掃除・洗濯家電

洗濯機の7キロはどれくらい?ちょうど7kgと8kgで選ぶ6選

「洗濯機の7キロ」と言われても、どれくらいの量なのかはイメージしにくいものです。いま使っている5キロで足りなくなってきた、という方も多いと思います。

先に大事なところを書きます。7キロは、一度に洗える洗濯物の重さの上限です。乾いた状態で量ったときの重さを指します。

そして、乾かせる量はまったく別の数字です。ここを取り違えると、買ってから困ります。

この記事は、公式の仕様ページで確かめられる2つの事実で6点を分けました。ちょうど7kgと公表した3点と、ひとつ上の8kgと公表した3点です。公式ページを確認できなかった7kg機は載せていません。

7キロって、洗濯物でいうとどれくらいですか。

乾いた状態の重さの上限だよ。乾かせる量はもっと少ないから気をつけてね。

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洗濯機の7キロは洗える量のこと

廊下に置かれた洗濯かごに洗濯物が入っているところ

7キロは乾いた洗濯物の重さの上限

結論から書きます。7キロは上限の数字です。

洗濯容量(一度に洗える洗濯物の重さの上限)は、洗濯物を乾いた状態で量ったときの重さで決められています。毎回7キロ入れることを想定した数字ではありません

実際に何が入るかは衣類の種類で変わります。厚手のものが多い日は、重さのわりにかさばります。

乾かせる量は別に公表されている

乾燥容量(一度に乾かせる洗濯物の重さの上限。洗濯容量より少ない)は、別の欄にあります。

パナソニックの7kgドラム式2点は、乾燥容量3.5kgと公表されています。洗濯容量のちょうど半分です。

日立のBW-V70Mは、乾燥容量の欄が「ー」でした。これは0kgという意味ではなく、公表が無いという意味です。0として扱わないでください。

公式で確認できないものは載せない

今回、掲載が6点にとどまった理由も書いておきます。

「7kg 全自動洗濯機」を名乗る商品はほかにもありました。ところが、メーカー公式の製品ページを確認できないものが複数あったのです。

仕様の裏が取れないものは、この記事には入れていません。数を増やすために載せることはしません。

6キロ・8キロとの違いはどこか

7キロと6キロ・8キロの違い=上限の差で、水量や時間は容量順に増えないことの整理

1キロの差は入れられる上限の差

容量の差は、入れられる上限の差です。それ以上でも以下でもありません。

ただし「1キロ増えたら、水も電気も1キロぶん増える」わけではありません。ここが誤解されやすいところです。

公表値を並べると、その思い込みが崩れます。次で具体的に見てみます。

水の量は容量の順に増えない

縦型(洗濯槽が縦向きで、上から洗濯物を入れるタイプ)どうしで比べてみます。

日立のBW-V70M(洗濯7kg)の標準使用水量は86Lです。シャープのES-GV8J(洗濯8kg)は83Lでした。容量が大きいほうが、公表された水量は少ない値です。

理由は測り方と洗い方の違いです。ES-GV8Jの洗浄機能は「穴なしサイクロン洗浄」と公表されています。容量だけで水量は決まりません。

時間の差も容量だけでは決まらない

目安時間(メーカーが公表している、そのコースが終わるまでのおおよその時間)も同じです。

BW-V70Mの洗濯は27分、ES-GV8Jは約35分と公表されています。容量が大きいほうが長い値でした。

ただしこれは1機種どうしの比較で、容量の差だけが理由とは公表されていません。もっと大きい容量を見たい方は、洗濯機10キロのおすすめ11選|ちょうど10kgと11kg以上もご覧ください。

7キロは縦型とドラム式で水量が違う

同じ7キロの縦型BW-V70Mとドラム式NA-VG780Lの公表値の比較(水量86Lと69L・乾燥3.5kg)

縦型は86L・ドラム式は69Lの公表

同じ7キロでも、タイプが違うと公表値が変わります。

縦型は上から洗濯物を入れ、水をためて洗います。ドラム式(洗濯槽が横向きに回るタイプ)は横向きの槽が回ります。

日立のBW-V70M(縦型7kg)の標準使用水量は86L、パナソニックのNA-VG780L(ドラム式7kg)は定格洗濯69Lです。同じ7キロでも17Lの差があります。

ドラム式の乾燥は3.5kgまで

ドラム式の7kg機は、乾燥容量が3.5kgと公表されています。

つまり乾燥まで回す日は、入れる量が半分になります。「7キロぶんを乾燥までできる」わけではありません

消費電力量(1回の運転で使う電気の量。単位はWh)も、定格洗濯65Whに対し定格洗濯乾燥1750Whと公表されています。桁が違う数字です。

置くための条件も別に公表がある

設置の条件も、タイプで変わります。

日立のBW-V70Mは、設置可能な防水パン(洗濯機の下に敷く、水漏れを受け止める四角い台)が内寸奥行530mm以上と公表されています。

パナソニックの7kgドラム式は、本体寸法が幅600×高さ998×奥行600mm、質量が約70kgです。置けるかどうかの最終判断は、販売店の下見と取扱説明書に委ねてください。置き場所の幅から決めたい方は、折りたたみ洗濯機は少ない|本体幅と外形幅で選ぶ6選が参考になります。

洗濯容量ちょうど7kgの3選

この3点は、公式の仕様ページに洗濯容量7kgと書かれているものです。並び順は公表されている標準使用水量が少ない順で、性能の順位ではありません。

同じ7kgでも、縦型とドラム式で公表されている水の量が違います。日立のBW-V70M(縦型)は86L、パナソニックのドラム式2点は定格洗濯69Lです。

また、ドラム式の2点は乾燥容量が3.5kgと公表されています。7キロぶんを乾燥までできるわけではありません。

第1位:NA-VG780L(パナソニック)

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NA-VG780L(パナソニック)の基本情報

洗濯・脱水容量は7kg、乾燥容量は3.5kgです。標準使用水量は定格洗濯69L、定格洗濯乾燥57Lと公表されています。

目安時間は定格洗濯時30分、定格洗濯乾燥時200分。消費電力量は定格洗濯65Wh、定格洗濯乾燥1750Whです。

本体寸法は幅600×高さ998×奥行600mm、給・排水ホースを含むと幅639×高さ1050×奥行600mmです。本体質量は約70kg。乾燥方式は低温風パワフル乾燥(ヒーター/排気式)と公表されています。

NA-VG780L(パナソニック)の主要スペック

第2位:NA-VG770L(パナソニック)

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NA-VG770L(パナソニック)の基本情報

洗濯・脱水容量7kg、乾燥容量3.5kgです。標準使用水量は定格洗濯69L、定格洗濯乾燥57Lと公表されています。

目安時間は定格洗濯時30分、定格洗濯乾燥時200分。消費電力量は定格洗濯65Wh、定格洗濯乾燥1750Whです。

本体寸法は幅600×高さ998×奥行600mm、本体質量は約70kg。運転音は洗濯32dB、脱水42dB、乾燥46dBと公表されています

NA-VG770L(パナソニック)の主要スペック

第3位:BW-V70M(日立)

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BW-V70M(日立)の基本情報

洗濯・脱水容量は7kgの縦型です。乾燥容量の欄は「ー」で、公表を確認できませんでした。

標準使用水量は86L、消費電力量は洗濯36Wh、目安時間は洗濯27分と公表されています。運転音は洗い32dB、脱水39dBです。

洗濯コースには「毛布 4.2kg(ふとん 1.8kg)」があります。ただし公式は「毛布コースの洗濯運転には、別売のお洗濯キャップをご使用ください」と注記しています。外形寸法は幅577×奥行586×高さ980mm、本体幅530mm、質量は約35kgです。

BW-V70M(日立)の主要スペック

洗濯容量ちょうど8kgの3選

この3点は、公式の仕様ページに洗濯容量8kgと書かれているものです。並び順は公表されている標準使用水量が少ない順で、性能の順位ではありません。

7kgから8kgに上げても、公表されている水の量が必ず増えるわけではありません。シャープのES-GV8J(8kg)は83Lで、日立のBW-V70M(7kg)の86Lより少ない値です。測り方と洗い方が違うためです。

防水パンの条件も変わります。ES-GV8Jは内寸奥行550mm以上、ハイセンスと東芝は500mm以上(ハイセンスは加えて幅内寸590mm以上)と公表されています。

第1位:HWF-KD80SL-W(ハイセンス)

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HWF-KD80SL-W(ハイセンス)の基本情報

洗濯8kg、乾燥4kgのドラム式です。標準使用水量は洗濯68L、洗濯〜乾燥75Lと公表されています。

目安時間は洗濯 約29分、洗濯〜乾燥 約120分。消費電力量は洗濯39Wh、洗濯〜乾燥1467Whです。

外形寸法は幅635×奥行630×高さ1007mmで、幅は排水ホースを含む値です。本体幅は598mmと別に公表されています。設置可能防水パンは奥行内寸500mm以上に加え、幅内寸590mm以上です。質量は約81kg。

なおこの型番は、ハイセンス公式のドラム式洗濯機の一覧には掲載を確認できませんでした(2026年8月18日時点。一覧に載っていたのは別の2型番です)。製品ページと仕様は公開されています。購入前に取り扱いの有無を各ストアでご確認ください。

HWF-KD80SL-W(ハイセンス)の主要スペック

第2位:TW-84GS4L(東芝)

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TW-84GS4L(東芝)の基本情報

洗濯8kg、乾燥4kgのドラム式です。標準使用水量は洗濯時 約78L、洗濯〜乾燥時 約90Lと公表されています。

公式の製品ページには「生産終了品」と表示されています。買う前に在庫を確かめてください。

目安時間は洗濯 約44分、洗濯〜乾燥 約200分。総外形寸法は640×633×975mm、ボディ幅599mm、質量は約71kgです。排水ホースは左・右・真下の3方向と公表されています。

TW-84GS4L(東芝)の主要スペック

第3位:ES-GV8J(シャープ)

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ES-GV8J(シャープ)の基本情報

洗濯容量8kgの縦型です。標準使用水量は83Lで、ふろ水を使うと49Lと公表されています。

洗浄機能は「穴なしサイクロン洗浄」、乾燥機能は「風乾燥」と公表されています。出品名の「もみ洗い&こすり洗い」という言い方は、公式の仕様表では確認できませんでした

目安時間は洗濯 約35分、消費電力量は洗濯67Wh。ボディ幅は555mm、外形寸法は600×597×1,009mm、質量は約41kgです。防水パンは内寸奥行550mm以上と公表されています。

ES-GV8J(シャープ)の主要スペック

一人暮らしで予約や排水の向きから決めたい方は、一人暮らしの洗濯機は何で選ぶ?予約と排水で選ぶ9選で扱っています。

6点の容量と水量を並べて比べる

掲載6点の標準使用水量の比較(68L〜86L・各社公表値)

6点の容量と水量の比較

この表は各メーカーが公表している値を並べたものです。当メディアが測った結果ではありません

順位 モデル名(ブランド) 洗濯容量・乾燥容量 標準使用水量 目安時間 外形寸法 防水パンの条件 詳細
A-1 NA-VG780L(パナソニック) 7kg/3.5kg 定格洗濯69L 洗濯30分 幅600×高さ998×奥行600mm 公式に記載を確認できず 見る
A-2 NA-VG770L(パナソニック) 7kg/3.5kg 定格洗濯69L 洗濯30分 幅600×高さ998×奥行600mm 公式に記載を確認できず 見る
A-3 BW-V70M(日立) 7kg/乾燥は公表なし 86L 洗濯27分 577×586×980mm 内寸奥行530mm以上 見る
B-1 HWF-KD80SL-W(ハイセンス) 8kg/4kg 洗濯68L 洗濯 約29分 635×630×1007mm 奥行内寸500mm以上・幅内寸590mm以上 見る
B-2 TW-84GS4L(東芝) 8kg/4kg 洗濯 約78L 洗濯 約44分 640×633×975mm 奥行内寸500mm以上 見る
B-3 ES-GV8J(シャープ) 8kg(乾燥は風乾燥) 83L(ふろ水49L) 洗濯 約35分 600×597×1,009mm 内寸奥行550mm以上 見る

水量は68Lから86Lまで。7kgと8kgの差は、水量では見えませんでした

運転音の公表値はどう読むか

運転音(機械が動いているときの音の大きさ。単位はdB)も並べておきます。

今回の6点では、洗いが約32〜約37dB、脱水が38〜約46dBでした。ただし数字が小さいほど静か、とは書きません。

これはメーカーが自社の測り方で公表している値です。ハイセンスはナイトコースの運転音を別に公表しており、乾燥は約43dBとなっています。

7キロの洗濯機のよくある質問

7キロって、何人分の洗濯物ですか。

人数では決められないんだ。公表されているのは上限の重さだけだからね。

Q. 7キロは何人分の洗濯物ですか?

人数では断定できません。洗濯物の量は世帯によって違うからです。公表されているのは、一度に洗える重さの上限だけです。容量の考え方は、洗濯機10キロの記事で扱っています。まずは、いつも洗う量を一度量ってみてください。

Q. 6キロとの違いは何ですか?

入れられる上限の差です。ただし水量や時間が、容量の順に並ぶとは限りません。今回の掲載品でも、8kgのES-GV8Jが83L、7kgのBW-V70Mが86Lでした。容量が大きいほうが水量は少ない値です。測り方と洗い方が違うためです。

Q. 7キロで毛布は洗えますか?

機種によります。日立のBW-V70Mは、洗濯コースに「毛布 4.2kg(ふとん 1.8kg)」を公表しています。ただし「毛布コースの洗濯運転には、別売のお洗濯キャップをご使用ください」という注記も付いています。ほかの機種は取扱説明書で確かめてください。

Q. 7キロぶんを乾燥までできますか?

できません。パナソニックの7kgドラム式2点は、乾燥容量3.5kgと公表されています。洗濯容量のちょうど半分です。日立のBW-V70Mは乾燥容量の欄が「ー」で、公表を確認できませんでした。0kgという意味ではありません。

まとめ|7キロと8キロを公表値で選ぶ

ここまで、7キロという数字の意味から見てきました。

▶ あわせてチェック:洗濯機にマグネットの棚は付く?確かめ方と収納品8選

7キロは洗える量の上限であること。水量は容量の順に増えないこと。そして同じ7キロでも縦型とドラム式で公表水量が違うことの3つです。

掲載は合計6選でした。内訳はちょうど7kgの3選と、ちょうど8kgの3選です。公式ページを確認できない7kg機は載せていないため、6点にとどまっています。

最後にもう一度。乾かせる量は別の数字です。水量は容量の順に増えません。設置の最終判断は下見と取扱説明書に委ねてください。

今日はまず、いつも洗う量を一度量ってみましょう。

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