季節・空調家電 除湿・加湿

除湿機の種類4方式の違いを比較|特徴とメリットデメリットで選び方を解説

除湿機の種類は、大きく「コンプレッサー式」「デシカント式(ゼオライト式)」「ハイブリッド式」「ペルチェ式」の4方式に分かれます。結論からお伝えすると、梅雨から夏の部屋干しが目的ならコンプレッサー式、冬の結露対策が目的ならデシカント式が基本の選び方です。

方式が違うと、除湿の仕組みそのものが変わります。空気を冷やして水滴にする方式と、乾燥剤に湿気を吸わせてヒーターで飛ばす方式では、得意な季節も電気代も運転音も、室温が上がるかどうかも変わります。ここを知らずに買うと「冬はほとんど水が溜まらない」「音と熱で寝室に置けない」といった、使い始めてから気づく失敗につながります。

この記事では、まず4方式の違いを一覧の比較表で整理し、それぞれの仕組みとメリット・デメリットを順に解説します。そのうえで、商品ページに方式の記載が無いときに数値から見分ける手順、使う季節と置き場所で決める判断基準までまとめます。後半ではコンプレッサー式の標準クラス7選と、広い部屋向けの大容量タイプ4選も紹介します。

除湿機を買おうと思ったら「コンプレッサー式」「デシカント式」って書いてあって、何が違うのか全然わからないんだ。

ざっくり言うと「冷やして水にする」か「乾燥剤に吸わせる」かの違いだよ。前者は夏に強くて電気代が安い、後者は冬に強いけど電気代が高い。まずはこの1点だけ押さえれば大丈夫。

📖 目次(タップで開閉)

除湿機の種類は4方式|違いを一覧比較表でチェック

除湿機の種類4方式(コンプレッサー式・デシカント式・ハイブリッド式・ペルチェ式)の仕組みと除湿量・重量・価格帯の目安を並べた図解

除湿機の種類は、コンプレッサー式・デシカント式・ハイブリッド式・ペルチェ式の4方式です。このうち家庭用として広く流通しているのはコンプレッサー式とデシカント式の2つで、ハイブリッド式は両者を組み合わせた上位機、ペルチェ式は小型のサブ機という位置づけになります。

まずは全体像を一覧で押さえてください。この表の見方がわかれば、商品ページを見たときに「自分に合う方式かどうか」を数秒で判断できるようになります。

除湿機の種類ごとの違いがひと目でわかる比較表

4方式の特徴を、購入時に迷いやすい項目で横並びにしました。数値はいずれも一般的な家庭用モデルの目安レンジで、機種により異なります。

比較項目 コンプレッサー式 デシカント式 ハイブリッド式 ペルチェ式
仕組み 空気を冷やして結露させる 乾燥剤に吸わせヒーターで飛ばす 上記2方式を自動で切替 電子素子で冷却面を作り結露させる
得意な季節 梅雨〜夏(高温期) 秋〜冬(低温期) 通年 通年(能力は小さい)
除湿量の目安 1日5〜12L前後 1日5〜9L前後 1日6〜12L前後 1日0.2〜1L前後
電気代の傾向 安い(消費電力が小さい) 高い(ヒーター分が上乗せ) 季節により中間 安い(絶対量が小さい)
運転音の目安 約38〜50dB(圧縮機の音と振動あり) 約35〜45dB(送風音が中心) 約38〜50dB 約25〜35dB(ほぼ無音に近い)
室温上昇 小さい(おおむね1〜3℃) 大きい(おおむね3〜8℃) 運転モードによる ごく小さい
本体重量の目安 約7〜16kg 約5〜7kg 約12〜15kg 約1〜2kg
価格帯の目安 2〜5万円前後 1.5〜4万円前後 5〜10万円前後 5千〜1.5万円前後
向く場所 リビング・洗面所・部屋干し部屋 寒い脱衣所・北側の部屋・窓際 1台で通年使いたいリビング クローゼット・靴箱・押入れ

まず見るべきは「使う季節」と「置く場所」の2つです。夏の部屋干しが主目的で、家族の洗濯物をまとめて乾かしたいならコンプレッサー式。冬の窓際の結露やカビが気になるならデシカント式、という決め方で大きく外しません。

除湿機の種類は「冷やして水にする」「乾燥剤に吸わせる」の2系統で理解する

4方式と聞くと複雑に見えますが、除湿の原理は2系統しかありません。「空気を冷やして水滴に変える」系統と、「乾燥剤に湿気を吸着させる」系統の2つです。

コンプレッサー式とペルチェ式は前者、つまり冷やす系統です。冷えたコップの表面に水滴がつくのと同じ現象を、機械の中で意図的に起こして水を取り出します。冷やす力の作り方が、圧縮機(コンプレッサー)か電子素子(ペルチェ素子)かの違いです。

デシカント式は後者、乾燥剤の系統です。ゼオライトという吸湿性の高い素材に空気中の水分を吸わせ、そこにヒーターの熱を当てて水分を追い出し、冷やして水として回収します。

ハイブリッド式は、この2系統を1台に積んで自動で切り替える方式です。つまり新しい第3の原理があるわけではなく、「夏はコンプレッサー、冬はデシカント」という使い分けを機械が勝手にやってくれる仕組みと考えるとわかりやすくなります。

除湿機の種類選びでよくある後悔パターン

方式を知らずに買った人がつまずくポイントは、だいたい決まっています。先に知っておくだけで避けられるものばかりです。

1つ目は「安さで選んだら冬に動かない同然だった」というケースです。コンプレッサー式は室温が下がると除湿量が大きく落ちるため、暖房を入れていない冬の脱衣所や北側の部屋では、期待した量の水が溜まりません。

2つ目は「寝室に置いたら音と熱で眠れない」というケースです。コンプレッサー式は圧縮機の振動音が出ますし、デシカント式はヒーターで室温が上がります。同じ部屋にいながら長時間使うなら、音と室温上昇の両方を先に確認してください。

3つ目は「畳数が足りず洗濯物が乾かない」というケースです。適用畳数の表記は木造と鉄筋の2種類があり、木造のほうが数値は小さくなります。部屋干し用途では、部屋の広さだけでなく洗濯物の量に対して除湿量が足りているかを見る必要があります。

コンプレッサー式除湿機の仕組みと特徴|メリット・デメリット

明るい部屋で洗濯物を室内干ししている様子

コンプレッサー式は、現在の家庭用除湿機で最も流通している方式です。エアコンの除湿(ドライ)と同じ原理で、空気を冷やして水分を結露させて取り除きます。

結論としては、梅雨から夏の部屋干しがメイン用途なら、まずコンプレッサー式を第一候補にして問題ありません。除湿量が大きく、電気代も抑えやすいためです。

コンプレッサー式除湿機の仕組み|空気を冷やして結露させる

コンプレッサー式は、冷媒を圧縮・膨張させて冷たい熱交換器を作り、そこに湿った空気を通します。冷やされた空気は水分を抱えきれなくなり、熱交換器の表面に水滴として付着します。

これは、冷たい飲み物を入れたコップの外側に水滴がつくのとまったく同じ現象です。集まった水滴がタンクに落ち、乾いた空気だけが室内に戻されます。

冷やしてから戻すため、部屋の温度はほとんど上がりません。厳密には圧縮機が発する熱の分だけわずかに上昇しますが、体感で気になるレベルにはなりにくい方式です。

コンプレッサー式除湿機のメリット|除湿量が大きく電気代を抑えやすい

最大のメリットは、気温が高いほど除湿量が伸びることです。空気は温度が高いほど多くの水分を含めるため、湿度が高い梅雨や夏はコンプレッサー式の独壇場になります。

もう1つのメリットが消費電力の小ささです。1日6L前後の除湿量クラスで、コンプレッサー式の消費電力はおおむね150〜210W程度にとどまります。ヒーターを使わないため、同じ除湿量ならデシカント式より電気代を抑えやすくなります。

室温がほとんど上がらない点も、夏の部屋干しでは大きな利点です。洗濯物を干した部屋に人がいても、暑さで居られなくなることはまずありません。

コンプレッサー式除湿機のデメリット|運転音と冬の除湿力低下

デメリットは大きく3つあります。1つ目は圧縮機による運転音と振動です。カタログ値ではおおむね38〜50dB程度で、静かなオフィス程度の音量ですが、低い周波数の音と床への振動が伝わりやすく、就寝中は気になることがあります。

2つ目が、低い室温で除湿量が落ちることです。空気を冷やして結露させる方式なので、そもそも空気が冷えている冬は結露しにくくなります。暖房を入れていない冬の脱衣所や玄関では、カタログの除湿量を大きく下回ると考えてください。

3つ目は本体の重さです。圧縮機を積む構造上、標準クラスでも本体重量は7〜16kg程度になります。部屋から部屋へ頻繁に運ぶ使い方なら、キャスターやハンドルの有無を確認しておくと扱いやすくなります。

コンプレッサー式除湿機が向いている人・使う場所

コンプレッサー式が向いているのは、春から秋にかけて部屋干しをする機会が多い家庭です。家族の洗濯物をまとめて乾かす、浴室乾燥の代わりに使う、といった用途では除湿量の大きさがそのまま乾燥時間の短さになります。

置き場所としては、リビング・洗面所・脱衣所・ランドリースペースが定番です。運転音があるため、寝室で就寝中に使うなら静音モードの有無を必ず確認してください。

逆に向かないのは、暖房を使わない冬の部屋で結露対策をしたいケースです。この用途では次に紹介するデシカント式のほうが安定します。

デシカント式除湿機の仕組みと特徴|ゼオライト式との違いとメリット・デメリット

冬の窓ガラスに結露が付き、外は雪景色になっている様子

最初に混乱しやすい点を解消しておきます。「デシカント式」と「ゼオライト式」は同じ方式の別の呼び方で、性能上の違いはありません。デシカントは「乾燥剤」を意味する英語、ゼオライトはその乾燥剤に使われる素材名です。

▶ あわせてチェック:デシカント式除湿機とは|仕組み・電気代・向く季節をやさしく解説

メーカーによって表記が分かれているだけなので、どちらの表記を見ても「乾燥剤とヒーターで除湿するタイプ」と読み替えて問題ありません。

デシカント式除湿機の仕組み|乾燥剤(ゼオライト)とヒーターで水分を取る

デシカント式は、まず本体内部のゼオライト(乾燥剤)に空気中の水分を吸着させます。次にヒーターでゼオライトを温め、吸った水分を湿った空気として追い出します。

この湿った空気を熱交換器で冷やすと水滴になり、タンクに溜まります。乾燥剤は再び乾いた状態に戻るため、この吸着と加熱を繰り返して連続運転する仕組みです。

冷やす工程に頼らないので、室温が低くても除湿性能がほとんど落ちません。冬の窓際の結露や、暖房を入れない北側の部屋のカビ対策に強いのは、この構造のためです。

デシカント式除湿機のメリット|冬でも除湿でき軽くて動作音が小さい

最大のメリットは、季節を選ばない安定感です。室温が10℃前後まで下がっても除湿量がほぼ横ばいで、冬の結露対策や寒い時期の部屋干しで実力を発揮します。

本体が軽いことも利点です。圧縮機を積まないため、デシカント式の本体重量は5〜7kg前後が中心で、コンプレッサー式より2〜5kgほど軽いのが一般的です。片手で持ち上げて別の部屋へ移動する使い方がしやすくなります。

運転音も抑えやすい方式です。圧縮機の振動音が無く、音の主体が送風音になるため、同じ音量でも耳障りに感じにくい傾向があります。

デシカント式除湿機のデメリット|電気代の高さと室温上昇

デメリットは、ヒーターを使うことに由来する2点に集約されます。1つ目は消費電力の大きさです。同じ1日6L級の除湿量で比べると、デシカント式の消費電力はおおむね300〜700Wと、コンプレッサー式の2〜4倍程度になります。運転時間が長いほど電気代の差は開きます。

2つ目は室温上昇です。ヒーターの熱がそのまま室内に放出されるため、締め切った部屋で使うと室温が3〜8℃程度上がることがあります。冬はむしろ暖かくて快適ですが、夏場に同じ部屋にいながら使うのは現実的ではありません。

この2点があるため、デシカント式は「通年のメイン機」ではなく「寒い時期に強いサブ機」として選ばれることが多い方式です。

デシカント式除湿機が向いている人・使う場所

向いているのは、冬の結露やカビ対策を主目的にしている人です。窓際、押入れの前、北側の寝室など、暖房が届きにくく湿気がこもる場所で安定して働きます。

本体が軽いので、一人暮らしで収納場所が限られている場合や、洗面所と寝室で使い回したい場合にも扱いやすい方式です。

逆に向かないのは、夏場にエアコンをつけた部屋で長時間使うケースです。室温上昇でエアコンと打ち消し合い、電気代が二重にかさむ形になります。

ハイブリッド式・ペルチェ式除湿機の特徴|どんな人に向いている?

玄関に靴とコートが収納された明るい住まいの様子

残り2方式は、主要2方式の弱点を別の形で補うものです。ハイブリッド式は「季節による弱点をなくす代わりに価格とサイズを支払う」方式、ペルチェ式は「除湿量を捨てる代わりに小型・静音・低価格を取る」方式と整理できます。

どちらも役割がはっきりしているので、1台ですべてをまかなおうとせず、メイン機とサブ機の組み合わせで考えるほうが失敗しません

ハイブリッド式除湿機の仕組みと特徴|2方式を自動で切り替えて通年使える

ハイブリッド式は、コンプレッサー式とデシカント式の両方の機構を1台に搭載し、室温に応じて自動で切り替えます。気温が高い時期はコンプレッサー、気温が下がるとデシカント、という具合です。

結果として、夏は電気代を抑えつつ大量に除湿し、冬も除湿量が落ちません。1年を通して1台で完結させたい人にとっては理想的な方式です。

ただし等価交換があります。2つの機構を積むため、本体価格は同クラスのコンプレッサー式の2〜3倍にあたる5〜10万円前後、本体重量も12〜15kg程度になりがちです。設置スペースと予算に余裕があるかが判断の分かれ目になります。

ペルチェ式除湿機の仕組みと特徴|クローゼットや靴箱向けの小型タイプ

ペルチェ式は、電流を流すと片面が冷えるペルチェ素子を使い、その冷却面に結露させて水を集めます。圧縮機もヒーターも使わないため、本体を非常に小さく、静かに作れます。

▶ あわせてチェック:小型除湿機の選び方|クローゼット・下駄箱・寝室に合う除湿方式と使い分け

ここで期待値を正しく持つことが重要です。ペルチェ式の除湿量は1日0.2〜1L前後が中心で、部屋全体の除湿や衣類乾燥には力が足りません。数畳の部屋をまるごと乾かす用途には向かない、と割り切ってください。

その代わり、運転音は25〜35dB程度と静かで、本体重量も1〜2kg程度です。クローゼット、靴箱、押入れ、洗面台下といった閉じた狭い空間の湿気取りとしては、置き場所を選ばない扱いやすさが光ります。

ハイブリッド式・ペルチェ式が向いている人|メイン機とサブ機の使い分け

現実的な解として提案したいのが、1台で全部やらせない発想です。競合する用途を1台に背負わせると、必ずどこかで妥協が出ます。

たとえば、リビングと部屋干しにはコンプレッサー式の標準機を置き、クローゼットや靴箱にはペルチェ式の小型機を追加する、という組み合わせです。合計金額を抑えつつ、それぞれの場所に最適な性能を割り当てられます。

ハイブリッド式が向くのは、置き場所が1か所に固定されていて、そこで通年運転したい人です。逆に「夏しか使わない」「冬しか使わない」と用途が偏っているなら、価格差を考えると単一方式のほうが合理的です。

除湿機の種類の見分け方|カタログの数値から除湿方式を判別する

消費電力・本体重量・運転音・室温別の除湿量からコンプレッサー式とデシカント式を見分ける目安の比較図

商品ページに「コンプレッサー式」「デシカント式」と明記されていれば迷いませんが、通販サイトでは方式の記載が見当たらない商品も少なくありません。そこで役に立つのが、公開されている数値から方式を逆算する読み方です。

ここでは、除湿量の測定条件・室温による能力変化・消費電力と重量という3つの切り口から、方式を見分ける手順を整理します。

定格除湿量の測定条件(室温27℃・湿度60%)から実力を読み取る

まず前提として知っておきたいのが、カタログの定格除湿量は「室温27℃・湿度60%」という日本工業規格に基づく条件で測った値だという点です。1日6Lと書かれていても、それは真夏に近い条件下での数字です。

実際の使用環境がこの条件より低温・低湿であれば、除湿量は必ず下回ります。梅雨時の室温25℃前後・湿度70%台なら定格に近い値が出ますが、暖房を入れない冬の室温10℃台では話がまったく変わります。

なお製品によっては「最大除湿量」として、室温30℃・湿度80%という、より高温多湿の条件で測った数値を掲げているものもあります。同じ製品でも定格より2〜3割大きな数字になるため、比較するときは定格と最大のどちらの数値かを必ず揃えてください。

室温10℃・20℃・30℃で除湿量がどう変わるかの目安を方式別に比較

ここが競合サイトでは「冬は弱い」という定性的な表現で済まされがちな部分です。実際にどの程度落ちるのか、方式別の一般的な目安を表にしました。定格除湿量を100とした場合の相対値です。

▶ あわせてチェック:梅雨の除湿機の選び方|方式・除湿量・カビ対策と24時間運転のコツ

室温 コンプレッサー式の目安 デシカント式の目安 体感の目安
約30℃(真夏) 定格の100〜120%程度 定格の90〜100%程度 どちらも十分に水が溜まる
約20℃(春秋・暖房時) 定格の60〜80%程度 定格の90〜100%程度 コンプレッサー式は やや物足りなさが出る
約10℃(暖房なしの冬) 定格の30〜50%程度 定格の80〜100%程度 コンプレッサー式は半分以下まで低下
約5℃以下 霜取り運転が入り実質的に低下 定格の70〜90%程度 コンプレッサー式は実用外に近い

この表から読み取ってほしいのは、コンプレッサー式は室温20℃前後で定格の6〜8割、10℃以下では半分以下まで落ちることがあるという点です。冬の脱衣所で「思ったより水が溜まらない」と感じるのは故障ではなく、方式の特性通りの動きです。

逆にデシカント式は、低温でも8割前後を保ちます。冬に使う前提なら、カタログの除湿量が少し小さくても、デシカント式のほうが実際に取れる水は多くなる場合があります。

消費電力・本体重量・運転音の数値で除湿方式を見分ける目安

方式の記載が無い商品ページでも、スペック欄の数値を見れば高い確率で方式を推測できます。判別の目安は次の通りです。

判別する数値 コンプレッサー式の目安 デシカント式の目安 ペルチェ式の目安
除湿量1日6L級の消費電力 約150〜210W 約300〜700W 該当なし(除湿量が届かない)
本体重量 約7〜16kg 約5〜7kg 約1〜2kg
運転音の表記 約38〜50dB 約35〜45dB 約25〜35dB
除湿量の記載 1日5〜12L前後 1日5〜9L前後 1日0.2〜1L前後
特徴的なキーワード 冷媒・霜取り運転・圧縮機 ゼオライト・ヒーター・乾燥剤 静音・小型・USB電源

いちばん確実な判別軸は消費電力です。除湿量が同じくらいなのに消費電力が300Wを超えているならデシカント式、200W前後ならコンプレッサー式と考えて、ほぼ外れません。ヒーターを積んでいるかどうかが、そのまま数字に出るためです。

重量も有効な手がかりです。除湿量1日6L級で本体が6kgを切っているならデシカント式、10kg近いならコンプレッサー式である可能性が高くなります。

また「霜取り運転」「デフロスト」という語が仕様や取扱説明に出てくれば、冷却して結露させる方式である証拠です。逆に「ゼオライト」「乾燥ローター」という語が見えればデシカント式です。

商品ページに除湿方式の記載が無いときの確認方法

数値からの推測でも判断がつかない場合は、確認の順番を決めておくと早く解決します。

最初に見るのは、メーカー公式サイトの製品ページと取扱説明書のPDFです。通販サイトの説明が簡略でも、公式の仕様表には方式が明記されているのが通例です。型番で検索すれば大半は見つかります。

次に見るのが、消費電力と除湿量がセットで書かれた仕様表です。前項の目安に当てはめれば、方式の見当がつきます。

それでも不明な場合は、購入を見送るか、方式が明記された製品を選ぶほうが安全です。方式が書かれていない製品は、能力の測定条件も曖昧なことが多く、期待値のズレが起きやすくなります。

除湿機の種類の選び方|使う季節・置き場所・使い方で決める判断基準

使う季節・部屋の広さ・在室運転・タンク容量の順に除湿機の種類を絞り込む4ステップの図解

ここまでの内容を「あなたはこれ」という結論に変換します。判断軸は、使う季節・部屋の広さ・同室で使うか・手入れのしやすさの4つです。

▶ あわせてチェック:除湿機はクローゼットに置ける?小型おすすめ10選と正しい置き方・使い方

この4つを順に当てはめれば、方式と必要な能力が自動的に絞り込まれます。用途別のおすすめ機種選びに進む前に、まずこの判断基準を通してください。

使う季節で選ぶ|梅雨・夏中心か、冬の結露対策か、通年か

最も影響が大きいのが季節です。梅雨から夏の部屋干しが7割以上を占めるならコンプレッサー式、冬の結露とカビ対策が主目的ならデシカント式という分け方が基本になります。

年間を通じて安定して使いたい、季節ごとに置き場所を変えたくない、という場合はハイブリッド式が候補に入ります。ただし価格は同クラスのコンプレッサー式の2〜3倍になるため、稼働時間が長い家庭でなければ元は取りにくくなります。

迷ったときは、実際に使う予定の月を書き出してみてください。6〜9月が中心ならコンプレッサー式、11〜3月が中心ならデシカント式で、判断はほぼ固まります。

設置する部屋の広さで選ぶ|適用畳数(木造・鉄筋)と除湿量の目安

適用畳数の表記には落とし穴があります。多くの製品が「木造○畳/鉄筋○畳」と2種類を併記しており、鉄筋の数値は木造の約2倍になるため、必ず自宅の構造に合う側の数値で判断してください。木造住宅で鉄筋の数値を見てしまうと、能力が半分の機種を買うことになります。

部屋干し用途では、部屋の広さより洗濯物の量が効いてきます。除湿量の目安は次の通りです。

使い方 1回の洗濯物量の目安 必要な除湿量の目安 適用畳数の目安(木造)
一人暮らしの部屋干し 約2〜3kg 1日4〜5L前後 約5〜7畳
2人暮らしの部屋干し 約3〜4kg 1日5〜6L前後 約6〜8畳
家族4人分の部屋干し 約5〜6kg 1日6〜10L前後 約8〜13畳
広いリビング・地下室 約6kg以上 1日10L以上 約13畳以上
クローゼット・押入れ 該当なし 1日0.2〜1L前後 閉じた空間のみ

迷ったら1クラス上を選ぶのが安全です。除湿量に余裕があれば短時間で目標湿度に達し、そのぶん運転時間が短くなるため、結果的に電気代も抑えやすくなります。

同じ部屋にいながら使うかで選ぶ|室温上昇と運転音の許容ライン

見落とされやすいのが、在室したまま運転するかどうかです。ここを外すと「性能は十分なのに使わなくなる」という結果になります。

室温上昇の許容ラインから考えます。夏に同室で使うなら、室温が3〜8℃上がるデシカント式は現実的ではありません。夏の在室運転が前提なら、室温上昇が1〜3℃程度に収まるコンプレッサー式が事実上の一択です。

運転音は、寝室で使うかどうかが分かれ目です。図書館の静けさが40dB前後とされており、就寝中も使うなら静音モードで40dB以下に収まる機種を選んでください。コンプレッサー式は圧縮機の振動が床に伝わりやすいため、防振マットを敷くと体感が変わります。

日中の無人の部屋で回すだけなら、音も室温上昇も判断材料から外せます。その場合は除湿量と電気代だけで選んで問題ありません。

タンク容量・連続排水・お手入れのしやすさで選ぶ

最後の判断軸が、日々の運用のしやすさです。ここは性能表に出にくいぶん、使い始めてからの満足度に直結します。

タンク容量は、給水ならぬ「排水の頻度」を決めます。除湿量1日6L級でタンクが2L台なら、フル稼働だと1日2〜3回は水を捨てる計算になります。日中留守にする家庭では、満水で自動停止して除湿が止まってしまうため、タンクは3L以上あると安心です。

これを根本から解決するのが連続排水です。市販のホースを本体につないで排水口へ流せば、タンクを捨てる手間がゼロになります。洗面所や浴室の近くに置けるなら、対応機種を選ぶ価値は大きくなります。

お手入れは、フィルターの取り外しやすさと洗える素材かどうかを確認してください。フィルターが目詰まりすると除湿量そのものが落ちるため、2週間に1回程度の掃除を無理なく続けられる構造かが重要になります。

【コンプレッサー式】除湿機の人気おすすめ7選

ここからは実際の機種を紹介します。この区画は、梅雨から夏の部屋干しという最大の需要に対応する主流方式=コンプレッサー式の標準〜中容量クラスをまとめました。

先に正直にお伝えすると、今回紹介できる在庫はコンプレッサー式に限られており、デシカント式・ペルチェ式の具体的な機種は含まれていません。冬の結露対策やクローゼット用のサブ機を探している場合は、前半の解説パートの判断基準を持って各ストアで方式を確認してください。

順位 モデル名 定格除湿量 適用畳数(木造/鉄筋) タンク容量 本体重量 詳細
1位 CV-T71-W(シャープ) 6.3L/7.1L(50/60Hz) 8〜9畳/16〜18畳 2.5L 約9.6kg 見る
2位 CD-P63A3(W)(コロナ) 5.6L/6.3L(50/60Hz) 7〜8畳/14〜16畳 3.5L 約7.7kg 見る
3位 IJC-H65(アイリスオーヤマ) 5.5L/6.5L(50/60Hz) 7〜8畳/14〜16畳 2.5L 約9.4kg 見る
4位 CV-S71-W(シャープ) 6.3L/7.1L(50/60Hz) 8〜9畳/16〜18畳 2.5L 約9.6kg 見る
5位 EDC-H601(B)(山善) 5.0L/6.0L(50/60Hz) 6〜7畳/13〜14畳 約4.5L 約10.8kg 見る
6位 AJ-C48A-W(アイリスオーヤマ) 3.7L/4.8L(50/60Hz) 4.5〜6畳/9〜12畳 約1.8L 約7.3kg 見る
7位 IJC-J56(アイリスオーヤマ) 5.0L/5.6L(50/60Hz) 6〜7畳/13〜14畳 2.3L 約8.8kg 見る

第1位:CV-T71-W(シャープ)

第1位は、コンパクトな設置面積と1日7.1L(60Hz)の除湿量を両立したシャープの定番機です。本体幅30.3cm・奥行20.3cmと省スペースながら、木造8畳・鉄筋16畳まで対応し、賃貸のリビングや洗面所に置きやすいバランスの良さが光ります。

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック


CV-T71-W(シャープ)の基本情報

シャープの衣類乾燥除湿機シリーズの標準モデルです。方式はコンプレッサー方式で、梅雨から夏の部屋干しを主戦場に想定した設計になっています。

特徴はプラズマクラスター7000を搭載している点です。部屋干し時に発生しやすい生乾き臭に対して、除湿と同時に消臭方向の働きかけをします。

除湿時の運転音は40dB、ドライ時は36dBと公表されており、図書館の静けさとされる40dB前後に収まります。就寝中の使用も視野に入る水準です。

CV-T71-W(シャープ)の主要スペック

項目 内容
除湿方式 コンプレッサー方式
定格除湿能力 6.3L/日(50Hz)・7.1L/日(60Hz)
適用畳数(木造) 8畳(50Hz)・9畳(60Hz)
適用畳数(鉄筋) 16畳(50Hz)・18畳(60Hz)
タンク容量 2.5L
消費電力(除湿時) 205W(50Hz)・210W(60Hz)
運転音 除湿時40dB/ドライ時36dB
本体サイズ 幅303×奥行203×高さ524mm
質量 約9.6kg
主な機能 プラズマクラスター7000/衣類乾燥/タイマー/満水自動停止

CV-T71-W(シャープ)の口コミ

Web上では「設置面積が小さく、洗面所に置いても邪魔にならない」「部屋干しの生乾き臭が気にならなくなった」と、省スペース性と消臭面を評価する声の傾向が見られます。

一方で「タンクが2.5Lなので梅雨時は1日2回は捨てる」という声の傾向もあります。留守が多い家庭では、連続排水を併用するか、次に紹介するタンク容量が大きい機種のほうが運用しやすくなります。

第2位:CD-P63A3(W)(コロナ)

第2位は、国内生産にこだわるコロナの定番モデルです。タンク容量3.5Lで約13〜15時間の連続運転ができ、水を捨てる手間が少ない点が、日中留守にする家庭で支持されています。

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック


CD-P63A3(W)(コロナ)の基本情報

コロナの衣類乾燥除湿機の中でもロングセラーとなっているシリーズです。日本国内で生産されており、シンプルな操作系と堅実な作りが特徴です。

約2kgの洗濯物を約130分で乾燥させる目安が公表されており、一人暮らしから2人暮らしの部屋干しにちょうど合う能力設定になっています。

本体重量が約7.7kgと、同クラスのコンプレッサー式の中では軽めです。洗面所と居室を行き来する使い方でも扱いやすくなっています。

CD-P63A3(W)(コロナ)の主要スペック

項目 内容
除湿方式 コンプレッサー式
定格除湿能力 5.6L/日(50Hz)・6.3L/日(60Hz)
適用畳数(木造) 7畳(50Hz)・8畳(60Hz)
適用畳数(鉄筋) 14畳(50Hz)・16畳(60Hz)
タンク容量 3.5L
消費電力 160W(50Hz)・180W(60Hz)
本体サイズ 幅220×奥行330×高さ515mm
質量 約7.7kg
衣類乾燥時間の目安 約130分(洗濯物2kg)
主な機能 切タイマー/衣類乾燥/満水自動停止/日本生産
運転音 ※各ストアのリンクで確認

CD-P63A3(W)(コロナ)の口コミ

Web上では「タンクが大きく、朝セットして夜まで放っておける」「機能がシンプルで説明書を読まなくても使える」と、運用の手軽さを評価する声の傾向が見られます。

一方で「運転音は静かとは言えない」という声の傾向もあります。就寝中に同室で使うより、日中の部屋干しや無人の脱衣所で回す使い方のほうが向いています。

第3位:IJC-H65(アイリスオーヤマ)

第3位は、上下に動くオートルーバーを備えたアイリスオーヤマの衣類乾燥除湿機です。ルーバーが自動で首を振り、洗濯物の広い範囲に風を当てられるため、まとめ干しでも乾きムラが出にくいのが強みです。

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック


IJC-H65(アイリスオーヤマ)の基本情報

アイリスオーヤマの衣類乾燥除湿機の中位モデルです。除湿乾燥・衣類乾燥・寝具乾燥などのモードを備え、季節や用途で使い分けられます。

湿度センサーを搭載しており、設定した湿度に達すると運転を調整します。オートオフタイマーは2時間・4時間・8時間から選べます。

電源コードは1.8mと長めで、コンセントの位置に左右されにくい点も日常使いでは効いてきます。

IJC-H65(アイリスオーヤマ)の主要スペック

項目 内容
除湿方式 コンプレッサー式
定格除湿能力 5.5L/日(50Hz)・6.5L/日(60Hz)
適用畳数(木造) 7畳(50Hz)・8畳(60Hz)
適用畳数(鉄筋) 14畳(50Hz)・16畳(60Hz)
タンク容量 2.5L
消費電力 約162W(50Hz)
本体サイズ 幅319×奥行204×高さ535mm
質量 約9.4kg
電源コード長 1.8m
主な機能 オートルーバー/湿度センサー/オートオフタイマー(2・4・8時間)/モード切替

IJC-H65(アイリスオーヤマ)の口コミ

Web上では「ルーバーが動くので洗濯物全体に風が当たる」「価格のわりに除湿量が大きい」と、コストパフォーマンスを評価する声の傾向が見られます。

一方で「本体が9kg超で、階をまたぐ移動は少し重い」という声の傾向もあります。設置場所をある程度固定して使う前提なら気になりにくい点です。

第4位:CV-S71-W(シャープ)

第4位は、第1位のCV-T71-Wと同じコンパクト設計を持つシャープの前世代モデルです。ほぼA4サイズの設置面積で1日7.1L(60Hz)の除湿量を確保しており、性能を落とさず価格を抑えたい場合の有力な選択肢になります。

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック


CV-S71-W(シャープ)の基本情報

シャープのコンパクトタイプ除湿機です。設置面積を抑えつつ、木造8畳・鉄筋16畳(50Hz)に対応する除湿量を確保しています。

衣類乾燥の自動運転モードを備え、乾き具合を見て自動で運転を終了します。切り忘れによる無駄な運転を避けたい人に向いた機能です。

プラズマクラスター7000を搭載し、部屋干し臭への対策も同時に行えます。

CV-S71-W(シャープ)の主要スペック

項目 内容
除湿方式 コンプレッサー方式
定格除湿能力 6.3L/日(50Hz)・7.1L/日(60Hz)
適用畳数(木造) 8畳(50Hz)
適用畳数(鉄筋) 16畳(50Hz)
タンク容量 2.5L
消費電力(除湿時) 約180〜205W
運転音 約36〜40dB
本体サイズ 幅303×奥行203×高さ524mm
質量 約9.6kg
主な機能 プラズマクラスター7000/衣類乾燥自動運転モード/満水自動停止

CV-S71-W(シャープ)の口コミ

Web上では「A4サイズの設置面積で置き場所に困らない」「自動で止まるので消し忘れがない」と、省スペース性と自動運転を評価する声の傾向が見られます。

一方で「洗濯物が多い日は乾き切るまで時間がかかる」という声の傾向もあります。家族4人分をまとめて干すなら、後半で紹介する大容量タイプのほうが余裕を持てます。

第5位:EDC-H601(B)(山善)

第5位は、タンク容量約4.5Lとキャスターを備えた山善のモデルです。大容量タンクとキャスターの組み合わせで、水捨ての頻度と移動の負担を同時に減らせるのが特徴で、洗面所と居室を行き来する使い方に向きます。

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック


EDC-H601(B)(山善)の基本情報

山善の衣類乾燥除湿機です。ダークグレーの落ち着いた外観で、生活感が出にくい点も選ばれる理由になっています。

湿度設定は40〜70%の範囲を5%刻みで指定でき、ルーバーは90度の範囲で動きます。衣類モードを選べば、部屋干しに合わせた風の当て方に切り替わります。

キャスターが標準で付くため、約10.8kgという重量のわりに移動は苦になりません。

EDC-H601(B)(山善)の主要スペック

項目 内容
除湿方式 コンプレッサー式
定格除湿能力 5.0L/日(50Hz)・6.0L/日(60Hz)
適用畳数(木造) 6畳(50Hz)・7畳(60Hz)
適用畳数(鉄筋) 13畳(50Hz)・14畳(60Hz)
タンク容量 約4.5L
消費電力 約210W
本体サイズ 幅290×奥行250×高さ500mm
質量 約10.8kg
湿度設定範囲 40〜70%(5%単位)
主な機能 衣類モード/切タイマー/キャスター付き/ルーバー可動90度

EDC-H601(B)(山善)の口コミ

Web上では「タンクが大きくて水捨てが1日1回で済む」「キャスターで部屋間の移動が楽」と、日々の運用のしやすさを評価する声の傾向が見られます。

一方で「本体サイズがやや大きめ」という声の傾向もあります。設置スペースが限られる場合は、幅29cm・奥行25cmという寸法を先に測っておくと安心です。

第6位:AJ-C48A-W(アイリスオーヤマ)

第6位は、幅24.4cm・高さ36.8cmと本記事で最も小柄なアイリスオーヤマのモデルです。本体約7.3kgで消費電力140Wと軽量・省電力にまとまり、一人暮らしや脱衣所のピンポイント除湿に扱いやすい一台です。

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック


AJ-C48A-W(アイリスオーヤマ)の基本情報

アイリスオーヤマのコンパクトタイプです。上下約90度に動く自動ルーバーを備え、小型ながら洗濯物へ風を届けやすい設計になっています。

連続排水に対応しており、直径11mmの市販ホースをつなげばタンクの水捨てが不要になります。脱衣所など排水口が近い場所では、この対応が効いてきます。

風量は弱・強の2段階、切タイマーは1〜8時間の範囲で設定できます。

AJ-C48A-W(アイリスオーヤマ)の主要スペック

項目 内容
除湿方式 コンプレッサー式
定格除湿能力 3.7L/日(50Hz)・4.8L/日(60Hz)
適用畳数(木造) 4.5畳(50Hz)・6畳(60Hz)
適用畳数(鉄筋) 9畳(50Hz)・12畳(60Hz)
タンク容量 約1.8L
消費電力 約140W
本体サイズ 幅244×奥行191×高さ368mm
質量 約7.3kg
風量切替 2段階(弱・強)
主な機能 自動ルーバー(上下約90度)/切タイマー1〜8時間/連続排水対応(直径11mmホース)

AJ-C48A-W(アイリスオーヤマ)の口コミ

Web上では「小さくて置き場所に困らない」「消費電力が小さく電気代が気にならない」と、サイズと省電力を評価する声の傾向が見られます。

一方で「タンクが1.8Lなのですぐ満水になる」という声の傾向もあります。長時間の運転が前提なら、連続排水を併用する使い方が現実的です。

第7位:IJC-J56(アイリスオーヤマ)

第7位は、除湿量1日5.6L(60Hz)の標準クラスをシンプルにまとめたアイリスオーヤマのモデルです。運転音44dBという数値が公表されており、音の目安を確かめてから買える点は、寝室や在室運転を検討する人にとって判断材料になります。

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック


IJC-J56(アイリスオーヤマ)の基本情報

アイリスオーヤマの衣類乾燥除湿機のスタンダードモデルです。木造7畳・鉄筋14畳(60Hz)までをカバーし、一人暮らしから2人暮らしの部屋干しに合う能力です。

タンク容量は2.3Lで、除湿量とのバランスを考えると1日1〜2回程度の水捨てが目安になります。

操作系が簡潔で、必要な機能に絞られているぶん、価格を抑えたい場合の候補として選びやすい構成です。

IJC-J56(アイリスオーヤマ)の主要スペック

項目 内容
除湿方式 コンプレッサー式
定格除湿能力 5.0L/日(50Hz)・5.6L/日(60Hz)
適用畳数(木造) 6畳(50Hz)・7畳(60Hz)
適用畳数(鉄筋) 13畳(50Hz)・14畳(60Hz)
タンク容量 2.3L
消費電力 140W(50Hz)・165W(60Hz)
運転音 約44dB
質量 約8.8kg
主な機能 衣類乾燥/満水自動停止/タイマー

IJC-J56(アイリスオーヤマ)の口コミ

Web上では「必要十分な機能で価格が抑えられている」「梅雨時の部屋干しが目に見えて早くなった」と、価格と実用性のバランスを評価する声の傾向が見られます。

一方で「運転音は静音とまでは言えない」という声の傾向もあります。44dBという公表値は静かな事務所程度で、就寝中の同室使用では気になる人もいる水準です。

【大容量・パワフルタイプ】広い部屋向け除湿機の人気おすすめ4選

ここからは、リビング全体や地下室、洗濯物が多い家庭に向けた1日10L超クラスをまとめます。除湿量に振り切ったモデルなので、標準クラスとは選ぶ基準が変わります。

▶ あわせてチェック:一人暮らしに除湿機は必要か?いらない人の特徴とエアコン除湿との違い

先に等価交換をお伝えしておくと、大容量機は本体重量が11〜16kg前後と重く、運転音も大きくなりやすいのが一般的です。置き場所を固定できるか、在室したまま使わない運用にできるかを、前半の判断基準に照らして確認してください。

順位 モデル名 除湿量 タンク容量 消費電力 本体重量 詳細
1位 CM-T100-W(シャープ) 9.0L/10L(50/60Hz) 2.5L 245W/290W 約12.5kg 見る
2位 ウルトラ除湿 79800016(タンスのゲン) 最大35L/日 5.5L 423W/510W 約15.5kg 見る
3位 コンプレッサー式除湿機 12L/日モデル(Boweer) 最大12L/日 2.2L ※各ストアのリンクで確認 ※各ストアのリンクで確認 見る
4位 業務用コンプレッサー式除湿機(AEOCKY) 最大36L/日 5.5L ※各ストアのリンクで確認 ※各ストアのリンクで確認 見る

第1位:CM-T100-W(シャープ)

第1位は、除湿と冷風を1台でこなすシャープのモデルです。1日10L(60Hz)の除湿量に加えて、室温より約10℃低い風を送れるため、夏の洗面所や脱衣所で「除湿しながら涼む」という使い方ができます。

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック


CM-T100-W(シャープ)の基本情報

シャープの冷風・衣類乾燥除湿機です。コンプレッサー方式の除湿に加え、除湿した空気を冷やして送り出す冷風機能を備えます。

木造13畳〜鉄筋25畳(60Hz)に対応し、リビングでの部屋干しにも余裕を持って使える能力です。洗濯物2kgの乾燥時間は約120分が目安とされています。

プラズマクラスター7000も搭載しており、部屋干し臭への対策を同時に行えます。

CM-T100-W(シャープ)の主要スペック

項目 内容
除湿方式 コンプレッサー方式
定格除湿能力 9.0L/日(50Hz)・10L/日(60Hz)
適用畳数の目安 木造13畳〜鉄筋25畳(60Hz)
タンク容量 2.5L
消費電力(除湿時) 245W(50Hz)・290W(60Hz)
運転音(除湿時) 強49dB(50Hz)/50dB(60Hz)・弱40dB
冷風 室温比 約-10℃
質量 約12.5kg
衣類乾燥時間の目安 約120分(洗濯物2kg)
主な機能 冷風/プラズマクラスター7000/衣類乾燥/満水自動停止

CM-T100-W(シャープ)の口コミ

Web上では「夏の脱衣所で冷風が効いて快適」「除湿量が大きく洗濯物が早く乾く」と、冷風機能と除湿力を評価する声の傾向が見られます。

一方で「強運転にすると音が大きい」という声の傾向もあります。公表値でも強運転時は約50dBなので、就寝中の同室使用は弱運転が前提になります。

第2位:ウルトラ除湿 79800016(タンスのゲン)

第2位は、最大35L/日という家庭用としては突出した除湿量を持つモデルです。タンク容量5.5Lと連続排水の併用で、地下室や広いリビングの湿気を一気に落とす用途に向く大型機です。

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック


ウルトラ除湿 79800016(タンスのゲン)の基本情報

タンスのゲンのコンプレッサー式大容量モデルです。除湿量35L/日は、環境温度30℃・湿度80%という高温多湿条件での最大値として公表されています。

対応面積は60Hzで木造29畳・鉄筋58畳と広く、通常の居室であれば能力が不足することはまずありません。

キャスターが付いており、約15.5kgの本体でも床の上を転がして移動できます。

ウルトラ除湿 79800016(タンスのゲン)の主要スペック

項目 内容
除湿方式 コンプレッサー式
最大除湿量 35L/日(環境温度30℃・湿度80%時)
適用畳数(木造) 26畳(50Hz)・29畳(60Hz)
適用畳数(鉄筋) 52畳(50Hz)・58畳(60Hz)
タンク容量 5.5L
消費電力 423W(50Hz)・510W(60Hz)
質量 約15.5kg
移動 キャスター付き
主な機能 衣類乾燥/連続排水/満水自動停止
運転音 ※各ストアのリンクで確認

ウルトラ除湿 79800016(タンスのゲン)の口コミ

Web上では「水の溜まる速さが今までの除湿機と違う」「広いリビングでも短時間で湿度が下がる」と、除湿量の大きさを評価する声の傾向が見られます。

一方で「消費電力が大きく、つけっぱなしにはしにくい」という声の傾向もあります。公表値でも423〜510Wと標準クラスの2倍以上なので、目標湿度に達したら止める運用が現実的です。

第3位:コンプレッサー式除湿機 12L/日モデル(Boweer)

第3位は、最大12L/日・鉄筋30畳対応のコンプレッサー式です。4つの運転モードと24時間タイマー、連続排水ホースが揃い、置きっぱなし運用の自由度が高いのが特徴です。

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック


コンプレッサー式除湿機 12L/日モデル(Boweer)の基本情報

Boweerのコンプレッサー式除湿機です。最大12L/日の除湿量で、鉄筋30畳までの空間に対応します。

湿度ランプが3色で現在の湿度帯を示すため、数値を読まなくても部屋の状態を把握できます。風量は2段階、タイマーは24時間の入切に対応します。

キャスターと取っ手を備え、洗面所や風呂場まわりでの移動を想定した作りです。連続排水用のホースも付属します。

コンプレッサー式除湿機 12L/日モデル(Boweer)の主要スペック

項目 内容
除湿方式 コンプレッサー式
最大除湿量 12L/日
適用畳数 約30畳
タンク容量 2.2L
運転モード 4モード
風量切替 2段階
タイマー 24時間 入/切タイマー
連続排水 対応(排水ホース付属)
移動 キャスター・取っ手付き
その他機能 3色湿度ランプ/湿度調整/満水自動OFF
消費電力 ※各ストアのリンクで確認
質量 ※各ストアのリンクで確認

コンプレッサー式除湿機 12L/日モデル(Boweer)の口コミ

Web上では「連続排水にすれば水捨てが不要で楽」「湿度ランプの色で状態がわかりやすい」と、運用のしやすさを評価する声の傾向が見られます。

一方で「タンクが2.2Lなので、ホースを使わないと満水が早い」という声の傾向もあります。12L/日クラスの除湿量に対してタンクは小さめなので、連続排水前提の設置場所を確保できるかが分かれ目です。

第4位:業務用コンプレッサー式除湿機(AEOCKY)

第4位は、最大36L/日という業務用クラスの除湿量を掲げるモデルです。タンク5.5Lに加えて約2mの排水ホースが付属し、長時間の連続運転を前提にできる点が、標準的な家庭用機との最大の違いです。

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック


業務用コンプレッサー式除湿機(AEOCKY)の基本情報

AEOCKYの業務用クラスのコンプレッサー式除湿機です。最大36L/日という除湿量は、高温多湿の条件下での数値として公表されています。

湿度設定と自動モードを備え、目標湿度に達すると運転を調整します。チャイルドロックや満水自動停止など、長時間運転を前提にした安全機能も搭載しています。

低温時に熱交換器が凍るのを防ぐ自動霜取り機能も備えており、コンプレッサー式の弱点である低温環境での運用にも一定の配慮がされています。

業務用コンプレッサー式除湿機(AEOCKY)の主要スペック

項目 内容
除湿方式 コンプレッサー式
最大除湿量 36L/日(高温多湿条件時)
タンク容量 5.5L(取っ手付き)
連続排水 対応(約2mの排水ホース付属)
移動 キャスター付き
タイマー 切タイマー
運転モード 自動モード/湿度設定
安全機能 チャイルドロック/満水自動停止/自動霜取り
その他機能 マイナスイオン発生/衣類乾燥
消費電力 ※各ストアのリンクで確認
質量 ※各ストアのリンクで確認

業務用コンプレッサー式除湿機(AEOCKY)の口コミ

Web上では「タンクが大きくホースも付いていて、放っておける」「業務用だけあって除湿の速さが違う」と、連続運転のしやすさを評価する声の傾向が見られます。

一方で「家庭用としては大きく、置き場所を選ぶ」という声の傾向もあります。除湿量の記載は高温多湿条件での最大値なので、通常の室温では表示より控えめになる点も踏まえて検討してください。

除湿機の種類に関するよくある質問

方式の違いはわかってきたけど、まだ細かいところで迷ってるんだ。

よく聞かれる疑問をまとめておいたよ。エアコンとの違いや、冬の使い方あたりが引っかかりやすいポイントだね。

Q. 除湿機の種類はエアコンの除湿(ドライ)とどう違いますか?

原理はコンプレッサー式の除湿機とほぼ同じですが、目的が違います。エアコンの除湿は室温を下げながら湿気を取る設計で、除湿機は室温をなるべく変えずに湿気だけを取る設計です。

部屋干しの洗濯物に風を直接当てられるかどうかが、実用上の最大の差です。除湿機は洗濯物の真下に置いて風を当てられるため、同じ電力でも乾燥は速く進みます。

また、エアコンが設置されていない脱衣所やクローゼット、押入れの前には除湿機しか置けません。用途が競合するのは「エアコンのある部屋の湿度を下げたい」ケースに限られます。

Q. コンプレッサー式は冬に全く使えないのですか?

全く使えないわけではありませんが、能力は大きく落ちます。目安として、室温20℃前後で定格の6〜8割、10℃以下では半分以下まで下がることがあります。

ただし、暖房を効かせた室内であれば話は変わります。室温20℃前後を保っている部屋なら、コンプレッサー式でも冬の部屋干しは実用範囲に収まります。

問題になるのは、暖房を使わない脱衣所・玄関・北側の物置といった場所です。こうした場所で冬に使うなら、低温に強いデシカント式を選んでください。

Q. 除湿機の種類は後から変えられますか?1台で通年使うならどれですか?

方式は本体の構造そのものなので、購入後に変更することはできません。設定やモードの切り替えで方式が変わることもありません。

1台で通年使いたいなら、順当な答えはハイブリッド式です。室温に応じて自動で切り替わるため、季節による能力低下がほぼありません。

ただし価格は同クラスのコンプレッサー式の2〜3倍が目安です。予算を優先するなら、夏用のコンプレッサー式1台に、冬の結露対策としてデシカント式やペルチェ式の小型機を足すほうが総額を抑えられるケースもあります。使う季節の偏りで判断してください。

Q. 除湿機の種類ごとに寿命やお手入れの頻度は変わりますか?

お手入れの基本はどの方式も共通で、フィルターの掃除とタンクの洗浄です。フィルターは2週間に1回程度、タンクは水を捨てるたびにすすぐのが目安になります。

方式による差が出るのは、部品の構成です。コンプレッサー式は圧縮機という可動部を持つため、振動や設置の傾きに配慮すると負担を減らせます。デシカント式はヒーターと乾燥ローターを使うため、吸気口をふさがない設置が大切です。

いずれの方式も、フィルターが目詰まりすると除湿量そのものが落ちます。「最近水が溜まらない」と感じたら、故障を疑う前にまずフィルター掃除を試すのが基本の対処です。具体的な手入れ方法と部品の交換時期は、必ず各機種の取扱説明書に従ってください。

-季節・空調家電, 除湿・加湿