炊飯器の売り場に立つと、「5合炊き」と「5.5合炊き」が並んでいます。数字が違うのだから、大きさも違うのだろうか。そう思って見比べた人は多いはずです。そもそも合という単位が、あまり身近ではありません。
結論から書きます。カタログに書かれている合数は、そこまで炊けるという上限の値です。毎回そこまで入れる前提の数字ではありません。今回、メーカー公式の仕様表を10台分あたりました。すると6台は「0.5〜5.5合」、4台は「1〜10合」のように、範囲で書かれていました。
この記事では、まずその読み方を整理します。そのうえで、公式の表記が5.5合の6台と、1升の4台を並べます。合わせて10選です。家族の人数から決めるのではなく、1食で何合炊いているかから逆算する手順もまとめました。
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炊飯器の5合と5.5合はどう違うのか

まず、合という数字の意味をそろえます。ここを外すと、あとの比較がすべてぶれます。合数は炊飯器の大きさではなく、炊けるお米の量の上限を表しています。この章では単位の意味、上限という考え方、表記が分かれる理由の順に見ていきます。
▶ あわせてチェック:炊飯器おすすめ5合コスパ10選|省いてよい機能で選ぶ
合という単位が表しているもの
合(ごう。お米の量の単位。1合は約150g)は、お米をはかる単位です。炊飯器に付いてくる計量カップは、すりきり1杯でちょうど1合になります。
三菱電機の取扱説明書には、白米1カップ(合)は約180mL=約150gと書かれています。無洗米は約170mL=約147gです。同じ1合でも、お米の種類でわずかに量が変わります。
また同じ取扱説明書には、計量米びつや料理用の計量カップでは誤差が出ることがある、とも書かれています。付属のカップを使うのが基本です。1合が何杯分のごはんになるかは、よそう量で変わります。だから後の章で、自分の家の1回分を数えます。
カタログの合数は上限の値
カタログ容量(メーカーが「ここまで炊ける」として公表している上限の合数)は、上限の値です。毎回そこまで入れる前提の数字ではありません。
裏づけは取扱説明書にあります。三菱電機 NJ-AWA10-B の取扱説明書では、白米が0.5〜5.5カップ(合)と書かれています。同じ本体でも玄米は1〜3合、おかゆは0.5〜1合です。おこわは2〜4合でした。
アイリスオーヤマのIH炊飯器(IKB10型)の取扱説明書も同じ書き方です。白米は1.8L(10合)まで、炊込みと玄米と雑穀米は1.08L(6合)まで、全がゆは0.45L(2.5合)までと分かれています。
つまり同じ1台でも、炊くメニューによって上限が変わります。売り場に出ている「5.5合」は、白米の上限を指した数字です。ここが読めると、カタログの数字が急に扱いやすくなります。
5合表記と5.5合表記が並ぶ理由
売り場では「5合炊き」と「5.5合炊き」の両方を見かけます。ただ、公式の仕様表を10台分あたって分かったことがあります。「5合ちょうど」と書かれた機種は、今回の10台には1台もありませんでした。
公式の仕様表では、5.5合クラスは「0.5〜5.5合」と範囲で書かれます。象印マホービン NW-NA10-BZ、パナソニック SR-X710D-H、タイガー魔法瓶 JPI-S10NK は、いずれもこの書き方でした。
1升クラスも同じです。パナソニック SR-N518E-K は「1.8L 1〜10合」と書かれています。範囲の下の数字は「これより少ないと炊けない」という下限です。
だから「5合炊き」という呼び方を見たときは、仕様表の炊飯容量の欄を開いてみてください。範囲で書かれた上の数字が、その機種のカタログ容量です。数字の呼び方ではなく、仕様表の欄で比べるのが確実です。
加熱のしかたから先に絞りたいときは「炊飯器おすすめ5合|1合だけ炊けるかで選ぶ人気10選」で扱っています。
家族の人数から必要な合数を逆算する

ここからは、自分の家に必要な容量を決めます。人数だけで決めると外します。同じ3人でも、朝も炊く家と夜だけの家では必要な量が違うからです。1食で何合炊いているかを数えるほうが確実です。
1食で何合炊いているかを数える
手順は3つです。まず、次に炊くときに計量カップで何杯入れたかを控えます。次に、それが何食分もったかを数えます。最後に、1日に何回炊くかを掛けます。
1合は約150gでした。計量カップすりきり1杯が1合です。ここを目分量にすると、あとの計算がぶれます。
3日ほど続けると、自分の家の1回分が見えてきます。その数字より少し上に、カタログ容量の余裕を持たせておくと安心です。上限いっぱいで毎回炊く使い方は、次の章で見るように確かめることが増えます。
なお「◯人家族なら◯合」という言い切りは、この記事ではしません。食べる量も炊く回数も家ごとに違うからです。数えた数字のほうが、はるかにあてになります。
5.5合と1升のどちらにするか
まとめて炊いて小分けにする使い方なら、1升(しょう。1升は10合)という選択肢が出てきます。今回の10台では4台があてはまります。
タイガー魔法瓶 JPV-N180K は1合〜1升、パナソニック SR-N518E-K は1〜10合、象印マホービン NW-VE18-BA は1升、アイリスオーヤマ RC-IKB10AZ-B は10合という表記です。どれもカタログの上限は同じ大きさです。
ただし本体は大きくなります。今回の10台で、はっきり差が出たのは奥行きでした。5.5合の6台は奥行き30.0〜33.0cm、1升の4台は35.3〜40.6cmです。置き場所の奥行きを先に測っておくと、迷いが減ります。
どちらが良いという話ではありません。炊く量と置き場所で決まります。1回に2合ほどで足りるなら、3合クラスという選び方もあります。詳しくは「お米マイスターおすすめ炊飯器3合10選|各社の型番一覧」で扱っています。
上限いっぱいまで炊くときに確かめること

上限まで炊く日が多いなら、買う前に取扱説明書を見ておきます。見るのは水位線と、炊飯容量の欄の2か所です。どちらもメーカーが公表しています。ここを押さえておくと、届いた日から迷いません。
取扱説明書の水位線を確かめる
水位線(内なべの内側にある、炊く量ごとの水の目安の線)は、内なべ(内釜。お米と水を入れる、取り外せるなべ)に刻まれています。炊く合数に合わせて水を入れるための線です。
三菱電機 NJ-AWA10-B の取扱説明書には、「お米の種類・炊き方に合った水位目盛で水加減する」と書かれています。理由として「ふきこぼれ・やけどを防ぐため」と添えられています。
同じ取扱説明書には、ふきこぼれの原因を調べる欄もあります。そこには「最大炊飯容量より多く炊いていませんか」という確認と、「内釜の目盛より水の量が2mm以上多い場合、ふきこぼれることがあります」という記載があります。
つまり上限を超えて入れることと、目盛より水を多く入れることが、はっきり注意されています。上限の範囲内で、目盛に合わせて水を入れるのが基本の使い方です。日立 RZ-V100JM のように、水位線の見やすさを仕様に載せているメーカーもあります。
なお東芝の取扱説明書は、利用規約に同意しないと開けない場所にあります。この記事では代理で同意していません。東芝の機種は、公式の製品ページで確認できた範囲だけを書いています。
上限まで炊く日が多いときの判断材料
上限まで炊くと、その日に食べきれない分が残りやすくなります。そこで判断材料になるのが、保温(炊き上がったごはんを温かいまま保つ機能)の公表値です。
今回の10台では、保温の公表値がはっきり分かれました。東芝 RC-10RWA(K) は真空保温で白米40時間、象印マホービン NW-NA10-BZ は極め保温で40時間です。
象印マホービン NW-VE18-BA は30時間です。タイガー魔法瓶 JPI-S10NK と JPV-N180K、日立 RZ-V100JM は24時間でした。三菱電機とアイリスオーヤマは、取扱説明書で24時間を超える保温をしないよう書いています。
長く保温できるほど良い、という話ではありません。三菱電機の取扱説明書は早めに食べきるようすすめています。アイリスオーヤマの取扱説明書は、12時間以上ならラップに包んで冷凍する方法をすすめています。炊く回数から考え直したいときは「炊飯器のコスパは使い方で決まる|用途別おすすめ人気10選」で扱っています。
カタログ表記が5.5合の炊飯器おすすめ6選
この6台は、メーカーのカタログ容量の表記が5.5合のモデルです。5.5合はそこまで炊けるという上限の値で、毎回いっぱいまで炊く前提の数字ではありません。並び順は加熱方式の種類ごとで、味の順位ではありません。
6台とも、加熱方式と炊飯容量はメーカー公式の仕様表で確かめました。IH(アイエイチ。内なべそのものを電気の力で発熱させて炊く方式)や、圧力IH(IHに加えて、なべの中に圧力をかけて炊く方式)といった違いがあります。この区画が約束するのは、カタログ容量の表記が5.5合であることと、加熱方式が公表されていることの2つだけです。味の良し悪しは書きません。
第1位:NW-NA10-BZ(象印マホービン)
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NW-NA10-BZ(象印マホービン)の基本情報
象印マホービンの炎舞炊きです。公式の仕様表では、炊飯容量が0.5〜5.5合(0.09〜1.0L)と書かれています。圧力を1.0〜1.3気圧の範囲で変えて炊き分ける仕組みです。保温は極め保温で40時間と公表されていて、今回の10台では最長の部類にあたります。ただし質量は約6.5kgあり、出し入れして使うには重めです。
NW-NA10-BZ(象印マホービン)の主要スペック
| カタログ容量の表記 | 0.5〜5.5合(0.09〜1.0L) |
| 加熱方式 | 圧力IH(ローテーションIH・炊き分け圧力1.0〜1.3気圧) |
| 内なべ | 豪炎かまど釜(うまみプラス プラチナコート) |
| 保温できる時間 | 極め保温40時間 |
| 本体の外寸 | 幅24.5×奥行33×高さ21.5cm |
| 質量 | 約6.5kg |
NW-NA10-BZ(象印マホービン)の口コミ
Web上では「ボタンの表示が見やすい」といった声が見られます。一方で「本体がしっかりしていて重い」という声も見られます。
第2位:SR-X710D-H(パナソニック)
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SR-X710D-H(パナソニック)の基本情報
パナソニックの可変圧力IH(炊いている途中で圧力を上げ下げする方式)の機種です。公式の仕様表では、炊飯容量が1.0L・0.5〜5.5合と書かれています。内釜はダイヤモンド竃釜で、内面のコートに3年保証が付きます。保温は「うるおいキープ保温」と書かれていますが、何時間まで保つかの記載は公式に確認できませんでした。
SR-X710D-H(パナソニック)の主要スペック
| カタログ容量の表記 | 0.5〜5.5合(1.0L) |
| 加熱方式 | 可変圧力IH(仕様表の表記は大火力包み加熱・圧力あり) |
| 内なべ | ダイヤモンド竃釜(遠赤ダイヤモンドハードコート・3年保証) |
| 保温できる時間 | 公式に記載を確認できず |
| 本体の外寸 | 幅28.6×奥行30.0×高さ23.0cm |
| 質量 | 6.6kg |
SR-X710D-H(パナソニック)の口コミ
Web上では「炊き分けのメニューが多い」といった声が見られます。一方で「幅があるので置き場所を選ぶ」という声も見られます。
第3位:JPI-S10NK(タイガー魔法瓶)
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JPI-S10NK(タイガー魔法瓶)の基本情報
タイガー魔法瓶のご泡火炊きです。公式の仕様表では、加熱方式が可変W圧力IH+釜包みIH、炊飯容量が0.5〜5.5合と書かれています。保温は24時間です。質量は約5.4kgで、今回の5.5合の6台では軽いほうにあたります。内ぶたは食器洗い乾燥機に対応しています。
JPI-S10NK(タイガー魔法瓶)の主要スペック
| カタログ容量の表記 | 0.5〜5.5合(0.09〜1.0L) |
| 加熱方式 | 可変W圧力IH+釜包みIH |
| 内なべ | 遠赤9層土鍋かまどコート釜 |
| 保温できる時間 | 24時間 |
| 本体の外寸 | 幅25.2×奥行30.2×高さ21.1cm |
| 質量 | 約5.4kg |
JPI-S10NK(タイガー魔法瓶)の口コミ
Web上では「内ぶたが洗いやすい」といった声が見られます。一方で「操作の音が気になる」という声も見られます。
第4位:RC-10RWA(K)(東芝)
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RC-10RWA(K)(東芝)の基本情報
東芝の真空(なべの中の空気を抜いた状態)を使う機種です。公式の仕様表では、方式が真空IH、最大炊飯容量が1.0L(約5.5合)と書かれています。保温は真空保温で白米40時間、玄米や麦ごはんや雑穀米は12時間です。質量は約4.5kgで、今回の10台では最も軽くなります。なお公式サイトの生産終了品の一覧に載っているため、在庫は各ストアで確かめてください。
RC-10RWA(K)(東芝)の主要スペック
| カタログ容量の表記 | 約5.5合(1.0L) |
| 加熱方式 | 真空IH |
| 内なべ | 銅かまど丸釜 |
| 保温できる時間 | 真空保温 白米40時間(玄米・麦ごはん・雑穀米は12時間) |
| 本体の外寸 | 幅24.4×奥行32.4×高さ21.7cm |
| 質量 | 約4.5kg |
RC-10RWA(K)(東芝)の口コミ
Web上では「軽くて動かしやすい」といった声が見られます。一方で「操作に慣れるまで時間がかかった」という声も見られます。
第5位:RZ-V100JM(日立)
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RZ-V100JM(日立)の基本情報
日立のふっくら御膳です。公式の仕様表では、型式が圧力&スチームIHタイプ、炊飯容量が1.0L(5.5合)と書かれています。圧力と蒸気の両方を使うのが、この機種の組み立て方です。保温はスチーム保温で24時間(「保温低」設定時)です。洗う部品は3点と公表されています。
RZ-V100JM(日立)の主要スペック
| カタログ容量の表記 | 5.5合(1.0L・0.09〜1.0L) |
| 加熱方式 | 圧力&スチームIH(最高1.3気圧) |
| 内なべ | 大火力 沸騰鉄釜 |
| 保温できる時間 | スチーム保温24時間(「保温低」設定時) |
| 本体の外寸 | 幅24.8×奥行30.2×高さ23.4cm |
| 質量 | 約5.6kg |
RZ-V100JM(日立)の口コミ
Web上では「蒸気が出にくいので置き場所に困らない」といった声が見られます。一方で「液晶にバックライトがない」という声も見られます。
第6位:NJ-AWA10-B(三菱電機)
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NJ-AWA10-B(三菱電機)の基本情報
三菱電機の本炭釜KAMADOです。公式の仕様では、内釜種類が本炭釜 KAMADO、炊飯容量が0.09〜1.0L(0.5〜5.5合)と書かれています。内釜の厚さは10.0mmで、加熱方式は取扱説明書の表紙にIHと記されています。取扱説明書には24時間を超える保温をしないよう書かれているので、保温を長く使いたい人には向きません。なお公式の製品情報では旧型品として扱われ、現在のラインアップには載っていないため、在庫は各ストアで確かめてください。
NJ-AWA10-B(三菱電機)の主要スペック
| カタログ容量の表記 | 0.5〜5.5合(最大1.0L) |
| 加熱方式 | IH(取扱説明書の表記) |
| 内なべ | 本炭釜 KAMADO(厚さ10.0mm) |
| 保温できる時間 | 取扱説明書に「24時間以上の保温はしない」と記載 |
| 本体の外寸 | 幅28.5×奥行32.0×高さ24.9cm |
| 質量 | 約5.7kg |
NJ-AWA10-B(三菱電機)の口コミ
Web上では「少量でもおいしく炊けた」といった声が見られます。一方で「内釜は落とすと割れそうで気をつかう」という声も見られます。
並べた順の根拠をもっと知りたいときは「炊飯器5合炊きランキング10選|順位の根拠を火と電気で示す」で扱っています。
表記が1升の炊飯器おすすめ4選
この4台は、カタログ容量の表記が5.5合ではありません。1升(10合)の機種を並べています。同じ売り場に並んでいて迷いやすいので、表記の違いを確かめるために載せています。並び順は加熱方式の種類ごとで、味の順位ではありません。
4台とも、炊飯容量と加熱方式は公式で確かめました。5.5合より大きいから良い、という並べ方ではありません。まとめて炊いて小分けにする使い方にあてはまるかどうかで見てください。
第1位:JPV-N180K(タイガー魔法瓶)
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JPV-N180K(タイガー魔法瓶)の基本情報
タイガー魔法瓶の1升の機種です。公式の仕様表では、加熱方式が圧力IH、炊飯容量が0.18〜1.8L・1合〜1升と書かれています。保温は24時間です。奥行きは40.6cmで、今回の10台では最も長くなります。棚に置くなら、先に奥行きを測ってください。
JPV-N180K(タイガー魔法瓶)の主要スペック
| カタログ容量の表記 | 1合〜1升(0.18〜1.8L) |
| 加熱方式 | 圧力IH |
| 内なべ | 遠赤5層土鍋コート釜 |
| 保温できる時間 | 24時間 |
| 本体の外寸 | 幅28.6×奥行40.6×高さ25.3cm |
| 質量 | 約6.7kg |
JPV-N180K(タイガー魔法瓶)の口コミ
Web上では「一度にたくさん炊けて助かる」といった声が見られます。一方で「本体が大きく場所をとる」という声も見られます。
第2位:SR-N518E-K(パナソニック)
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SR-N518E-K(パナソニック)の基本情報
公式の仕様表に「1.8L 1〜10合」と書かれている機種です。カタログの数字が範囲で示されている、いちばん分かりやすい実例です。加熱方式は可変圧力IHで、内釜はダイヤモンド竃釜です。保温は「うるおい保温」と書かれていますが、何時間まで保つかの記載は公式に確認できませんでした。質量は約7.5kgで、今回の10台では最も重くなります。
SR-N518E-K(パナソニック)の主要スペック
| カタログ容量の表記 | 1〜10合(1.8L) |
| 加熱方式 | 可変圧力IH(仕様表の表記は大火力包み加熱・圧力あり) |
| 内なべ | ダイヤモンド竃釜(遠赤ダイヤモンドハードコート・3年保証) |
| 保温できる時間 | 公式に記載を確認できず |
| 本体の外寸 | 幅27.3×奥行35.8×高さ27.2cm |
| 質量 | 約7.5kg |
SR-N518E-K(パナソニック)の口コミ
Web上では「1合から10合まで幅広く使える」といった声が見られます。一方で「重くて動かしにくい」という声も見られます。
第3位:NW-VE18-BA(象印マホービン)
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NW-VE18-BA(象印マホービン)の基本情報
象印マホービンの極め炊きです。公式の仕様表では、炊飯容量が0.18〜1.8L(1升)と書かれています。内釜は黒まる厚釜で、厚さは1.7mmです。保温は「うるつや保温」で30時間と公表されています。質量は約5.0kgで、1升の4台では最も軽くなります。
NW-VE18-BA(象印マホービン)の主要スペック
| カタログ容量の表記 | 1升(0.18〜1.8L) |
| 加熱方式 | IH |
| 内なべ | 黒まる厚釜(厚さ1.7mm) |
| 保温できる時間 | うるつや保温30時間 |
| 本体の外寸 | 幅28×奥行40.5×高さ24.5cm |
| 質量 | 約5.0kg |
NW-VE18-BA(象印マホービン)の口コミ
Web上では「操作がシンプルで分かりやすい」といった声が見られます。一方で「奥行きがあるので棚に入らなかった」という声も見られます。
第4位:RC-IKB10AZ-B(アイリスオーヤマ)
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RC-IKB10AZ-B(アイリスオーヤマ)の基本情報
アイリスオーヤマの1升のIH炊飯器です。この型番だけの仕様表は公式サイトで見つからなかったため、数値はIKB10型の取扱説明書に載っているものを使いました。白米は1.8L(10合)まで、炊込みと玄米と雑穀米は1.08L(6合)まで、全がゆは0.45L(2.5合)までです。合数が上限の値であることを、そのまま読み取れる書き方になっています。
RC-IKB10AZ-B(アイリスオーヤマ)の主要スペック
| カタログ容量の表記 | 10合(1.8L・白米) |
| 加熱方式 | IH |
| 内なべ | 公式に名称の記載を確認できず |
| 保温できる時間 | 取扱説明書に「保温は24時間以上しない」と記載 |
| 本体の外寸 | 幅29.5×奥行35.3×高さ26.1cm |
| 質量 | 約5.5kg |
RC-IKB10AZ-B(アイリスオーヤマ)の口コミ
Web上では「大人数分をまとめて炊ける」といった声が見られます。一方で「保温するとかたくなりやすい」という声も見られます。
置き場所から先に絞りたいときは「炊飯器の安いおすすめ10選|省かれやすい機能と置き場所」で扱っています。
10台をカタログ容量と外寸で比較する

合数を決めたら、次は置き場所に入るかを外寸で確かめます。とくに見るのは奥行きです。10台の公表値を1つの表にまとめました。
10台のカタログ容量・加熱方式・外寸の比較
上から6台がカタログ表記5.5合、下の4台は1升の表記です。並び順は味の順位ではありません。数値はすべてメーカーの公表値で、確認できなかった欄はその旨を書いています。
| 順位 | モデル名(ブランド) | カタログ容量の表記 | 加熱方式 | 内なべの名称 | 保温できる時間 | 本体の外寸・質量 | 詳細 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | NW-NA10-BZ(象印マホービン) | 0.5〜5.5合 | 圧力IH | 豪炎かまど釜 | 極め保温40時間 | 幅24.5×奥行33×高さ21.5cm・約6.5kg | 見る |
| 2 | SR-X710D-H(パナソニック) | 0.5〜5.5合 | 可変圧力IH | ダイヤモンド竃釜 | 公式に記載を確認できず | 幅28.6×奥行30.0×高さ23.0cm・6.6kg | 見る |
| 3 | JPI-S10NK(タイガー魔法瓶) | 0.5〜5.5合 | 可変W圧力IH+釜包みIH | 遠赤9層土鍋かまどコート釜 | 24時間 | 幅25.2×奥行30.2×高さ21.1cm・約5.4kg | 見る |
| 4 | RC-10RWA(K)(東芝) | 約5.5合(1.0L) | 真空IH | 銅かまど丸釜 | 真空保温 白米40時間 | 幅24.4×奥行32.4×高さ21.7cm・約4.5kg | 見る |
| 5 | RZ-V100JM(日立) | 5.5合(1.0L) | 圧力&スチームIH | 大火力 沸騰鉄釜 | スチーム保温24時間 | 幅24.8×奥行30.2×高さ23.4cm・約5.6kg | 見る |
| 6 | NJ-AWA10-B(三菱電機) | 0.5〜5.5合 | IH | 本炭釜 KAMADO | 24時間以上はしない(取扱説明書) | 幅28.5×奥行32.0×高さ24.9cm・約5.7kg | 見る |
| 1 | JPV-N180K(タイガー魔法瓶) | 1合〜1升 | 圧力IH | 遠赤5層土鍋コート釜 | 24時間 | 幅28.6×奥行40.6×高さ25.3cm・約6.7kg | 見る |
| 2 | SR-N518E-K(パナソニック) | 1〜10合(1.8L) | 可変圧力IH | ダイヤモンド竃釜 | 公式に記載を確認できず | 幅27.3×奥行35.8×高さ27.2cm・約7.5kg | 見る |
| 3 | NW-VE18-BA(象印マホービン) | 1升(0.18〜1.8L) | IH | 黒まる厚釜 | うるつや保温30時間 | 幅28×奥行40.5×高さ24.5cm・約5.0kg | 見る |
| 4 | RC-IKB10AZ-B(アイリスオーヤマ) | 10合(1.8L・白米) | IH | 公式に記載を確認できず | 24時間以上はしない(取扱説明書) | 幅29.5×奥行35.3×高さ26.1cm・約5.5kg | 見る |
炊く量から容量を決める3つのパターン
ここまでの内容を、3つの使い方にあてはめます。見るべき欄と、10台のどのあたりに着地するかを添えました。
①1回に2〜3合で足りる場合。見るのは炊飯容量の下の数字です。5.5合の6台は、いずれも下限が0.5〜1合の範囲でした。3合クラスの機種という選び方もあるので、置き場所を小さくしたい人は合わせて考えてください。
②1回に4合前後を炊く場合。上限に近い量なので、水位線と保温の欄を先に見ます。5.5合の6台がそのまま候補になります。残りを翌日に回すことが多いなら、保温40時間の RC-10RWA(K) や NW-NA10-BZ が目に入ります。
③まとめて炊いて小分けにする場合。1升の4台が候補です。ただし奥行きが35.3〜40.6cmになります。棚の奥行きが足りないときは、5.5合を1日2回に分ける使い方も現実的です。
5.5合の炊飯器についてよくある質問
Q. 5合炊きと5.5合炊きでは炊ける量が違いますか?
カタログの表記の違いなので、仕様表で確かめるのが確実です。今回あたった10台の公式仕様表には、「5合ちょうど」と書かれた機種はありませんでした。5.5合クラスはいずれも「0.5〜5.5合」という範囲の書き方です。どちらが優れているという話ではありません。
Q. 5.5合の炊飯器で1合や2合だけ炊けますか?
公式の記載は機種ごとに分かれます。象印マホービン NW-NA10-BZ、タイガー魔法瓶 JPI-S10NK、三菱電機 NJ-AWA10-B は、いずれも下限が0.5合と書かれています。パナソニック SR-N518E-K は「1〜10合」なので、1合からになります。少なく炊く日が多いなら、この下の数字を必ず見てください。
Q. 3.5合や1.5合という表記は何を指していますか?
どれも上限の合数を指しています。3.5合なら、白米を3.5合まで炊けるという意味です。5.5合より小さい上限の機種だと考えれば読み違えません。1人か2人で少なく炊くなら、この小さいクラスも候補になります。
Q. 1升の炊飯器は家庭には大きすぎますか?
大きさの答えは置き場所の実寸で決まります。今回の1升の4台は、奥行きが35.3〜40.6cmでした。5.5合の6台は30.0〜33.0cmです。棚やカウンターの奥行きを測ってから決めてください。
まとめ|5.5合は上限の値として読む
流れをもう一度たどります。①カタログの合数は上限の値で、毎回そこまで炊く前提ではありません。②必要な量は人数ではなく、1食で何合炊いているかから逆算します。③上限まで炊く日が多いなら、取扱説明書の水位線と炊飯容量の欄を先に読みます。
そのうえで、カタログ表記が5.5合の6選と、1升の4選を並べました。合わせて10選です。最後に10台を1つの表にして、炊く量から容量を決める3つのパターンに落としました。
念のため3点だけ繰り返します。合数は上限の値です。表記の違いは優劣ではありません。そして「実際は何合までしか炊けない」という数値は、一次情報で確かめられなかったので書いていません。
今日はまず、次に炊くときに計量カップで何杯入れているかを量ってみるところから始めてください。