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加湿器のコスパ最強はどれ?電気代と消耗品で選ぶおすすめ10選

去年の冬に買った加湿器を、結局1シーズンで使わなくなった。水替えが続かなかった、フィルター交換の存在を知らなかった、思ったより電気代が上がった。加湿器で後悔する理由は、たいてい買ったあとに掛かり続けるものです。

そこでこの記事では、加湿器の「コスパ」を買ったあとに掛かり続ける電気代・消耗品・手入れの手間という3つの費用として定義し直します。本体の価格や購入時の金額の話は一切扱いません。

電気代は自分で計算できます。式は「消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×31円」で、電力量料金の目安単価を31円/kWhとして計算します。この式と、方式ごとの消耗品の性格、そして毎日の手入れという時間の費用を並べて、ランニングコストで選ぶ気化式4選と超音波式6選の合計10選を紹介します。掲載する製品はメーカー公表情報と商品ページ、利用者の声を調べて比較しました。

電気代が安い加湿器を買えばコスパはいいんですよね?

それが落とし穴なんだ。電気代が小さい方式ほど、毎日の手入れという別の費用が大きくなる。3つまとめて見ないと判断を間違えるよ。

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加湿器のコスパは本体だけでは決まらない|電気代・消耗品・手入れの3つの費用で見る

加湿器のコスパを構成する3つの費用の図解。電気代、消耗品、手入れの手間

加湿器は、買って終わりの家電ではありません。毎日動かし、毎日水を入れ替え、定期的に部品を洗い、機種によっては部品を交換します。

▶ あわせてチェック:加湿器 6畳 おすすめ10選!寝室向け静音・小型と必要な加湿量の目安も解説

そこで本記事では、コスパを電気代+消耗品+手入れの手間の合計と定義します。この3つは独立していません。どれかを小さくすると別のどれかが大きくなる、三すくみの関係にあります。

先に結論だけ書いておくと、スチーム式は電気代が大きく消耗品と手間は小さい、気化式は電気代が小さく消耗品があり手間は中くらい、超音波式は電気代も消耗品も小さいが手間が最大になります。以下で1つずつ見ていきます。

電気代|加湿方式によって桁が変わる

3つの費用のうち、いちばん差が大きいのが電気代です。ヒーターを使うかどうかで、消費電力の桁が変わります。

実数で見てみます。象印マホービンはEE-DF50の消費電力を湯沸かし時985W・加湿時410Wと公表しています。一方、パナソニックの気化式FE-KX05Cは強運転で8W、FE-KX07Cは強運転で14Wです。

同じ500mL/h級の加湿量でも、スチーム式は数百W、気化式は1桁Wという開きがあります。ダイニチ工業も、温風気化式運転時の消費電力はスチーム式の3分の1程度で済むと案内しています。

消耗品|フィルターや抗菌カートリッジが要る方式と、要らない方式がある

2つ目が消耗品です。ここは方式の定義から論理的に決まります。

日本電機工業会は、気化式を「濡れたフィルターに風を当て水分を蒸発」する方式と定義しています。つまりフィルターに風を当てて加湿する方式には、消耗品としてのフィルターが構造上必ず存在します。ハイブリッド式も同じです。

逆に「ヒーターで加熱し蒸気にして放出」するスチーム式には、フィルターを持たない機種があります。象印は自社機種について「フィルターがなく、さらにフッ素加工の広口容器なのでサッと拭くだけで簡単にお手入れできます」と説明しています。

手入れの手間|毎日の水の入れ替えという時間の費用

3つ目が、いちばん見落とされる費用です。手入れに掛かる時間も立派なコストです。

大阪健康安全基盤研究所は「タンクの水は毎日新しい水道水に交換し、水のつぎ足しはしない」「使用後はタンク内の水を抜き、よく乾燥させましょう」と案内しています。これは方式を問わず必要です。

そのうえで、超音波式はタンクの水をそのまま霧にして放出する方式なので、水の状態がそのまま室内に出ます。電気代と消耗品がいちばん小さい超音波式が、手間という費用ではいちばん大きくなるという逆転が起きるのはこのためです。

加湿器の電気代を方式別に比べる|消費電力から1時間・1か月を計算する

加湿方式ごとのメーカー公表の消費電力を比べた横棒グラフ。スチーム式410W、超音波式24W、気化式14Wと8W

ここからは電気代を数字で押さえます。結論から言うと、電気代はメーカーが公表している消費電力さえ分かれば、誰でも自分で計算できます。

▶ あわせてチェック:加湿器 方式 種類(追補:行5002誤記載の是正で移設)

この章では計算式と単価をはっきり示します。単価が書かれていない「1時間◯円」という数字は、自分の機種で再計算できません。だから式ごと持ち帰ってください。

加湿器の電気代の計算式|消費電力(W)÷1000×使用時間×31円/kWh

計算式は次のとおりです。「消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×31円」。本記事では電力量料金の目安単価を31円/kWhとして計算しています。

たとえば消費電力が14Wの機種を1時間動かすと、14÷1000×1×31=約0.4円です。1日8時間を30日続けると、14÷1000×240×31=約104円になります。

やることはこれだけです。候補の機種のメーカー公式で消費電力(W)を調べて、この式に入れるだけで比較できます。同じ計算を暖房器具で行っている記事もあわせて読むと、家全体の電気代の見通しが立てやすくなります。

▶ あわせてチェック:パネルヒーターの電気代は1時間いくら?エアコンとの比較と安くする方法

スチーム式加湿器の電気代|メーカー公表の消費電力で計算する

まずスチーム式を計算してみます。象印マホービンはEE-DF50の消費電力を、湯沸かし時985W・加湿時410Wと公表しています。

加湿時410Wを式に入れると、410÷1000×1×31=約12.7円です。1日8時間を30日続けると、410÷1000×240×31=約3,050円になります。湯沸かし時の985Wで1時間動けば約30.5円です。

ダイニチ工業も、スチーム式は加湿中に常にヒーターが稼働しているためかなりの電力を必要とすると説明しています。スチーム式を選ぶときは、この電気代を承知したうえで、洗う部品の少なさという別の利点と釣り合うかを判断してください

気化式・超音波式加湿器の電気代|ヒーターを持たない方式はどこまで下がるか

次にヒーターを持たない方式です。同じ式に入れると、桁が2つ変わります。

パナソニックのFE-KX07Cは強運転14Wなので1時間あたり約0.4円、FE-KX05Cは強運転8Wなので約0.2円です。シャープのHV-R30-Wは強運転9Wで約0.3円、静音運転2.5Wなら約0.08円になります。

超音波式も同様です。アイリスオーヤマのAZHM-UU28B-Wは24W(HI)で約0.7円、BRUNOのSLIM MIST BOE133はHIで30Wなので約0.9円です。ヒーターを持たない方式は、1時間あたり1円未満で動く機種が珍しくありません

運転モードで消費電力は変わる|強運転と静音運転のどちらの値かを見る

ここで注意点が1つあります。多くの機種は運転モードによって消費電力が数倍変わります。カタログの最大値だけで比べると、実際の使い方とずれます。

▶ あわせてチェック:オフィス向け卓上加湿器おすすめランキング10選!USB充電式・静音・小型で選ぶ

たとえばダイニチのHD-RX325は標準161W・eco11Wで、15倍近い差があります。シロカのSD-E151も静音2W・ターボ30Wと開きがあり、パナソニックのFE-KX07Cも強14W・静か4Wです。

ダイニチは、ハイブリッド式が湿度が安定したらより消費電力が少ない気化式に切り替わるとも案内しています。比較するときは、どのモードの値かを必ず併記して見るようにしてください。本記事の比較表でもモード名を併記しています。

▶ あわせてチェック:省エネな電気毛布おすすめ14選|消費電力の見方と電気代を抑える使い方

1か月やひと冬の総額まで見積もりたい場合は、電力量料金の単価そのものを自分の契約で調べる必要があります。単価の調べ方は下記の記事で詳しく整理しています。

▶ あわせてチェック:オイルヒーターの電気代はひと冬でいくら?使い方別の総額と単価の調べ方

加湿器の消耗品は方式で変わる|フィルター・カートリッジの交換目安を先に調べる

デスクのノートパソコン。消耗品の交換の目安はメーカー公式ページで調べる

2つ目の費用が消耗品です。ここは「相場はいくらか」ではなく、そもそも交換部品が要る方式なのか、要るなら何をどの間隔で替えるのかという見方をします。

本記事では消耗品の価格には触れません。変動するうえ、機種ごとに部品構成が違うため比較の物差しになりにくいからです。代わりに、種類と交換の目安で比べます。

フィルターに風を当てる方式には消耗品が必ずある|気化式とハイブリッド式

方式の定義から考えると、どの方式に消耗品があるかは論理的に決まります。

日本電機工業会は、気化式を「濡れたフィルターに風を当て水分を蒸発」、ハイブリッド式を「蒸気に風を当て温度を下げて放出」する方式と定義しています。フィルターを濡らして風を当てる構造である以上、そのフィルターは必ず劣化します。

一方、スチーム式は「ヒーターで加熱し蒸気にして放出」する方式で、フィルターを持たない機種があります。電気代がいちばん大きい方式が、消耗品ではいちばん小さくなるという関係がここでも出てきます。

消耗品の種類|加湿フィルター・抗菌カートリッジ・使い捨てトレイカバー

消耗品はひとくくりにできません。種類ごとに役割も交換の間隔も違います。

代表的なのは3つです。1つ目が加湿フィルター(気化フィルター)で、水を含ませて風を当てる本体部分にあたります。2つ目が抗菌カートリッジやイオンユニットで、水やフィルターを清潔に保つ目的の部品です。3つ目が使い捨てのトレイカバーで、ダイニチ工業は「トレイに使い捨てカバーを装着することでトレイの洗浄を不要とした機種も登場しています」と案内しています。

交換の目安は機種ごとに大きく違います。ダイニチのHD-RX325は抗菌気化フィルターの交換の目安を5シーズン(1シーズン6か月・月1回クエン酸洗浄の場合)とし、シロカのSD-E151は抗菌加湿フィルターとAg+抗菌イオンユニットの交換の目安を約12か月としています。同じ気化式でも、目安は年単位で違います

買う前にメーカー公式で交換目安を確認する手順

手順はシンプルです。①候補の機種名でメーカー公式の製品ページを開く、②消耗品・別売品のページを見る、③交換部品の名称と交換の目安(期間)を控える、の3つです。

ここで大事なのは、二次メディアに書かれた「◯シーズンに1回」という数字を鵜呑みにしないことです。パナソニックの気化式のように、加湿フィルターの交換の目安を1日8時間運転で約10年としている品番もあれば、1年程度としている機種もあります。

交換の目安がメーカー公式で確認できない機種は、無い数字を推測せず「購入前に確認」と考えてください。なお、フィルターの「掃除」と「交換」は別物です。掃除で回復するうちは交換せずに済むので、掃除の頻度と方法も同時に確認しておくと無駄がありません。

▶ あわせてチェック:セラミックヒーターのフィルター掃除の仕方|頻度と水洗いの注意点

加湿器の手入れの手間も長期のコストになる|毎日の水替えと洗う部品の数

シンクで容器をスポンジ洗いしているところ。洗う部品の数が手入れの手間を決める

3つ目の費用が手入れの手間です。ここを無視すると、「電気代が安い=コスパが良い」という間違った結論に着地します。

加湿器は、手入れが続かなくなった時点で使われなくなります。1シーズン使い切れなかった加湿器のコストは、電気代がいくら小さくても取り返せません

毎日の水の入れ替えは方式を問わず必要|つぎ足さない、薬剤を入れない

まず前提として、毎日の水の入れ替えはどの方式でも必要です。大阪健康安全基盤研究所は「タンクの水は毎日新しい水道水に交換し、水のつぎ足しはしない」「汚れやぬめりが生じないように、タンク内をこまめに洗浄しましょう」と案内しています。

使用後についても「使用後はタンク内の水を抜き、よく乾燥させましょう」とされています。

この手間を薬剤で減らそうとするのは避けてください。同研究所は、厚生労働省が除菌剤や化学薬品を加湿器に使用しないようにと情報提供している旨を案内しています。当サイトからも、加湿器のタンクに除菌剤や化学薬品を入れる使い方はおすすめしません。水も、メーカーが案内している水道水を使ってください。

方式で洗う部品の数が変わる|フィルターの有無とスケール除去

毎日の水替えに加えて、定期的な作業があります。ここが方式で分かれます。

ダイニチ工業は、スチーム式は2週間〜1か月に1回程度のスケール除去、ハイブリッド式は2週間に1回程度フィルターやトレイのお手入れが必要と案内しています。象印はフィルターを持たない構造を「サッと拭くだけ」と説明しています。

整理すると、フィルターの有無が洗う部品の数をそのまま決めています。超音波式は大きなフィルターを持たない機種が多いぶん定期作業は軽くなりますが、水の状態がそのまま室内に出るため毎日の入れ替えを飛ばせません。ここが手間の総量で最大になる理由です。

手入れが続く設計かを見る|上から給水・広い給水口・分解できる部品の少なさ

続けられるかどうかは、機種の設計でかなり変わります。見るポイントは3つです。

1つ目が上から給水できるか。タンクを外して洗面所まで運ぶ必要がなくなり、毎日の給水が短くなります。2つ目が給水口が広く手が入るか。3つ目が分解する部品が少ないかです。

ただし注意点があります。「給水がラク」と「洗うのがラク」はまったく別の手間です。上から注げても内部に手が入らなければ、洗う作業は楽になりません。両方を分けて確認してください。

電気代がいちばん小さい気化式加湿器のコスパ最強おすすめ4選

ここからは、ランニングコストの小さい2方式を分けて紹介します。まずヒーターを使わない気化式の4台です。

▶ あわせてチェック:気化式加湿器のおすすめ13選|電気代の目安と選び方・ハイブリッド式との違い

この4台はヒーターを使わない気化式で、消費電力は方式のなかで最も小さい部類です。ただし気化式は濡れたフィルターに風を当てて加湿する構造(日本電機工業会)なので、フィルターという消耗品が必ず存在します。電気代の小ささと引き換えに、フィルターの洗浄と交換が続くと考えてください

並び順は、公表されている消費電力の小ささと、交換部品の目安がメーカー公式で確認できるかの順としました。電気代はすべて31円/kWhで計算しています。

第1位:FE-KX07C-W(パナソニック)

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FE-KX07C-W(パナソニック)の基本情報

強運転で700mL/hという大きな加湿量を、消費電力14Wで出すヒーターレスの気化式です。31円/kWhで計算すると1時間あたり約0.4円、1日8時間を30日で約104円になります。

加湿量あたりの電気代で見ると、掲載10モデルのなかで最も効率が高い構成です。適用床面積も木造和室12畳・プレハブ洋室19畳と2本立てで公表されています。

メリット
  • 強運転700mL/hで14W、1時間あたり約0.4円と加湿量に対する電気代が小さい
  • 静か運転なら4W・15dBで、1時間あたり約0.12円まで下がる
  • 木造和室12畳・プレハブ洋室19畳と2本立てで畳数が公表されている
デメリット
  • 気化式なので加湿フィルターという消耗品があり、洗浄と交換が必要
  • 質量約5.2kgと重く、給水はタンクを外して行う

FE-KX07C-W(パナソニック)の主要スペック

加湿方式 気化式(ヒーターレス)
消費電力 強14W・中8W・静か4W
1時間の電気代 強で約0.4円・静かで約0.12円(31円/kWhで計算)
1日8時間を30日の電気代 強で約104円(同)
定格加湿能力 強700mL/h・中500mL/h・静か150mL/h
適用床面積 木造和室12畳(20m²)・プレハブ洋室19畳(32m²)
タンク容量 約4.2L
給水方式 広口タンク
交換部品 加湿フィルターあり(適合品番と交換の目安はメーカー公式で確認)
運転音 強39dB・中31dB・静か15dB
外形寸法 高さ375×幅375×奥行186mm
質量 約5.2kg

FE-KX07C-W(パナソニック)の口コミ

Web上では「付けっぱなしでも電気代を気にしなくていい」「静か運転が本当に静か」といった声が見られます。一方で「加湿の立ち上がりはゆっくり」という指摘もあり、気化式の性格どおりの評価が多いようです。

第2位:FE-KX05C-W(パナソニック)

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FE-KX05C-W(パナソニック)の基本情報

第1位と同じシリーズの中容量モデルです。強運転500mL/hを8Wで出し、1時間あたり約0.2円、1日8時間を30日で約60円になります。

第1位との違いは、適用床面積が木造和室8.5畳・プレハブ洋室14畳と一回り小さく、そのぶん強運転の消費電力が14Wから8Wへ下がる点です。本体寸法と質量は同じなので、選び分けの基準は部屋の広さになります。

メリット
  • 強運転500mL/hで8W、1時間あたり約0.2円と第1位よりさらに小さい
  • 静か運転4W・15dB、強運転でも31dBと寝室でも使いやすい
  • 木造和室8.5畳・プレハブ洋室14畳と2本立てで畳数が公表されている
デメリット
  • 適用床面積が第1位より狭く、広いリビングには届かない場合がある
  • 気化式なので加湿フィルターの洗浄と交換が続く

FE-KX05C-W(パナソニック)の主要スペック

加湿方式 気化式(ヒーターレス)
消費電力 強8W・中6.5W・弱5.5W・静か4W
1時間の電気代 強で約0.2円・静かで約0.12円(31円/kWhで計算)
1日8時間を30日の電気代 強で約60円(同)
定格加湿能力 強500mL/h・中420mL/h・静か150mL/h
適用床面積 木造和室8.5畳(14m²)・プレハブ洋室14畳(23m²)
タンク容量 約4.2L
給水方式 広口タンク
交換部品 加湿フィルターあり(適合品番と交換の目安はメーカー公式で確認)
運転音 強31dB・中26dB・弱22dB・静か15dB
外形寸法 高さ375×幅375×奥行186mm
質量 約5.2kg

FE-KX05C-W(パナソニック)の口コミ

Web上では「電気代がほとんど気にならない」「運転しているのが分からないほど静か」といった声が見られます。一方で「本体が重いので給水時のタンクの持ち運びが少し面倒」という指摘もあります。

第3位:HV-R30-W(シャープ)

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HV-R30-W(シャープ)の基本情報

DCモーターを採用したパーソナルタイプの気化式です。強運転で加湿量290mL/h・消費電力9W、静音運転で145mL/h・2.5Wと公表されています。

31円/kWhで計算すると、強運転で1時間あたり約0.3円、静音運転なら約0.08円です。上位2台がリビング向けなのに対し、こちらは木造和室5畳・プレハブ洋室8畳の個室向けという住み分けになります。プラズマクラスターを搭載していますが、その働きはメーカーが公表している範囲の説明にとどめます。

メリット
  • 静音運転は2.5Wで、1時間あたり約0.08円まで下がる
  • タンク約2.4Lで静音運転なら約16時間の連続加湿ができる
  • 木造和室5畳・プレハブ洋室8畳と2本立てで畳数が公表されている
デメリット
  • 強運転290mL/hのため、リビング全体を潤す用途には届かない
  • 交換部品の交換の目安が確認できないため、購入前に確認が必要

HV-R30-W(シャープ)の主要スペック

加湿方式 気化式
消費電力 強9W・静音2.5W
1時間の電気代 強で約0.3円・静音で約0.08円(31円/kWhで計算)
1日8時間を30日の電気代 強で約67円(同)
定格加湿能力 強290mL/h・静音145mL/h
適用床面積 木造和室5畳・プレハブ洋室8畳
タンク容量 約2.4L
連続加湿時間 強約8.2時間・静音約16時間
運転音 22〜38dB
交換部品 気化式のため加湿フィルターを持つ(交換の目安の記載を確認できないため購入前に確認)
その他 DCモーター・プラズマクラスター7000搭載

HV-R30-W(シャープ)の口コミ

Web上では「電気代がほとんど掛からない」「静音だと音が気にならない」といった声が見られます。一方で「加湿量は控えめなので個室向け」という指摘もあります。

第4位:SD-E151(シロカ)

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SD-E151(シロカ)の基本情報

給水トレー4.7Lの大型気化式です。最大加湿量は850mL/h(ターボ)で、適用床面積は木造和室13.5畳・プレハブ洋室22畳と公表されています。

この機種を4位に置いたのは電気代の順ではありません。抗菌加湿フィルターとAg+抗菌イオンユニットの交換の目安が約12か月と、メーカー公式ではっきり示されている点が長期コストの読みやすさにつながります。上位3台とは消耗品の性格が違います。

メリット
  • ターボ850mL/hまで出せて、静音運転なら消費電力2W・1時間あたり約0.06円
  • 抗菌加湿フィルターとAg+抗菌イオンユニットの交換の目安が約12か月と公表されている
  • 給水トレーに直接注ぐ方法と側面から注ぐ方法の2通りが選べる
デメリット
  • ターボ運転時は消費電力30Wと、上位3台の最大値より大きい
  • 交換部品が2種類あり、年に1度の交換作業が発生する

SD-E151(シロカ)の主要スペック

加湿方式 気化式
消費電力 静音2W・ターボ30W
1時間の電気代 静音で約0.06円・ターボで約0.9円(31円/kWhで計算)
1日8時間を30日の電気代 ターボで約223円(同)
加湿量 ターボ850mL/h・強700mL/h・標準500mL/h・静音200mL/h
適用床面積 木造和室13.5畳(22m²)・プレハブ洋室22畳(37m²)
給水トレー容量 約4.7L
連続加湿時間 約23.5時間
給水方式 トレーに直接注ぐ方法と側面から注ぐ方法の2通り
交換部品 抗菌加湿フィルター・Ag+抗菌イオンユニット(交換の目安 約12か月)
外形寸法 幅34×奥行29.5×高さ32.8cm
質量 約3.2kg
その他 切タイマー(2・4・6・8時間)

SD-E151(シロカ)の口コミ

Web上では「大きいわりに静か」「給水の方法が選べて楽」といった声が見られます。一方で「交換部品が2種類あるので忘れないよう管理が要る」という指摘もあります。

ヒーターを使わない超音波式加湿器のコスパ最強おすすめ6選

続いて超音波式の6台です。気化式と並んで消費電力が小さい方式ですが、コストの性格は正反対になります。

この6台はヒーターを持たない超音波式で、消費電力は小さく、大きな交換フィルターを持たない機種が多いのが特徴です。ただし超音波式はタンクの水をそのまま霧にして放出する方式(日本電機工業会)なので、水の入れ替えと洗浄を毎日続けることが前提になります。公的機関も「タンクの水は毎日新しい水道水に交換し、水のつぎ足しはしない」と案内しています(大阪健康安全基盤研究所)。電気代と消耗品が小さいぶん、手間というコストが大きい方式です

並び順は、公表されている消費電力の小ささ、給水と洗浄のしやすさ、適用範囲に対する加湿量の余裕の順としました。消費電力の公表を確認できなかった機種は電気代を算出していません。

第1位:AZHM-UU28B-W(アイリスオーヤマ)

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AZHM-UU28B-W(アイリスオーヤマ)の基本情報

タンク4Lの上給水タイプで、消費電力は24W(HI)、加湿量280mL/hが公表されています。31円/kWhで計算すると1時間あたり約0.7円、1日8時間を30日で約179円です。

上から注ぐ給水とタンクを外す給水の両方が選べるのがこの機種の実用面での強みです。毎日の水替えが前提の方式なので、給水の自由度はそのまま手間の軽さになります。

メリット
  • 消費電力24W(HI)で1時間あたり約0.7円と小さい
  • 上から注ぐ給水とタンクを外す給水の2通りが選べる
  • タンク4Lで約14時間の連続加湿ができ、木造約4畳・プレハブ洋室約7畳と畳数が公表されている
デメリット
  • 超音波式なので、毎日の水の入れ替えと洗浄を飛ばせない
  • ミストは無段階調整だが、湿度を数値で指定する機能はない

AZHM-UU28B-W(アイリスオーヤマ)の主要スペック

加湿方式 超音波式
消費電力 24W(HI)
1時間の電気代 約0.7円(31円/kWhで計算)
1日8時間を30日の電気代 約179円(同)
加湿量 280mL/h(HI)
適用床面積 木造和室約4畳・プレハブ洋室約7畳
タンク容量 4.0L
連続加湿時間 約14時間(HI)
給水方式 上から給水とタンクを外す給水の2通り
交換部品 大きな交換フィルターを持たない構造(詳細は購入前に確認)
外形寸法 幅約17.5×奥行約19×高さ約34cm
質量 約1.4kg

AZHM-UU28B-W(アイリスオーヤマ)の口コミ

Web上では「上から水を足せるので毎日の作業が短い」「静かで寝室でも気にならない」といった声が見られます。一方で「毎日洗わないとぬめりが出る」という指摘もあり、手入れ前提の機種と言えそうです。

第2位:HU1510/04(Philips)

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HU1510/04(Philips)の基本情報

タンク3Lの超音波式で、フィリップスがHU1510/04として公表している仕様では加湿量275mL/h・消費電力19.6Wです。31円/kWhで計算すると1時間あたり約0.6円、1日8時間を30日で約146円になります。

第1位より消費電力が小さく、タンク3Lで最大約32時間という連続加湿時間の長さが特徴です。ただし適用面積の表記には注意が必要で、販売ページは〜38m²、メーカーの製品情報は〜41m²と分かれています。木造和室とプレハブ洋室の2本立て表記は確認できませんでした。

メリット
  • 消費電力19.6Wで1時間あたり約0.6円と、第1位よりさらに小さい
  • タンク3Lで最大約32時間の連続加湿ができ、給水の回数を抑えられる
  • スリープモードとナイトライトを備え、寝室で使いやすい
デメリット
  • 適用面積の表記が販売ページとメーカーの製品情報で分かれるため、購入前の確認が必要
  • 木造和室・プレハブ洋室の2本立て表記が確認できない

HU1510/04(Philips)の主要スペック

加湿方式 超音波式
消費電力 19.6W
1時間の電気代 約0.6円(31円/kWhで計算)
1日8時間を30日の電気代 約146円(同)
加湿量 275mL/h
タンク容量 3L
連続加湿時間 最大約32時間
適用面積 販売ページは〜38m²、メーカーの製品情報は〜41m²と表記が分かれるため購入前に確認(木造和室・プレハブ洋室の2本立て表記は確認できず)
交換部品 大きな交換フィルターを持たない構造(詳細は購入前に確認)
その他 スリープモード・ナイトライト・アロマ対応

HU1510/04(Philips)の口コミ

Web上では「静かで寝室に置きやすい」「タンクが大きいので給水が少なくて済む」といった声が見られます。一方で「仕様の表記が販売ページによって違う」という指摘もあり、購入前の確認が要りそうです。

第3位:HTJ-2001F(Yokizu)

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HTJ-2001F(Yokizu)の基本情報

しずく型の卓上超音波式です。商品ページでは6〜10畳を目安とし、お手入れしやすい構造とLEDライトを備えるとされています。

ただし正直に書いておきます。この機種はメーカー公式で消費電力の公表を確認できなかったため、本記事では電気代を算出していません。推測値を入れると比較の意味が失われるためです。なお商品ページには次亜塩素酸水対応の表記がありますが、これは表記の事実の紹介にとどめ、当サイトから薬剤の使用をすすめるものではありません。

メリット
  • お手入れしやすい構造とうたわれ、毎日の洗浄が前提の超音波式に向く形状
  • しずく型のコンパクトな本体で、デスクや寝室に置きやすい
  • LEDライトと空焚き防止を備える
デメリット
  • 消費電力・加湿量・タンク容量の公表を確認できず、電気代を算出できない
  • 公的機関は除菌剤や化学薬品を加湿器に使用しないよう情報提供しており、対応表記があっても薬剤の使用はすすめられない

HTJ-2001F(Yokizu)の主要スペック

加湿方式 超音波式
消費電力 メーカー公式の公表を確認できないため、本記事では電気代を算出していない
加湿量 ※各ストアのリンクで確認
タンク容量 ※各ストアのリンクで確認
適用の目安 6〜10畳(商品ページ表記。木造和室・プレハブ洋室の別の表記は確認できず)
給水方式 上部から給水
その他 LEDライト・空焚き防止・次亜塩素酸水対応の表記あり(薬剤の使用はすすめません)

HTJ-2001F(Yokizu)の口コミ

Web上では「形がかわいい」「掃除がしやすい」といった声が見られます。一方で「細かい仕様が分かりにくい」という指摘もあり、数値を重視する場合は購入前の確認が必要そうです。

第4位:SLIM MIST BOE133-CGY(BRUNO)

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SLIM MIST BOE133-CGY(BRUNO)の基本情報

幅170mmのスリムな超音波式です。消費電力はLO22W・MI28W・HI30Wと3段階で公表されており、モードごとの電気代を自分で計算できます。

ここまでの3台が卓上寄りだったのに対し、この機種はモードごとの消費電力と加湿量が全部公表されているのが強みです。31円/kWhで計算すると、LOで1時間あたり約0.7円、HIで約0.9円になります。

メリット
  • LO22W・MI28W・HI30Wとモードごとの消費電力が公表されている
  • LOなら約16時間の連続加湿ができ、木造和室約4畳・プレハブ洋室約7畳と畳数も公表
  • 幅170mmのスリム形状で、上部給水とナイトモード、タイマーを備える
デメリット
  • HIで使うと約7.5時間で給水が必要になる
  • 超音波式なので毎日の水の入れ替えと洗浄が前提になる

SLIM MIST BOE133-CGY(BRUNO)の主要スペック

加湿方式 超音波式
消費電力 LO22W・MI28W・HI30W
1時間の電気代 LOで約0.7円・HIで約0.9円(31円/kWhで計算)
1日8時間を30日の電気代 LOで約164円・HIで約223円(同)
加湿量 LO約90〜160mL/h・MI約130〜230mL/h・HI約150〜300mL/h
適用床面積 木造和室約4畳・プレハブ洋室約7畳
タンク容量 約2.0L
連続加湿時間 LO約16時間・MI約10.5時間・HI約7.5時間
給水方式 上部給水
外形寸法 幅170×高さ316×奥行170mm
質量 約1100g
その他 タイマー・ナイトモード・水切れ自動停止

SLIM MIST BOE133-CGY(BRUNO)の口コミ

Web上では「幅が狭いので置き場所に困らない」「モードごとの違いが分かりやすい」といった声が見られます。一方で「HIだと給水が早い」という指摘もあります。

第5位:SC-D2407(SKK)

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SC-D2407(SKK)の基本情報

タンク8Lのタワー型超音波式です。湿度調整機能とタイマー、アロマ対応を備え、スリムな筐体で床の占有面積を抑えています。

この機種もメーカー公式で消費電力の公表を確認できなかったため、電気代は算出していません。次の第6位と同じ大容量タイプですが、こちらは8Lという容量とタワー型の省スペース性、湿度調整機能が中心の構成です。

メリット
  • タンク8Lの大容量で、給水の回数を大きく減らせる
  • タワー型のスリム形状で、床の占有面積が小さい
  • 湿度調整機能とタイマー、アロマ対応を備える
デメリット
  • 消費電力の公表を確認できず、電気代を算出できない
  • タンクが大きいぶん、毎日の水の入れ替えと洗浄の負担も大きくなる

SC-D2407(SKK)の主要スペック

加湿方式 超音波式
消費電力 メーカー公式の公表を確認できないため、本記事では電気代を算出していない
タンク容量 8L
形状 タワー型(省スペース設計)
加湿量 ※各ストアのリンクで確認
適用床面積 ※各ストアのリンクで確認
その他 湿度調整機能・タイマー機能・アロマ対応・静音設計・空焚き防止

SC-D2407(SKK)の口コミ

Web上では「大容量なのに場所を取らない」「タイマーが便利」といった声が見られます。一方で「大きいぶん洗うのは手間」という指摘もあり、手入れの負担は容量に比例するようです。

第6位:HU450(ubrobo)

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HU450(ubrobo)の基本情報

タンク4.3Lの上給水タイプで、加湿量は最大300mL/h、運転音26dBが公表されています。HU450として公表されている消費電力は25Wで、31円/kWhで計算すると1時間あたり約0.8円、1日8時間を30日で約186円です。

第5位が8Lのタワー型だったのに対し、こちらは4.3Lで26dBという静音性と、3段階のミスト調整が中心の構成です。商品ページでは43時間の連続稼働と12〜28畳対応をうたっています。

メリット
  • 消費電力25Wで1時間あたり約0.8円と小さい
  • タンク4.3Lで商品ページでは43時間の連続稼働をうたい、上から給水できる
  • 運転音26dBと静かで、ミストは3段階に調整できる
デメリット
  • 適用の目安が12〜28畳という表記のみで、木造和室・プレハブ洋室の別表記は確認できない
  • 公的機関は除菌剤や化学薬品を加湿器に使用しないよう情報提供しており、対応表記があっても薬剤の使用はすすめられない

HU450(ubrobo)の主要スペック

加湿方式 超音波式
消費電力 25W(HU450として公表されている値)
1時間の電気代 約0.8円(31円/kWhで計算)
1日8時間を30日の電気代 約186円(同)
加湿量 最大300mL/h
タンク容量 4.3L
連続稼働時間 43時間(商品ページ表記)
適用の目安 12〜28畳(商品ページ表記。木造和室・プレハブ洋室の別の表記は確認できず)
運転音 26dB
給水方式 上から給水
ミスト調整 3段階
その他 空焚き防止・水漏れ防止・次亜塩素酸水対応の表記あり(薬剤の使用はすすめません)

HU450(ubrobo)の口コミ

Web上では「大容量なので給水の回数が少ない」「音が静かで寝室でも使える」といった声が見られます。一方で「タンクが大きいぶん洗うときに重い」という指摘もあります。

加湿器10モデルのランニングコスト比較表と、使い方別の選び分け

電卓で毎月の電気代を計算しているところ

ここまでの10モデルを、ランニングコストの観点で1つの表にまとめます。この表が本記事の中心です。

電力量料金の目安単価は31円/kWhとして計算しています。消費電力の公表を確認できなかった機種には推測値を入れず、算出していない旨をそのまま書いています。

掲載10モデルの消費電力・電気代・交換部品・手入れの内容を比較

電気代は「消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×31円」で計算した値です。消費電力はモード名を併記しています。

モデル名(ブランド) 加湿方式 消費電力(モード) 1時間の電気代 1日8時間×30日の電気代 交換部品の有無と種類 交換の目安 詳細
パナソニック FE-KX07C-W 気化式 強14W・静か4W 強で約0.4円 強で約104円 あり(加湿フィルター) 適合品番と目安はメーカー公式で確認 見る
パナソニック FE-KX05C-W 気化式 強8W・静か4W 強で約0.2円 強で約60円 あり(加湿フィルター) 適合品番と目安はメーカー公式で確認 見る
シャープ HV-R30-W 気化式 強9W・静音2.5W 強で約0.3円 強で約67円 あり(加湿フィルター) 記載を確認できないため購入前に確認 見る
シロカ SD-E151 気化式 静音2W・ターボ30W ターボで約0.9円 ターボで約223円 あり(抗菌加湿フィルター・Ag+抗菌イオンユニット) 約12か月 見る
アイリスオーヤマ AZHM-UU28B-W 超音波式 24W(HI) 約0.7円 約179円 大きな交換フィルターを持たない構造 詳細は購入前に確認 見る
Philips HU1510/04 超音波式 19.6W 約0.6円 約146円 大きな交換フィルターを持たない構造 詳細は購入前に確認 見る
Yokizu HTJ-2001F 超音波式 公表を確認できず 消費電力の公表を確認できないため算出していない 同左 大きな交換フィルターを持たない構造 詳細は購入前に確認 見る
BRUNO SLIM MIST BOE133-CGY 超音波式 LO22W・MI28W・HI30W LOで約0.7円・HIで約0.9円 LOで約164円・HIで約223円 大きな交換フィルターを持たない構造 詳細は購入前に確認 見る
SKK SC-D2407 超音波式 公表を確認できず 消費電力の公表を確認できないため算出していない 同左 大きな交換フィルターを持たない構造 詳細は購入前に確認 見る
ubrobo HU450 超音波式 25W 約0.8円 約186円 大きな交換フィルターを持たない構造 詳細は購入前に確認 見る

比較の物差しとして、スチーム式の数値も並べておきます。象印マホービンが公表しているEE-DF50の加湿時410Wを同じ式に入れると、1時間あたり約12.7円、1日8時間を30日で約3,050円です。ヒーターを持たない10台とは1桁から2桁違うことが分かります。

つけっぱなしのリビング・寝室・デスク・手入れの時間が取れない家庭|優先順位別に選び分ける

ここまでの数字を、4つの使い方に当てはめます。どのパターンでも、毎日の水の入れ替えは省けない、薬剤で手間を減らさない、という前提は変わりません。

①1日中つけっぱなしにするリビングは、電気代の差がそのまま効いてきます。パナソニック FE-KX07C-W(強14W・1時間あたり約0.4円)が第一候補で、広さに余裕を持たせたいならシロカ SD-E151(木造和室13.5畳・プレハブ洋室22畳)です。どちらも交換部品はあるので、その手間を織り込んで選んでください。

②寝るときだけ使う寝室は、運転時間が短いぶん電気代の差は縮まります。優先すべきは運転音と給水の手軽さで、シャープ HV-R30-W(静音2.5W・22dB)やBRUNO SLIM MIST BOE133-CGY(LO22W・約16時間)が扱いやすい構成です。

③在宅ワークのデスク周りは、置き場所の制約が最優先です。幅170mmのBRUNO SLIM MIST BOE133-CGY、しずく型のYokizu HTJ-2001Fのように小さい機種を選び、電気代は数値が公表されている機種から選ぶと後で計算できます。

④手入れの時間がどうしても取れない家庭は、判断が変わります。超音波式は電気代も消耗品も小さい代わりに毎日の水の入れ替えを飛ばせないため、手間が最大の制約になるなら、電気代が大きくてもフィルターを持たないスチーム式のほうが総コストで釣り合うことがあります。三すくみの構造を思い出してください。

なお、暖房と加湿器の電気代を合算して考えたい場合は、暖房側のW数と1時間あたりの目安も同じ式で並べると全体像がつかめます。

▶ あわせてチェック:電気ストーブの電気代が安いランキング12選|輻射式と温風式をW数で比較

加湿器のコスパに関するよくある質問

三すくみの話は分かりました。もう少しだけ、細かいところを確認させてください。

よく聞かれる4つに答えておくね。どれもコスパの判断に直結するところだよ。

Q. 加湿器の電気代がいちばん安いのはどの方式ですか?

A. ヒーターを持たない気化式と超音波式です。

計算式は「消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×31円」で、電力量料金の目安単価は31円/kWhとしています。象印が公表しているスチーム式の加湿時410Wは1時間あたり約12.7円ですが、パナソニックの気化式の強運転8Wなら約0.2円です。同じ式に入れるだけで、方式の差は誰でも確かめられます

Q. スチーム式加湿器は電気代が高いのに、なぜ選ばれているのですか?

A. 別の費用が小さいからです。

スチーム式にはフィルターを持たない機種があり、象印は「フィルターがなく、さらにフッ素加工の広口容器なのでサッと拭くだけで簡単にお手入れできます」と説明しています。消耗品と洗う部品が少ないぶん、電気代以外のコストが小さくなるわけです。電気代・消耗品・手間の三すくみのうち、どれを優先するかで結論が変わります。

Q. 加湿器のフィルターはどれくらいの頻度で交換しますか?

A. 機種によってまったく違うので、メーカー公式の消耗品ページと取扱説明書で確認してください。

本記事の掲載機種でも、シロカ SD-E151は約12か月、ダイニチのHD-RX325は5シーズン(1シーズン6か月・月1回クエン酸洗浄の場合)と幅があります。パナソニックのように1日8時間運転で約10年としている品番もあります。二次メディアの相場の数字ではなく、その機種の公式の数字を見てください

Q. 加湿器はランニングコストと手入れの手間のどちらを優先すべきですか?

A. 本記事は購入時の金額を扱わない前提ですが、そのうえで言えば、続けられるかどうかを先に考えるのが現実的です

電気代と消耗品がいちばん小さい超音波式は、毎日の水の入れ替えという手間が最大になります。手入れが続かずに使わなくなれば、電気代の差は意味を持ちません。電気代・消耗品・手間の3つで見ると、結論が変わることがあると考えてください。

まとめ|加湿器のコスパは電気代・消耗品・手入れの手間の合計で決まる

加湿器のコスパは、本体ではなく買ったあとに掛かり続ける3つの費用で決まります。電気代は「消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×31円」で自分で計算でき、消耗品はフィルターに風を当てる方式に必ず存在し、手入れの手間は電気代が小さい方式ほど大きくなります。

本記事では、気化式4選と超音波式6選の合計10選を紹介し、10モデルのランニングコスト比較表と、使い方別の逆引きも用意しました。

  • 本記事の電気代は電力量料金の目安単価を31円/kWhとして計算している
  • 消耗品の交換目安は必ずメーカー公式の消耗品ページと取扱説明書で確認する
  • 毎日の水の入れ替えは省けず、除菌剤や化学薬品で代用しない

今日はまず、候補の機種のメーカー公式で消費電力(W)と交換部品の有無を調べて、同じ式で電気代を出すところから始めてみてください。

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