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扇風機の電気代はいくら?1時間・1日・つけっぱなし1ヶ月を実額試算【DC/AC・エアコン比較】

「扇風機ってつけっぱなしにすると電気代が高いのでは」と気になっていませんか。結論からお伝えすると、扇風機の電気代は1時間あたり約0.5〜1.5円が目安です。1日8時間使っても約4〜10円、1ヶ月(8時間×30日)でも数百円程度に収まることが多く、家電の中では電気代がかなり安い部類に入ります。

とくにDCモーター搭載モデルなら消費電力が小さく、微風なら1時間あたり約0.1円と、つけっぱなしでも負担が小さいのが特徴です。エアコンと比べると扇風機の電気代はおおよそ20〜30分の1が目安とされています。

この記事では、電気代を自分の機種に当てはめて計算できる式と、AC/DCモーター別・風量別・つけっぱなし条件別の電気代を、単価31円/kWhを前提に実額で試算してご紹介します。数値は一般的な目安であり、機種や契約単価で変わる点はあらかじめご了承ください。

扇風機って一晩中つけっぱなしにすると、電気代がけっこうかかりそうで不安です……

それがそうでもないんですよ。扇風機は消費電力が小さいので、つけっぱなしでも月数十〜数百円が目安なんです。まずは実際の金額を一緒に見ていきましょう。

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結論:扇風機の電気代は1時間あたり約0.5〜1.5円が目安

電気代の目安を考える扇風機

扇風機の電気代は、一般的な家庭用モデルで1時間あたり約0.5〜1.5円が目安です。1日8時間使っても約4〜10円、1ヶ月(8時間×30日)でも約110〜300円程度に収まることが多く、DCモーターの微風であればさらに安く抑えられます。

1時間・1日・1ヶ月の電気代の早見まとめ

まずは風量の目安別に、1時間・1日(8時間)・1ヶ月(8時間×30日)の電気代の目安をまとめました。単価は31円/kWhで計算しています。

使い方の目安 消費電力の目安 1時間 1日(8時間) 1ヶ月(8時間×30日)
ACモーター・強風 約40W 約1.2円 約9.9円 約298円
ACモーター・弱風 約25W 約0.8円 約6.2円 約186円
DCモーター・強風 約15W 約0.5円 約3.7円 約112円
DCモーター・微風 約3W 約0.1円 約0.7円 約22円

※単価31円/kWh・消費電力は一般的な目安です。実際の金額は機種や契約している電気料金プランによって変わります。

扇風機の電気代が安い理由(消費電力が小さい)

扇風機の電気代が安いのは、そもそもの消費電力が小さいためです。エアコンやドライヤーが数百〜1000W以上を消費するのに対し、扇風機はACモーターでも約20〜50W、DCモーターなら約2〜20W程度にとどまります。

消費電力が小さければ、同じ時間使っても電気代は小さくなります。これが「扇風機はつけっぱなしでも安い」と言われる理由です。

扇風機の電気代の計算方法と料金単価の考え方

扇風機の電気代は、簡単な計算式で自分の機種の目安を出せます。ここでは計算式と単価の考え方、自分の扇風機の消費電力を確認する方法を順番に見ていきます。

電気代の計算式(消費電力W×時間×単価)

電気代は次の式で計算できます。

電気代(円)= 消費電力(W)÷ 1000 × 使用時間(h)× 電気料金単価(円/kWh)

たとえば消費電力40Wの扇風機を1時間使う場合、40 ÷ 1000 × 1 × 31 = 約1.2円となります。1000で割るのは、消費電力の単位W(ワット)を、電気料金の単位に使うkW(キロワット)へ換算するためです。

電気料金単価の目安(1kWhあたり約31円)

電気料金の単価は、この記事では1kWhあたり31円を目安として計算しています。これは家庭向けの電気料金の一般的な目安であり、契約している電力会社やプランによって上下します。

より正確に計算したい場合は、検針票やマイページに記載された「1kWhあたりの単価」を式に当てはめてください。単価はあくまで目安である点にご注意ください。

自分の扇風機の消費電力を確認する方法

自分の扇風機の消費電力は、本体背面や底面の定格ラベル(銘板)、または取扱説明書・メーカーの製品ページで確認できます。「消費電力 ○W」と記載されている数値がそれにあたります。

強・中・弱で消費電力が変わるモデルもあり、その場合は最大値(強運転時)が記載されていることが多いです。実際の使用時は弱運転のほうが消費電力は小さくなります。

DCモーターとACモーターで電気代はどれだけ違う?

DC/ACモーター別の1ヶ月電気代の比較図

扇風機の電気代は、モーターの方式によって大きく変わります。結論として、DCモーターはACモーターよりも消費電力が小さく、電気代を抑えやすいのが特徴です。ここではそれぞれの目安と比較表で違いを確認します。

▶ あわせてチェック:扇風機の人気おすすめ8選|DC/ACモーター・静音・省エネで選ぶ

ACモーター扇風機の電気代の目安

ACモーターは昔から広く使われている方式で、消費電力は強運転で約20〜50Wが目安です。仮に40Wとすると、1時間あたり約1.2円、1日8時間で約9.9円、1ヶ月(8時間×30日)で約298円が目安になります。

価格が手ごろな反面、DCモーターに比べると消費電力はやや大きめです。弱風にすれば消費電力は下がるため、電気代を抑えたいときは風量を落とすのが有効です。

DCモーター扇風機の電気代の目安

DCモーターは省エネ性に優れた方式で、消費電力は強運転でも約2〜20W程度、微風なら約2〜5W程度が目安です。強運転を15Wとすると、1時間あたり約0.5円、1日8時間で約3.7円、1ヶ月(8時間×30日)で約112円が目安になります。

▶ あわせてチェック:扇風機の選び方を徹底解説|DC・ACモーターの違いと部屋・置き場所別の選び分け

微風の3Wなら1ヶ月(8時間×30日)でも約22円と、ACモーターの強風に比べてかなり安く抑えられます。つけっぱなしにする時間が長い人ほど、DCモーターの省エネ効果が大きくなります。

DC/ACモーター別・風量別の電気代比較表

ACモーターとDCモーターを、強・弱(微風)の風量別に並べて比較しました。単価は31円/kWhで計算した目安です。

モーター×風量 消費電力の目安 1時間 8時間 24時間 1ヶ月(8時間×30日)
ACモーター・強風 約40W 約1.2円 約9.9円 約29.8円 約298円
ACモーター・弱風 約25W 約0.8円 約6.2円 約18.6円 約186円
DCモーター・強風 約15W 約0.5円 約3.7円 約11.2円 約112円
DCモーター・微風 約3W 約0.1円 約0.7円 約2.2円 約22円

※単価31円/kWh・消費電力は一般的な目安です。機種や契約単価によって金額は変わります。

扇風機をつけっぱなしにすると1ヶ月の電気代はいくら?

就寝時に扇風機を使う寝室
Photo: DesignFolly.com(CC BY-SA)

扇風機を一晩中や日中つけっぱなしにしても、電気代は思ったほど高くなりません。ここでは1日8時間×30日と、24時間×30日の2つの条件で、1ヶ月の電気代の目安を試算します。

1日8時間×30日使った場合の月額試算

就寝時や在宅時に1日8時間、これを30日続けた場合の1ヶ月の電気代の目安です。単価は31円/kWhで計算しています。

モーター×風量 消費電力の目安 1日(8時間) 1ヶ月(8時間×30日)
ACモーター・強風 約40W 約9.9円 約298円
ACモーター・弱風 約25W 約6.2円 約186円
DCモーター・強風 約15W 約3.7円 約112円
DCモーター・微風 約3W 約0.7円 約22円

※単価31円/kWh・消費電力は一般的な目安です。1日8時間の使用でも、1ヶ月あたり数十〜300円程度が目安になります。

24時間つけっぱなし(一晩中)にした場合の月額試算

丸1日つけっぱなしにして、これを30日続けた場合の1ヶ月の電気代の目安です。使用時間が3倍になるため、8時間の場合の約3倍が目安になります。

モーター×風量 消費電力の目安 1日(24時間) 1ヶ月(24時間×30日)
ACモーター・強風 約40W 約29.8円 約893円
ACモーター・弱風 約25W 約18.6円 約558円
DCモーター・強風 約15W 約11.2円 約335円
DCモーター・微風 約3W 約2.2円 約67円

※単価31円/kWh・消費電力は一般的な目安です。24時間つけっぱなしでも、DCモーターの微風なら1ヶ月約67円が目安です。

つけっぱなしでも安く抑えるならDCモーターの微風

つけっぱなしにする時間が長い人ほど、消費電力の差が電気代の差として大きく効いてきます。上の試算のとおり、24時間つけっぱなしでもDCモーターの微風なら1ヶ月約67円が目安で、ACモーターの強風(約893円)と比べると10分の1以下です。

就寝中や在宅中に長時間使いたい場合は、DCモーターの微風・弱風を活用すると、つけっぱなしでも電気代を最小限に抑えられます。

扇風機とエアコン・サーキュレーターの電気代を比較

扇風機とエアコンの1ヶ月電気代の比較図

扇風機の電気代は、エアコンやサーキュレーターと比べても安く抑えられます。ここでは他の家電との電気代の違いと、併用したときに電気代が下がるのかを見ていきます。

扇風機とエアコンの電気代の違い

扇風機とエアコンでは消費電力が大きく異なります。エアコンは冷房運転で数百〜1000W前後を消費するのに対し、扇風機は約2〜50W程度です。1時間あたりの電気代で比べると、扇風機はエアコンのおおよそ20〜30分の1が目安とされています。

家電 消費電力の目安 1時間 1ヶ月(8時間×30日)
扇風機(ACモーター強) 約40W 約1.2円 約298円
扇風機(DCモーター強) 約15W 約0.5円 約112円
サーキュレーター 約20〜40W 約0.6〜1.2円 約149〜298円
エアコン冷房(6畳向け) 約400W前後 約12円前後 約2,976円前後
エアコン冷房(18畳向け) 約600W前後 約18円前後 約4,464円前後

※単価31円/kWh・消費電力は一般的な目安です。エアコンの消費電力は室温・設定温度・機種で大きく変動するため、数値は参考値です。

扇風機とサーキュレーターの電気代の違い

サーキュレーターは扇風機と似た家電ですが、消費電力の目安は約20〜40Wと、扇風機と大きくは変わりません。1時間あたり約0.6〜1.2円が目安で、どちらも電気代の負担は小さい家電です。

サーキュレーターは直進性のある風で空気を循環させる用途、扇風機は体に風を当てて涼む用途と、役割が異なります。電気代よりも使い方で選ぶとよいでしょう。

エアコンと併用すると電気代は下がる?

扇風機やサーキュレーターをエアコンと併用すると、部屋の空気が循環して体感温度が下がりやすくなります。その分エアコンの設定温度を上げても涼しく感じられるため、結果的にエアコンの消費電力を抑えられることが期待できます。

扇風機自体の電気代は1時間あたり数十銭〜1円程度と小さいため、併用による扇風機の追加分よりも、エアコンの節約効果のほうが大きくなりやすいとされています。

古い扇風機と最新の扇風機で電気代はどれくらい変わる?

長く使っている古い扇風機は、多くがACモーターで消費電力が大きめです。最新のDCモーター機に買い替えると、消費電力が下がり電気代の節約につながります。ここでは年間でどれくらい差が出るかを試算します。

古いACモーター扇風機の電気代の目安

古い扇風機の多くはACモーターを採用しており、強運転時の消費電力は約40〜50Wが目安です。仮に45Wの扇風機を1日8時間、夏の約4ヶ月(120日)使うと、45 ÷ 1000 × 8 × 120 × 31 = 約1,339円が目安になります。

消費電力が大きいほど、使う時間が長い夏場は電気代がかさみやすくなります。

最新DCモーター扇風機に買い替えた場合の年間差額

最新のDCモーター機に買い替えると、微風〜弱風での消費電力は約3〜8W程度が目安です。仮に5Wで同じ1日8時間×120日使うと、5 ÷ 1000 × 8 × 120 × 31 = 約149円が目安になります。

扇風機 消費電力の目安 1シーズン(8時間×120日)の電気代
古いACモーター機(強風) 約45W 約1,339円
最新DCモーター機(微風〜弱風) 約5W 約149円
差額 約40W 約1,190円

※単価31円/kWh・消費電力は一般的な目安です。買い替えで1シーズンあたり約1,000円前後、電気代を抑えられる目安になります。使う時間が長いほど差は大きくなります。

扇風機の電気代を節約する5つの方法

複数の扇風機を使う部屋

扇風機はもともと電気代が安い家電ですが、使い方を少し工夫するとさらに節約できます。ここでは今日から実践できる5つの方法を紹介します。

風量は弱・リズム運転を活用する

扇風機の消費電力は風量で変わり、強より弱のほうが小さくなります。常に強風にせず、弱風やリズム(自動)運転を活用すると、快適さを保ちながら電気代を抑えられます。就寝時は弱風で十分涼しく感じられることが多いです。

DCモーター搭載の扇風機を選ぶ

これから買い替えるなら、消費電力の小さいDCモーター搭載モデルがおすすめです。ACモーター機に比べて電気代を大きく抑えられ、微風運転が細かくできる、静音性が高いといったメリットもあります。具体的な機種選びは、扇風機の人気おすすめ8選でDC/ACモーター別・静音・省エネの観点から比較して紹介しているので、あわせて参考にしてください。

タイマー機能で切り忘れを防ぐ

就寝時にタイマーを設定しておくと、必要な時間だけ運転して自動で止まるため、切り忘れによるムダな電気代を防げます。入眠までの1〜2時間だけ動かす使い方にすると、つけっぱなしよりも消費電力を抑えられます。

エアコンと併用して設定温度を上げる

扇風機でエアコンの風を循環させると体感温度が下がるため、エアコンの設定温度を1〜2℃上げても快適に過ごしやすくなります。扇風機の電気代は小さいので、エアコンの設定温度を上げることで全体の電気代を下げやすくなります。

電気料金プラン・電力会社を見直す

電気代は使用量だけでなく、契約している料金プランや電力会社の単価にも左右されます。夜間が安いプランや、単価の低い電力会社に見直すと、同じ使い方でも電気代を抑えられる場合があります。検針票の1kWhあたりの単価を確認し、他プランと比べてみるとよいでしょう。

扇風機の電気代に関するよくある質問(FAQ)

細かいところがまだ気になります。差しっぱなしやUSB扇風機はどうなんでしょう?

よくある疑問をまとめました。気になるところだけチェックしてみてくださいね。

Q. 扇風機をコンセントに差しっぱなしでも電気代はかかる?

A. 運転していない状態であれば、電気代はほとんどかかりません。ただしリモコン待機やタイマー機能を持つモデルは、ごくわずかな待機電力を消費することがあります。金額としては月数円程度が目安で、気にするほどの負担にはならないことが多いです。

Q. USB扇風機の電気代はいくら?

A. USB扇風機は消費電力が約2〜5W程度と小さく、電気代はごくわずかです。5Wで1日8時間、1ヶ月使っても約37円が目安になります。卓上で長時間使ってもほとんど負担にならない電気代です。

Q. 扇風機の強と弱で電気代はどれくらい違う?

A. 風量によって消費電力が変わるため、強より弱のほうが電気代は安くなります。たとえばACモーター機で強40W・弱25Wとすると、1ヶ月(8時間×30日)で強は約298円、弱は約186円が目安で、100円前後の差が出る計算です。こまめに弱風にすると節約になります。

Q. 扇風機を一晩中つけっぱなしにしても大丈夫?

A. 電気代の面では、一晩中つけっぱなしでも1晩あたり数円程度が目安のため負担は小さいです。ただし体を冷やしすぎないよう、弱風やリズム運転にする、直接体に当て続けないといった使い方がおすすめです。就寝時はタイマー併用も検討するとよいでしょう。

まとめ:扇風機は電気代が安く、DCモーターならさらに節約できる

扇風機の電気代は1時間あたり約0.5〜1.5円が目安で、1日8時間使っても1ヶ月約110〜300円程度に収まる、電気代の安い家電です。24時間つけっぱなしにしても、DCモーターの微風なら1ヶ月約67円が目安で、エアコンのおおよそ20〜30分の1の負担で済みます。

電気代をさらに抑えたいなら、弱風・リズム運転の活用、タイマーでの切り忘れ防止、エアコンとの併用、そしてDCモーター機への買い替えが有効です。省エネ機の具体的な選び方や製品比較は扇風機の人気おすすめ8選で紹介しているので、買い替えを検討している人はあわせてチェックしてみてください。

※本記事の電気代はすべて単価31円/kWhを前提とした目安です。消費電力や単価は機種・契約プランによって変わるため、正確な金額はお使いの機種の消費電力と検針票の単価で計算してください。

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