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除湿機の電気代はいくら?1ヶ月の目安と方式別比較・安く抑える節約術

除湿機の電気代は、電力量料金を31円/kWhとして計算すると、方式や運転モードによって1時間あたり約4〜21円、1ヶ月(1日8時間×30日)でおよそ970〜4,910円が目安になります。1日8時間なら約32〜126円です。同じ「除湿機」でも、熱交換で結露させるコンプレッサー式と、ヒーターで乾燥剤を再生させるデシカント式では、1ヶ月の電気代に2〜3倍の差が出ます。

この記事では、まず31円/kWhという単価をそろえたうえで、方式別の1時間・1日・1ヶ月の電気代を表で並べます。そのうえで、エアコンの除湿・浴室乾燥機・洗濯乾燥機と「洗濯物1回あたり」という同じ単位で比べ、さらに本体価格を含めた年間トータルコストと、省エネ機との差額を何年で回収できるかまで試算します。

後半では、電気代が高いと感じるときの原因の切り分け方、今日からできる4つの節約方法、そして電気代の観点で選んだおすすめ機種を合計10選紹介します。読み終えるころには「自分の使い方なら月いくらか」「どこを変えれば下がるのか」がはっきりします。

梅雨のあいだ除湿機をつけっぱなしにしたいんだけど、電気代っていくらくらいかかるの?

方式によって差が大きいですよ。コンプレッサー式なら1ヶ月で1,000円台、デシカント式だと3,000円台まで上がることもあります。まずは計算式と方式別の目安から見ていきましょう。

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除湿機の電気代はいくら?1時間・1日・1ヶ月の目安を方式別に比較

除湿機の方式別1ヶ月の電気代の比較図解(コンプレッサー式 約970〜2,900円・デシカント式 約2,160〜3,790円・ハイブリッド式 約1,230〜4,910円)

結論から言うと、除湿機の電気代は1時間あたり約4〜21円、1ヶ月(1日8時間×30日)でおよそ970〜4,910円が目安です。幅が広いのは、除湿の仕組みが3方式に分かれており、消費電力そのものが大きく違うためです。

▶ あわせてチェック:梅雨の除湿機の選び方|方式・除湿量・カビ対策と24時間運転のコツ

コンプレッサー式は空気を冷やして結露させる仕組みで、ヒーターを使わないぶん消費電力が小さくなります。デシカント式は乾燥剤に吸わせた水分をヒーターで飛ばすため、消費電力が大きくなります。ハイブリッド式はその両方を季節で切り替えます。

この記事の試算はすべて、電力量料金を31円/kWh(公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価)に統一して計算しています。以降の表も本文も同じ単価なので、そのまま横並びで比べられます。

除湿方式 消費電力の目安 1時間の電気代 1日8時間の電気代 1ヶ月(8時間×30日)
コンプレッサー式 約130〜390W 約4.0〜12.1円 約32〜97円 約970〜2,900円
デシカント(ゼオライト)式 約290〜510W 約9.0〜15.8円 約72〜126円 約2,160〜3,790円
ハイブリッド式 約165〜660W 約5.1〜20.5円 約41〜164円 約1,230〜4,910円

ハイブリッド式の上限が突出しているのは、冬にデシカント運転へ切り替わったときの数値だからです。夏はコンプレッサー運転が中心になるため、実際の1ヶ月の請求は表の下限に近づきます。

除湿機の電気代の計算式|消費電力(W)÷1000×31円/kWh×使用時間で出す

電気代の計算式はとてもシンプルで、消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×31円/kWhの3ステップだけです。カタログの消費電力欄さえ分かれば、誰でも自分の機種の金額を出せます。

たとえば消費電力200Wの除湿機を1時間使った場合は、200÷1000×1×31=6.2円です。1日8時間なら6.2×8=49.6円、30日続ければ49.6×30=1,488円になります。

注意したいのは、Wをそのまま掛けないことです。電気料金の単価はkWh(キロワット時)あたりなので、必ず1000で割ってkWに直してから掛けます。ここを間違えると金額が1000倍になってしまいます。

なお除湿機の消費電力は50Hzと60Hzで異なる機種が多く、東日本(50Hz)より西日本(60Hz)のほうが除湿能力も消費電力も大きくなるのが一般的です。カタログに「160/180W」のように併記されている場合は、お住まいの地域の周波数の数値を使ってください。

消費電力 1時間 1日8時間 1ヶ月(8時間×30日) 1ヶ月(24時間×30日)
150W 約4.7円 約37円 約1,116円 約3,348円
200W 約6.2円 約50円 約1,488円 約4,464円
300W 約9.3円 約74円 約2,232円 約6,696円
400W 約12.4円 約99円 約2,976円 約8,928円
500W 約15.5円 約124円 約3,720円 約11,160円

コンプレッサー式の電気代の目安|1時間 約4〜12円・1ヶ月 約970〜2,900円

コンプレッサー式は、エアコンと同じように空気を冷たい熱交換器に当てて結露させ、水分を取り除く方式です。ヒーターを使わないため、1時間あたり約4.0〜12.1円、1ヶ月(1日8時間×30日)で約970〜2,900円と、3方式のなかでもっとも電気代が安く収まります。

▶ あわせてチェック:除湿機10畳用おすすめ人気ランキング10選!静音・コンプレッサー式の選び方も解説

市販機の消費電力はおおむね130W台から390W前後まで幅があり、除湿能力が大きい機種ほど消費電力も上がります。小型の4〜6L/日クラスなら140〜210W程度、10L/日を超える大容量機で250〜400W程度が目安です。

電気代だけでなく室温にも影響します。コンプレッサー式は運転中に室温がやや上がりますが、上昇幅は1〜2℃程度にとどまるのが一般的で、梅雨から夏にかけての部屋干しでは扱いやすい方式です。

一方で弱点もあります。室温が低いと熱交換器が十分に冷えず、除湿量が落ちます。この性質が冬場の電気代に効いてくる理由は、記事後半の「電気代が高いと感じるときの原因」で詳しく整理します。

デシカント式の電気代の目安|ヒーターを使うぶん1時間 約9〜16円に上がる

デシカント式(ゼオライト式)は、乾燥剤に湿気を吸わせ、その乾燥剤をヒーターで温めて水分を放出させる方式です。ヒーターを常時使うため消費電力は約290〜510Wと大きく、1時間あたり約9.0〜15.8円まで上がります。

1日8時間なら約72〜126円、1ヶ月(8時間×30日)では約2,160〜3,790円です。同じ使い方でもコンプレッサー式のおよそ2〜3倍になる計算なので、毎日長時間動かす用途では差が積み上がります。

ただし電気代が高い=選ぶ価値がない、という話ではありません。デシカント式は室温が低くても除湿量が落ちにくいため、気温の下がる冬場の結露対策や、暖房のない脱衣所・北側の部屋では実力を発揮します。

また本体が軽く静かな機種が多いのも特徴です。使う季節を冬に絞る、1回あたりの運転時間を短くするといった使い分けをすれば、電気代の負担は抑えられます。

ハイブリッド式の電気代の目安|季節でモードが切り替わり幅が大きい

ハイブリッド式は、コンプレッサー式とデシカント式の両方を1台に搭載し、気温に応じて自動で切り替える方式です。消費電力は約165〜660Wとモードによる幅がとても大きく、1時間あたり約5.1〜20.5円になります。

夏場のようにコンプレッサー運転が中心になる時期は下限に近く、1ヶ月(8時間×30日)で約1,230円程度から。反対に冬にデシカント運転が中心になると、同じ使い方でも約4,910円まで上がることがあります。

つまり「年間を通して安定して除湿できる代わりに、冬の請求は高くなる」というのがハイブリッド式の実像です。1年中使う前提なら候補になりますが、梅雨と夏だけ使うのであればコンプレッサー式のほうが総額は抑えられます。

なお、ここまでの数値はいずれも一般的な製品レンジをもとにした目安です。実際の消費電力は機種ごとに異なるため、購入前には必ずカタログの消費電力欄を確認してください。

除湿機とエアコンの除湿はどっちが電気代が安い?浴室乾燥機・洗濯乾燥機とも比較

洗濯物1回を乾かす電気代の比較図解(除湿機 約19〜28円・浴室乾燥機 約116円・縦型洗濯乾燥機 約118円など)

「除湿機を買うくらいならエアコンの除湿でいいのでは」という疑問は、部屋干し目的の人ほど強く感じるところです。結論としては、1時間あたりの電気代なら除湿機のほうが安いことが多い一方、部屋を涼しくしたいならエアコンのほうが目的に合うという条件付きの答えになります。

ここでは1時間あたりの比較に加えて、競合記事では見かけない「洗濯物1回を乾かすのにいくらかかるか」という同じ単位でも並べます。部屋干し手段を乗り換えるかどうかは、この単位で比べないと判断できません。

除湿機とエアコンの除湿(弱冷房除湿・再熱除湿)の電気代を比較

エアコンの除湿には大きく2種類あります。空気を冷やして水分を取り、そのまま冷えた風を戻す「弱冷房除湿」と、冷やした空気を再びヒーターで温めてから戻す「再熱除湿」です。電気代は弱冷房除湿<冷房<再熱除湿の順に高くなるのが一般的です。

下の表は、31円/kWh換算で1時間あたりの電気代を並べたものです。エアコンの消費電力は設定温度・外気温・部屋の広さで大きく変動するため、あくまで一般的な目安のレンジとして見てください。

運転の種類 消費電力の目安 1時間の電気代 室温への影響 向いている場面
除湿機(コンプレッサー式) 約130〜390W 約4.0〜12.1円 やや上がる(1〜2℃程度) 部屋干し・押入れ・脱衣所
除湿機(デシカント式) 約290〜510W 約9.0〜15.8円 上がる(3〜5℃程度) 冬の結露対策・低温の部屋
エアコンの弱冷房除湿 約200〜500W 約6.2〜15.5円 下がる 暑くて湿度も高い日
エアコンの冷房 約550W前後 約17円 下がる 室温を下げたいとき
エアコンの再熱除湿 約500〜800W 約15.5〜24.8円 ほぼ変わらない 肌寒い日に湿度だけ下げたい

表のとおり、単価だけを見ればコンプレッサー式の除湿機がもっとも安く収まります。ただしエアコンの除湿は同時に室温も下げられるため、真夏に「涼しくしながら湿度を下げたい」場面ではエアコン1台で済むぶん合理的です。

逆に、洗濯物のそばだけ集中して乾かしたい、押入れやクローゼットの湿気を取りたいといった局所的な用途では、エアコンでは風が届きません。どちらが安いかは使用環境・設定温度・方式で変わるため、一律に優劣を決めずに目的で使い分けるのが現実的です。

洗濯物1回を乾かす電気代を除湿機・浴室乾燥機・洗濯乾燥機で比較

1時間あたりの比較だけでは、部屋干しの手段を選べません。乾くまでにかかる時間が手段ごとに違うためです。そこで「洗濯物1回(2〜3kg程度)を乾かす」という同じ単位で並べ直します。

結論から言うと、洗濯1回あたりのコストは除湿機がもっとも安く、浴室乾燥機や縦型洗濯乾燥機はその4〜6倍になります。週4回の部屋干しを1年続けると、年間で2万円前後の差がつく計算です。

乾かす手段 消費電力の目安 1回の所要時間の目安 1回あたりの電気代 週4回×1年の電気代
除湿機(衣類乾燥モード) 約200〜300W 約3時間 約19〜28円 約3,870〜5,800円
エアコンの弱冷房除湿+送風 約200〜500W 約4時間 約25〜62円 約5,160〜12,900円
エアコンの再熱除湿 約500〜800W 約3.5時間 約54〜87円 約11,280〜18,050円
ドラム式洗濯乾燥機の乾燥 約850W 約3時間 約79円 約16,440円
浴室乾燥機 約1,250W 約3時間 約116円 約24,180円
縦型洗濯乾燥機の乾燥 約1,270W 約3時間 約118円 約24,570円

浴室乾燥機や縦型洗濯乾燥機が高くなるのは、ヒーターで空気を温めて乾かす仕組みだからです。ヒーターは消費電力が1,000Wを超えることが珍しくなく、同じ3時間でも金額が跳ね上がります。

ただし手間や仕上がりまで含めれば話は変わります。洗濯乾燥機は干す作業そのものが不要で、浴室乾燥機は生活空間に洗濯物を置かずに済みます。金額だけでなく、時間と場所の価値も合わせて判断してください。

エアコンと除湿機の併用は電気代が上がる?部屋干しでの使い分け方

エアコンと除湿機を同時に動かすと、消費電力は単純に足し算になります。たとえば冷房550Wと除湿機200Wを同時に使えば750Wとなり、1時間あたり約23.3円です。この点だけを見れば確かに割高になります。

ただし判断すべきは総額です。併用によって乾燥時間が短くなれば、1回あたりの合計金額はむしろ下がることがあります。除湿機だけで4時間かかっていたものが、エアコン併用で2.5時間に短縮できれば、750W×2.5時間=約58円で、除湿機単独の4時間(200Wで約25円)より高いものの、部屋の快適さと乾燥スピードを同時に得られます。

現実的な使い分けとしては、真夏の暑い日はエアコンを主役にして除湿機は補助、梅雨の涼しい日や春秋は除湿機だけ、というように季節で切り替える方法が無駄がありません。

また、締め切った部屋で除湿機を使うほど効率は上がります。エアコンをつけている部屋はもともと窓を閉めているので、この点でも相性は悪くありません。併用の是非は「乾燥時間がどれだけ縮むか」で決めてください。

除湿機の電気代は本体価格を含めた年間トータルコストで比べる

本体価格と電気代の損益分岐の図解(年間電気代の差 約8,184円・5年で約40,920円・本体差額1万円は約1.2年で回収)

ここまでは毎月のランニングコストの話でしたが、購入時にもっと重要なのは本体価格を含めた総額です。本体が数千円安いモデルを選んだ結果、数年で電気代の差に追い抜かれる「安物買いの銭失い」は珍しくありません

このh2では、消費電力の違いが何年でどれだけの金額差になるのかを試算し、本体価格の差額を何年で回収できるかという損益分岐点を早見表にします。以降の試算はすべて「仮に◯Wの機種の場合」という一般モデルであり、特定製品のスペックではありません。

本体価格+年間電気代でシミュレーションすると安い機種の順位は入れ替わる

まず、消費電力だけが違う3タイプの機種を想定し、1日8時間・年150日(梅雨から夏を中心とした使用日数)で年間の電気代を出します。31円/kWhでの計算は「消費電力÷1000×1,200時間×31円」です。

機種タイプ 消費電力 年間電気代(8時間×150日) 3年間の電気代 5年間の電気代 本体価格
省エネ機 180W 約6,696円 約20,088円 約33,480円 ※各ストアのリンクで確認
標準機 250W 約9,300円 約27,900円 約46,500円 ※各ストアのリンクで確認
高消費電力機 400W 約14,880円 約44,640円 約74,400円 ※各ストアのリンクで確認

省エネ機と高消費電力機の差は、年間で約8,184円、5年間では約40,920円になります。本体価格が1万円高い省エネ機でも、5年使うなら総額では3万円以上得をする計算です。

本体価格は時期や販売店によって変わるため、この表では金額を固定していません。購入時の実売価格を各ストアのリンクで確認し、上の年間電気代を足して比べてください。

もうひとつ見落としがちなのが「除湿量あたりの消費電力(W÷L/日)」です。同じ200Wでも、除湿量が4L/日の機種と8L/日の機種では、同じ量を除湿するのにかかる時間が2倍違います。カタログ値を割り算するだけで効率が比べられます。

省エネモデルとの本体価格差が電気代で回収できるまでの年数の目安

次に、本体価格の差額を電気代の節約分で回収できるまでの年数を出します。ここでは消費電力が220W違う機種(例:400Wと180W)を比べ、年150日使う前提で使用時間別に整理しました。

年間の電気代差は、1日4時間なら約4,092円、8時間なら約8,184円、12時間なら約12,276円です。本体差額をこの年間差額で割った数字が、回収にかかる年数の目安になります。

本体価格の差額 1日4時間使用 1日8時間使用 1日12時間使用
5,000円 約1.2年 約0.6年 約0.4年
10,000円 約2.4年 約1.2年 約0.8年
15,000円 約3.7年 約1.8年 約1.2年
20,000円 約4.9年 約2.4年 約1.6年

読み方はシンプルです。除湿機の買い替えサイクルを6〜10年と考えると、回収年数が3年以内に収まるなら省エネ機を選んだほうが得になります。逆に4〜5年かかるなら、本体が安い機種でも大きな損にはなりません。

1日の使用時間が長い人ほど回収は早くなります。部屋干しで毎日8時間以上使う予定なら、本体差額1万円台までは省エネ機を優先して問題ないという判断ができます。

古い除湿機を使い続けると電気代はどれくらい損をする?買い替えの判断基準

いま使っている除湿機の電気代が気になる場合は、本体に貼られた定格ラベルかカタログで消費電力を確認してみてください。仮に旧機が350W、現行の省エネ機が180Wなら、差は170W。年150日×8時間で約6,324円の差になります。

5年使えば約31,620円ですから、本体価格を上回るケースも出てきます。ただしこれは消費電力に差がある場合の話で、すべての古い機種が高いわけではありません。必ず自分の機種の実数で比べてください。

買い替えを検討する目安としては、次のような状態が挙げられます。金額の話とは別に、性能低下や安全面のサインでもあります。

  • タンクにたまる水の量が、購入当初より明らかに減った
  • 設定湿度に達しても運転が止まらず、連続で動き続ける
  • 運転音や振動が以前より大きくなった
  • フィルターを掃除しても風量が戻らない

なお、異常な発熱・焦げたようなにおい・水漏れといった症状がある場合は、電気代以前に安全の問題です。自分で分解せず、電源を抜いたうえでメーカーのサポート窓口へ相談してください。

除湿機の電気代が高いと感じるときに考えられる原因

明るい部屋で電気代の明細をチェックして高さに驚く女性

「思ったより電気代が高い」と感じるとき、原因は故障とは限りません。多くはカタログ値と実際の運転のズレ、室温による能力低下、部屋の広さに対する能力不足という3つの構造で説明がつきます。

順番に切り分けていけば、自分の使い方を変えるだけで下がるのか、機種選びの問題なのかが見えてきます。ここでは一般的な節電術ではなく、原因の診断という形で整理します。

カタログの定格消費電力と実際の消費電力がずれる理由

カタログに載っている消費電力は、決められた条件(多くは室温27℃・湿度60%)で運転したときの数値です。実際の運転では湿度や室温、運転モードによって上下します。

とくに衣類乾燥モードは、送風を強めるぶん除湿モードより消費電力が高くなる機種があります。逆に湿度が下がって圧縮機が休むタイミングでは、消費電力は定格よりずっと小さくなります。

つまり定格消費電力は「その機種が最大でどれくらい使うか」の目安であって、常にその値を消費し続けているわけではありません。試算した金額より実際が安く収まることも、逆に高くなることもあります。

正確に知りたい場合は、コンセントに挟むタイプの電力計(ワットチェッカー)を使うと実測できます。1日の積算電力量が分かれば、31円/kWhを掛けるだけで実額が出ます。

室温が低いとコンプレッサー式は除湿量が落ちて稼働時間が伸びる

コンプレッサー式は空気を冷やして結露させる方式なので、もともとの空気が冷たいと結露しにくくなります。室温が下がるほど除湿量は落ち、同じ量の水分を取るのにかかる時間が長くなります

ここが電気代の落とし穴です。1時間あたりの消費電力は変わらなくても、稼働時間が2倍になれば電気代も2倍になります。たとえば200Wの機種で2Lを除湿する場合、8時間で終われば約49.6円、能力が半分に落ちて16時間かかれば約99.2円です。

目安として、室温が18℃を下回るあたりからコンプレッサー式の除湿量は目に見えて落ちてきます。冬場に「電気代が高いのに湿気が取れない」と感じるなら、故障ではなく方式の特性である可能性が高いと考えてください。

この時期に無理をさせるより、暖房を併用して室温を上げてから運転するか、低温に強いデシカント式・ハイブリッド式を使うほうが結果的に短時間で済みます。

適用畳数に対して部屋が広い・フィルターが目詰まりして効率が落ちている

もうひとつ多いのが、能力不足のまま広い部屋で使っているケースです。適用畳数を超える部屋で使うと設定湿度に到達せず、除湿機が止まらないまま連続運転を続けます

1時間の電気代が安い小型機でも、24時間止まらなければ意味がありません。200Wの機種が丸1日動けば0.2×24×31=約148.8円、30日で約4,464円です。これは大容量機を短時間動かすより高くつきます。

適用畳数はコンプレッサー式なら鉄筋で何畳、木造で何畳と分けて書かれています。木造は気密性が低いぶん数値が小さくなるので、自宅の構造に合う側の数字を見てください。

また、フィルターの目詰まりも効率を落とします。ホコリがたまると風量が下がり、同じ量を除湿するのに時間がかかります。仮に稼働時間が1割伸びると、月1,500円の電気代なら約150円の増加です。2週間に1回を目安に掃除機でホコリを吸っておきましょう。

除湿機はつけっぱなしとこまめなオンオフのどちらが電気代が安い?

エアコンでは「つけっぱなしのほうが安い」と言われますが、除湿機に同じ理屈はそのまま当てはまりません。除湿機は起動時の突入電力が小さく、こまめに切っても損失が少ないためです

むしろ問題になるのは、目標湿度まで下がったあとも動かし続ける無駄運転です。200Wの機種なら、必要のない運転が1日1時間あるだけで約6.2円、30日で約186円が上乗せされます。3時間なら30日で約558円です。

とはいえ、湿度が戻るたびに手で入れ切りするのは現実的ではありません。多くの機種にある湿度設定や自動運転を使えば、設定湿度に達したときに自動で停止・再開してくれます。これが実質的な最適解です。

まとめると、部屋干し中など明確に除湿したい時間帯はつけっぱなし、それ以外は自動運転か切タイマーに任せる、という使い分けが無駄なくコストを抑えられます。

除湿機の電気代を節約する4つの方法

間隔をあけて室内干しした洗濯物と物干しスタンド

ここからは実際に電気代を下げる具体策です。除湿機の節電は、消費電力を下げることよりも稼働時間そのものを短くすることのほうが効果が大きいという点を押さえてください。

以下の4つはいずれも今日から試せるもので、削減額の目安も31円/kWh換算で添えています。ただし部屋の広さや洗濯物の量で効果は変わるため、あくまで条件付きの概算として読んでください。

サーキュレーターや扇風機と併用して除湿にかかる時間を短くする

もっとも効果が大きいのが送風の併用です。洗濯物に風を当てて水分の蒸発を促し、除湿機がその水分を吸い取るという役割分担にすると、乾燥時間が目に見えて縮みます。

仮に180Wの除湿機で乾燥時間が2時間短縮できれば、1回あたり約11円の削減です。週4回で1年続ければ約2,320円になります。サーキュレーター自体の消費電力(30W前後を3時間で約2.8円)を差し引いても、1回あたり約8円・年間約1,700円の削減が見込めます。

風の当て方にはコツがあります。洗濯物の下から斜め上に向けて風を通し、除湿機の吹き出し口も洗濯物側へ向けると、湿った空気が滞留しません。厚手のものは間隔を広げて干してください。

サーキュレーターは首振りを使わず一方向に固定したほうが、風が一点に集中して乾きが早くなります。洗濯物の量が多い日は、途中で干し位置を入れ替えるのも有効です。

湿度設定と自動運転・弱モードを使い分けて無駄な連続運転を減らす

湿度設定ができる機種なら、目標湿度を50〜60%に設定しておくと、達したところで自動的に運転を弱めるか停止します。カビの発生を抑える目安は湿度60%以下とされているため、必要以上に乾かす必要はありません。

逆に、目標を40%台まで下げると到達までの時間が延び、そのぶん電気代がかさみます。湿度を1段階ゆるめるだけで、無駄な連続運転の時間を丸ごと減らせます

就寝中や外出中は、切タイマーを併用すると安心です。部屋干しで3時間あれば乾く量なら、タイマーを4時間にセットしておけば、乾いたあとの無駄運転を防げます。

弱モードは1時間あたりの消費電力が下がる一方、除湿量も落ちるため運転時間は延びます。夜間の静けさを優先したいときには有効ですが、電気代だけを見るなら、強モードで短時間に済ませるほうが安くなる場合が多い点も覚えておいてください。

フィルターと吸排気口を掃除して除湿効率の低下を防ぐ

フィルターにホコリがたまると吸い込む空気の量が減り、同じ量を除湿するのに時間がかかります。2週間に1回、掃除機でフィルターのホコリを吸うだけで、無駄な運転時間の延びを防げます

汚れがひどいときは水洗いできる機種もありますが、必ず取扱説明書を確認してください。完全に乾かしてから戻さないと、カビやにおいの原因になります。

見落とされがちなのが本体背面の吸気口と、上部の吹き出し口です。壁にぴったり付けて設置すると空気の流れが妨げられるため、周囲は10〜20cm程度あけておきましょう。

効率低下は電気代にそのまま跳ね返ります。稼働時間が1割伸びるだけで、1ヶ月1,500円の電気代なら約150円、年間では約1,800円の差になります。掃除は最も費用対効果の高い節電です。

部屋を閉め切る・洗濯物の干し方を変えて稼働時間そのものを短縮する

除湿機は、狭く閉じた空間ほど短時間で仕事を終えます。ドアや窓を開けたままだと外から湿った空気が入り続け、いつまでも設定湿度に届きません。部屋を閉め切るだけで、同じ洗濯物でも乾燥時間を短縮できます

干し方も効きます。洗濯物どうしの間隔を10cm以上あける、厚手と薄手を交互に並べる、パーカーはフードを立てる、ズボンは筒状に干すといった工夫で、空気が通る面積が増えます。

乾燥時間が1時間短縮できれば、200Wの機種で1回あたり約6.2円、週4回×1年で約1,290円の削減です。金額は小さく見えますが、掃除や送風の併用と組み合わせると効果が積み上がります。

もうひとつ、単価そのものを下げる選択肢もあります。契約している電力会社や料金プランを見直し、31円/kWhより安い単価にできれば、使い方を変えなくても電気代は下がります。夜間の単価が安いプランなら、部屋干しの時間帯をずらすという手も使えます。

電気代が安い省エネ除湿機のおすすめ5選【コンプレッサー式・小〜中容量】

ここからは、1日8時間使っても電気代を抑えやすい低消費電力モデルを5つ紹介します。選ぶときの判断軸は除湿量あたりの消費電力(消費電力W÷除湿能力L/日)で、この数値が小さいほど同じ量を除湿するのに使う電気が少ないということです。

各機種の主要スペックには、メーカー公表の消費電力から31円/kWhで計算した1時間・1ヶ月(8時間×30日)の電気代を併記しています。50Hz(東日本)と60Hz(西日本)で数値が異なる機種は両方を載せました。

順位 製品名(ブランド) 除湿方式 除湿能力(50/60Hz) 消費電力(50/60Hz) 1時間の電気代 1ヶ月(8時間×30日) 詳細
1位 衣類乾燥除湿機 CD-P63A3(W)(コロナ) コンプレッサー式 5.6/6.3L/日 160/180W 約5.0〜5.6円 約1,190〜1,340円 見る
2位 衣類乾燥除湿機 CV-T71-W(シャープ) コンプレッサー方式 6.3/7.1L/日 205/210W 約6.4〜6.5円 約1,530〜1,560円 見る
3位 衣類乾燥除湿機 CV-S71-W(シャープ) コンプレッサー方式 6.3/7.1L/日 205/210W 約6.4〜6.5円 約1,530〜1,560円 見る
4位 除湿機 AJ-C48A-W(アイリスオーヤマ) コンプレッサー式 3.7/4.8L/日 140/170W 約4.3〜5.3円 約1,040〜1,260円 見る
5位 衣類乾燥除湿機 EDC-H601(B)(山善) コンプレッサー式 5.0/6.0L/日 210W 約6.5円 約1,560円 見る

第1位:CORONA 衣類乾燥除湿機 CD-P63A3(W)(コロナ)

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CORONA 衣類乾燥除湿機 CD-P63A3(W)(コロナ)の基本情報

除湿量あたりの消費電力が約29W(160W÷5.6L/日)と、今回紹介するなかでも上位の効率です。日本生産のコンプレッサー式で、除湿能力6.3L/日(60Hz)に対して消費電力180Wに収まっている点が、電気代重視の人に向いています。

タンク容量が約3.5Lと大きく、給水ランプが点くまでの間隔が長いのも実用面での利点です。夜のうちに回して朝に排水する、という使い方がしやすくなります。

メリット
  • 除湿量あたりの消費電力が約29Wと効率がよく、1ヶ月の電気代が約1,190〜1,340円に収まる
  • タンク容量約3.5Lで満水までの間隔が長い
  • 切タイマー付きで無駄な連続運転を防げる
注意点
  • コンプレッサー式のため、室温が低い冬場は除湿量が落ちやすい
  • 質量約7.7kgと、持ち運びは軽量級ではない

CORONA 衣類乾燥除湿機 CD-P63A3(W)(コロナ)の主要スペック

除湿方式 コンプレッサー式
定格除湿能力 5.6L/日(50Hz)・6.3L/日(60Hz)
消費電力 160W(50Hz)・180W(60Hz)
除湿可能面積の目安 木造7〜8畳・鉄筋14〜16畳
タンク容量 約3.5L
本体サイズ 幅220×奥行330×高さ515mm
質量 約7.7kg
除湿量あたりの消費電力 約29W
1時間の電気代(31円/kWh換算) 約5.0〜5.6円
1ヶ月の電気代(1日8時間×30日) 約1,190〜1,340円
運転音 ※各ストアのリンクで確認

CORONA 衣類乾燥除湿機 CD-P63A3(W)(コロナ)の口コミ

Web上では「部屋干しの生乾き臭が出なくなった」「タンクが大きく給水ランプの点灯が少ない」といった声が見られます。一方で「動作音は静かとは言えない」という声もあります。

第2位:衣類乾燥除湿機 CV-T71-W(シャープ)

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衣類乾燥除湿機 CV-T71-W(シャープ)の基本情報

除湿能力7.1L/日(60Hz)に対して消費電力210Wで、除湿量あたりの消費電力は約33Wです。1ヶ月(8時間×30日)の電気代は約1,530〜1,560円と、7L/日クラスとしては抑えめにまとまっています。

プラズマクラスター7000を搭載し、部屋干し時のにおい対策も兼ねられます。運転音は除湿の弱モードで36dB、衣類消臭の弱モードで27dBと公表されており、寝室でも使いやすい水準です。

メリット
  • 7.1L/日の除湿能力で消費電力210W、1ヶ月約1,560円に収まる
  • 運転音が除湿弱36dB・衣類消臭弱27dBと静か
  • 奥行203mmと薄く、洗濯物の下に置きやすい
注意点
  • タンク容量約2.5Lで、大量の部屋干しでは排水回数が増える
  • 質量約9.6kgで頻繁な移動には向かない

衣類乾燥除湿機 CV-T71-W(シャープ)の主要スペック

除湿方式 コンプレッサー方式
定格除湿能力 6.3L/日(50Hz)・7.1L/日(60Hz)
消費電力 205W(50Hz)・210W(60Hz)
除湿可能面積の目安 8〜16畳(50Hz)・9〜18畳(60Hz)
タンク容量 約2.5L
本体サイズ 幅303×奥行203×高さ524mm
質量 約9.6kg
運転音 除湿 強38dB・弱36dB、衣類乾燥 強40dB・弱36dB
除湿量あたりの消費電力 約33W
1時間の電気代(31円/kWh換算) 約6.4〜6.5円
1ヶ月の電気代(1日8時間×30日) 約1,530〜1,560円

衣類乾燥除湿機 CV-T71-W(シャープ)の口コミ

Web上では「薄型で置き場所に困らない」「部屋干し臭が気にならなくなった」という声が見られます。一方で「タンクが小さめで満水が早い」という指摘もあります。

第3位:衣類乾燥除湿機 CV-S71-W(シャープ)

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衣類乾燥除湿機 CV-S71-W(シャープ)の基本情報

第2位のCV-T71-Wの前年モデルにあたり、定格除湿能力・消費電力・本体サイズはいずれも同じ数値が公表されています。つまり電気代の面ではCV-T71-Wとまったく同条件で、実売価格が安ければこちらを選ぶ判断も成り立ちます

1ヶ月(8時間×30日)の電気代は約1,530〜1,560円。プラズマクラスター7000も同様に搭載しており、部屋干しのにおい対策という点でも差はありません。

メリット
  • 電気代はCV-T71-Wと同条件(1ヶ月約1,530〜1,560円)
  • 型落ちとして実売価格が下がっていれば総額で有利
  • 奥行203mmの薄型設計で設置しやすい
注意点
  • 前年モデルのため在庫が限られる場合がある
  • タンク容量は約2.5Lで大量の部屋干しには小さめ

衣類乾燥除湿機 CV-S71-W(シャープ)の主要スペック

除湿方式 コンプレッサー方式
定格除湿能力 6.3L/日(50Hz)・7.1L/日(60Hz)
消費電力 205W(50Hz)・210W(60Hz)
除湿可能面積の目安 8〜16畳(50Hz)・9〜18畳(60Hz)
タンク容量 約2.5L
本体サイズ 幅303×奥行203×高さ524mm
質量 約9.6kg
運転音 除湿 強38dB・弱36dB、衣類乾燥 強40dB・弱36dB
除湿量あたりの消費電力 約33W
1時間の電気代(31円/kWh換算) 約6.4〜6.5円
1ヶ月の電気代(1日8時間×30日) 約1,530〜1,560円

衣類乾燥除湿機 CV-S71-W(シャープ)の口コミ

Web上では「価格が下がったタイミングで買えて満足」「静かで寝室でも気にならない」という声が見られます。一方で「除湿中は室温が少し上がる」という指摘もあります。

第4位:除湿機 AJ-C48A-W(アイリスオーヤマ)

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除湿機 AJ-C48A-W(アイリスオーヤマ)の基本情報

消費電力140W(50Hz)・170W(60Hz)と、今回の10機種でもっとも小さい数値です。1時間あたり約4.3〜5.3円、1ヶ月(8時間×30日)で約1,040〜1,260円と、金額だけを見れば最安クラスに収まります。

ただし除湿能力は3.7L/日(50Hz)・4.8L/日(60Hz)で、除湿量あたりの消費電力は約38W。大量の洗濯物には時間がかかるため、一人暮らしの寝室や脱衣所など、狭い空間で使う前提の機種です。

メリット
  • 消費電力140/170Wで1ヶ月約1,040〜1,260円と最安クラス
  • 運転音約36.7dB(60Hz)と静か
  • 幅244×奥行191mmと省スペースで質量約7.3kg
注意点
  • 除湿能力3.7/4.8L/日と小さめで、広い部屋では時間がかかる
  • タンク容量約1.8Lで排水の頻度は高め

除湿機 AJ-C48A-W(アイリスオーヤマ)の主要スペック

除湿方式 コンプレッサー式
定格除湿能力 3.7L/日(50Hz)・4.8L/日(60Hz)
消費電力 140W(50Hz)・170W(60Hz)
除湿可能面積の目安 木造4.5畳・鉄筋9畳(50Hz)、木造6畳・鉄筋12畳(60Hz)
タンク容量 約1.8L
本体サイズ 幅244×奥行191×高さ368mm
質量 約7.3kg
運転音 約36.7dB(60Hz)
除湿量あたりの消費電力 約38W
1時間の電気代(31円/kWh換算) 約4.3〜5.3円
1ヶ月の電気代(1日8時間×30日) 約1,040〜1,260円

除湿機 AJ-C48A-W(アイリスオーヤマ)の口コミ

Web上では「コンパクトで脱衣所にちょうどいい」「思ったより静か」という声が見られます。一方で「広いリビングでは力不足」という指摘もあります。

第5位:衣類乾燥除湿機 EDC-H601(B)(山善)

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衣類乾燥除湿機 EDC-H601(B)(山善)の基本情報

消費電力210Wで、1ヶ月(8時間×30日)の電気代は約1,560円。同クラスのなかでは平均的ですが、タンク容量が約4.5Lと大きく、満水で止まって乾燥が中断するリスクが小さいのが実用上の強みです。

キャスター付きで部屋間の移動がしやすく、洗濯物のある場所へ本体を持っていく使い方に向いています。切タイマーと衣類モードを備え、部屋干し中心の運用がしやすい構成です。

メリット
  • タンク容量約4.5Lで長時間の連続運転でも止まりにくい
  • キャスター付きで移動がしやすい
  • 衣類モードと切タイマーで無駄運転を抑えられる
注意点
  • 除湿量あたりの消費電力は約42Wと、効率面では上位機に劣る
  • 質量約10.8kgと重く、階段の移動には不向き

衣類乾燥除湿機 EDC-H601(B)(山善)の主要スペック

除湿方式 コンプレッサー式
定格除湿能力 5.0L/日(50Hz)・6.0L/日(60Hz)
消費電力 210W
除湿可能面積の目安 木造6畳・プレハブ10畳・鉄筋13畳(50Hz)、木造7畳・プレハブ11畳・鉄筋14畳(60Hz)
タンク容量 約4.5L
本体サイズ 幅290×奥行250×高さ500mm
質量 約10.8kg
除湿量あたりの消費電力 約42W
1時間の電気代(31円/kWh換算) 約6.5円
1ヶ月の電気代(1日8時間×30日) 約1,560円
運転音 ※各ストアのリンクで確認

衣類乾燥除湿機 EDC-H601(B)(山善)の口コミ

Web上では「タンクが大きく捨てる回数が少ない」「キャスターで移動が楽」という声が見られます。一方で「本体は重め」という指摘もあります。

短時間で乾かして電気代を抑える大容量・ハイブリッド式除湿機5選

ここでは、消費電力は大きくても除湿量が多く、稼働時間が短く済むタイプを5つ紹介します。1時間あたりの電気代は高くても、乾燥が半分の時間で終われば1回あたりの総額は下がるという考え方に基づいた並びです。

実際、除湿量あたりの消費電力で見ると大容量機のほうが効率がよいことが多く、洗濯物の量が多い家庭ではこちらのほうがトータルコストを抑えられます。ハイブリッド式は冬に消費電力が上がる点だけ注意してください。

順位 製品名(ブランド) 除湿方式 除湿能力 消費電力 1時間の電気代 1ヶ月(8時間×30日) 詳細
1位 衣類乾燥除湿機 CM-T100-W(シャープ) コンプレッサー方式 9.0/10L/日 250/290W(衣類乾燥) 約7.8〜9.0円 約1,860〜2,160円 見る
2位 ハイブリッド式 除湿機 3Lタンク 20〜28畳モデル(HALOHOME) ハイブリッド式 ※各ストアのリンクで確認 ※各ストアのリンクで確認 ※各ストアのリンクで確認 ※各ストアのリンクで確認 見る
3位 除湿機 コンプレッサー式 12L/日(Boweer) コンプレッサー式 最大12L/日 ※各ストアのリンクで確認 ※各ストアのリンクで確認 ※各ストアのリンクで確認 見る
4位 除湿機 コンプレッサー式 10L/日 24畳モデル(GEKETY) コンプレッサー式 最大10L/日 ※各ストアのリンクで確認 ※各ストアのリンクで確認 ※各ストアのリンクで確認 見る
5位 除湿機 79800016(タンスのゲン) コンプレッサー式 最大35L/日 423/510W 約13.1〜15.8円 約3,150〜3,790円 見る

第1位:衣類乾燥除湿機 CM-T100-W(シャープ)

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衣類乾燥除湿機 CM-T100-W(シャープ)の基本情報

定格除湿能力10L/日(60Hz)に対して消費電力290Wで、除湿量あたりの消費電力は約27Wと、今回の10機種でもっとも効率がよい数値です。1時間あたりは約7.8〜9.0円と小型機より高いものの、同じ量を除湿する時間は短くなります。

約-10℃の冷風を送る機能を備え、夏の部屋干しでは室温上昇を感じにくいのも利点です。プラズマクラスター7000も搭載し、部屋干しのにおい対策を兼ねられます。

メリット
  • 除湿量あたりの消費電力が約27Wと10機種中で最も効率的
  • 10L/日の除湿能力で洗濯物が多い日も短時間で乾く
  • 約-10℃の冷風機能で夏の部屋干しでも暑くなりにくい
注意点
  • 衣類乾燥の強モードは51〜54dBと運転音が大きめ
  • 質量約12.5kgで移動には手間がかかる

衣類乾燥除湿機 CM-T100-W(シャープ)の主要スペック

除湿方式 コンプレッサー方式
定格除湿能力 9.0L/日(50Hz)・10L/日(60Hz)
消費電力 除湿245W(50Hz)・290W(60Hz)、衣類乾燥250W(50Hz)・290W(60Hz)
除湿可能面積の目安 11〜23畳(50Hz)・13〜25畳(60Hz)
タンク容量 約2.5L
本体サイズ 幅315×奥行235×高さ575mm
質量 約12.5kg
運転音 除湿 強49〜50dB・弱40dB、衣類乾燥 強51〜54dB・弱40dB
除湿量あたりの消費電力 約27W
1時間の電気代(31円/kWh換算・衣類乾燥) 約7.8〜9.0円
1ヶ月の電気代(1日8時間×30日) 約1,860〜2,160円

衣類乾燥除湿機 CM-T100-W(シャープ)の口コミ

Web上では「洗濯物が短時間で乾くようになった」「冷風のおかげで部屋が暑くならない」という声が見られます。一方で「強運転の音は気になる」という指摘もあります。

第2位:ハイブリッド式 除湿機 3Lタンク 20〜28畳モデル(HALOHOME)

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ハイブリッド式 除湿機 3Lタンク 20〜28畳モデル(HALOHOME)の基本情報

今回紹介するなかで唯一のハイブリッド式で、気温に応じて除湿の仕組みが切り替わるため通年で使えます。適用畳数は20〜28畳、タンク容量は約3Lです。

ハイブリッド式は冬にデシカント運転へ切り替わると消費電力が上がるため、通年で使う場合は冬の電気代が夏より高くなる点を織り込んでおく必要があります。消費電力の実数は販売ページの仕様欄で確認してください。

メリット
  • ハイブリッド式で気温が下がる冬も除湿量が落ちにくい
  • 20〜28畳対応でリビングにも使える
  • 睡眠モード・切タイマー・満水自動OFFを搭載
注意点
  • 冬のデシカント運転時は消費電力が上がり電気代も増える
  • 消費電力の公表値が確認しづらく、購入前に仕様欄の確認が必要

ハイブリッド式 除湿機 3Lタンク 20〜28畳モデル(HALOHOME)の主要スペック

除湿方式 ハイブリッド式
除湿可能面積の目安 20〜28畳
タンク容量 約3L
機能 睡眠モード・切タイマー・満水自動OFF・集塵フィルター
安全規格 PSE認証済
定格除湿能力 ※各ストアのリンクで確認
消費電力 ※各ストアのリンクで確認
本体サイズ ※各ストアのリンクで確認
運転音 ※各ストアのリンクで確認
1時間の電気代 ※各ストアのリンクで確認

ハイブリッド式 除湿機 3Lタンク 20〜28畳モデル(HALOHOME)の口コミ

Web上では「小型なのに広い部屋でもしっかり除湿できる」「夜でも音が気になりにくい」という声が見られます。一方で「冬は運転音と発熱が増える」という指摘もあります。

第3位:除湿機 コンプレッサー式 12L/日(Boweer)

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除湿機 コンプレッサー式 12L/日(Boweer)の基本情報

最大除湿量12L/日(室温30℃・湿度80%時)で30畳まで対応しながら、本体は幅280×奥行170×高さ390mmと小さくまとまっています。大容量機は本体が大きくなりがちななかで、置き場所を取らずに稼働時間を短縮できるのが持ち味です。

排水ホースを使った連続排水に対応しているため、タンクの排水待ちで運転が止まりません。長時間の部屋干しでも乾燥が中断しないぶん、結果的に総運転時間を短くできます。

メリット
  • 最大12L/日・30畳対応で乾燥時間を短縮できる
  • 幅280×奥行170mmと大容量機としてはコンパクト
  • 排水ホース付きで連続排水に対応
注意点
  • 消費電力の公表値が確認しづらく、電気代の試算には仕様欄の確認が必要
  • 最大除湿量は室温30℃・湿度80%時の数値で、通常の室内では下回る

除湿機 コンプレッサー式 12L/日(Boweer)の主要スペック

除湿方式 コンプレッサー式
最大除湿量 12L/日(室温30℃・湿度80%時)
除湿可能面積の目安 30畳(60Hz)
タンク容量 約2.2L
本体サイズ 幅280×奥行170×高さ390mm
運転モード 4モード・風量2段階・24時間入切タイマー
連続排水 排水ホース付きで対応
消費電力 ※各ストアのリンクで確認
運転音 ※各ストアのリンクで確認
1時間の電気代 ※各ストアのリンクで確認

除湿機 コンプレッサー式 12L/日(Boweer)の口コミ

Web上では「サイズのわりに除湿力がある」「連続排水にできるので手間がない」という声が見られます。一方で「タンクは小さめなのでホース排水前提」という指摘もあります。

第4位:除湿機 コンプレッサー式 10L/日 24畳モデル(GEKETY)

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除湿機 コンプレッサー式 10L/日 24畳モデル(GEKETY)の基本情報

最大除湿量10L/日で24畳まで対応し、タンク容量は約4.5Lと大きめです。湿度設定とおやすみ運転を備えているため、設定湿度に達したあとの無駄な連続運転を抑えられます

電気代の観点では、湿度設定で運転を自動的に区切れることが効きます。目標湿度を50〜60%にしておけば、乾いたあとも動き続ける時間を減らせます。

メリット
  • 最大10L/日・24畳対応で稼働時間を短縮できる
  • タンク容量約4.5Lで排水の手間が少ない
  • 湿度設定・おやすみ運転・入切タイマーで無駄運転を抑制
注意点
  • 消費電力の公表値が確認しづらく、電気代の試算には仕様欄の確認が必要
  • 最大除湿量は高温多湿時の数値のため、通常の室内では下回る

除湿機 コンプレッサー式 10L/日 24畳モデル(GEKETY)の主要スペック

除湿方式 コンプレッサー式
最大除湿量 10L/日
除湿可能面積の目安 24畳
タンク容量 約4.5L
機能 入切タイマー・湿度設定・おやすみ運転・湿度ライト・チャイルドロック・満水自動OFF
連続排水 対応
消費電力 ※各ストアのリンクで確認
本体サイズ ※各ストアのリンクで確認
運転音 ※各ストアのリンクで確認
1時間の電気代 ※各ストアのリンクで確認

除湿機 コンプレッサー式 10L/日 24畳モデル(GEKETY)の口コミ

Web上では「湿度設定ができて使いやすい」「大きめのタンクで捨てる回数が減った」という声が見られます。一方で「動作音は静音というほどではない」という指摘もあります。

第5位:除湿機 79800016(タンスのゲン)

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除湿機 79800016(タンスのゲン)の基本情報

最大除湿量35L/日という業務用クラスのモデルです。消費電力は423W(50Hz)・510W(60Hz)で1時間あたり約13.1〜15.8円と高く見えますが、除湿量あたりの消費電力は約12Wで、今回の10機種で断然もっとも効率がよい数値になります。

つまり同じ量の水分を取るなら、小型機より圧倒的に短時間で終わります。洗濯物が多い家庭や、木造26畳・鉄筋52畳(50Hz)といった広い空間の湿気対策では、総額でむしろ有利になるタイプです。

メリット
  • 除湿量あたりの消費電力が約12Wと群を抜いて効率的
  • 最大35L/日・鉄筋58畳(60Hz)対応で広い空間もカバー
  • タンク容量約5.5Lで排水の回数が少ない
注意点
  • 1時間あたりの電気代は約13.1〜15.8円と高く、長時間の連続運転には不向き
  • 質量約15.5kgと重く、設置場所を固定する前提になる

除湿機 79800016(タンスのゲン)の主要スペック

除湿方式 コンプレッサー式
最大除湿量 35L/日(室温30℃・湿度80%時)
消費電力 423W(50Hz)・510W(60Hz)
除湿可能面積の目安 木造26畳・鉄筋52畳(50Hz)、木造29畳・鉄筋58畳(60Hz)
タンク容量 約5.5L
本体サイズ 幅360×奥行280×高さ520mm
質量 約15.5kg
運転音 強約43.6dB・弱約41dB
除湿量あたりの消費電力 約12W
1時間の電気代(31円/kWh換算) 約13.1〜15.8円
1ヶ月の電気代(1日8時間×30日) 約3,150〜3,790円

除湿機 79800016(タンスのゲン)の口コミ

Web上では「洗濯物があっという間に乾く」「広いリビングでもしっかり除湿できる」という声が見られます。一方で「本体が重く、稼働音もそれなりにある」という指摘もあります。

除湿機の電気代に関するよくある質問

一人暮らしだと1ヶ月いくらくらい?あと冬に使うと高くなるって本当?

どちらもよくある疑問です。使用時間と方式で答えが変わるので、31円/kWh換算の概算を添えて順番にお答えしますね。

Q. 一人暮らしで除湿機を使うと1ヶ月の電気代はいくらが目安?

一人暮らし向けの小型機(除湿能力4〜6L/日クラス、消費電力140〜210W)を1日4時間×30日使う場合、1ヶ月の電気代はおよそ520〜780円が目安です。1日8時間まで増やすと、約1,040〜1,560円になります。

計算根拠は、消費電力140Wなら0.14×120時間×31円=約520円、210Wなら0.21×120時間×31円=約780円です。部屋干しをする日だけ使うなら、週3〜4回の運転で月300〜500円台に収まることもあります。

ワンルームや1Kであれば、除湿能力は4〜6L/日クラスで足ります。無理に大容量機を選ぶ必要はなく、消費電力が小さい機種のほうが月々の負担は軽くなります。

Q. 冬に除湿機を使うと電気代は高くなる?

方式によって答えが変わります。コンプレッサー式は消費電力そのものは変わらないものの、低温で除湿量が落ちるため稼働時間が伸び、結果的に電気代が高くなりやすいのが実情です。

たとえば200Wの機種で、通常なら8時間で終わる除湿に16時間かかれば、1日あたり約49.6円が約99.2円になります。金額が上がった原因は単価ではなく時間です。

一方でデシカント式やハイブリッド式のデシカント運転は、低温でも除湿量が落ちにくい代わりに消費電力が約290〜510Wと大きく、1時間あたり約9.0〜15.8円かかります。冬に使うなら、どちらの方式でも夏より負担が増えると考えておくのが現実的です。

Q. 電気代がかからない除湿機と言われるペルチェ式は本当に安い?

1時間あたりで見れば確かに安価です。ペルチェ式は消費電力が約50〜90W程度と小さく、31円/kWh換算で1時間あたり約1.6〜2.8円にとどまります。数字だけを見ると圧倒的です。

ただし除湿量も小さく、0.3〜0.5L/日程度の機種が中心です。同じ1Lの水分を取るのにかかる時間で比べると印象が変わります。0.5L/日の機種で1Lを除湿するには約48時間かかり、70Wなら約104円です。

これに対して6L/日のコンプレッサー式(160W)なら1Lは約4時間で、電気代は約19.8円。「1時間あたり」では安くても、「同じ量を除湿するコスト」では5倍以上の差がつくことになります。

したがってペルチェ式は、クローゼットや下駄箱のような狭い空間で少量の湿気を取る用途には向きますが、部屋干しや部屋全体の除湿を任せる用途では割高になります。用途を絞って選んでください。

まとめ|除湿機の電気代は方式と使い方でここまで変わる

除湿機の電気代は、31円/kWhで計算すると1時間あたり約4〜21円、1ヶ月(1日8時間×30日)でおよそ970〜4,910円が目安でした。コンプレッサー式なら月1,000円台に収まる一方、デシカント式やハイブリッド式の冬運転では4,000円台に届くこともあります。

▶ あわせてチェック:除湿機はクローゼットに置ける?小型おすすめ10選と正しい置き方・使い方

そして購入時に見るべきなのは月額だけではありません。本体価格+年間電気代というトータルコストで比べると、消費電力が220W違う機種では年間約8,184円の差がつき、本体差額1万円なら1日8時間の使用で約1.2年で回収できます

電気代が高いと感じたときは、定格値と実消費のズレ、低室温による除湿量の低下、適用畳数に対する能力不足という3点から切り分けてください。原因が分かれば、買い替えるべきか使い方を変えるべきかが判断できます。

節約の要点は、消費電力を下げることより稼働時間そのものを短くすることです。サーキュレーターの併用、湿度設定と自動運転、フィルター掃除、部屋を閉め切って干し方を工夫する。この4つを組み合わせれば、機種を替えずに年間数千円の削減が見込めます。自分の使用時間を式に当てはめて、納得できる1台を選んでください。

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