。CPUやメモリが低スペックな場合が多く、重いアプリやゲームには対応しづらいことがあります。
例えば、ハイグラフィックなゲームや動画編集アプリを使うと、動きが遅くなったり、フリーズすることがあります。高負荷のアプリを使いたい場合は、8インチ以上のタブレットを選んだ方がより快適に使えます。
特徴
- 低スペックのモデルが多い:軽い作業は得意でも重い作業には不向き
- 高負荷アプリには不向き:動作が遅くなる可能性がある
- ゲームや動画編集には制限がある:動作が不安定になることも
7インチタブレットの選び方
7インチタブレットは便利で使いやすいですが、選ぶときにはいくつかのポイントをしっかりチェックすることが大切です。ここでは、下記5つの選び方のポイントを解説します。
- 用途に合ったスペックをチェックしよう
- 画面の解像度と表示品質を確認する
- バッテリー持続時間を比較する
- 対応するOSやアプリの互換性を考慮する
- 価格とコストパフォーマンスを見極める
用途に合ったスペックをチェックしよう

7インチタブレットを選ぶ際に最も大切なのは、どんな用途で使いたいかです。例えば、ゲームや動画編集など重いアプリを使いたい場合は、CPUやメモリ(RAM)が高いモデルを選ぶと快適に使えます。逆に、インターネット閲覧やSNS、動画視聴程度なら、少しスペックが控えめでも問題ありません。
必要なスペック例
- 軽い作業:1GB~2GBのRAM、低いCPU(1.2GHz~1.5GHz)
- 重いアプリやゲーム:3GB以上のRAM、高性能CPU(2.0GHz以上)
画面の解像度と表示品質を確認する

画面の解像度や表示品質は、タブレットを使うときに重要なポイントです。解像度が高いほど、文字や画像がクリアに表示されます。
7インチのタブレットでは、最低でも1280×800ピクセル以上の解像度があると、見やすい画面になります。また、液晶の質も確認して、目が疲れにくいものを選びましょう。
推奨解像度
- 最小解像度:1280×800ピクセル
- より高解像度:1920×1080ピクセル以上(フルHD)
バッテリー持続時間を比較する

7インチタブレットはバッテリーの持ちが大きなポイントです。特に、外出先で長時間使う予定がある場合、バッテリーの持ちが良いモデルを選ぶことをおすすめします。
バッテリー容量が大きいほど長時間使用できるので、4000mAh以上のものが理想的です。また、実際の使用時間はメーカーによって異なるので、レビューや製品詳細を確認しましょう。
バッテリー容量の目安
- 短時間使用:2000mAh~3000mAh
- 長時間使用:4000mAh~5000mAh
対応するOSやアプリの互換性を考慮する

タブレットには主にAndroid、iOS(Apple)、Fire OSなど、さまざまなOSがあります。それぞれのOSには特徴があり、対応するアプリが異なるため、使用したいアプリが動作するかを事前に確認しておきましょう。
例えば、AndroidはGoogle Playから多くのアプリをダウンロードでき、Apple製品はApp Storeでのアプリが充実しています。
OSの特徴
- Android:Google Playで多くのアプリが使える
- iOS(Apple):高品質なアプリが多く、サポートが強い
- Fire OS:Amazonのサービスとの相性が良い、コストパフォーマンスが高い
価格とコストパフォーマンスを見極める

最後に、タブレットの価格とコストパフォーマンスをしっかりと比較しましょう。高性能なモデルは高価ですが、必要な機能だけを備えたモデルを選ぶことで、無駄な出費を抑えることができます。
価格だけで選ばず、自分の用途に合ったスペックと機能を考えた上で、コストパフォーマンスが良いものを選ぶことが大切です。
コストパフォーマンスの目安
- 低価格:5000円~1万円程度
- 高価格:1万円以上
7インチタブレットの人気メーカー
7インチタブレットには、多くのメーカーが独自の特徴を持ったモデルを提供しています。自分に合ったモデルを選ぶためには、各メーカーが提供する製品の特長や強みを知ることが大切です。
ここでは、下記3つのメーカーを紹介します。
- Amazon Fireシリーズ:低価格でエンタメ利用に最適
- Lenovo Tabシリーズ:シンプルで学習・ビジネスにも便利
- HUAWEI MediaPadシリーズ:洗練されたデザインと安定した性能
Amazon Fireシリーズ:低価格でエンタメ利用に最適

AmazonのFireシリーズは、価格が非常にリーズナブルで、エンタメ用途に最適な7インチタブレットを提供しています。Amazonのサービスとの連携が強いため、Prime VideoやKindleなどを快適に利用できます。
特に、子供向けのモデルもあり、教育や遊びに便利なコンテンツが豊富です。例えば、Amazon Fire 7は、コストパフォーマンスが高く、タブレット初心者や軽い使用にはぴったりです。
Lenovo Tabシリーズ:シンプルで学習・ビジネスにも便利

LenovoのTabシリーズは、シンプルで使いやすく、学習やビジネスにも適したモデルを多く提供しています。特に、Tab M7などは、メモリやストレージが十分で、インターネット閲覧や文書作成に便利です。
設計がシンプルで、持ち運びやすいため、学生やビジネスマンにも人気です。Lenovoタブレットは、バッテリーの持ちも良好で、長時間の使用にも向いています。
HUAWEI MediaPadシリーズ:洗練されたデザインと安定した性能

HUAWEIのMediaPadシリーズは、洗練されたデザインと安定した性能で知られています。特に、MediaPad T3 7は、コンパクトでありながら、しっかりとした処理能力を誇ります。ディスプレイのクオリティも高く、動画や画像を楽しむのに適しています。
また、Huaweiは、デザイン性に優れており、使っていて気分が良くなるタブレットが多いです。ビジネスシーンや個人のエンタメにも、安定したパフォーマンスを提供してくれます。
7インチタブレットおすすめ10選
7インチタブレットは、手軽に使えるコンパクトなサイズでありながら、さまざまな用途に適しています。ここでは、人気のモデルを紹介し、それぞれの特徴を詳しく解説します。
NEC 7型 Android タブレットパソコン LAVIE T0755
NECのLAVIE T0755は、7インチのコンパクトサイズながら、Androidを搭載しているため、Google Playストアのアプリを利用できます。処理速度も十分で、普段使いに適したスペックを持ち、家族全員が楽しめるタブレットです。
特に、軽量で持ち運びやすく、外出先でも快適に使えるため、学生や外回りの仕事をしている人におすすめです。画面解像度は1280×800ピクセルで、日常的な利用には十分な視認性を確保しています。
Lenovo タブレット Tab M7(7.0型WSVGA MediaTek MT8321)
LenovoのTab M7は、シンプルでコストパフォーマンスに優れた7インチタブレットです。解像度は1024×600ピクセルで、普段のインターネット利用や動画視聴に最適です。MediaTek MT8321プロセッサを搭載しており、軽いアプリケーションを使う分には快適に動作します。
加えて、3000mAhのバッテリーを搭載しており、長時間の使用にも耐えられます。この価格帯であれば、学生や子どもにぴったりのモデルです。
【整備済み品】 Apple iPad mini 4 Wi-Fi
AppleのiPad mini 4は、整備済み品としてコストを抑えつつ、iOSの機能を活用できる7インチタブレットです。解像度2048×1536ピクセルの高精細なディスプレイを搭載しており、動画視聴やウェブブラウジングに優れた体験を提供します。
Apple製品特有のスムーズな操作感を実感でき、iPadOSの最新機能にも対応しています。また、薄型軽量で持ち運びやすく、Appleファンには特におすすめです。
ファーウェイ MediaPad T3 7(スペースグレー)
HUAWEIのMediaPad T3 7は、7インチのコンパクトサイズながら高いパフォーマンスを提供します。解像度は1024×600ピクセルで、日常的な使用に十分な視認性を確保。スムーズな操作性を実現するため、Quad-coreプロセッサを搭載しており、軽いアプリや動画の再生には問題なく対応できます。
また、オーディオも高音質で、音楽や映画を楽しむことができます。さらに、スタイリッシュなデザインも魅力的です。
FFF タブレット 7インチ FM ラジオ チューナー搭載
FFFの7インチタブレットは、FMラジオチューナーが搭載されているユニークなモデルです。ラジオを聴きながらネットサーフィンを楽しんだり、音楽を流しながら作業することができます。解像度は1024×600ピクセルで、画面の視認性も良好。
操作感も軽快で、インターネットや動画視聴に最適です。バッテリーの持ちも良く、外出先での利用に向いています。日常的にラジオを利用したい人におすすめのモデルです。
【2023 NEW モデル 】タブレット 7インチ Wi-Fiモデル
2023年の新モデルであるこの7インチWi-Fiモデルは、最新のプロセッサと大容量バッテリーを搭載し、パフォーマンスが向上しています。解像度は1280×800ピクセルで、画面の美しさと視認性が大きなポイントです。
Wi-Fi接続でインターネットを利用し、ストリーミングやネットサーフィンも快適に行えます。持ち運びにも便利な軽量デザインで、学校や旅行にも適しています。
ONE-NETBOOK A1 ノートパソコン 7インチ エンジニア向け
ONE-NETBOOK A1は、7インチの小型ノートパソコンとして、エンジニアやプログラマー向けに設計されています。IntelのCeleronプロセッサを搭載し、軽いソフトウェアやプログラム開発に対応しています。
7インチという小型サイズでありながら、キーボードも備えており、タッチ操作と物理的な操作を使い分けることができます。サイズに制限はあるものの、コンパクトな作業環境を提供します。
Amazon Fire 7 キッズモデル (7インチ)
AmazonのFire 7キッズモデルは、子ども向けに特化したタブレットです。特に教育コンテンツやゲームが豊富に用意されており、親の管理機能が充実しています。解像度は1024×600ピクセルで、コンテンツを楽しむには十分な視認性を確保。
バッテリーの持ちが良く、長時間の利用でも安心です。子ども向けの頑丈なケースが付属しており、耐久性も高いのが特徴です。
キッズタブレット 4 コア HD 1960x1080
このキッズタブレットは、4コアのプロセッサとHD解像度1960×1080ピクセルの画面を備えており、視覚的な体験が非常に優れています。タブレットには、ゲームや教育アプリが充実しており、親の監視機能も組み込まれています。
子どもが使いやすいように、カラフルなデザインが特徴で、落としても壊れにくい頑丈なケースが付属しています。教育用途だけでなく、遊びの場面でも活躍します。
Z380M-WH16(ホワイト) ASUS ZenPad
ASUS ZenPad Z380Mは、7インチのコンパクトなタブレットで、1280×800ピクセルの高解像度ディスプレイを搭載しています。外出先での動画視聴やゲーム、ウェブ閲覧に最適で、処理性能も良好です。軽量で持ち運びやすく、学生や通勤・通学に便利なモデルです。バッテリーの持ちも良く、1日の使用に耐えるパフォーマンスを発揮します。シンプルなデザインで、一般的な用途に非常に使いやすいタブレットです。
まとめ
7インチタブレットは、コンパクトで持ち運びやすく、日常的な使用に便利なサイズです。特に、エンタメや軽い作業、学習用途に適しており、価格も手頃なためコストパフォーマンスが良い点が魅力です。
しかし、画面が小さいため、長時間の動画視聴や作業には少し不便に感じることもあります。また、バッテリー容量が小さめのモデルもあるので、長時間の使用には注意が必要です。選ぶ際は、用途に合わせてスペックや解像度、バッテリー持ちなどを確認しましょう。
特に、学習やエンタメに適したモデルが多く、Amazon FireやLenovo、HUAWEIなどが人気のメーカーです。自分の使いたい目的に合ったタブレットを選んで、快適に使いましょう。