空気清浄機を探し始めると、「適用床面積」「HEPA」「プラズマクラスター」「ナノイー」といった言葉が一度に押し寄せてきます。どれも大事そうに見えるのに、どれから決めればいいのかが書かれていないため、比較記事を何本読んでも候補が絞れない——そんな状態になっている方は少なくありません。
先に結論をお伝えします。空気清浄機は①適用床面積 → ②集じん方式とフィルター → ③取りたい対象 → ④手入れ・電気代・置き場所、という順番で決めると迷いません。この順番には理由があって、適用床面積が決まらないと本体サイズも消費電力も決まらず、取りたい対象が決まらないとフィルター構成の要否を判断できないからです。
そしてもう一つ、いま買う人にだけ必要な情報があります。適用床面積を決めている規格JEM 1467は2026年3月19日に改正され、2026年4月から算出条件が変わりました。つまり同じ「25畳」という表示でも、新旧どちらの基準による数字かで意味が違う可能性があります。
この記事では、決める順番を1ステップずつ根拠つきで解説したうえで、据え置きタイプ5選と小型・コンパクト5選の合計10モデルを、メーカー公表情報と販売ページ、利用者の声を調べて比較しました。電力量料金は31円/kWhを目安単価として計算しています。
📖 目次(タップで開閉)
- 1. 空気清浄機の選び方は4つの順番で決まる|適用床面積から始める
- 2. 空気清浄機の適用床面積の選び方|2026年4月に算出条件が変わった
- 3. 空気清浄機の集じん方式とフィルターの選び方|HEPAの定義まで確認する
- 4. 空気清浄機の手入れ・電気代・置き場所の選び方|買った後に効いてくる条件
- 5. 床に置いて部屋全体の空気を回す据え置きタイプの空気清浄機おすすめ5選
- 6. 寝室・玄関・デスクに置ける小型でコンパクトな空気清浄機おすすめ5選
- 7. 空気清浄機10モデルの比較表と判断フローからの選び分け
- 8. 空気清浄機の選び方に関するよくある質問
- 9. まとめ|空気清浄機の選び方は順番に決めれば迷わない
空気清浄機の選び方は4つの順番で決まる|適用床面積から始める

比較記事の多くは、畳数・フィルター・機能・手入れを横並びに並べています。ただ実際に選ぶときは、この4つは対等ではありません。先に決めた条件が、後の条件の選択肢を減らしていく関係になっています。
▶ あわせてチェック:空気清浄機のおすすめメーカー比較|設計思想で選ぶ人気10選
ここでは、その依存関係を4つのステップとして整理します。以降の章はこのステップに沿って進みますので、まず全体の道筋を押さえてください。
順番①適用床面積で候補を絞る|部屋の広さより先に見る数字
最初に決めるのは適用床面積です。ここが決まらないと、本体の大きさも風量も消費電力も決まらないため、置き場所と電気代の話に進めません。
日本電機工業会(JEMA)は適用床面積を「規定の粉塵濃度の汚れを30分で清浄できるお部屋の広さ」と説明し、「天井の高さ2.4mで算出しています」と補足しています。この数字は部屋の広さそのものではなく、清浄にかかる時間を条件にした指標です。
順番②集じん方式とフィルターで方式を決める|フィルター式か、帯電させる方式か
次に、どういう仕組みで汚れを捕まえる機種にするかを決めます。ここを飛ばすと、「HEPA」と書いてあるかどうかだけで選んでしまい、あとで表記の意味が違ったことに気づきます。
方式が決まると、フィルターの交換部品の種類と、日々の手入れの手間も同時に決まります。手入れの重さは方式に紐づくので、ここは③より先に決めるのが合理的です。
順番③取りたい対象で機能を決める|花粉・ハウスダスト・ニオイ・ペットで見る所が変わる
方式が決まったら、自分が取りたいものを一つに絞ります。花粉やハウスダストのような粒子が主目的なのか、料理やペットのニオイが主目的なのかで、見るべきスペック欄が変わるからです。
粒子が目的ならフィルターの規格と風量、ニオイが目的なら脱臭フィルターの構成を見ます。両方を同時に最優先にすると比較軸がぶれて決められなくなるので、どちらが主かを先に決めてください。
順番④手入れ・電気代・置き場所で決めきる|買った後に効いてくる条件
最後に、買った後に効いてくる条件で1台に絞ります。プレフィルターの掃除しやすさ、24時間運転したときの電気代、そして本体を立たせる床の余白の3つです。
ここまで4段階を通ると、候補は自然に数台まで減ります。逆にこの順番を無視して機能から選ぶと、畳数が足りない・置き場所がない、という理由で買い直しになりがちです。
空気清浄機の適用床面積の選び方|2026年4月に算出条件が変わった

この章は、いま空気清浄機を買う人にとって最も重要な部分です。適用床面積を決める規格が2026年に改正され、新旧の表示が店頭で混在する期間に入っています。
数字の意味を揃えないまま畳数を比べると、比較そのものが成立しません。順に確認していきます。
適用床面積とは何か|JEM 1467で決まっている「30分で清浄できる部屋の広さ」
JEMAは適用床面積について、「日本電機工業会にて定められた規格JEM 1467により、30分で清浄できるお部屋の広さとしています」と説明しています。あわせて「天井の高さ2.4mで算出しています」という前提も公表されています。
改定前の規格の条件も、JEMAが原文で示しています。「自然換気1回(/h)の条件において、粉じん濃度1.25μg/m3の空気の汚れを、30分でビル衛生管理法に定める0.15μg/m3まで清浄(88%低減)できる、部屋の大きさ」というものです。
なお、この濃度の単位表記はJEMAの原文と各社の解説資料で割れています。単位を断定せず、「規定の粉じん濃度」として読むのが安全です。
2026年4月からの新基準|国際規格IEC 63086-2-1に合わせて算出条件が変わった
JEMAは改定の背景を「2024年1月に空気清浄機の性能試験法を定める国際規格IEC 63086-2-1(粒子状汚染物質の性能測定方法)が発行された事に伴い、国際規格との整合の観点からJEM 1467:2015 家庭用清浄機を改正しました」と説明しています。
規格情報では、JEM 1467は1995年3月17日制定、改正は2026年3月19日、最新版の年号は2026とされています。新しい試験は「IEC 63086-2-1に準拠した方法(JEM 1467:2026)」に基づいて実施されます。
新しい算出条件はJEMAの原文で次のとおりです。「床面への沈着、壁面への吸着等による粉じんの沈着率を、0.2(/h)、換気回数を1回(/h)とする条件において、空気清浄機を運転した際の定常状態における粉じん濃度を、空気清浄機を運転していない場合の定常状態における粉じん濃度から、80%低減するまで清浄できる部屋の大きさ」。
つまり、旧基準は「30分で88%低減」、新基準は「定常状態から80%低減」と、測っているものが変わっています。一部のメディアでは「新基準では畳数が約2/3になる」といった数字も見かけますが、これはメディアによる推定であってJEMAの公表値ではないため、変化率を断定することはできません。
新旧の表示が混在する期間の見分け方|同じ基準どうしで畳数を比べる
実務的な対処はシンプルで、発売時期と商品ページの表記を見て、同じ基準どうしで比べることです。旧基準で表示された在庫と新基準で表示された新製品が同じ棚に並ぶ時期だからです。
基準の記載が見当たらない場合は、畳数だけを根拠に順位をつけないでください。この記事の比較表でも、確認できなかったものは正直にその旨を書いています。
畳数表示は製品カテゴリごとに別の規格で決まっている点も押さえておくと混乱しません。たとえば加湿器の適用床面積は空気清浄機とは別の考え方で決まるため、同じ「10畳」でも中身が違います。
▶ あわせてチェック:加湿器10畳おすすめ11選|適用床面積と必要な加湿量・タンク容量の選び方
「部屋の広さの2〜3倍」という目安はどこまで裏が取れるか
多くの比較記事が「使う部屋の2〜3倍の適用床面積を選ぶ」と書いています。ただ、この倍率の出どころを一次情報で確認すると、業界団体やメーカーの公表資料には見当たりません。
JEMAが公表しているのは「なお、使用されるお部屋よりも大きい適用床面積の製品ですと、より短時間で空気を清浄出来ます」というところまでです。「部屋より大きめを選ぶと短時間で清浄できる」という方向性は一次情報どおりですが、2倍・3倍という倍率は一次情報では確認できません。
あわせて、JEMAは2026年度から空気清浄機の性能認証制度を始めています。認証基準にはCADR(Clean Air Delivery Rate=清浄空気供給量)と集じん効率70%以上、CADRは表示値に対し-10%以内という項目がありますが、認証済製品一覧は2026年8月時点で「※認証された製品は、今後順次公開いたします。」と表示されており、まだ公開されていません。したがって現時点で「認証ラベル付きを選ぶ」という選び方はできません。
空気清浄機の集じん方式とフィルターの選び方|HEPAの定義まで確認する

ここからはステップ②です。「HEPAと書いてあれば同じ」という思い込みを、規格の定義でほどいていきます。
方式を先に決めておくと、交換部品と手入れの手間もセットで決まるため、後戻りが減ります。
フィルター式|ファンで吸い込んでプレフィルター・集じん・脱臭の順に通す
JEMAは一般的な構造を「パネル・集じんフィルタ・脱臭フィルタ・ファンで構成されているものが一般的で、本体内に設けたファンにより強制的に空気を吸い込み、フィルタを通して空気中の汚れやにおいを取るものが一般的です」と説明しています。
空気は、大きなホコリを受け止めるプレフィルター、細かい粒子を捕まえる集じんフィルター、ニオイ成分を吸着する脱臭フィルターの順に通ります。プレフィルターが目詰まりすると奥のフィルターに空気が届かなくなるため、手入れの主役はこの入口部分です。
フィルターのある家電に共通する掃除の頻度と注意点は、同じ考え方で整理できます。
▶ あわせてチェック:セラミックヒーターのフィルター掃除の仕方|頻度と水洗いの注意点
帯電させる方式|高圧放電で集塵極に捕集する方式とイオンを放出する技術の違い
JEMAは「最近は、高圧放電によりちりやほこりを帯電させ、集塵極に捕集するもの」「帯電しイオン化したちりなどを集塵フィルタで捕集する機能を付加したもの」もあると説明しています。いずれも本体の中で帯電させて捕まえる仕組みです。
一方、プラズマクラスターやナノイー、レボイトのプラズマ機能のように、イオンを室内に放出することを目的にした技術は、本体内で帯電させて捕集する仕組みとは別物です。商品ページでどちらの説明がされているかを読み分けてください。
なお、メーカーごとの技術の設計思想を深掘りするのはこの記事の役割ではありません。ここでは「本体内で捕まえるのか、室内に放出するのか」という分類までを押さえます。
HEPAフィルターの定義|0.3μmを99.97%以上と「HEPA級」表記の見分け方
HEPAフィルタはJIS Z 8122で定義があり、「定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルタ」とされています。粒子捕集効率を95%に下げたものは「準HEPA」と呼ばれます。
ここが重要で、商品ページの「HEPA級」「HEPAタイプ」「静電HEPA」といった表記は、この定義を満たすとは限りません。たとえば0.3μmの粒子を「99.7%以上除去」と説明している製品もあり、数字が一桁違います。表記は原文どおり読み、HEPAと読み替えないでください。
もう一つ、JEMAの「PM2.5対応」という表示にも基準があります。「JEMAで定めた基準に則り、「0.1~2.5μmの粒子を99%」除去できる性能を持った家庭用空気清浄機の事を「PM2.5対応」としております」というものです。対象の粒径も数値も、HEPAの定義とは別ものです。
脱臭フィルターで取れるニオイと取れないニオイ|測定対象は3つの成分
脱臭性能の測定対象について、JEMAは「紙タバコの煙に含まれるガス成分の内、アンモニア・アセトアルデヒド・酢酸です」と明記しています。つまり、あらゆるニオイに対する性能ではありません。
できないことも公表されています。「すべて除去できるわけではありません。タバコの有害物質(一酸化炭素(CO)など)は除去できません。常時発生する臭い成分(建材・ペット臭等)はすべて除去できるわけではありません」という記載です。ペット臭やタバコを「消せる」と考えて選ぶと、期待とずれます。
あわせて、カテゴリの見分け方も押さえておきます。ダイソンのPure Cool Link TP03やPurifier Cool Gen1 TP10のような空気清浄機能付きのファンは、送風機と兼用の別カテゴリで、適用床面積の考え方も同じではありません。この記事の商品区画では、据え置き型と小型の空気清浄機だけを扱っています。
空気清浄機の手入れ・電気代・置き場所の選び方|買った後に効いてくる条件

ステップ④は、買ってから毎日効いてくる条件です。ここを軽く見ると、性能に不満がなくても使わなくなってしまいます。
交換の目安・掃除・電気代・置き場所の順に、一次情報を根拠にして確認します。
フィルター交換の目安|清浄時間が初期の2倍・ニオイ除去率が半分
JEMAは交換の目安を年数ではなく性能で定義しています。「集塵能力としては、空気を清浄する時間が初期の2倍以上になったとき、脱臭能力としては、ニオイの除去率が半分になったときを交換の目安としています」という説明です。
カタログの「約10年交換不要」といった年数は、あくまで想定した使用環境での目安です。年数だけを並べて優劣をつけるのではなく、使う環境で早まる前提の数字として読んでください。
プレフィルターの掃除の頻度と方法|買う前に開けやすさを確認する
掃除の頻度は機種によって案内が違い、2〜4週間ごとの清掃を勧めるモデルもあります。頻度そのものより、続けられる形かどうかのほうが実務的には効きます。
買う前に確認したいのは3点です。背面パネルが工具なしで開くか、プレフィルターを掃除機で吸える形状か、水洗いに対応しているか。この3点が良い機種は、手入れが止まりにくく結果的に性能を維持しやすくなります。
電気代の目安|31円/kWhで計算する1時間と24時間運転
パナソニックは電気代の計算式を「1時間当たりの電気代(円)=消費電力(W)×電気代単価(31円/kWh)÷1000」と公表しています。本記事も電力量料金の単価は31円/kWhで統一しています。
この式に当てはめると、静音〜弱で運転する5Wのモデルは1時間あたり約0.16円、24時間で約3.7円です。強運転で45Wを使い続けると1時間あたり約1.4円、24時間で約33円になります。同じ機種でも運転モードで10倍近い差が出るので、W数は「どの運転状態か」とセットで見てください。
JEMAは「お部屋の空気を綺麗な状態で維持するためには、24時間365日運転し続けることがお勧めです。空気清浄運転では、1日中運転しても電気代は1日10円前後です。(使用条件によって電気代は変動します)」と案内しています。自動運転で弱めに回り続ける前提の数字と読むと、上の計算とも整合します。
▶ あわせてチェック:パネルヒーターの電気代は1時間いくら?エアコンとの比較と安くする方法
置き場所|花粉は床付近と出入り口、ニオイは発生源の近く
置き場所についてもJEMAが対象別の案内を出しています。花粉は「部屋の低いところに落ちやすいので、床付近に置くことがポイントです。玄関や部屋の出入り口近くに置くと効果的です」。ニオイは「発生源の近くに置くことが効果的です」。ホコリは「ソファーやベッドなどホコリが立ちやすいものの近くに置くことをお勧めします」。
暖房と併用する部屋についても案内があり、「エアコン暖房時は、対角線上の離れた位置に空気清浄機を置くことをお勧めします」とされています。置き場所は機能ではなく設置の話なので、買う前に床の余白を測っておくと失敗しません。
部屋の空気を動かす家電と組み合わせる考え方も、あわせて知っておくと配置の自由度が上がります。
▶ あわせてチェック:サーキュレーターおすすめランキング14選|人気モデルの選び方と扇風機との違い
最後に安全面です。JEMAは「空気清浄機には換気機能はありません」と明記しており、換気の代わりにはなりません。あわせて「浴室など湿気の多い所では使用しないでください」「キッチンなどで換気扇がわりに使用することはできません」「閉めきった部屋で燃焼器具と併用する時は、ときどき換気をしてください」という注意も公表されています。
床に置いて部屋全体の空気を回す据え置きタイプの空気清浄機おすすめ5選
ここからは、判断フローのステップ1〜4を満たしやすい順に並べた据え置きタイプ5選です。並び順の根拠は「適用床面積・集じん方式とフィルター・取りたい対象・手入れと置き場所の4条件を、公表情報でどこまで確認できるか」に置いています。
この5台はいずれも床に置いて使う据え置きタイプです。適用床面積の表示は同じ数字でも2026年4月からの新基準か旧基準かで意味が変わるため、購入前に商品ページの表記と発売時期を必ず確認してください。この見出しが約束しているのは「床に置いて部屋全体の空気を循環させる前提の据え置き型であること」だけで、清浄力や静音性の優劣ではありません。
第1位:Blue Max 3250i(ブルーエア)
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Blue Max 3250i(ブルーエア)の基本情報
適用床面積、CADR、運転音、消費電力のすべてがメーカーから公表されており、判断フローの4ステップを商品ページだけで確認しきれる点が強みです。JEMA基準の適用床面積22畳に加えて、CADR値から算出した推奨フロア面積12畳も併記されているため、余裕を持たせた選び方がしやすいと評価されています。
フィルターは集じんと脱臭が一体になったカートリッジ式で、交換ランプが点灯するまで気にしなくてよい設計です。本体は幅奥行とも27cm弱と、22畳クラスとしては足元の占有面積が小さく収まります。
Blue Max 3250i(ブルーエア)の主要スペック
| 適用床面積(JEMA) | 約37m2・22畳 |
| 推奨フロア面積(CADR値から算出) | 約20m2・12畳 |
| 8畳の清浄時間 | 約13分(スピード3) |
| CADR | タバコ煙・ホコリ・花粉とも141 |
| 風量 | 1.0〜4.8m3/分 |
| 運転音 | 18〜46dB(A) |
| 消費電力 | 2.5〜20W(31円/kWhで1時間あたり約0.08〜0.62円) |
| 集じん・脱臭フィルター | パーティクル プラス カーボンフィルター(交換目安 約6〜9カ月) |
| プレフィルターの手入れ | 布製プレフィルターは着脱式で交換対応 |
| 加湿機能 | なし(加湿量の表記なし) |
| センサー | ホコリセンサー |
| 外形寸法 | 幅269×奥行269×高さ481mm |
| 質量 | 約3.4kg |
Blue Max 3250i(ブルーエア)の口コミ
Web上では「運転音が静かで寝室でも気にならない」「本体が思ったより小さく置き場所に困らない」といった声が見られる一方、「フィルターの交換周期が短めなのでランニングを見込んでおきたい」という声も見られます。
第2位:MC55Z-W(ダイキン)
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MC55Z-W(ダイキン)の基本情報
「空気清浄機(加湿無し)」という商品名のとおり、加湿量の表記がなく加湿機能を持たないモデルです。加湿ユニットの手入れが増えるのを避けたい人にとっては、ステップ④の手入れ条件をいちばん軽くできる選択肢になります。
集じんフィルターはTAFUフィルターと呼ばれる静電HEPAフィルターで、交換目安は約10年と長めに公表されています。脱臭フィルターとストリーマユニットも交換不要または約10年の案内で、日々の手入れはプレフィルターが中心です。
MC55Z-W(ダイキン)の主要スペック
| 適用床面積 | 約25畳・約41m2 |
| 8畳の清浄時間 | 約11分 |
| 風量 | ターボ5.5・標準3.2・弱2.0・しずか1.1m3/分 |
| 運転音 | ターボ53・標準39・弱29・しずか19dB |
| 消費電力 | ターボ46・標準15・弱9・しずか6W(31円/kWhで1時間あたり約0.19〜1.43円) |
| 集じんフィルター | TAFUフィルター(静電HEPAフィルター・交換目安 約10年) |
| 脱臭フィルター | 搭載(交換不要の案内) |
| ストリーマユニット | 交換目安 約10年 |
| プレフィルターの手入れ | 定期的な清掃で交換不要 |
| 加湿機能 | なし(加湿量の表記なし) |
| センサー | ホコリセンサー・ニオイセンサー |
| チャイルドロック | あり |
| 外形寸法 | 幅270×奥行270×高さ500mm |
| 質量 | 約6.8kg |
MC55Z-W(ダイキン)の口コミ
Web上では「加湿がない分お手入れがラク」「静音運転が本当に静か」といった声が見られます。一方で「本体はしっかり重さがあるので置き場所は決めてから買いたい」という声も見られます。
第3位:Core400S(Levoit)
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Core400S(Levoit)の基本情報
適用床面積32畳と、据え置き5台のなかでも広めの部屋を想定したモデルです。8畳を9分で清浄するという公表値とあわせて、リビングで短時間に空気を入れ替えたい用途に向きます。
商品名にある「プラズマプロ」については、メーカーが「高濃度イオンを放出し」と説明しており、本体内で帯電させて捕集する方式ではなく、イオンを室内へ放出するタイプの機能です。イオンを部屋に出す設計が気になる場合は、この機能をオフにできるかを商品ページで確認してください。
Core400S(Levoit)の主要スペック
| 適用床面積 | 32畳・53m2 |
| 8畳の清浄時間 | 9分 |
| CADR | 7.37m3/分(442m3/h) |
| 運転音 | 28〜54dB |
| 消費電力 | 3〜38W(31円/kWhで1時間あたり約0.09〜1.18円) |
| 集じん・脱臭フィルター | プレフィルター+H13静電フィルター+活性炭フィルターの一体構成(交換目安 約6〜12カ月) |
| プレフィルターの手入れ | 本体下部で着脱でき掃除機で吸引可 |
| 加湿機能 | なし(加湿量の表記なし) |
| イオン機能 | プラズマ機能(高濃度イオンを室内に放出とメーカーが説明) |
| 外形寸法 | 幅27.4×奥行27.4×高さ52.0cm |
| 質量 | 約5kg |
Core400S(Levoit)の口コミ
Web上では「花粉の時期に強運転で回すと体感が変わる」「アプリで運転状況が見えるのが便利」といった声が見られます。一方で「強運転の音はそれなりに大きい」という声も見られます。
第4位:IBP-A35-W(アイリスオーヤマ)
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IBP-A35-W(アイリスオーヤマ)の基本情報
商品名に「14畳/16畳」と2つの数字が並びますが、これは電源周波数による違いです。50Hz地域では16畳、60Hz地域では14畳が適用床面積になりますので、お住まいの地域の周波数で読んでください。
加湿機能を持たない単機能タイプで、集じんと脱臭が一体になったフィルターを1枚交換する構成です。切タイマーとチャイルドロックを備え、子どもがいる部屋にも置きやすい仕様になっています。
IBP-A35-W(アイリスオーヤマ)の主要スペック
| 適用床面積 | 16畳(50Hz)・14畳(60Hz) |
| 風量 | 強3.3(50Hz)・2.7(60Hz)/弱0.8・0.7m3/分 |
| 運転音 | 最大52dB(50Hz)・50dB(60Hz)/最小20・21dB |
| 消費電力 | 強38W(50Hz)・48W(60Hz)/弱6・7W(31円/kWhで1時間あたり約0.19〜1.49円) |
| 集じん・脱臭フィルター | 一体型(交換用フィルターの型番はIBP-A35FL) |
| プレフィルターの手入れ | 本体背面から着脱して清掃 |
| 加湿機能 | なし(加湿量の表記なし) |
| 運転モード | 弱・中・強・自動 |
| タイマー | 切タイマー1・2・4・8時間 |
| チャイルドロック | あり |
| 外形寸法 | 幅238×奥行238×高さ410mm |
| 質量 | 約3.3kg |
IBP-A35-W(アイリスオーヤマ)の口コミ
Web上では「シンプルで操作に迷わない」「本体が軽く部屋の移動がラク」といった声が見られます。一方で「強運転にすると音が気になる」という声も見られます。
第5位:The Pure A01A-WH(バルミューダ)
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The Pure A01A-WH(バルミューダ)の基本情報
商品名には畳数の表記がありませんが、メーカーの仕様では適用床面積は〜36畳(〜60m2)、清浄時間は8畳を8分と公表されています。据え置き5台のなかでは最も広い部屋を想定したモデルです。
フィルターは集じんと脱臭が別々の構成で、交換目安は1年に1回が推奨されています。あわせて1カ月に1回を目安に掃除機でフィルター表面のホコリを取る手入れが案内されているため、手入れの頻度は把握してから選んでください。
The Pure A01A-WH(バルミューダ)の主要スペック
| 適用床面積 | 〜36畳・〜60m2 |
| 8畳の清浄時間 | 8分 |
| 風量 | 0.3・1.5・4.8m3/分(ジェットクリーニング時7.3m3/分) |
| 運転音 | 19〜64dB |
| 消費電力 | 2〜72W(31円/kWhで1時間あたり約0.06〜2.23円) |
| 集じんフィルター | 集じんフィルター(交換目安 1年に1回) |
| 脱臭フィルター | 脱臭フィルター(交換目安 1年に1回) |
| プレフィルターの手入れ | 1カ月に1回を目安に掃除機でホコリを除去 |
| 加湿機能 | なし(加湿量の表記なし) |
| 外形寸法 | 幅260×奥行260×高さ700mm |
| 質量 | 約7.4kg(フィルター含む) |
The Pure A01A-WH(バルミューダ)の口コミ
Web上では「デザインが部屋になじむ」「最大運転にすると一気に空気が動く」といった声が見られます。一方で「最大運転の音は大きめ」「フィルター交換が毎年必要」という声も見られます。
寝室・玄関・デスクに置ける小型でコンパクトな空気清浄機おすすめ5選
続いて、置ける場所の自由度と手入れのしやすさの順に並べた小型・コンパクト5選です。並び順の根拠は「本体の設置面積と重さ、そしてフィルターやプレフィルターに手が届きやすいか」に置いています。
この5台は本体が小さく、置き場所の制約が厳しい場所に向きます。ただし小型モデルは適用床面積も小さめのものが多いので、リビングなど広い部屋の主役にはしないでください。この見出しが約束しているのは「本体が小型で狭い場所に置けること」だけで、適用床面積の広さではありません。
第1位:LEAF 130(cado)
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LEAF 130(cado)の基本情報
直径24cm・高さ31.5cmの円筒形で、サイドテーブルや棚の上にも置ける小型モデルです。それでいて適用床面積は〜28m2(17畳・急速運転時)と公表されており、小型ながら個室で主役を張れる数字を持っています。
除菌についてメーカーは、一般財団法人北里環境科学センターによる25m3の密閉空間・急速モードでの試験として、約30分で99%以上、約60分で99.99%以上という結果を示しています。これは密閉した試験空間での結果であり、実際の使用空間での結果ではありません。
LEAF 130(cado)の主要スペック
| 適用床面積 | 〜28m2・17畳(急速運転時) |
| 除菌の試験結果 | 25m3の密閉空間・急速モードで約30分に99%以上、約60分に99.99%以上(試験機関=一般財団法人北里環境科学センター・実使用空間での結果ではない) |
| 運転音 | 最小26dBA(弱)〜最大60dBA(急速) |
| 電源 | DC24V(ACアダプター100-240V)・定格消費電流0.2〜1.6A |
| 集じん・脱臭フィルター | HEPAフィルター+特殊活性炭フィルター(交換用の型番はFL-C130) |
| プレフィルターの手入れ | 上部吸込口まわりのホコリを定期的に除去 |
| 加湿機能 | なし(加湿量の表記なし) |
| センサー | ニオイセンサー・照度センサー |
| 外形寸法 | 直径約240×高さ約315mm |
| 質量 | 約4.5kg(フィルター含む) |
| 消費電力(W表記) | メーカーの記載を確認できないため購入前に確認 |
LEAF 130(cado)の口コミ
Web上では「インテリアになじむ形で置き場所を選ばない」「弱運転なら音が気にならない」といった声が見られます。一方で「急速運転はしっかり音がする」という声も見られます。
第2位:コンパクト空気清浄機 MJ-APR1(無印良品)
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コンパクト空気清浄機 MJ-APR1(無印良品)の基本情報
奥行15cmの薄型で、壁際や家具のすき間に寄せて置けるのが特徴です。質量も約2.4kgと軽く、掃除のたびに持ち上げて動かせる重さに収まっています。
適用床面積は約17m2(10畳)で、強モードで10畳を30分という説明です。風量ごとに目安の広さ(弱4.5畳・中6畳・強10畳)が示されているため、常用したい運転モードから逆算して部屋を決められます。
コンパクト空気清浄機 MJ-APR1(無印良品)の主要スペック
| 適用床面積 | 約17m2・10畳(強モードで10畳を30分) |
| 風量 | 弱54・中90・強144m3/h(目安の広さは弱4.5畳・中6畳・強10畳) |
| 運転音 | 弱約22・中約34・強約47dB |
| 消費電力 | 弱2.1・中2.4・強11.5W(31円/kWhで1時間あたり約0.07〜0.36円) |
| 集じんフィルター | HEPA(寿命の目安 約1年) |
| 脱臭 | 一体型フィルターに含む |
| プレフィルターの手入れ | 本体前面から着脱して清掃 |
| 加湿機能 | なし(加湿量の表記なし) |
| タイマー | オフタイマー2・4・8時間 |
| 外形寸法 | 幅27.5×奥行15×高さ31.8cm |
| 質量 | 約2.4kg |
コンパクト空気清浄機 MJ-APR1(無印良品)の口コミ
Web上では「薄くて部屋の隅に置いても邪魔にならない」「操作が分かりやすい」といった声が見られます。一方で「広い部屋では力不足に感じる」という声も見られます。
第3位:FU-TC01-W(シャープ)
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FU-TC01-W(シャープ)の基本情報
直径19cm・高さ33cm、質量約2.0kgと、掲載する据え置きタイプ以外では最小クラスの本体です。360°の下吸込みと全周吹き出しなので、壁に寄せても四方から吸える形状が玄関や寝室のサイドに向きます。
プラズマクラスター7000を搭載しており、これはイオンを室内に放出する設計です。効果の表示について、シャープは「約5〜20畳相当の密閉した試験空間における実証結果であり、実使用空間での実証結果ではありません。使用場所の状況や使いかた、個人によって効果は異なります」という注記を公表しています。
FU-TC01-W(シャープ)の主要スペック
| 適用床面積 | 〜6畳・10m2 |
| 清浄時間 | 6畳/30分 |
| 風量 | 強1.5・中0.8・弱0.3m3/分 |
| 運転音 | 強48・中34・弱22dB |
| 消費電力 | 強20・中8.6・弱3.0W(31円/kWhで1時間あたり約0.09〜0.62円) |
| 集じん・脱臭フィルター | 集じん・脱臭一体型フィルター(交換目安 約1年) |
| プレフィルターの手入れ | 本体外側のプレフィルターを掃除機で吸引 |
| 加湿機能 | なし(加湿量の表記なし) |
| イオン機能 | プラズマクラスター7000(イオンを室内に放出する設計) |
| 外形寸法 | 直径190×高さ330mm |
| 質量 | 約2.0kg |
FU-TC01-W(シャープ)の口コミ
Web上では「小さいのに存在感がなく玄関に置きやすい」「ナイトライトが寝室で便利」といった声が見られます。一方で「あくまで個室向けの能力」という声も見られます。
第4位:AAP-S20B-C(アイリスオーヤマ)
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AAP-S20B-C(アイリスオーヤマ)の基本情報
直径約21cm・高さ約31cmの円筒形で、床置きでも設置面積が小さく収まる小型モデルです。おやすみモードを含む4段階の運転と、4時間・8時間の切タイマーを備えています。
フィルターについてメーカーは「HEPAフィルター」と表記し、0.3μmの微細な粒子も99.7%以上除去と説明しています。JIS Z 8122のHEPAの定義(0.3μmを99.97%以上)とは数値が異なるため、表記は原文どおり読み分けてください。
AAP-S20B-C(アイリスオーヤマ)の主要スペック
| 適用床面積 | 10畳 |
| 風量 | 強2.1・中1.2〜1.0・弱0.5m3/分 |
| 運転音 | 強49・中36・弱22dB |
| 消費電力 | 強23〜28・中10〜12・弱5〜6W(31円/kWhで1時間あたり約0.16〜0.87円) |
| 集じんフィルター | メーカー表記は「HEPAフィルター」(0.3μmの粒子を99.7%以上除去と説明)・寿命の目安2年 |
| 脱臭 | 一体型フィルターに含む |
| プレフィルターの手入れ | 外周のプレフィルターを掃除機で吸引 |
| 加湿機能 | なし(加湿量の表記なし) |
| 運転モード | 弱・中・強・おやすみ |
| タイマー | 切タイマー4・8時間 |
| 外形寸法 | 直径約21.0×高さ約31.0cm |
| 質量 | 約3kg |
AAP-S20B-C(アイリスオーヤマ)の口コミ
Web上では「静かで寝室に置きやすい」「デザインが主張しないので置き場所を選ばない」といった声が見られます。一方で「センサーの表示はシンプル」という声も見られます。
第5位:エアモビパーソナル PAC-FU-PE(プラス)
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エアモビパーソナル PAC-FU-PE(プラス)の基本情報
直径69mm・高さ181mm、質量250gという、デスクの上に置くことを前提にしたパーソナルサイズです。電源はUSB(DC5V)で、部屋全体ではなく手元まわりの空気を扱う機器として設計されています。
ここまでの4台とは方式が異なり、光触媒フィルターと活性炭フィルターの組み合わせです。メーカーは光触媒フィルターについて「買い替え、交換は不要」と案内しており、消耗品の管理が最も軽い1台になります。
エアモビパーソナル PAC-FU-PE(プラス)の主要スペック
| 電源 | USB(DC5V・Type-A/micro USBケーブル約1.2m付属) |
| 運転モード | 強・弱の2段階 |
| フィルター | 光触媒フィルター(交換不要とメーカーが明記)+活性炭フィルター(別売の交換用あり) |
| プレフィルターの手入れ | 活性炭フィルターは着脱して交換 |
| 加湿機能 | なし(加湿量の表記なし) |
| 外形寸法 | 直径69×高さ181mm |
| 質量 | 250g(USBケーブル除く) |
| 適用床面積 | メーカーの記載を確認できないため購入前に確認 |
| 運転音・消費電力 | メーカーの記載を確認できないため購入前に確認 |
エアモビパーソナル PAC-FU-PE(プラス)の口コミ
Web上では「デスクに置いても圧迫感がない」「USBで動くので配線がシンプル」といった声が見られます。一方で「部屋全体を任せる機器ではない」という声も見られます。
空気清浄機10モデルの比較表と判断フローからの選び分け

ここまでの10モデルを、判断フローの各ステップと同じ列で横断比較します。価格は変動するため列を設けていません。適用床面積は、新旧どちらの基準による表示かを確認できた範囲で読み、確認できない場合は購入前に商品ページで確かめてください。
掲載10モデルの適用床面積・フィルター・加湿の有無・手入れを比較
加湿機能の有無は商品名では判断できないため、すべて加湿量(mL/h)の表記の有無で判定しています。今回の10モデルはいずれも加湿量の表記がなく、加湿機能はありません。
| 製品名/ブランド | 適用床面積(畳) | 集じんフィルター(交換目安) | 脱臭フィルター | 加湿機能(加湿量) | 最大風量/運転音 | 消費電力 | 詳細 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Blue Max 3250i(ブルーエア) | 22畳(JEMA基準・基準年の表記は購入前に確認) | パーティクル プラス カーボンフィルター(約6〜9カ月) | 一体型カーボンに含む | なし(加湿量の表記なし) | 4.8m3/分/18〜46dB | 2.5〜20W | 見る |
| MC55Z-W(ダイキン) | 25畳(基準年の表記は購入前に確認) | TAFUフィルター=静電HEPA(約10年) | 脱臭フィルター(交換不要の案内) | なし(加湿量の表記なし) | 5.5m3/分/19〜53dB | 6〜46W | 見る |
| Core400S(Levoit) | 32畳(基準年の表記は購入前に確認) | H13静電フィルター+活性炭(約6〜12カ月) | 活性炭フィルター(一体構成) | なし(加湿量の表記なし) | CADR7.37m3/分/28〜54dB | 3〜38W | 見る |
| IBP-A35-W(アイリスオーヤマ) | 16畳(50Hz)/14畳(60Hz) | 集じん・脱臭一体型(型番IBP-A35FL) | 一体型に含む | なし(加湿量の表記なし) | 3.3m3/分/20〜52dB | 6〜48W | 見る |
| The Pure A01A-WH(バルミューダ) | 36畳(基準年の表記は購入前に確認) | 集じんフィルター(1年に1回) | 脱臭フィルター(1年に1回) | なし(加湿量の表記なし) | 7.3m3/分/19〜64dB | 2〜72W | 見る |
| LEAF 130(cado) | 17畳(急速運転時) | HEPAフィルター+特殊活性炭(型番FL-C130) | 特殊活性炭フィルター | なし(加湿量の表記なし) | 風量の公表なし/26〜60dBA | DC24V・0.2〜1.6A | 見る |
| コンパクト空気清浄機 MJ-APR1(無印良品) | 10畳(強モードで30分) | HEPA(寿命の目安 約1年) | 一体型フィルターに含む | なし(加湿量の表記なし) | 144m3/h/22〜47dB | 2.1〜11.5W | 見る |
| FU-TC01-W(シャープ) | 6畳(清浄時間6畳/30分) | 集じん・脱臭一体型(約1年) | 一体型に含む | なし(加湿量の表記なし) | 1.5m3/分/22〜48dB | 3.0〜20W | 見る |
| AAP-S20B-C(アイリスオーヤマ) | 10畳 | 表記は「HEPA」=0.3μmを99.7%以上除去と説明(2年) | 一体型フィルターに含む | なし(加湿量の表記なし) | 2.1m3/分/22〜49dB | 5〜28W | 見る |
| エアモビパーソナル PAC-FU-PE(プラス) | 記載を確認できないため購入前に確認 | 光触媒フィルター(交換不要とメーカーが明記) | 活性炭フィルター | なし(加湿量の表記なし) | 公表なし/記載を確認できないため購入前に確認 | USB DC5V(W表記なし) | 見る |
花粉・ホコリ・ペット・ワンルーム|判断フローを当てはめて決める
最後に、4つの典型パターンにステップ①〜④を当てはめます。どのパターンでも「適用床面積が新旧どちらの基準か確認する」「換気の代わりにしない」「プレフィルターを掃除できる形か確認する」という前提は変わりません。
①花粉が気になるリビング。ステップ①は部屋より大きめの適用床面積、②はフィルター式で集じんフィルターの規格を確認、③は花粉なので粒子が主目的、④はJEMAの案内どおり床付近と出入り口の近くに置ける場所を確保、という流れになります。据え置きのBlue Max 3250iやThe Pure A01A-WHのように、余裕のある適用床面積を持つ機種が候補です。
②ホコリが気になる寝室。①は部屋の畳数+余裕、②はフィルター式、③はホコリなので粒子が主目的、④は「ソファーやベッドなどホコリが立ちやすいものの近く」というJEMAの案内に沿って、ベッド脇に置けるサイズかを見ます。運転音の小さいMC55Z-Wや、ベッド脇に置けるFU-TC01-Wが候補になります。
③ペットのニオイが気になる部屋。ここで注意したいのは、JEMAが「常時発生する臭い成分(建材・ペット臭等)はすべて除去できるわけではありません」と明記している点です。③は脱臭が主目的になりますが、期待値は「消える」ではなく「弱める」に置いてください。④の観点では、抜け毛がプレフィルターに溜まるため、掃除機で吸える形かが決め手になります。
④ワンルームで置き場所が限られる。①より先に④の置き場所から入るのが現実的で、床の余白と壁からの距離を測ってから、その寸法に収まる機種の適用床面積を見ます。奥行15cmのMJ-APR1や、直径19cmのFU-TC01-W、デスクに置けるPAC-FU-PEが選択肢に入ります。
空気清浄機の選び方に関するよくある質問
Q. 空気清浄機の畳数(適用床面積)はどう決めればいいですか?
A. 使う部屋より大きい適用床面積を選ぶ、というところまでが一次情報で確認できる範囲です。JEMAは「使用されるお部屋よりも大きい適用床面積の製品ですと、より短時間で空気を清浄出来ます」と案内しています。よく見かける「2倍・3倍」という倍率は、業界団体やメーカーの公表資料では確認できませんでした。あわせて、2026年4月から算出条件が変わっているため、比べるときは新旧の基準をそろえてください。
Q. 一人暮らしのワンルームならどれくらいの適用床面積が必要ですか?
A. 部屋の実測と、本体を置ける床の余白から決めるのが確実です。ワンルームは家具で有効な床面積が減っているため、畳数表示だけで選ぶと置き場所が見つからないことがあります。小型モデルは本体が小さい分、適用床面積も小さいものが多いので、部屋の畳数より小さい機種を選ばないよう気をつけてください。
Q. 空気清浄機のフィルター掃除の頻度と交換の目安はどれくらいですか?
A. 交換の目安は年数ではなく性能で定義されています。JEMAは「集塵能力としては、空気を清浄する時間が初期の2倍以上になったとき、脱臭能力としては、ニオイの除去率が半分になったときを交換の目安としています」としています。プレフィルターの掃除方法と頻度は機種ごとに違い、2〜4週間ごとの清掃を案内するモデルもあります。必ずその機種の取扱説明書に従ってください。
Q. 加湿機能付きの空気清浄機を選んだほうがいいですか?
A. 手入れの箇所が増える点を踏まえて決めてください。加湿機能が付くとタンクの給水とトレーの清掃が加わります。注意したいのは、商品名では加湿の有無を判断できないことです。「空気清浄機」という名前でも加湿量が表記されている加湿空気清浄機があり、逆に「加湿レス空気清浄機」「空気清浄機(加湿無し)」と明記されたモデルもあります。必ず加湿量(mL/h)の表記があるかどうかで判定してください。
まとめ|空気清浄機の選び方は順番に決めれば迷わない
空気清浄機は、①適用床面積で候補を絞る、②集じん方式とフィルターで方式を決める、③取りたい対象で機能を決める、④手入れ・電気代・置き場所で決めきる、という順番で選ぶと迷いません。この記事では、その各ステップの根拠を業界団体と規格の公表内容から確認し、据え置き5選と小型5選の合計10選を同じ評価軸で比較しました。
- 適用床面積の表示は、2026年4月からの新基準か旧基準か、どちらによる数字かを確認する
- 「HEPA級」「静電HEPA」などの表記は、JIS Z 8122のHEPAの定義を満たすとは限らない
- 空気清浄機には換気機能がないため、換気の代わりにはならない
今日はまず、置きたい部屋の広さと、本体を置ける床の余白を測るところから始めてみてください。この2つが分かれば、候補は驚くほど早く絞れます。