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AirTagの電池はCR2032|交換手順と2選

AirTagに「バッテリー残量低下」と出た。さて何を買えばいいのか。売り場には似た番号のボタン電池がずらりと並んでいて、どれを取ればいいのか分かりません。

結論を先にお伝えします。アップルはAirTagの電池を「CR2032 3Vのコイン型リチウム電池」。この規格が合っていれば入ります。

ただし、それだけでは足りません。アップルはもう一つ条件を書いています。誤飲を防ぐ苦味剤を塗った電池のうち、一部はAirTagで使えない場合がある、という但し書きです。

この記事では、アップルの原文をそのまま示しながら交換の手順を追い、そのうえで規格が合うコイン形リチウム電池を2選紹介します。公表がない項目は「記載を確認できず」と書きます。金額には触れません。

AirTagの電池って、どれを買えばいいの?

規格はCR2032の3Vだよ。ただしアップルはパッケージの表記まで確かめるように書いている。そこが今日いちばん大事なところなんだ。

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AirTagの電池はCR2032の3Vと公表

アップルが公表している電池の規格

まず規格から確かめます。アップルのサポートページには、はっきり型番が書かれています。推測する必要はありません。

以下は2026年8月26日に確認した内容です。ページには公開日として2026年5月12日と記されています。

アップルが書いている電池の規格

原文はこうです。「新しいCR2032 3Vのコイン型リチウム電池を、プラス面を上にして挿入します(このタイプの電池は、多くの電気店やドラッグストアでお買い求めいただけます)。通電したことを知らせる音が鳴ります。」

ここから読み取れることは3つあります。規格がCR2032であること、電圧が3Vであること、そしてプラス面を上に向けて入れることです。

コイン形リチウム電池(コインのように平たい、使い切りの電池)という種類の中の1つがCR2032です。入れる向きを間違えると通電しないので、プラス面の向きは必ず確かめてください。

入手できる場所についての記載

アップルは購入場所についても書いています。カッコの中の「多くの電気店やドラッグストアでお買い求めいただけます」という部分です。

特定の店やブランドを指定してはいません。ただし後述するとおり、パッケージの表記を確かめるようにという条件は付いています。

電池を交換する手順の公表

公式に書かれている交換の手順

交換の手順もアップルが公表しています。ここでは工具を使う方法や分解については書きません。公式に書かれている手順だけをなぞります。

作業の前に、アップルの警告文を読んでおいてください。「警告:AirTag、電池カバー、電池で小さなお子様が窒息したり、その他の怪我につながるおそれがあります。これらはお子様の手の届かないところでご利用ください。」

カバーを押し下げて反時計回りに回す

最初の手順は「AirTagの光沢があるステンレススチール製の電池カバーを押し下げ、反時計回りに回します。カバーが回らなくなるまで回してください。」です。

押しながら回す、という2つの動作を同時に行う形になります。押さずに回そうとしても外れません。

次が「カバーと電池を取り外します。」です。ここで古い電池が出てきます。

爪と溝の位置を合わせて戻す

新しい電池を入れたら、カバーを戻します。アップルの記載は「カバーをかぶせます。カバーの3つの爪の位置をAirTagの3つの溝に合わせてください。」です。

そして「カバーを時計回りに回します。回らなくなる位置まで回してください。」となります。外すときは反時計回り、戻すときは時計回りです。

残量は探すアプリで確かめる

交換の時期は自分で見に行けます。アップルは「「探す」アプリを開きます。」「「持ち物を探す」タブをタップします。」「電池の残量を調べたいAirTagをタップします。」という手順を示しています。

そのうえで「残量が低下している場合は、AirTagの名前の下に「バッテリー残量低下」と表示されます。」。

残量が数字で出るわけではありません。低下しているかどうか、という表示だけです。

AirTagに合うコイン形リチウム電池

AirTagに合うCR2032の2点

この区画に入れたのは、アップルがAirTagに指定しているCR2032の3Vコイン形リチウム電池として、メーカーが規格を公表しているものだけです。掲載は2点です。

当メディアが扱っているCR2032がこの2点しかないため、2選にとどめます。数を増やすために規格の違う電池を混ぜることはしません。表の番号は掲載順で、区画ごとの順位とは別です。

掲載順 製品名/ブランド 規格 公称電圧 入数 苦み成分の塗布 誤飲対策のパッケージ 詳細
1 CR-2032/2P/パナソニック CR2032(コイン形リチウム電池) 3V 2個入 公式の対象品番はE付きの品番のみ 公式の対象は「コイン形リチウム電池、アルカリボタン電池、酸化銀電池」 見る
2 リチウムコイン電池 CR2032/エナジャイザー CR2032(Lithium Coin) 3.0V 2個パック 日本語の公式ページを確認できず 日本語の公式ページを確認できず 見る

第1位:CR-2032/2P(パナソニック)

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CR-2032/2P(パナソニック)の基本情報

パナソニックのコイン形リチウム電池で、2個入りの品番です。2026年1月版のリチウム電池のカタログに、商品名「CR2032 2個入」、発注品番「CR-2032/2P」として掲載されています。

規格はCR2032なので、アップルが公表している条件に合います。ただし、ここで1つはっきりさせておきたい点があります。

パナソニックが苦み成分を塗ったと公表しているのは、CR-2032E/1P、CR-2032E/2P、CR-2025E/1P、CR-2016E/1Pという品番です。品番の途中にEが入ります。この CR-2032/2P はその一覧に入っていません。

いっぽう誤飲対策のパッケージについては、対象商品が「コイン形リチウム電池、アルカリボタン電池、酸化銀電池」と広く書かれています。公式の説明は「安全性を考えたパナソニック独自の誤飲対策パッケージを採用。乳幼児が誤って開封・誤飲することを予防し、ご家庭でも安心してお使いいただけます。」です。

CR-2032/2P(パナソニック)の主要スペック

規格 CR2032(コイン形リチウム電池)
公称電圧 3V
入数 2個入
発注品番 CR-2032/2P
掲載 2026年1月版のリチウム電池カタログに商品名「CR2032 2個入」として掲載
苦み成分の塗布 公式の対象品番はCR-2032E/1P・CR-2032E/2P・CR-2025E/1P・CR-2016E/1Pで、本品はその一覧に掲載を確認できず
誤飲対策パッケージ 公式の対象は「コイン形リチウム電池、アルカリボタン電池、酸化銀電池」
セーフティマーク 公式の対象は「直径16mm以上のコイン形リチウム電池本体」
出典 パナソニック公式(2026年8月26日確認)

第2位:リチウムコイン電池 CR2032(エナジャイザー)

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リチウムコイン電池 CR2032(エナジャイザー)の基本情報

エナジャイザーのコイン形リチウム電池です。同社が公開している製品データシートで、規格と数値を確認できました。

データシートには、分類が「Lithium Coin」、化学系が「Lithium / Manganese Dioxide」、公称電圧が3.0V。標準容量は235mAh(2.0Vまで・21℃で15Kオームの負荷)です。

寸法は直径19.70〜20.00mm、厚さ2.90〜3.20mmと公表されています。動作温度は-30℃から60℃、自己放電は年およそ1%という記載です。

販売ページには保存期間12年や苦味成分塗布という表記がありますが、日本語の公式ページを今回確認できなかったため、この記事ではその数値を書きません。データシートには安全上の注意として、子どもの手の届かない場所に置くようにという記載があります。

リチウムコイン電池 CR2032(エナジャイザー)の主要スペック

分類 Lithium Coin(コイン形リチウム電池)
規格の呼称 データシートの記載はIEC規格のCR2032
公称電圧 3.0V
標準容量 235mAh(2.0Vまで・21℃・15Kオーム負荷)
標準質量 3.0g
外形 直径19.70〜20.00mm・厚さ2.90〜3.20mm
動作温度 -30℃〜60℃
自己放電 年およそ1%
入数 2個パック
苦み成分の塗布・保存期間 日本語の公式ページを確認できず記載を確認できず
出典 エナジャイザー製品データシート(2026年8月26日確認)

苦味剤つきの電池についての但し書き

苦味剤つきの電池についての但し書き

ここがこの記事でいちばん大事なところです。アップルは苦味剤つきの電池をすすめる一方で、一部は使えない場合があるとも書いています。

相反するように見えますが、原文を読むとどちらも同じ段落にあります。順に見ていきます。

パッケージの表記を確かめるという指示

アップルの原文はこうです。「電池はお子様の手の届かないところでご利用ください。誤飲防止のためには、苦味剤をコーティングしてあるCR2032電池(Duracell 2032 Lithium Coin Battery with Bitter Coatingなど)を使用してください。パッケージに「Compatible with Apple AirTag」という記載があるものをご利用ください。」

ここで示されているのは、商品名ではなくパッケージの表記です。「Compatible with Apple AirTag」と書かれているかどうかを、買う前に見るように指示しています。

だからこの記事でも「この電池を買えば大丈夫」とは書きません。アップルが確かめるように書いている以上、確かめてくださいと伝えるのが正しい書き方だからです。

一部は使えない場合があるという記載

同じ段落の続きがこうです。「苦味剤がコーティングしてある一部のCR2032電池は、AirTagやその他の電池式製品では使えない場合があります。」

理由までは書かれていません。書かれているのは「使えない場合があります」という事実だけです。

つまり、苦味剤つきであれば必ず使えるわけでもなく、必ず使えないわけでもありません。だからパッケージの表記を見る、という順番になります。

苦み成分は誤飲を完全には防がない

メーカー側の説明も見ておきます。パナソニックは苦み成分について「電池本体の負極面に苦み成分を塗布し、乳幼児の誤飲を抑制します。苦み成分には、その強い苦みから誤飲防止剤や忌避剤として広く使用されている安息香酸(あんそくこうさん)デナトニウムを採用しています。」と説明しています。

そして同じページに、こう書かれています。「・ 100%誤飲を防ぐものではありません。」

抑制する、という言葉であって、防ぐとは書かれていません。この差はそのまま受け取ってください。苦み成分の有無にかかわらず、保管の注意は変わりません。

保存しておくときに書かれている条件

保存しておくときの条件

買い置きを考えている方に向けて、条件の読み方をお伝えします。保存できる年数の数字には、必ず条件が付いています。

数字だけを覚えると、実際の保管環境と食い違います。

保存可能期間には温度と湿度の条件がある

パナソニックは「保存可能期間を従来の5年から10年に延長しました。」。ただし、この10年には注記が付いています。

注記の原文は「*2 製造後の保存期間(自社基準) 保存条件温度:20℃ 相対湿度:55%」です。製造後の期間であること、自社の基準であること、そして20℃と相対湿度(そうたいしつど・空気がどれだけ湿っているかの割合)55%という条件があることが分かります。

そしてこの10年が適用される対象商品も明記されています。CR-2032E/1P、CR-2032E/2P、CR-2025E/1P、CR-2016E/1Pという、品番にEが入る製品です。

保管場所についてメーカーが書いていること

保管については、パナソニックが具体的に書いています。「【保存】リチウム電池・ボタン形電池は乳幼児の手が届かない場所へ保管しましょう。」

交換のときの注意もあります。「【交換】電池を交換しているところを乳幼児に見せないようにし、機器の電池の蓋はきちんとしめましょう。」

そして「万一、飲み込んでしまった場合は、すぐ医師に相談してください。」と続きます。

使い終わった電池の捨て方

使い終わった電池の捨て方

交換したあとに残るのが、使い終わった電池です。コイン形リチウム電池とボタン形電池では、公式が案内している捨て方が違います。

ここも公式の原文をそのまま示します。

絶縁してから捨てるという書き方

コイン形リチウム電池について、パナソニックはこう書いています。「使用済みコイン形リチウム電池は、電極にテープ(セロハンテープ、ビニールテープ、ガムテープなど)を貼り、絶縁してから一般の不燃ごみとして捨ててください。」

いっぽうボタン形電池は扱いが違います。「ボタン形電池(アルカリボタン電池・酸化銀電池・空気亜鉛電池)は、電極にテープを貼り、絶縁してから回収協力店(電気店・眼鏡店・時計店など)に設置されているボタン電池回収缶(ボタン電池専用)にお入れいただくようご協力ください。」

AirTagに使うCR2032はコイン形リチウム電池のほうです。テープで絶縁する点は共通ですが、行き先が違います。

自治体の指示に従うという条件

コイン形の説明には続きがあります。「但し、自治体によって収集の仕方が異なっていますので、その指示に従ってください。」

つまり、一般の不燃ごみとして捨てられるかどうかは、お住まいの地域によります。最終的な判断はお住まいの自治体の案内に従ってください。

AirTagの電池についてよくある質問

よく調べられている疑問に、公表されている原文の範囲で答えます。

交換の時期はどう分かりますか

アップルは「電池残量が少ないという通知や電池交換が必要という通知が表示された場合は、AirTagのカバーを取り外して電池を交換することができます。」。

自分から確かめたい場合は「探す」アプリで見ます。残量が低下していると、AirTagの名前の下に「バッテリー残量低下」と表示されます。

苦い電池だと動かないことがありますか

アップルは「苦味剤がコーティングしてある一部のCR2032電池は、AirTagやその他の電池式製品では使えない場合があります。」。

ただし、どの製品があてはまるかは書かれていません。だからパッケージに「Compatible with Apple AirTag」という記載があるかどうかを見る、という手順になります。

どこで買えると書かれていますか

アップルの記載は「このタイプの電池は、多くの電気店やドラッグストアでお買い求めいただけます」です。店名やブランドの指定はありません。

この記事でも、規格が合うかどうかとパッケージの表記の2点で判断してくださいとお伝えするにとどめます。

子どもの手の届く場所に置いても大丈夫ですか

アップルは警告としてこう書いています。「AirTag、電池カバー、電池で小さなお子様が窒息したり、その他の怪我につながるおそれがあります。これらはお子様の手の届かないところでご利用ください。」

パナソニックも「リチウム電池・ボタン形電池は乳幼児の手が届かない場所へ保管しましょう。」。両社とも同じことを書いている、という事実をそのまま受け取ってください。

AirTagの電池のまとめ

規格はCR2032の3Vで固定

アップルが公表しているのはCR2032の3Vコイン形リチウム電池です。ここは製品を選ぶ前提で、動かせません。

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入れるときはプラス面を上に向けます。カバーは押し下げて反時計回りに外し、時計回りに戻します。

パッケージの表記を必ず見る

規格が合っていても、それだけでは終わりません。アップルはパッケージに「Compatible with Apple AirTag」という記載があるものを使うよう指示しています。

苦味剤の話も同じです。すすめられている一方で、一部は使えない場合があるとも書かれています。だからこの記事は「これを買えば大丈夫」とは書きません。売り場で表記を見てください。

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