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タブレットが充電できないときはどうしたらいい?原因や直し方、修理代を紹介

タブレットが充電できないときに考えられる原因は?

タブレットが充電できない場合、原因はいくつか考えられます。まずは簡単に確認できる充電ケーブルやアダプタの故障から見ていきましょう。

それ以外にも、充電ポートやソフトウェアの問題など、状況に応じた原因があります。

充電ケーブルやアダプタの故障

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充電できない原因で最も多いのが、充電ケーブルやアダプタの不具合です。これらは日常的に使うものなので、劣化しやすい部分でもあります。

【よくある原因】

ケーブルの断線:ケーブルが折れ曲がりやすい部分で中の線が切れてしまうことがあります。外見上は問題がなくても内部で断線している場合もあります。
接続部分のゆるみ:ケーブルを差し込む端子がゆるんでいると、充電が安定しません。
アダプタの故障:アダプタが古くなったり、内部で破損していると電力が正しく供給されません。

充電ケーブルやアダプタの不具合は、自分で解決しやすいトラブルの一つです。まずはこれらをチェックしてみましょう!

充電ポートの汚れや接触不良

タブレットの充電ポートが汚れていたり、接触不良を起こしている場合、正常に充電が行われません。これは日常的な使用で少しずつ起こる問題ですが、簡単な手入れで改善できることが多いです。

【なぜ汚れるのか?】

充電ポートは小さな穴なので、気づかないうちにほこりやゴミがたまります。挿したり抜いたりするうちに、ポートの金属部分が摩耗したり、曲がったりすることもあります。

【どう確認する?】

ポートの中をチェック:明るい場所や懐中電灯を使って、ポート内にゴミや異物がないか確認します。
充電ケーブルのぐらつき:ケーブルを差し込んでみて、安定して固定されているか確認してください。ぐらつく場合は接触不良の可能性があります。

充電ポートの問題は、ゴミの除去や簡単な確認で解決することが多いですが、それでも改善しない場合は修理を検討しましょう。

ソフトウェアの問題や設定ミス

問題

タブレットが充電できない原因として、ソフトウェアの不具合や設定の間違いが挙げられます。ハードウェアに問題がなくても、システムの動作が不安定だと正常に充電されないことがあります。

【よくある原因】

充電制限の設定:一部のタブレットにはバッテリーを守るための「充電制限機能」があります。この設定がオンになっていると、充電が途中で止まったり遅くなる場合があります。
古いソフトウェア:古いバージョンのソフトウェアを使っていると、バッテリー管理が正しく動作しないことがあります。
動作の不安定さ:長時間使い続けるとタブレットが一時的にフリーズし、充電機能がうまく働かなくなることがあります。

ソフトウェアの問題は、設定の変更やアップデートで解決することが多いです。まずは簡単な対処法から試してみましょう。

バッテリーの劣化や寿命

バッテリー/充電

タブレットのバッテリーは使い続けることで少しずつ劣化し、最終的には充電がうまくできなくなることがあります。これはバッテリーが消耗品であるため避けられない現象です。

【なぜ劣化するの?】

充電回数の限界:バッテリーには寿命があり、約500~1,000回の充電サイクルで性能が低下します。
長時間の充電:夜間ずっと充電しっぱなしにするなど、過充電が続くと劣化が早まることがあります。
高温や低温環境:高温(35℃以上)や低温(0℃以下)で使用すると、バッテリーがダメージを受けやすくなります。

【劣化のサイン】

  • 充電が一瞬で終わる、または充電自体が始まらない。
  • 満充電しても数時間でバッテリーが切れる。
  • タブレットが熱くなりやすくなる。

バッテリーの劣化は長期間使うと避けられませんが、日頃のケア次第で寿命を延ばせます。症状が現れたら早めに対応しましょう。

内部回路の損傷や故障

回路

タブレットの内部には電気を流すための回路が組み込まれています。この回路が壊れると、電気がバッテリーまで届かなくなり、充電できない状態になります。

【内部回路が壊れる原因】

水濡れや湿気:水に濡れたり、高い湿度の環境で使い続けると、内部回路がショートして壊れることがあります。
落下や衝撃:高いところから落とすなどの強い衝撃で、回路の接続が外れたり、基板に亀裂が入ることがあります。
長期間の使用による劣化:長い間使い続けることで、部品が摩耗して回路が正常に機能しなくなる場合があります。

【症状の例】

  • ケーブルやアダプタを変えても充電が始まらない。
  • タブレットが電源を入れても反応しない。
  • 使用中に急に電源が切れることが多い。

内部回路の問題は自分で解決するのが難しいですが、修理店で原因を特定することで対処可能です。落下や水濡れには普段から注意することが大切です。

タブレットが充電できないときの対処法を紹介

タブレットが充電できなくなった場合、まずは簡単に確認できる箇所から原因を探りましょう。最初に試すべきなのは、ケーブルやアダプタを交換して正常に動作するか確認することです。

ケーブルやアダプタを交換して確認する

チェック/テスト

充電できない原因の多くは、充電ケーブルやアダプタの故障にあります。これらは日常的に使うため、劣化しやすい部品です。以下に確認方法と対処法を説明します。

【確認するポイント】

ケーブルの断線:ケーブルが曲がりやすい部分を触ってみて、中の線が切れているような手ごたえがあれば断線している可能性があります。
アダプタの動作確認:アダプタをコンセントに差し込んだ際、ランプが点灯するかチェックします。点灯しない場合はアダプタの故障が疑われます。
別のデバイスで試す:同じケーブルやアダプタをスマホなど他のデバイスに接続し、充電できるか確認します。

【対処法】

交換してみる:他のケーブルやアダプタを使って充電を試します。充電が始まれば、もともとのケーブルやアダプタに問題があるとわかります。
純正品の使用をおすすめ:非純正品は安価ですが、タブレットに負担をかけることがあり、寿命を縮める可能性があります。公式の純正品を選ぶのが安全です。

【費用の目安】

純正ケーブル :1,000~3,000円
純正アダプタ :1,500~5,000円
非純正品 :500~2,000円

【注意点】
充電ポートが緩くなっていたり、ほこりが詰まっている場合は、交換しても効果がないことがあります。その場合は、充電ポートの掃除も試してください。
ケーブルやアダプタは手軽に交換できるため、トラブルの初期対応として最適です。これだけで解決することも多いので、ぜひ試してみてください!

充電ポートの掃除を試みる

掃除
タブレットの充電ポートが汚れていると、電源ケーブルが正しく接続できず、充電ができなくなることがあります。ほこりやゴミを取り除くことで、簡単に解決できる場合があります。

【なぜ汚れるの?】
ポートは小さな穴のため、ポケットやカバンの中に入れるとほこりやゴミがたまりやすいです。
長期間使っていると、充電の抜き差しのたびに金属端子が汚れることがあります。

【掃除する前の注意】

  • タブレットの電源をオフにする。
  • 金属製の工具や針を使わない(内部を傷つける可能性があるため)。
  • 水や液体を使わない(ショートや故障の原因になります)。

【掃除の手順】

目視で確認:懐中電灯を使ってポート内をチェックします。ゴミやほこりが見える場合があります。
つまようじを使用:柔らかい木製のつまようじを使い、軽くゴミをかき出します。
エアダスターを活用:エアダスター(空気を吹き出すスプレー)で奥に入り込んだほこりを吹き飛ばします。
柔らかいブラシで掃除:歯ブラシや小さなクリーニング用ブラシを使い、ポートの表面を優しくこすります。

【掃除後の確認】
掃除が終わったら、再度充電ケーブルを差し込んで充電が開始されるか確認します。もし掃除後も充電ができない場合は、別の対処法を試す必要があります。

【修理が必要な場合の目安】
充電ポートが完全に壊れている場合、修理が必要になることがあります。修理費用は3,000~10,000円程度が一般的です。

充電ポートの掃除は簡単にできる上、専門的な工具も必要ありません。汚れが原因で充電できない場合、これだけで問題が解決することが多いので、ぜひ試してみてください!

ソフトウェアをアップデートまたは再起動する

アップ

タブレットが充電できない原因の一つに、システムの不具合や古いソフトウェアが挙げられます。これらは、アップデートや再起動を行うだけで簡単に解決できることがあります。

【対処法1:ソフトウェアをアップデートする】

Wi-Fiに接続: アップデートにはインターネット接続が必要です。Wi-Fiに接続しておきましょう。
設定を開く: タブレットの「設定」メニューを開き、「システム」や「ソフトウェアアップデート」の項目を探します。
アップデートを実行: 新しいバージョンがあれば、指示に従ってインストールします。これにより、充電機能の不具合が改善する場合があります。

【対処法2:再起動する】

電源ボタンを長押し: タブレットが完全にオフになるまで電源ボタンを押し続けます。
数秒待つ: 電源を切ったら10秒ほど待ってから再度電源を入れます。
充電を試す: 再起動後にケーブルを接続し、充電が始まるか確認します。

【注意点】

  • アップデート中に充電が切れないように、少なくとも20%以上バッテリーが残っている状態で行ってください。
  • 再起動だけで改善しない場合は、他の対処法も試してみる必要があります。

【具体例】

  • あるAndroidタブレットでは、充電速度が遅い問題がソフトウェアの更新で解決されたケースがあります。
  • アップデートによって充電管理のプログラムが最適化され、正常に充電できるようになったという例があります。

タブレットを初期化してリセットする

リセット

初期化やリセットは、タブレットの中のソフトウェアや設定を一度リセットし、工場出荷時の状態に戻す方法です。これによって、設定ミスやソフトウェアの不具合が原因で充電できない問題を解消できることがあります。

【初期化をする前に確認すること】

バックアップを取る:初期化すると、写真やアプリ、データがすべて消えてしまいます。GoogleアカウントやiCloudなどにバックアップを取りましょう。
他の方法を試したか確認:初期化は最終手段です。他の対処法で解決できなかった場合に試してください。

【初期化の手順】

設定を開く:タブレットの「設定」アプリを開きます。
リセットや初期化の項目を探す:「システム」や「一般管理」などの項目の中に「リセット」または「初期化」があります。
工場出荷時リセットを選択:選択後、画面の指示に従って初期化を実行します。GoogleアカウントやApple IDのパスワードが必要な場合があります。
完了後、充電を試す:初期化が完了したら、充電ケーブルを接続して、正常に動作するか確認します。

【注意点】

  • 初期化後はすべての設定がリセットされるため、Wi-Fiの再設定やアプリの再インストールが必要になります。
  • 初期化しても問題が解決しない場合は、ハードウェアの修理が必要な可能性があります。

【具体例】
Androidタブレットで、ソフトウェアの不具合により充電が進まないトラブルが発生。初期化後、充電が正常に戻ったケースがあります。

初期化はデータがすべて消えるため慎重に行う必要がありますが、ソフトウェアが原因の場合には効果的な解決法です。問題解消の最終手段として試してみましょう!

専門の修理店に相談する

相談

タブレットの修理は、自分で解決できないトラブルの場合に専門家に頼むのが一番安全な方法です。修理店では、問題の原因を特定し、適切な対応を行ってくれます。
【修理店に相談する理由】

正確な診断ができる:自分では判断できない内部回路の故障やバッテリーの問題も、修理店で専用機器を使って調べてもらえます。
保証が受けられる:修理後にまた同じ問題が起きた場合、保証期間内であれば追加費用なしで対応してもらえることがあります。
安全性が高い:自分で修理しようとすると、内部の部品を傷つけたり、完全に壊してしまうリスクがあります。

【修理店を選ぶポイント】

メーカー公式の修理センター:AppleやSamsungなど、メーカーの公式修理センターは純正部品を使用するため安心です。費用は少し高めですが、品質は保証されています。
サードパーティ修理店:非公式の修理店は費用が安い場合が多いです。ただし、純正部品でない可能性があるため、信頼できる店を選びましょう。

【相談時のポイント】

症状を詳しく伝える:いつから充電ができなくなったのか、ケーブルを変えても動作しないのかなど、状況を具体的に説明しましょう。
保証書を持参する:保証期間内の場合、無料または割引で修理を受けられることがあります。

修理店に相談するのは、自分で解決できない場合の最終手段ですが、安全かつ確実にトラブルを解消できます。費用やサービス内容を比較して信頼できるお店を選びましょう!

修理代はどのくらいかかるの?

お金

タブレットが充電できない場合、修理代は故障の原因によって変わります。以下に主な例とその費用目安をまとめました。

1. 充電ケーブルやアダプタの交換
費用目安: 1,000~3,000円
原因がケーブルやアダプタの故障なら、修理ではなく交換するだけで済みます。公式の純正品を買うとやや高めですが、互換品なら手頃な価格で購入可能です。
2. 充電ポートの修理
費用目安: 3,000~10,000円
充電ポートが汚れや故障している場合、修理店でポートの清掃や交換を行います。機種によっては料金が異なります。
3. バッテリー交換
費用目安: 5,000~15,000円
バッテリーの劣化が原因なら、交換が必要です。一般的なタブレットではこの費用範囲で修理可能です。
4. 内部回路や基板の修理
費用目安: 10,000~30,000円以上
内部回路が壊れている場合、修理代が高額になることがあります。この場合、修理より買い替えを検討するのも一つの方法です。
具体例: iPadの場合
Apple公式の修理代は、バッテリー交換なら12,980円程度。また、サードパーティの修理店なら少し安くなることがあります。

費用は症状や機種によって異なりますが、まずは修理店で無料診断を受けると安心です。また、保証期間内であれば修理代が無料になることもあるので、保証書を確認しましょう。

まとめ

タブレットが充電できない場合は、まずは原因を確認し、できる範囲で対処することが大切です。この記事で紹介した内容を簡単に振り返ります。

【原因を知る】

  • 充電ケーブルやアダプタが壊れていないか確認しましょう。
  • 充電ポートにゴミやほこりがたまっていないかもチェックしてください。
  • タブレット自体のソフトウェアやバッテリーの問題も考えられます。

【対処法を試す】

  • ケーブルやアダプタを交換してみる。
  • ポートの掃除をする(柔らかいブラシなどを使うと効果的)。
  • 再起動やソフトウェアの更新を行い、それでもダメなら初期化を検討します。

【修理の費用について】

  • 修理代金は1,000円(ケーブル交換)~30,000円(基板修理)程度が目安です。
  • バッテリー交換が必要な場合は5,000~15,000円が一般的です。

【ポイント】

  • 保証期間内なら修理代が無料になる場合もあるので、保証書を確認してください。
  • 修理代が高額な場合は、新しいタブレットを購入する選択肢もあります。

困ったときはまず自分でできる対策を試し、それでも解決しない場合は修理店に相談しましょう。しっかりメンテナンスを行うことでタブレットを長く使えます!

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