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コスパ最強の加湿空気清浄機おすすめ10選|電気代とフィルター交換で選ぶ

加湿空気清浄機を冬のあいだつけっぱなしにするつもりで探していると、気になるのは電気代と交換フィルターです。本体で節約したつもりが、あとから交換フィルターの周期が短くて負担が増えた、という失敗はいちばん避けたいところだと思います。

結論から書くと、加湿空気清浄機の負担は①消費電力から出す電気代、②フィルター交換の周期と交換が必要な部位の数、③給水と加湿フィルターの手入れの頻度の3つでほぼ決まります。そして意外に知られていないのが、フィルターの交換周期がメーカーによって約10年・約2年・数か月と桁で分かれることです。

この記事では、消費電力から電力量料金の単価31円/kWhで電気代を出す手順を示したうえで、交換周期の違いと手入れの負担を並べます。そのうえで、集じんフィルターの交換目安が約10年と案内されている6台と、空気清浄の適用床面積20畳以下の気化式4台の、合計10モデルをメーカー公式と取扱説明書で調べて比較しました。金額に触れるのは電気代の試算だけで、本体価格や交換フィルターの価格は書きません。

加湿空気清浄機って、買ったあとにどれくらい掛かり続けるんですか?

電気代とフィルター交換、それに手入れの手間の3つだよ。とくにフィルターの交換周期は10年と2年で桁が違うから、買う前に確かめておきたいところだね。

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加湿空気清浄機のコスパは買ったあとに決まる|掛かり続ける3つのコスト

電卓で毎月の光熱費を計算している様子

はじめに、この記事でいう「コスパ」の定義をはっきりさせておきます。本記事のコスパは本体の安さではありません。買ったあとに掛かり続ける①電気代②フィルター交換の周期と要否③手入れの手間、の3つで評価します。本体価格には触れません。

▶ あわせてチェック:加湿空気清浄機の比較|ダイキン・シャープ・パナソニックの違い

この3つはどれも、買ってから何年も続く負担です。順番に中身を見ていきます。

電気代|消費電力は運転状態ごとに別々に公表されている

加湿空気清浄機の消費電力は、ひとつの数字ではありません。メーカーは運転状態ごとに別のワット数を公表しています。

たとえばシャープのKI-SX75の取扱説明書では、空気清浄運転の強が80W、加湿空気清浄運転の強が52Wと、別々に書かれています。同じ「強」でも、加湿を使うかどうかで消費電力がまったく違うということです。注記には「無線モジュールを起動していないときの消費電力です。無線モジュール起動時は、消費電力が最大で約1W高くなります」とも添えられています。

ダイキンも同様に、空気清浄運転と加湿空気清浄運転で別のワット数を公表しています。MCK554Aの場合、空気清浄運転のターボが70W、加湿空気清浄運転のターボが72Wです。

つまり電気代を見積もるときは、どの運転状態のワット数で計算したのかを必ず確認する必要があります。この記事の試算も、必ずどの状態の値かを添えて示します。

フィルター交換の周期と要否|10年という数字には前提条件が付く

2つ目がフィルター交換です。国内大手3社の主力機は「10年交換不要」と案内されることが多いのですが、この10年には前提が付いています。

ダイキンの公式FAQには「約10年を目安に交換してください。」とあり、続けて「交換の目安は、タバコを1日5本吸うご家庭で毎日使用した場合、約10年となります。(タバコを1日10本吸うご家庭の場合は、約5年となります。)」と書かれています。つまりタバコの本数が倍になれば、目安は半分になるということです。

さらに、機種によっては交換の周期がまったく違います。約10年の機種がある一方で、約2年、約6〜9か月という機種も実在します。この差はあとの章で具体的に見ていきます。

なお本記事では、フィルターの負担を金額に換算しません。交換の周期(年数)と、交換が必要な部位がいくつあるかで語ります。

手入れの手間|給水と加湿フィルターの作業は毎シーズン続く

3つ目が手入れです。これは金額に表れませんが、続かなければ製品を使わなくなるという意味で、いちばん現実的なコストになります。

加湿を使う季節は、毎日の給水に加えて、加湿フィルターとトレーのつけ置き洗いと乾燥が定期的に発生します。ダイキンは加湿フィルターユニットについて「約1か月に1度、またはニオイや汚れが気になるときにお手入れしてください。」と案内しています。

そしてもうひとつ、いちばんもったいない失敗にも触れておきます。空気清浄の適用床面積だけを見て選ぶと、加湿側が部屋に届かず、結局あとから加湿器を買い足すことになります

加湿の適用床面積は日本電機工業会規格のJEM1426にもとづき、プレハブ住宅洋室を最大、木造和室を最小として表記されます。和室で使うなら小さいほうの数字を見ておくのが安全です。

加湿空気清浄機の電気代の見方|消費電力から31円/kWhで計算する

加湿空気清浄機4機種を静音運転で24時間使ったときの電気代を比べた横棒グラフ
電力量料金31円/kWhで統一して計算した目安です。

ここからは電気代を実際に出してみます。式は単純で、必要なのは消費電力(W)と使用時間、それに電力量料金の単価だけです。

本記事の試算はすべて単価31円/kWhで統一します。同じ単価で並べないと機種の比較にならないためです。

電気代の計算手順|消費電力÷1000×使用時間×31円/kWhで出す

計算式は「消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×31円/kWh」です。たとえば加湿空気清浄運転の強が52Wの機種を1時間動かすと、52÷1000×1×31で約1.6円になります。

ダイキンは仕様一覧の注記で「電力料金目安単価31円/kWh(税込)[令和4年7月改定]で算出」と明記しており、メーカー自身が同じ単価を使っています。本記事の試算はすべてこの31円/kWhで統一しているので、機種間の比較にそのまま使えます

注意点が2つあります。ひとつは、どの運転状態のワット数で計算したかを必ず確認すること。もうひとつは、自動運転では風量が変わるため、強(ターボ)運転時の値はあくまで上限の目安だということです。

実際に契約している単価は検針票や電力会社の明細で確認できます。単価の調べ方は、暖房機の電気代を扱った次の記事でも整理しています。

▶ あわせてチェック:オイルヒーターの電気代はやばい?1時間・1か月の目安とエアコンとの差

加湿を使うと電気代はどう変わるか|気化式とスチーム式で性格が違う

「加湿を使うと電気を食う」と思われがちですが、公表値を見ると単純な話ではありません。むしろ加湿空気清浄運転のほうが消費電力が低い機種が多数あります。

理由は方式にあります。気化式は水を含んだ加湿フィルターに風を当てて水分を飛ばす仕組みで、ヒーターを使いません。そして加湿運転時は風量の上限が空気清浄運転より低く設定されている機種が多く、その分ワット数も下がります。

機種 空気清浄運転の強(ターボ) 加湿空気清浄運転の強(ターボ) 差の向き
KI-SX75(シャープ) 80W 52W 加湿時のほうが低い
KC-S50W(シャープ) 54W 20W 加湿時のほうが大きく低い
F-VXW55(パナソニック) 53.0W 43.0W 加湿時のほうが低い
MCK554A(ダイキン) 70W 72W 加湿時のほうがわずかに高い

同じ気化式でも、加湿時にワット数が下がるメーカーと、わずかに上がるメーカーがあります。カタログの「気化式だから電気代は変わらない」という一般論では読み切れない部分なので、機種ごとの公表値を見てください。

性格がはっきり違うのはスチーム式(加熱式)です。水を沸かして蒸気を出す方式なので、消費電力の考え方そのものが気化式と別物になります。アイリスオーヤマのAAP-KH35A-Wがこの方式にあたるため、本記事の気化式の区画には入れていません。

電気代を抑える運転|自動運転とフィルターの目詰まり対策

運用でできることは3つです。ひとつ目は自動運転にまかせること。強運転で固定するより、センサーに風量を任せたほうが平均の消費電力は下がります。

2つ目は風量を上げっぱなしにしないことです。たとえば加湿空気清浄の静音(しずか)運転で24時間動かした場合、KC-S50W-Wの3.6Wなら約2.7円、MCK554A-Tの8Wなら約6.0円です(いずれも31円/kWh)。同じ機種でも強運転と静音運転では、1日の電気代が桁で変わります

3つ目はフィルターの目詰まりを放置しないことです。目詰まりすると風量が落ち、同じ結果を得るのに運転時間が延びます。パナソニックはカタログで集じんフィルターについて「ホコリを掃除機などで取る。(約2週間に1回)」と案内しています。

なお、メーカー公式にワット数の公表が確認できない機種については、本記事では電気代を試算しません。推測で計算しても比較に使えないためです。省エネ機能と使い方の考え方は、次の記事も参考になります。

▶ あわせてチェック:パネルヒーターの電気代は1時間いくら?エアコンとの比較と安くする方法

加湿空気清浄機のフィルター交換の周期と要否|10年・2年・数か月に分かれる

加湿空気清浄機のフィルター交換の周期と、交換が必要な部品の数をメーカー別にまとめた図解
同じカテゴリでも交換の周期は約10年と約2年に分かれます。

ここが本記事でいちばん差が出る章です。同じ「加湿空気清浄機」でも、フィルターの交換周期はメーカーによって桁で違います。

「フィルター交換費用」とひとくくりにされがちですが、10年に1回と2年に1回では、買ったあとの前提がまったく変わります。

交換の目安が約10年と案内されている機種|国内大手3社の主力に多い

ダイキンは仕様一覧で、集塵フィルターの交換・購入の目安を約10年間としています。加湿フィルターも約10年、脱臭フィルターは「交換不要ですが、必要に応じてご購入いただけます」という扱いです。

シャープのKI-SX75の取扱説明書では、集じんフィルター・脱臭フィルターとも交換の目安が約10年に1回、加湿フィルターも約10年に1回です。パナソニックのF-VXW55とF-VXW70は、集じん・脱臭・加湿のいずれも交換目安が約10年と公表されています。

国内大手3社の主力クラスは、この「3つのフィルターが約10年」という構成が中心です。ただしメーカーによって、フィルター以外に交換が必要な部品があります。

シャープのKIシリーズにはプラズマクラスターイオン発生ユニットがあり、取扱説明書には「総運転時間が約17,500時間(1日24時間使用した場合、約2年)経過すると、ユニット交換ランプが点滅します」と書かれています。加えてAg⁺イオンカートリッジが約1年に1回です。フィルターが10年でも、管理する部品は3種類あるということになります。

10年が短くなる条件|タバコの本数と空気の汚れ、強いニオイの環境

10年という数字には、必ず前提が付いています。ダイキンの公式FAQには次のように書かれています。

「交換の目安は、タバコを1日5本吸うご家庭で毎日使用した場合、約10年となります。(タバコを1日10本吸うご家庭の場合は、約5年となります。)」「空気の汚れが多いところでご使用の場合は、交換時期が早くなります。」

シャープも同じ構造の注記を置いています。KC-S50Wの取扱説明書には「1日にタバコの煙5本相当の粉じん/臭気を吸った場合、集じん/脱臭能力が初期の50%になるまでの時間を目安としています。(「日本電機工業会規格(JEM1467)」による)1日にタバコの煙10本相当を吸った場合は約5年が目安です。」とあり、さらに「使用環境によっては、数週間から数カ月でフィルターからニオイが発生しフィルター交換が必要となる場合があります。」と続きます。

10年は環境が良い場合の上限であって、無条件に10年もつという意味ではありません。喫煙する家庭や、調理のニオイが強い部屋では、目安は短くなります。

もうひとつ見落としやすいのが、洗い方を間違えると交換になる部品です。ダイキンの脱臭フィルターは「水洗いはしないでください。(水洗いすると型くずれして使用できなくなります。)」とされ、洗ってしまった場合は「型くずれして使用できなくなりますので、交換が必要です。」と明記されています。

交換の周期が約2年や数か月の機種もある|周期の短さは欠点とは限らない

一方で、交換の周期が桁違いに短い機種もあります。アイリスオーヤマのAAP-SH30Aの取扱説明書には「集じん脱臭フィルターの交換時期:約2年」「加湿フィルターの交換時期:約2年」と書かれています。

前提も明記されています。集じん脱臭フィルターは「たばこを1日5本吸った場合(日本電機工業会規格(JEM1467)に基づく試験方法により算出)」、加湿フィルターは「1日8時間運転で定期的なお手入れをした場合」です。同じ「タバコ1日5本」という前提でも、片方は約10年、片方は約2年という違いになります

さらに短い例もあります。ブルーエアのDH3iは、ダストフィルターの交換目安が約6〜9か月と案内されています。

ただし、周期が短いこと自体は欠点ではありません。アイリスオーヤマの2機種は集じんと脱臭が1枚のフィルターにまとまっており、交換する部位は集じん脱臭フィルターと加湿フィルターの2つだけです。イオン発生ユニットやカートリッジのような追加部品もありません。

メーカー・シリーズ 集じん系フィルターの交換目安 加湿フィルターの交換目安 フィルター以外に交換が必要な部品 交換が必要な部位の数
ダイキン(MCKシリーズ) 約10年間 約10年 ストリーマユニット(約10年間) 3つ(脱臭は任意交換)
パナソニック(VXWシリーズ) 約10年 約10年 なし 3つ
シャープ(KIシリーズ) 約10年 約10年 イオン発生ユニット(約2年)・Ag⁺イオンカートリッジ(約1年) 5つ
シャープ(KCシリーズ) 約10年 約10年 Ag⁺イオンカートリッジ(約1年) 4つ
アイリスオーヤマ(AAP-SHシリーズ) 約2年(集じん脱臭一体) 約2年 なし 2つ
ブルーエア(DH3i) ダストフィルター 約6〜9か月 メーカー公式で確認できないため購入前に確認 なし 確認が必要

機能が増えると手入れの箇所も増えます。シャープのKI-TD50-Wのような除加湿タイプは、加湿に加えて除湿の水を扱うため、管理する場所がさらに増える構成になります。

フィルターの掃除の頻度と水洗いの可否は、他の家電でも判断のしかたが共通します。次の記事もあわせて確認してみてください。

▶ あわせてチェック:セラミックヒーターのフィルター掃除の仕方|頻度と水洗いの注意点

加湿空気清浄機の手入れの手間もコストとして数える|給水と加湿フィルター

流し台で容器を水洗いしている様子

電気代とフィルター以外に、もうひとつ確実に掛かり続けるものがあります。時間です。給水と加湿フィルターの手入れは、加湿を使う季節のあいだずっと続きます。

ここでは、その負担がどこで決まるのかを公表値から見ていきます。

給水の頻度と方式|上から給水とタンク取り外しで負担の質が変わる

給水の回数は、タンク容量と加湿量で決まります。シャープは連続加湿時間を公表しており、KI-SX75-Wはタンク約3.2Lで強運転なら約3.6時間、静音運転なら約12時間です。KC-S50W-Wはタンク約2.5Lで強運転なら約5.0時間、静音運転なら約12時間です。

▶ あわせてチェック:加湿器 方式 種類(追補:行5002誤記載の是正で移設)

強運転で使い続けると、1日に何度も給水することになります。加湿量が大きい機種ほど水の減りも早いので、タンク容量とセットで見る必要があります。

給水の方式にも違いがあります。アイリスオーヤマのAAP-SH30A・AAP-SH20Aは取扱説明書で「水タンクをつけたまま給水する」「水タンクを外して給水する」の両方が案内されており、本体の上から注ぐこともできます。ただし上から給水する方式は、本体の真上に手を入れる空間が必要です。

ダイキンのMCK554A-T・MCK504A-W、パナソニックとシャープの掲載機種は、タンクを取り出して給水する方式です。運ぶ手間はありますが、タンクそのものを洗いやすいという利点があります。

加湿フィルターとトレーの手入れ|つけ置きと乾燥はシーズン中ずっと続く

加湿を使う季節は、加湿フィルターとトレーの手入れが定期的に発生します。頻度と手順はメーカーで違います。

ダイキンは加湿フィルターユニットについて「約1か月に1度、またはニオイや汚れが気になるときにお手入れしてください。」とし、ぬるま湯(約40℃以下)または水でのつけおき洗いを案内しています。パナソニックはフュージョン素材採用の加湿フィルターについて「月に1回の押し洗いだけ」とカタログで案内しています。

シャープは使い捨て加湿プレフィルターを加湿フィルターにかぶせる方式で、これを約1カ月に1回交換することで手入れが簡単になると取扱説明書に書かれています。アイリスオーヤマは加湿フィルターと加湿ユニットの丸洗いに対応します。

そして、フィルター自動掃除機能が付いた機種でも加湿側の手入れは残ります。シャープのKI-SX75-Wはプレフィルターの自動掃除機能を備えますが、加湿フィルター・トレー・Ag⁺イオンカートリッジの手入れは別に必要です。

乾かさずに戻すとニオイの原因になります。パナソニックもカタログの注意書きで「水槽部(トレー)及びフィルターを掃除しないでそのまま使用を続けますとよごれや水アカで加湿量が低下したりカビや雑菌が繁殖し悪臭がすることがあります。」としています。

手入れを続けられる条件|置き場所・重さ・シーズンオフの保管場所

手入れが続くかどうかは、意外なところで決まります。購入前に見ておきたいのは、置き場所の高さ、水回りまで運べる重さ、そしてシーズンオフの保管場所です。

掲載機種の質量は幅があります。シャープのKI-SX75-Wが約13kg、パナソニックのF-VXW70-Wが10.0kg、ダイキンのMCK554A-Tが9.5kg(水無し)に対し、アイリスオーヤマのAAP-SH30A-Wは約4.3kg、AAP-SH20A-Wは約3.0kgです。

10kgを超える機種は、トレーを外して洗面所まで運ぶ作業そのものが負担になります。日常的に動かす前提なら、質量は無視できない項目です。

湿度の管理にも触れておきます。加湿しすぎると窓や壁に結露が出て、カビの原因になります。湿度計を併用して、一般的な目安とされる40〜60%の範囲におさめるのが無難です。

▶ あわせてチェック:ホットカーペットのカビ対策|床や畳に生える原因と予防・取り方

フィルター交換の目安が約10年と案内されている加湿空気清浄機の人気おすすめ6選

この6台は集じんフィルターの交換目安が約10年と案内されている機種です。ただしメーカーは「タバコを1日10本吸うご家庭の場合は約5年」「空気の汚れが多いところでは交換時期が早くなる」とも明記しているので、10年は前提条件つきの目安です。

並び順は、交換が必要な部位が少なく、消費電力あたりの加湿量が確保できている順にしています。電気代はすべて31円/kWhで、加湿空気清浄運転の強(ターボ)を1時間使った場合の目安です。

第1位:MCK554A-T(ダイキン)

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MCK554A-T(ダイキン)の基本情報

ダイキンの2024年モデルで、集じんフィルター(TAFUフィルター・静電HEPAフィルター)の交換・購入の目安は約10年間、加湿フィルターも約10年です。脱臭フィルターは「交換不要ですが、必要に応じてご購入いただけます」という扱いなので、交換を前提にする部位は実質2つです。

買ったあとに掛かり続けるものを整理すると、加湿空気清浄のターボ運転が72Wで1時間あたり約2.2円、しずか運転が8Wで24時間なら約6.0円(いずれも31円/kWh)。手入れは加湿フィルターユニットを約1か月に1度つけおき洗いする、というのがダイキンの案内です

メリット
  • 集じん・加湿とも交換目安が約10年間で、脱臭は任意交換
  • 加湿はプレハブ洋室~14畳/木造和室~8.5畳と余力がある
  • 幅270×奥行270mmで、置き場所の自由度が高い
注意点
  • 加湿空気清浄のターボ運転72Wは、同クラスのシャープ機より高め
  • 給水は水タンクを取り出す方式で、上から給水には対応していない

MCK554A-T(ダイキン)の主要スペック

消費電力(空気清浄運転) しずか6W・弱10W・標準19W・ターボ70W
消費電力(加湿空気清浄運転) しずか8W・弱15W・標準21W・ターボ72W
電気代の目安 加湿空気清浄のターボ運転で1時間 約2.2円、しずか運転で24時間 約6.0円(31円/kWh)
集じんフィルターの交換目安 約10年間
脱臭フィルターの交換目安 任意交換
加湿フィルターの交換目安 約10年
交換が必要な部位の数 2つ(脱臭を除く)
加湿フィルターの手入れ 約1か月に1度、ぬるま湯(約40℃以下)または水でつけおき洗い
給水方式 水タンク式(約2.7L)
空気清浄の適用床面積 ~25畳(41m²)
加湿の適用床面積 プレハブ洋室~14畳(23m²)・木造和室~8.5畳(14m²)
最大加湿量 500mL/時
加湿方式 気化エレメント回転式・ダブルパスミキシング方式
運転音 加湿空気清浄 しずか20dB・ターボ53dB
外形寸法 幅270×奥行270×高さ700mm
質量 9.5kg(水無し)

MCK554A-T(ダイキン)の口コミ

Web上では「手入れの手順が分かりやすい」「置き場所を選ばない」といった声が見られる一方、「ターボ運転の音は気になる」という受け止めも見られます。

第2位:F-VXW55-W(パナソニック)

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F-VXW55-W(パナソニック)の基本情報

2023年発売のVXWシリーズで、集じん・脱臭・加湿の3つのフィルターがすべて交換目安 約10年です。フィルター以外に交換が必要な部品がなく、管理する対象がこの3つだけという構成の分かりやすさが持ち味です

加湿空気清浄の強運転は43.0Wで1時間あたり約1.3円、静音運転は9.0Wで24時間なら約6.7円(31円/kWh)です。加湿フィルターは「フュージョン」素材採用で、手入れは月に1回の押し洗いと案内されています。

メリット
  • 集じん・脱臭・加湿の3フィルターがいずれも約10年で、追加の交換部品なし
  • 加湿フィルターは月に1回の押し洗いだけという案内
  • 集じんフィルターは前面から取り出せるフロントアクセス構造
注意点
  • タンク容量が約2.3Lと小さく、強運転では給水の回数が増える
  • 静音運転の消費電力9.0Wは、掲載機種のなかではやや高め

F-VXW55-W(パナソニック)の主要スペック

消費電力(空気清浄運転) 強53.0W・中8.0W・静音5.0W
消費電力(加湿空気清浄運転) 強43.0W・中11.5W・静音9.0W
電気代の目安 加湿空気清浄の強運転で1時間 約1.3円、静音運転で24時間 約6.7円(31円/kWh)
集じんフィルターの交換目安 約10年
脱臭フィルターの交換目安 約10年
加湿フィルターの交換目安 約10年
交換が必要な部位の数 3つ
加湿フィルターの手入れ 月に1回の押し洗い
給水方式 水タンク式(約2.3L)
空気清浄の適用床面積 25畳(41m²)
加湿の適用床面積 プレハブ14畳(23m²)・木造8.5畳(14m²)
最大加湿量 500mL/h
加湿方式 気化式(フュージョン素材採用加湿フィルター)
運転音 加湿 静音25dB・強51dB
外形寸法 幅360×奥行238×高さ562mm
質量 8.0kg

F-VXW55-W(パナソニック)の口コミ

Web上では「手入れが押し洗いだけで続けやすい」といった声が見られる一方、「タンクの容量が小さい」という受け止めも見られます。

第3位:KC-S50W-W(シャープ)

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KC-S50W-W(シャープ)の基本情報

シャープのKCシリーズで、集じん・脱臭・加湿フィルターがいずれも交換目安 約10年に1回です。KIシリーズと違ってプラズマクラスターイオン発生ユニットの交換がなく、追加の交換部品はAg⁺イオンカートリッジ(約1年に1回)だけです

電気代の面では掲載機種のなかで頭ひとつ低く、加湿空気清浄の強運転が20Wで1時間あたり約0.6円、静音運転は3.6Wで24時間なら約2.7円(31円/kWh)です。加湿運転時は風量の上限が3.4m³/分に抑えられているため、空気清浄運転の強(54W)との差が大きく出ます。

メリット
  • 加湿空気清浄の強運転が20Wと低く、静音運転は3.6W
  • 集じん・脱臭・加湿とも交換目安 約10年
  • イオン発生ユニットの交換が不要な構成
注意点
  • Ag⁺イオンカートリッジは約1年、使い捨てプレフィルターは約1カ月ごとの交換
  • 加湿運転時は風量が抑えられるため、加湿しながらの清浄は時間がかかる

KC-S50W-W(シャープ)の主要スペック

消費電力(空気清浄運転) 強54W・中13W・静音3.1W
消費電力(加湿空気清浄運転) 強20W・中11W・静音3.6W
電気代の目安 加湿空気清浄の強運転で1時間 約0.6円、静音運転で24時間 約2.7円(31円/kWh)
集じんフィルターの交換目安 約10年に1回
脱臭フィルターの交換目安 約10年に1回
加湿フィルターの交換目安 約10年に1回
交換が必要な部位の数 4つ(Ag⁺イオンカートリッジ 約1年を含む)
加湿フィルターの手入れ 水洗い+使い捨て加湿プレフィルター(約1カ月に1回交換)
給水方式 水タンク式(約2.5L・連続加湿 強約5.0時間/静音約12時間)
空気清浄の適用床面積 ~23畳(38m²)
加湿の適用床面積 プレハブ洋室~14畳(23m²)・木造和室~8.5畳(14m²)
最大加湿量 500mL/h
加湿方式 気化方式
運転音 加湿空気清浄 42/35/20dB
外形寸法 幅399×奥行230×高さ613mm
質量 約7.5kg

KC-S50W-W(シャープ)の口コミ

Web上では「電気代が気にならない」「必要な機能だけで扱いやすい」といった声が見られる一方、「加湿の立ち上がりはゆっくり」という受け止めも見られます。

第4位:MCK504A-W(ダイキン)

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MCK504A-W(ダイキン)の基本情報

第1位のMCK554A-Tと同じ2024年モデルで、本体寸法も幅270×奥行270×高さ700mmと共通ですが、担当する広さが一段小さいサイズ違いです。空気清浄は~22畳(37m²)、加湿はプレハブ洋室~13畳(21m²)/木造和室~8畳(13m²)、最大加湿量は460mL/時です。

その分だけ消費電力は低く、加湿空気清浄のターボが59Wで1時間あたり約1.8円、しずか運転は8Wで24時間なら約6.0円です(31円/kWh)。集じんフィルターの表記はMCK554A-TのTAFUフィルターに対して静電HEPAフィルターですが、交換の目安はどちらも約10年間です。

メリット
  • 加湿空気清浄のターボ運転が59W、運転音50dBとダイキン3機種で最も低い
  • 集じん 約10年間・加湿 約10年で、脱臭は任意交換
  • 本体寸法はMCK554A-Tと同じで、置き場所の条件が変わらない
注意点
  • 加湿量は460mL/時とMCK554A-Tより少ない
  • ホコリ・PM2.5センサーは非搭載で、ニオイセンサーのみ

MCK504A-W(ダイキン)の主要スペック

消費電力(空気清浄運転) しずか6W・弱8W・標準13W・ターボ57W
消費電力(加湿空気清浄運転) しずか8W・弱12W・標準15W・ターボ59W
電気代の目安 加湿空気清浄のターボ運転で1時間 約1.8円、しずか運転で24時間 約6.0円(31円/kWh)
集じんフィルターの交換目安 約10年間
脱臭フィルターの交換目安 任意交換
加湿フィルターの交換目安 約10年
交換が必要な部位の数 2つ(脱臭を除く)
加湿フィルターの手入れ 約1か月に1度、ぬるま湯(約40℃以下)または水でつけおき洗い
給水方式 水タンク式(約2.7L)
空気清浄の適用床面積 ~22畳(37m²)
加湿の適用床面積 プレハブ洋室~13畳(21m²)・木造和室~8畳(13m²)
最大加湿量 460mL/時
加湿方式 気化エレメント回転式・ダブルパスミキシング方式
運転音 加湿空気清浄 しずか19dB・ターボ50dB
外形寸法 幅270×奥行270×高さ700mm
質量 9.5kg(水無し)

MCK504A-W(ダイキン)の口コミ

Web上では「静かで寝室に置きやすい」といった声が見られる一方、「加湿の力はほどほど」という受け止めも見られます。

第5位:F-VXW70-W(パナソニック)

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F-VXW70-W(パナソニック)の基本情報

第2位のF-VXW55-Wと同じVXWシリーズのサイズ違いで、空気清浄は31畳(51m²)、加湿はプレハブ19畳(32m²)/木造12畳(20m²)、最大加湿量は700mL/hに上がります。フィルター構成は同じで、集じん・脱臭・加湿の3つとも交換目安 約10年です。

広い部屋を担当するのに、加湿空気清浄の強運転は50.0WとF-VXW55-Wの43.0Wから7Wしか増えません。1時間あたりは約1.6円、静音運転の8.0Wで24時間なら約6.0円です(31円/kWh)。空気清浄の静音運転は4.2W・15dBと、掲載10モデルで最も静かな部類です。

メリット
  • 31畳クラスながら加湿空気清浄の強運転は50.0Wにとどまる
  • 集じん・脱臭・加湿の3フィルターがいずれも約10年で追加部品なし
  • 空気清浄の静音運転は4.2W・15dBと静か
注意点
  • 幅398mm・10.0kgで、手入れのたびに動かすには大きい
  • タンク約3.2Lでも、強運転では給水の回数が増える

F-VXW70-W(パナソニック)の主要スペック

消費電力(空気清浄運転) 強56.0W・中8.5W・静音4.2W
消費電力(加湿空気清浄運転) 強50.0W・中13.0W・静音8.0W
電気代の目安 加湿空気清浄の強運転で1時間 約1.6円、静音運転で24時間 約6.0円(31円/kWh)
集じんフィルターの交換目安 約10年
脱臭フィルターの交換目安 約10年
加湿フィルターの交換目安 約10年
交換が必要な部位の数 3つ
加湿フィルターの手入れ 月に1回の押し洗い
給水方式 水タンク式(約3.2L)
空気清浄の適用床面積 31畳(51m²)
加湿の適用床面積 プレハブ19畳(32m²)・木造12畳(20m²)
最大加湿量 700mL/h
加湿方式 気化式(フュージョン素材採用加湿フィルター)
運転音 加湿 静音26dB・強52dB
外形寸法 幅398×奥行257×高さ640mm
質量 10.0kg

F-VXW70-W(パナソニック)の口コミ

Web上では「静音時の静かさが際立つ」といった声が見られる一方、「本体が大きく置き場所を選ぶ」という受け止めも見られます。

第6位:KI-SX75-W(シャープ)

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KI-SX75-W(シャープ)の基本情報

プレフィルター自動掃除機能を備えたKIシリーズの上位機です。この機種は運転状態ごとの消費電力が公式に分かれて公表されている好例で、空気清浄運転の強が80W、加湿空気清浄運転の強が52Wと、同じ「強」で28Wの差があります

電気代は加湿空気清浄の強運転で1時間あたり約1.6円、静音運転7.7Wで24時間なら約5.7円です(31円/kWh)。集じん・脱臭・加湿フィルターは約10年に1回ですが、イオン発生ユニットが約2年、Ag⁺イオンカートリッジが約1年と、管理する部品は多めです。

なお、商品名にある「おすすめ畳数 18畳」は空気清浄の適用床面積ではありません。取扱説明書によればこれはプラズマクラスター適用床面積で、「『中』運転時に部屋中央(床上1.2m)で50,000個/cm³のイオンが測定できる床面積の目安」です。空気清浄の適用床面積は~34畳(56m²)です。

メリット
  • 最大加湿量900mL/hで、掲載10モデルのなかで最大
  • 集じん・脱臭・加湿とも交換目安 約10年に1回
  • プレフィルターの自動掃除機能を搭載
注意点
  • イオン発生ユニット 約2年、Ag⁺イオンカートリッジ 約1年と交換部品が多い
  • 質量約13kgと重く、自動掃除機能があっても加湿側の手入れは残る

KI-SX75-W(シャープ)の主要スペック

消費電力(空気清浄運転) 強80W・中39W・静音6.6W
消費電力(加湿空気清浄運転) 強52W・中44W・静音7.7W
電気代の目安 加湿空気清浄の強運転で1時間 約1.6円、静音運転で24時間 約5.7円(31円/kWh)
集じんフィルターの交換目安 約10年に1回
脱臭フィルターの交換目安 約10年に1回
加湿フィルターの交換目安 約10年に1回
交換が必要な部位の数 5つ(イオン発生ユニット 約2年・Ag⁺イオンカートリッジ 約1年を含む)
加湿フィルターの手入れ 水洗い+使い捨て加湿プレフィルター(約1カ月に1回交換)
給水方式 水タンク式(約3.2L・連続加湿 強約3.6時間/静音約12時間)
空気清浄の適用床面積 ~34畳(56m²)
加湿の適用床面積 プレハブ洋室~25畳(41m²)・木造和室~15畳(25m²)
最大加湿量 900mL/h
加湿方式 気化方式
運転音 加湿空気清浄 48/47/21dB
外形寸法 幅395×奥行305×高さ650mm
質量 約13kg

KI-SX75-W(シャープ)の口コミ

Web上では「加湿の力が頼りになる」「自動掃除で前面の手入れが減った」といった声が見られる一方、「消耗品の管理が必要」という受け止めも見られます。

20畳以下の部屋で電気代を抑えやすい気化式の加湿空気清浄機の人気おすすめ4選

この4台は空気清浄の適用床面積が20畳以下で、加湿方式が気化式の機種です。本体が小さく消費電力も抑えやすい一方、フィルターの交換周期は機種によって大きく違うので、電気代と交換周期の両方で見てください。

▶ あわせてチェック:人気の加湿空気清浄機おすすめ10選|定番メーカーと現行モデルの選び方

並び順は、消費電力あたりの加湿量と、交換が必要な部位の少なさの順にしています。この区画はフィルターの交換周期の長さを約束していません。約2年の機種が含まれることを先にお伝えしておきます

第1位:F-VXU40-S(パナソニック)

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F-VXU40-S(パナソニック)の基本情報

パナソニックのVXUシリーズで、空気清浄の適用床面積は18畳(30m²)、加湿はプレハブ10畳(16m²)/木造6畳(10m²)です。加湿方式は気化式(フュージョンフィルター)です。

ここで注意したいのが交換周期です。上位のVXWシリーズが3フィルターとも約10年なのに対し、本機は集じん・脱臭フィルターが約5年、加湿フィルターが約10年に分かれています。電気代は加湿空気清浄の強43.0Wで1時間あたり約1.3円、弱5.5Wで24時間なら約4.1円です(31円/kWh)。

メリット
  • 弱運転は5.5W・23dBで、24時間動かしても約4.1円(31円/kWh)
  • 加湿フィルターの交換目安は約10年で、手入れは月に1回の押し洗い
  • 質量7.2kgと軽く、手入れのために運びやすい
注意点
  • 集じん・脱臭フィルターの交換目安は約5年で、VXWシリーズの半分
  • タンク約1.6L・連続運転約4.6時間で、給水の回数は多くなる

F-VXU40-S(パナソニック)の主要スペック

消費電力(空気清浄運転) 強52.0W・弱5.5W
消費電力(加湿空気清浄運転) 強43.0W・弱5.5W
電気代の目安 加湿空気清浄の強運転で1時間 約1.3円、弱運転で24時間 約4.1円(31円/kWh)
集じんフィルターの交換目安 約5年
脱臭フィルターの交換目安 約5年
加湿フィルターの交換目安 約10年
交換が必要な部位の数 3つ
加湿フィルターの手入れ 月に1回の押し洗い
給水方式 水タンク式(約1.6L・連続約4.6時間)
空気清浄の適用床面積 18畳(30m²)
加湿の適用床面積 プレハブ10畳(16m²)・木造6畳(10m²)
最大加湿量 350mL/h(弱100mL/h)
加湿方式 気化式(フュージョンフィルター)
運転音 強49dB・弱23dB
外形寸法 幅330×奥行250×高さ590mm
質量 7.2kg

F-VXU40-S(パナソニック)の口コミ

Web上では「軽くて扱いやすい」といった声が見られる一方、「タンクの給水回数が多い」という受け止めも見られます。

第2位:MCK40X-W(ダイキン)

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MCK40X-W(ダイキン)の基本情報

この機種は、空気清浄と加湿の畳数差が商品名の時点で確認できる実例です。空気清浄は19畳までなのに対し、加湿は木造7畳・プレハブ11畳までと、担当できる広さがはっきり分かれています。空気清浄の畳数だけで選ぶと加湿が届かない、という失敗がそのまま数字に出ている形です。

加湿方式は気化式で、最大加湿量は400mL/時、タンク容量は約2.7Lです。フィルターについては、ダイキンが加湿機能付き空気清浄機の集じんフィルターを「約10年を目安に交換してください。」と案内していますが、機種ごとの目安は取扱説明書で確認してください。

なお本機は、メーカー公式の現行ページで運転状態ごとの消費電力を確認できませんでした。推測での計算は比較に使えないため、本記事ではこの機種の電気代を試算していません

メリット
  • 空気清浄19畳・加湿は木造7畳/プレハブ11畳と、畳数差が明示されている
  • 幅27cm四方のスリムタワー型で、置き場所の自由度が高い
  • 気化式でヒーターを使わない加湿
注意点
  • 運転状態ごとの消費電力をメーカー公式の現行ページで確認できず、電気代を試算していない
  • 加湿は木造和室7畳までで、リビングの主役にはしにくい

MCK40X-W(ダイキン)の主要スペック

消費電力(空気清浄運転) メーカー公式の現行ページで記載を確認できないため購入前に確認
消費電力(加湿空気清浄運転) 同上
電気代の目安 ワット数を確認できないため試算しない
集じんフィルターの交換目安 ダイキンは加湿機能付き空気清浄機について約10年を目安と案内(機種ごとの目安は取扱説明書で確認)
加湿フィルターの交換目安 同上
加湿フィルターの手入れ ぬるま湯(約40℃以下)または水でつけおき洗い
給水方式 水タンク式(約2.7L)
空気清浄の適用床面積 ~19畳
加湿の適用床面積 プレハブ~11畳・木造~7畳
最大加湿量 400mL/時
加湿方式 気化式
運転音 メーカー公式の現行ページで記載を確認できないため購入前に確認
外形寸法 幅270×奥行270×高さ700mm(販売ページ表記)

MCK40X-W(ダイキン)の口コミ

Web上では「スリムで置きやすい」といった声が見られる一方、「加湿の畳数は控えめ」という受け止めも見られます。

第3位:AAP-SH30A-W(アイリスオーヤマ)

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AAP-SH30A-W(アイリスオーヤマ)の基本情報

直径238×高さ570mm・約4.3kgの円筒形で、気化式・上から給水・丸洗い対応の機種です。空気清浄の適用床面積は~16畳、加湿は木造住宅和室5畳/プレハブ住宅洋室8畳(いずれも強運転時)です。

ここまでの機種と決定的に違うのが交換周期です。取扱説明書には集じん脱臭フィルター・加湿フィルターとも「交換時期:約2年」と明記されています。約10年の機種と同じ感覚で選ぶと想定が崩れるので、必ず確認しておきたい点です。

ただし交換する部位は集じん脱臭フィルター(集じんと脱臭が一体)と加湿フィルターの2つだけで、イオン発生ユニットのような追加部品はありません。電気代は加湿空気清浄の強44W(50Hz)/55W(60Hz)で1時間あたり約1.4円/約1.7円、弱6W/7Wで24時間なら約4.5円/約5.2円です(31円/kWh)。

メリット
  • 水タンクをつけたまま上から給水でき、外して給水することもできる
  • 交換する部位は集じん脱臭フィルターと加湿フィルターの2つだけ
  • 約4.3kgと軽く、手入れのために運びやすい
注意点
  • 集じん脱臭フィルター・加湿フィルターとも交換時期は約2年
  • 集じん脱臭フィルターは「0.3μm以上の粒子の捕集効率99.7%以上」で、HEPAの定義とは別の表記

AAP-SH30A-W(アイリスオーヤマ)の主要スペック

消費電力(空気清浄運転) 弱6/7W・中18/21W・強44/55W(50/60Hz)
消費電力(加湿空気清浄運転) 弱6/7W・中18/21W・強44/55W(50/60Hz)
電気代の目安 加湿空気清浄の強運転で1時間 約1.4円(50Hz)/約1.7円(60Hz)、弱運転で24時間 約4.5円/約5.2円(31円/kWh)
集じん脱臭フィルターの交換目安 約2年(たばこを1日5本吸った場合・JEM1467に基づく試験方法により算出)
加湿フィルターの交換目安 約2年(1日8時間運転で定期的なお手入れをした場合)
交換が必要な部位の数 2つ
加湿フィルターの手入れ 丸洗い
給水方式 上から給水(タンクを外しての給水にも対応)
タンク容量 取扱説明書の仕様表に記載がないため購入前に確認
空気清浄の適用床面積 ~16畳
加湿の適用床面積 プレハブ住宅洋室8畳・木造住宅和室5畳(強運転時)
最大加湿量 300mL/h(中160・弱90)
加湿方式 気化式
運転音 加湿空気清浄 18/26/47dB
外形寸法 直径238×高さ570mm
質量 約4.3kg

AAP-SH30A-W(アイリスオーヤマ)の口コミ

Web上では「上から給水がラク」「丸洗いできて清潔に保ちやすい」といった声が見られる一方、「フィルター交換の周期が短い」という受け止めも見られます。

第4位:AAP-SH20A-W(アイリスオーヤマ)

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AAP-SH20A-W(アイリスオーヤマ)の基本情報

第3位のAAP-SH30A-Wと同じシリーズのサイズ違いで、直径210×高さ450mm・約3.0kgとさらに小さくなります。空気清浄の適用床面積は~10畳、加湿は木造住宅和室4畳/プレハブ住宅洋室7畳(強運転時)、最大加湿量は250mL/hです。

掲載10モデルで最も消費電力が低く、加湿空気清浄の強でも23W(50Hz)/28W(60Hz)です。1時間あたり約0.7円/約0.9円、弱5W/6Wで24時間なら約3.7円/約4.5円になります(31円/kWh)。交換目安は取扱説明書で第3位と共通で、集じん脱臭フィルター・加湿フィルターとも約2年です。

メリット
  • 加湿空気清浄の強でも23W(50Hz)/28W(60Hz)と低い
  • 約3.0kgで、給水も手入れも負担が小さい
  • 上から給水と、タンクを外しての給水の両方に対応
注意点
  • 集じん脱臭フィルター・加湿フィルターとも交換時期は約2年
  • 加湿は木造住宅和室4畳までで、担当できる広さは限られる

AAP-SH20A-W(アイリスオーヤマ)の主要スペック

消費電力(空気清浄運転) 弱5/6W・中10/12W・強23/28W(50/60Hz)
消費電力(加湿空気清浄運転) 弱5/6W・中10/12W・強23/28W(50/60Hz)
電気代の目安 加湿空気清浄の強運転で1時間 約0.7円(50Hz)/約0.9円(60Hz)、弱運転で24時間 約3.7円/約4.5円(31円/kWh)
集じん脱臭フィルターの交換目安 約2年(たばこを1日5本吸った場合・JEM1467に基づく試験方法により算出)
加湿フィルターの交換目安 約2年(1日8時間運転で定期的なお手入れをした場合)
交換が必要な部位の数 2つ
加湿フィルターの手入れ 丸洗い
給水方式 上から給水(タンクを外しての給水にも対応)
タンク容量 取扱説明書の仕様表に記載がないため購入前に確認
空気清浄の適用床面積 ~10畳
加湿の適用床面積 プレハブ住宅洋室7畳・木造住宅和室4畳(強運転時)
最大加湿量 250mL/h(中140・弱80)
加湿方式 気化式
運転音 加湿空気清浄 20/34/47dB
外形寸法 直径210×高さ450mm
質量 約3.0kg

AAP-SH20A-W(アイリスオーヤマ)の口コミ

Web上では「小さくて場所を取らない」といった声が見られる一方、「担当できる広さは狭い」という受け止めも見られます。

加湿空気清浄機10モデルの消費電力とフィルター交換目安の比較表

壁のコンセントに家電のプラグを差し込んでいる様子

掲載した10モデルを、買ったあとに掛かり続ける項目だけで横に並べます。本体価格や交換フィルターの価格の列は作っていません。金額として載せるのは電気代の試算だけです。

電気代はすべて電力量料金の単価31円/kWhで統一し、加湿空気清浄運転の強(ターボ)を1時間使った場合と、静音(しずか・弱)運転を24時間使った場合の2つを示します。

掲載10モデルの消費電力・電気代の目安・フィルター交換目安を比較

表は左端のモデル名が固定され、横にスクロールできます。MCK40X-Wだけは公式にワット数を確認できなかったため、推測での計算はせず「試算しない」と記載しています

モデル名 消費電力(空気清浄運転の強・ターボ) 消費電力(加湿空気清浄運転の強・ターボ) 電気代の目安(加湿空気清浄の強を1時間・31円/kWh) 電気代の目安(加湿空気清浄の静音を24時間・31円/kWh) 集じんフィルターの交換目安 脱臭フィルターの交換目安 詳細
MCK554A-T 70W 72W 約2.2円 約6.0円(8W) 約10年間 任意交換 見る
F-VXW55-W 53.0W 43.0W 約1.3円 約6.7円(9.0W) 約10年 約10年 見る
KC-S50W-W 54W 20W 約0.6円 約2.7円(3.6W) 約10年に1回 約10年に1回 見る
MCK504A-W 57W 59W 約1.8円 約6.0円(8W) 約10年間 任意交換 見る
F-VXW70-W 56.0W 50.0W 約1.6円 約6.0円(8.0W) 約10年 約10年 見る
KI-SX75-W 80W 52W 約1.6円 約5.7円(7.7W) 約10年に1回 約10年に1回 見る
F-VXU40-S 52.0W 43.0W 約1.3円 約4.1円(弱5.5W) 約5年 約5年 見る
MCK40X-W 公式にワット数の記載を確認できないため購入前に確認 同左 ワット数を確認できないため試算しない ワット数を確認できないため試算しない ダイキンは約10年を目安と案内(取扱説明書で確認) 取扱説明書で確認 見る
AAP-SH30A-W 44W(50Hz)/55W(60Hz) 44W(50Hz)/55W(60Hz) 約1.4円/約1.7円 約4.5円/約5.2円(弱6W/7W) 約2年(集じん脱臭一体) 約2年(集じんと一体) 見る
AAP-SH20A-W 23W(50Hz)/28W(60Hz) 23W(50Hz)/28W(60Hz) 約0.7円/約0.9円 約3.7円/約4.5円(弱5W/6W) 約2年(集じん脱臭一体) 約2年(集じんと一体) 見る

表を通して見ると、加湿空気清浄運転の強でも20W台から70W台まで3倍以上の開きがあり、フィルターの交換目安は約2年と約10年で5倍の差があることが分かります。この2つが買ったあとの負担を決める主役です。

つけっぱなし・在宅時のみ・寝室のみ・手入れ最小|使い方から選び分ける

使い方によって、3つのコストのどれが効いてくるかが変わります。4つのパターンで見ていきます。ただしどのパターンでも、加湿の適用床面積が部屋に届いているかを先に確認するという前提は変わりません。届かない機種を買うと加湿器を買い足すことになり、それがいちばんもったいない結果になるからです。

①冬のあいだ長時間つけっぱなしにする場合は、静音運転の消費電力が効いてきます。24時間換算で見ると、KC-S50W-Wの3.6Wなら約2.7円、F-VXW55-Wの9.0Wなら約6.7円(いずれも31円/kWh)と2倍以上の差が出ます。長時間運転が前提ならKC-S50W-Wが有力です。

②在宅時だけ使う場合は、強運転のワット数と立ち上がりが効きます。1時間の使用で見ると、KC-S50W-Wが約0.6円、F-VXW55-Wが約1.3円、MCK554A-Tが約2.2円です。オフィスや自宅の作業部屋で日中だけ使うなら、この帯で選んで問題ありません。

③寝室で夜だけ使う場合は、運転音と加湿の適用床面積の組み合わせで決めます。掲載機種ではF-VXU40-Sの弱運転が23dBで5.5W、AAP-SH20A-Wの弱運転が20dBです。ただしAAP-SH20A-Wの加湿は木造住宅和室4畳までなので、寝室の広さと構造を先に確かめてください。

④手入れの手間を最小にしたい場合は、交換が必要な部位の数で選びます。パナソニックのF-VXW55-W・F-VXW70-Wは3つのフィルターだけ、ダイキンのMCK554A-T・MCK504A-Wは脱臭が任意交換なので実質2つ、アイリスオーヤマの2機種も2つです。逆にシャープのKI-SX75-Wは5つで、管理する対象がもっとも多くなります。

コスパ最強の加湿空気清浄機に関するよくある質問

電気代とフィルターの見方は分かってきました。あとはどんなことを確認しておけばいいですか?

よく聞かれる4つに答えるね。ここでいうコスパは本体の安さじゃなくて、電気代・フィルター交換の周期・手入れの頻度の3つでの評価だよ。どれも「どの運転状態か」「どの前提の数字か」を確かめるところに戻ってくるんだ。

Q. 加湿空気清浄機をつけっぱなしにすると電気代はどれくらいですか?

A. 消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×31円/kWhで出せます。たとえば加湿空気清浄の静音運転が3.6Wの機種なら、24時間で約2.7円です。

ただし、運転状態でワット数が違うので、どの状態で計算したかを必ず確認してください。自動運転にまかせる場合、強(ターボ)運転時の値はあくまで上限の目安になります

Q. 「フィルター10年交換不要」というのは本当ですか?

A. 前提条件付きの案内です。ダイキンの公式FAQには「交換の目安は、タバコを1日5本吸うご家庭で毎日使用した場合、約10年となります。(タバコを1日10本吸うご家庭の場合は、約5年となります。)」「空気の汚れが多いところでご使用の場合は、交換時期が早くなります。」と書かれています。

シャープの取扱説明書にも「使用環境によっては、数週間から数カ月でフィルターからニオイが発生しフィルター交換が必要となる場合があります。」という注記があります。10年は環境が良い場合の上限と考えるのが安全です。

Q. 加湿器と空気清浄機は一体型と別々のどちらが負担が小さいですか?

A. 置き場所の数、手入れをする箇所の数、電源の数で決まります。一体型は本体も電源も1つで済みますが、加湿フィルターとタンク、トレーの手入れが空気清浄機側の手入れに上乗せされます。

分かれ目になるのは、加湿を使わない季節の扱いです。一体型は加湿を止めても本体を置き続けることになり、タンクとトレーの水を抜いて乾かす作業が必要になります。別々なら加湿器だけしまえますが、置き場所と電源が2つ必要です。

Q. 小型・コンパクトなモデルを選べば負担は小さくなりますか?

A. 電気代の面では小さくなりますが、フィルターの交換周期は本体の大きさとは別の話です。掲載機種でも、直径210mmのAAP-SH20A-Wは交換目安が約2年、幅399mmのKC-S50W-Wは約10年と、大きさと周期が逆になっています。

▶ あわせてチェック:オフィス向け卓上加湿器おすすめランキング10選!USB充電式・静音・小型で選ぶ

そしてもうひとつ、加湿の適用床面積が部屋に届かないと、結局あとから加湿器を買い足すことになります。小型を選ぶときほど、加湿側の畳数を先に確認してください。

まとめ|加湿空気清浄機は電気代とフィルター交換の周期で選ぶ

加湿空気清浄機のコスパは、買ったあとに掛かり続ける3つ、つまり電気代・フィルター交換の周期と要否・手入れの手間で決まります。本体の安さの話ではありません。

電気代は消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×31円/kWhで出せますが、運転状態ごとにワット数が違うため、どの状態の値かを確認する必要があります。フィルターの交換周期は約10年・約2年・数か月に分かれ、10年には「タバコを1日10本なら約5年」といった前提が付きます。

手入れは時間の負担として数えます。今回の10モデルでは、集じんフィルターの交換目安が約10年と案内されている6台と、空気清浄の適用床面積20畳以下の気化式4台に分けて紹介しました。

  • 消費電力は、どの運転状態の値かを確認する
  • フィルターの交換周期と、交換が必要な部位の数を確認する
  • 加湿の適用床面積が部屋に届いているかを確認する

今日はまず、契約している電力量料金の単価を検針票で確認し、候補機種の消費電力の欄を見るところから始めてみてください。そこが決まれば、あとは交換周期と手入れの頻度を並べるだけです。

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