在宅の日が増えて、その都度お湯を沸かすのが面倒になってきた。そう思って売り場に行くと、小さな箱から大きな機械までが並んでいます。
実は、コーヒーメーカーは淹れ方で4つに分かれます。そして同じ「コーヒーメーカー」でも、1杯の量が約30mLから約150mLまで開きがあります。3倍以上の差です。
この記事では、メーカー公式の仕様だけを見て4つのタイプを1台ずつ並べました。そのあと、使う場面で選べる5台を紹介します。読み終えるころには、自分がどのタイプかが決まります。
📖 目次(タップで開閉)
コーヒーメーカーは淹れ方で4つのタイプに分かれる

この章の持ち帰りは1つです。売り場に並んでいる箱は、淹れ方で4つに分かれています。まずここを押さえてください。
粉を入れて淹れるドリップ式
1つめはドリップ式(粉にお湯を注いで、こしながら落とす淹れ方)です。挽いた粉を入れて、水を入れて、スイッチを押します。
象印 EC-MA60 は、水を2回加熱する仕組みを積んでいます。熱湯と蒸気で蒸らし(お湯を少し注いで粉になじませる工程)をしてから抽出します。
この記事が扱うのは、4つのタイプを見比べることです。どのタイプが正解かは書きません。
「全自動」という言葉が何を指すのかは、専用の記事で線引きしています。「全自動コーヒーメーカーとは?豆を挽く工程で選ぶ人気おすすめ10選」をどうぞ。
豆を挽くところからやる全自動
2つめは全自動(豆を挽くところから淹れ終わりまで、1台でやってくれること)です。豆を入れてボタンを押すだけで進みます。
パナソニック NC-A58 の公式取扱説明書は、工程をこう並べています。ミル豆ひき、加熱循環、注湯、ミル自動洗浄、蒸らし・抽出、そして保温です。
豆を挽く工程が最初に入っているのが、このタイプの目印です。
ポンプで圧をかけて淹れるエスプレッソ
3つめはエスプレッソ(ポンプで圧をかけて、少量を濃く押し出したコーヒー)です。少ない量を濃く押し出します。
デロンギ ECAM22020B は15気圧(お湯を押し出す力の強さ)と公表されています。手で淹れるデロンギ EC235J-BK は、公式が「1杯(約30mL)あたり、約20秒で抽出するのが理想」と書いています。
圧をかける仕組みをもっと詳しく知りたい方は、専用の記事があります。「家庭用エスプレッソマシンのおすすめ人気10選|ドリップ式との違い」をどうぞ。
専用のパックやカプセルを入れる方式
4つめは、専用のパックやカプセル(1杯分の粉が入った、専用の小さな容器)を入れる方式です。
ネスカフェ バリスタ50 は、公式が「エコ&システムパック以外は、使用しない」と明記しています。ビンや袋のネスカフェ製品も、他社製品も使えません。豆を挽く工程はありません。
1杯の量はタイプによって3倍以上ちがう

この章の持ち帰りは1つです。「◯杯用」という表示は、1杯が何mLかを見ないと比べられません。
同じ5杯用でも1杯の基準が違う
メーカーごとに、1杯の基準がそろっていません。公式仕様を並べます。
- サーモス ECJ-700=1杯約110mL
- 象印 EC-MA60・ティファール CM4905JP=1杯約120mL
- 山善 YCA-502=コーヒーカップ1杯約130mL
- ツインバード CM-D457B=1カップ水150mL(出来上がりは120〜130mL)
つまり、同じ「5杯用」でも出来上がる量は違います。ラッセルホブス 7620JP は公式の計量表で、5杯=水750mL・出来上がり650mLと示しています。
水の量と出来上がりの量も、そのままイコールではありません。
何杯淹れるかから決めたい方は、順番にした記事があります。「コーヒーメーカーの選び方|4つの順番で決める人気おすすめ10選」をどうぞ。
エスプレッソは1杯30mL前後で桁が違う
エスプレッソになると、量の桁がひとつ変わります。
デロンギ ECAM22020B のエスプレッソは約30mLです。ネスプレッソ D30 は公式が「大カップ 約110mL」「小カップ 約40mL」と表記しています。
マグカップ1杯とは別物です。同じ「1杯」という言葉でも、指しているものが違います。杯数を比べるときは、必ず1杯のmLを一緒に見てください。
専用の消耗品が要るタイプと要らないタイプがある

この章の持ち帰りは1つです。その機械でしか使えないものが要るかどうかは、買う前に公式で分かります。
その機械専用のものしか使えない機種
まず、専用品しか使えない機種があります。公式の文言で見てみます。
ネスカフェ バリスタ50 の取扱説明書は、こう書いています。「エコ&システムパック以外は、使用しない。ビンや袋タイプのネスカフェ製品、すべての他社製品、レギュラーコーヒーはご使用いただけません」。
ネスプレッソ D30 も同じです。保証規定に「このコーヒーメーカーはネスプレッソコーヒーカプセル専用です」と明記されています。それ以外を使った故障は有償の扱いになります。
市販の豆や粉を自由に使える機種
いっぽうで、市販の豆や粉をそのまま使える機種もあります。
パナソニック NC-A58・シロカ SC-A211・ツインバード CM-D457B・デロンギ ECAM22020B は、豆と粉の両方に対応します。デロンギ EC235J-BK はコーヒー粉とカフェポッドの両方が使えます。
さらに、紙のこし紙が要らない機種もあります。ラッセルホブス 7620JP・ティファール CM4905JP・シロカ SC-A211 には、洗って繰り返し使う網のフィルターが付きます。
買ったあとに続けて要るものは、別の記事で棚卸ししています。「コーヒーメーカーのコスパ人気おすすめ10選|続けて要るもので選ぶ」をどうぞ。
置き場所は幅より奥行と給水のしかたで決まる

この章の持ち帰りは1つです。幅だけ測って買わないでください。奥行と、水をどう入れるかを先に確かめます。
幅が細くても奥行と高さで引っかかる
細い機種は確かにあります。アイリスオーヤマ CMS-0800-B は幅151mm、ティファール CM4905JP は幅175mm、メリタ LKT1002-B は幅180mmです。
ところが奥行と高さは別です。デロンギ ECAM22020B は奥行440mm、デロンギ EC9155J-B は高さ400mm、エペイオス Mocca は高さ413mmと公表されています。
幅が細くても、奥行や高さで棚に入らないことがあります。寸法は3つとも測ってください。
給水タンクが外れるかどうかで置き方が変わる
もう1つ、給水タンク(水を入れる容器)が外れるかどうかも効いてきます。
取り外せるのは、パナソニック NC-A58・象印 EC-MA60・タイガー ADC-N060K・アイリスオーヤマ CMS-0800-B・レコルト RDC-1・デロンギ各機種・ネスカフェ バリスタ50 です。
本体と一体になっているのは、シロカ SC-A211・ツインバード CM-D457B・ティファール CM4905JP・メリタ各機種・山善 YCA-502 です。一体型の機種はふたを開けて上から注ぐので、置き場所の上に空きが要ります。
なお、シロカ SC-A211 は公式が注意しています。給水タンクに水を入れて、すすぎ洗いや振り洗いをしないでください、という内容です。
給水タンクが外れるかどうかで選びたい方は、装備の有無を整理した記事があります。「安いコーヒーメーカーおすすめ10選|省かれやすい機能で見分ける」をどうぞ。
おすすめコーヒーメーカー人気5選|タイプ別に1台ずつ

この5台は、淹れ方がそれぞれ違う代表です。粉を入れるドリップ式、豆を挽くところからやる全自動、圧をかけるエスプレッソ、専用のパックを入れる方式を1台ずつ並べました。
並び順は、粉を入れるタイプから圧をかけるタイプへと、抽出のしかたの順に並べています。味の順位ではありません。1杯の抽出量はいずれも公式で確認しています。
第1位:EC-MA60-BA(象印)
▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック
EC-MA60-BA(象印)の基本情報
ドリップ式の代表です。水を2回加熱し、熱湯と蒸気で蒸らしてから抽出します。濃度は2段階で選べます。水タンクとバスケットの両方が外せるので、洗う作業がしやすい1台です。
EC-MA60-BA(象印)の主要スペック
| 淹れ方のタイプ | ドリップ式(ダブル加熱 高温抽出) |
| 1杯の抽出量と最大の杯数 | 1杯約120mL・6杯 |
| ミル | なし |
| 専用の消耗品 | 不要(紙のこし紙1×2・102と浄水フィルターは消耗品) |
| 給水タンク | 810mL・取り外し可 |
| 本体サイズと質量 | 幅23×奥行15.5×高さ28cm・約1.7kg |
EC-MA60-BA(象印)の口コミ
Web上では「パーツが外れて洗いやすい」という声のいっぽう、「保温は短め」という声も見られます。
第2位:NC-A58-K(パナソニック)
▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック
NC-A58-K(パナソニック)の基本情報
全自動の代表です。豆と粉の両方に対応し、豆のときだけミル豆ひきとミル自動洗浄の工程が入ります。ただし自動で洗うのはミルだけです。バスケット・弁・水容器などは、使うたびに手洗いします。
NC-A58-K(パナソニック)の主要スペック
| 淹れ方のタイプ | 全自動のドリップ式(ミル付き) |
| 1杯の抽出量と最大の杯数 | 1カップ約120mL・マグカップ約180mL・4カップ |
| ミル | あり(「ひいて落とす」縦型ミル) |
| 専用の消耗品 | 不要(紙のこし紙1×2・102が必要) |
| 給水タンク | 545mL・取り外し可 |
| 本体サイズと質量 | 幅15.2×奥行27.2×高さ34.9cm・約3.2kg |
NC-A58-K(パナソニック)の口コミ
Web上では「豆から淹れる手間が減った」という声のいっぽう、「毎回洗う部品は残る」という声も見られます。
ミル付きの機種だけを見比べたい方は、専用の記事があります。「ミル付きコーヒーメーカー人気おすすめ10選|自動洗浄の範囲を比較」をどうぞ。
第3位:バリスタ50 SPM9639(ネスカフェ)
▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック
バリスタ50 SPM9639(ネスカフェ)の基本情報
専用パック式の代表です。公式は「エコ&システムパック以外は、使用しない」と明記しています。メニューごとに量が決まっていて、ブラックコーヒー140mL、カフェラテ160mL、マグサイズ210mLです。抽出温度は85℃±5℃と公表されています。
バリスタ50 SPM9639(ネスカフェ)の主要スペック
| 淹れ方のタイプ | 専用パック式(最大ポンプ圧力1.5MPa=15気圧) |
| 1杯の抽出量と最大の杯数 | メニューごとに固定(ブラックコーヒー140mL・マグサイズ210mL) |
| ミル | なし |
| 専用の消耗品 | 必要(エコ&システムパック専用) |
| 給水タンク | 約800mL・取り外し可 |
| 本体サイズと質量 | 幅約15.5×奥行約30.6×高さ約32.3cm・約3.4kg |
バリスタ50 SPM9639(ネスカフェ)の口コミ
Web上では「操作がわかりやすい」という声のいっぽう、「専用パックの用意が要る」という声も見られます。
第4位:ECAM22020B(デロンギ)
▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック
ECAM22020B(デロンギ)の基本情報
全自動のエスプレッソ方式の代表です。15気圧で、コーン式のグラインダーを内蔵します。エスプレッソは約30mL、奥行は44.0cmで掲載10モデルでいちばん奥行があります。電源の入切で湯の通り道を自動ですすぎますが、抽出ユニットは月1回の手洗いです。
ECAM22020B(デロンギ)の主要スペック
| 淹れ方のタイプ | 全自動のエスプレッソ方式(15気圧) |
| 1杯の抽出量と最大の杯数 | エスプレッソ約30mL(約20〜180mLで設定可)・カフェ・ジャポーネ約180mL |
| ミル | あり(コーン式コーヒーグラインダー) |
| 専用の消耗品 | 不要(豆ホッパー250g・粉も使える) |
| 給水タンク | 1.8L・取り外し可 |
| 本体サイズと質量 | 幅24.0×奥行44.0×高さ35.0cm・9.5kg |
ECAM22020B(デロンギ)の口コミ
Web上では「朝の支度中に淹れられる」という声のいっぽう、「本体が大きく置き場所を選ぶ」という声も見られます。
第5位:EC235J-BK(デロンギ)
▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック
EC235J-BK(デロンギ)の基本情報
手で淹れるエスプレッソの代表です。ミルは付いていないので、粉かカフェポッドを用意します。公式は「1杯(約30mL)あたり、約20秒で抽出するのが理想」と記載しています。粉量の目安は1杯で約8〜10gです。ポンプの気圧の数値は、公式の仕様表に記載を確認できませんでした。
EC235J-BK(デロンギ)の主要スペック
| 淹れ方のタイプ | エスプレッソ(フィルターホルダー式・手で淹れる) |
| 1杯の抽出量と最大の杯数 | 1杯約30mL(約20秒で抽出するのが理想と公式が記載) |
| ミル | なし |
| 専用の消耗品 | 不要(コーヒー粉とカフェポッドの両対応) |
| 給水タンク | 1L・取り外し可 |
| 本体サイズと質量 | 幅21.0×奥行26.5×高さ30.0cm・約3.2kg |
EC235J-BK(デロンギ)の口コミ
Web上では「ミルクを泡立てる練習が楽しい」という声のいっぽう、「粉の詰め方に慣れが要る」という声も見られます。
おすすめコーヒーメーカー人気5選|使う場面で選ぶ
この5台はミルが付いていないので、挽いた粉を用意します。そのうえで、マグボトルに直接淹れる、電気を使わずに保温する、10杯まとめて淹れるなど、置き方や使い方に特徴があるモデルを選びました。
並び順は本体の幅が狭い順です。特徴はいずれもメーカー公式で確認しています。
第1位:CMS-0800-B(アイリスオーヤマ)
▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック
CMS-0800-B(アイリスオーヤマ)の基本情報
マグボトルに直接ドリップできる1台です。幅151mmで、掲載10モデルでいちばん細くなります。ただし条件があります。使えるのは350mLと500mLのマグボトルで、350mLは高さ17cm以下、500mLは21cm以下、口径4.5cm以上です。マグカップは使えず、マグボトルも付属しません。
CMS-0800-B(アイリスオーヤマ)の主要スペック
| 淹れ方のタイプ | ドリップ式(マグボトルへの直接ドリップに対応) |
| 1杯の抽出量と最大の杯数 | ホット最大6カップ・1杯のmLは公式に記載を確認できず |
| ミル | なし |
| 専用の消耗品 | 不要(紙のこし紙1×2・102が必要) |
| 給水タンク | 着脱式・最大使用水量800mL |
| 本体サイズと質量 | 幅151×奥行260×高さ390mm・約1.6kg |
CMS-0800-B(アイリスオーヤマ)の口コミ
Web上では「そのまま持ち出せて便利」という声のいっぽう、「使えるボトルの条件がある」という声も見られます。
第2位:ECJ-700(サーモス)
▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック
ECJ-700(サーモス)の基本情報
真空断熱ポット(電気を使わずに温度を保つ、魔法びんの容器)に直接ドリップします。仕様表の「保温装置」は「無し」で、電気で温め続けません。保温効力の公表値は公式で確認できませんでした。粉は粗挽き・中挽きを使い、細挽きは使わないよう公式が注意しています。
ECJ-700(サーモス)の主要スペック
| 淹れ方のタイプ | ドリップ式(真空断熱ポットに直接抽出・保温装置は無し) |
| 1杯の抽出量と最大の杯数 | 1杯約110mL・5カップ |
| ミル | なし |
| 専用の消耗品 | 不要(紙のこし紙102・1×2が必要) |
| 給水タンク | 0.63L・取り外しの案内は公式に記載を確認できず |
| 本体サイズと質量 | 幅15.5×奥行24.5×高さ36.0cm・約2.1kg |
ECJ-700(サーモス)の口コミ
Web上では「保温プレートを気にしなくてよい」という声のいっぽう、「本体が縦に高い」という声も見られます。
第3位:イージー トップ サーモ LKT1002-B(メリタ)
▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック
イージー トップ サーモ LKT1002-B(メリタ)の基本情報
10杯まで一度に淹れられ、掲載10モデルで最大の容量です。ポットはステンレスの二重構造で、仕様の「保温機能」は「なし」と書かれています。電気で温め続けない方式です。スイッチを入れてから約15分で、電源が自動的に切れます。
イージー トップ サーモ LKT1002-B(メリタ)の主要スペック
| 淹れ方のタイプ | ドリップ式(フィルターペーパー式・スイングフィルター) |
| 1杯の抽出量と最大の杯数 | 10杯 |
| ミル | なし |
| 専用の消耗品 | 不要(紙のこし紙1×4が必要) |
| 給水タンク | 1,400mL・取り外し不可 |
| 本体サイズと質量 | 幅18.0×奥行28.1×高さ34.5cm・1.8kg |
イージー トップ サーモ LKT1002-B(メリタ)の口コミ
Web上では「まとめて淹れられて助かる」という声のいっぽう、「本体は大きめ」という声も見られます。
第4位:RDC-1(レコルト)
▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック
RDC-1(レコルト)の基本情報
上部12か所のドリップ口から、お湯を雨のように降りそそいで抽出します。ドリッパーとして手で淹れることもできる2Wayです。約1.0kgで、掲載10モデルでいちばん軽くなります。部品はすべて水洗いでき、ドリップ後は自動で保温を始め、20分でオートオフ(決まった時間で電源が自動で切れること)します。
RDC-1(レコルト)の主要スペック
| 淹れ方のタイプ | ドリップ式(レインドリップ・手でも淹れられる2Way) |
| 1杯の抽出量と最大の杯数 | 1度に4杯まで・容量480mL |
| ミル | なし |
| 専用の消耗品 | 不要(紙のこし紙1×2・102が必要) |
| 給水タンク | 着脱式・ふたまで取り外して洗える(タンク容量は公式に記載を確認できず) |
| 本体サイズと質量 | 幅14.5×奥行20.5×高さ25.5cm・約1.0kg |
RDC-1(レコルト)の口コミ
Web上では「軽くて置き場所を選ばない」という声のいっぽう、「一度に淹れられる量は少なめ」という声も見られます。
第5位:7620JP(ラッセルホブス)
▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック
7620JP(ラッセルホブス)の基本情報
網のフィルターが付くので、紙のこし紙が要りません。取扱説明書では抽出終了後2時間の保温が働き、延長すると最大3時間まで伸びます。掲載10モデルでいちばん長い保温です。予約機能もあります。本体は水洗いせず、カラフェ・網のフィルター・フィルターホルダーを洗います。
7620JP(ラッセルホブス)の主要スペック
| 淹れ方のタイプ | ドリップ式(網のフィルター付属・予約機能あり) |
| 1杯の抽出量と最大の杯数 | 2〜5カップ(公式の計量表で5杯=水750mL・出来上がり650mL) |
| ミル | なし |
| 専用の消耗品 | 不要(網のフィルターと市販の紙は、どちらか一方を使う) |
| 給水タンク | 最大750mL・取り外しの案内は公式に記載を確認できず |
| 本体サイズと質量 | 幅15.5×奥行20.0×高さ27.0cm・1.3kg |
7620JP(ラッセルホブス)の口コミ
Web上では「朝に合わせて予約できる」という声のいっぽう、「時計合わせが必要」という声も見られます。
おすすめコーヒーメーカー10モデルをタイプと量で比較

この章の持ち帰りは1つです。タイプを決めてから量で絞ってください。量から決めると、タイプが決まりません。
10モデルのタイプ・量・消耗品の比較
掲載10モデルを同じ項目で並べます。並び順は1杯の抽出量が多い順です。1杯のmLが公式にない機種は末尾にまとめました。味の順位表ではありません。
| モデル名(ブランド) | 淹れ方のタイプ | 1杯の抽出量と最大の杯数 | ミルの有無 | 専用の消耗品 | 給水タンク | サイズ・質量 | 詳細 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| バリスタ50 SPM9639(ネスカフェ) | 専用パック式 | ブラックコーヒー140mL・マグサイズ210mL | なし | 必要(エコ&システムパック専用) | 約800mL・取り外し可 | 15.5×30.6×32.3cm・約3.4kg | 見る |
| 7620JP(ラッセルホブス) | ドリップ式 | 2〜5カップ(5杯=出来上がり650mL) | なし | 不要(網のフィルター付属) | 最大750mL・取り外しの記載は公式に確認できず | 15.5×20.0×27.0cm・1.3kg | 見る |
| EC-MA60-BA(象印) | ドリップ式 | 1杯約120mL・6杯 | なし | 不要(紙のこし紙・浄水フィルター) | 810mL・取り外し可 | 23×15.5×28cm・約1.7kg | 見る |
| NC-A58-K(パナソニック) | 全自動のドリップ式 | 1カップ約120mL・4カップ | あり | 不要(紙のこし紙1×2) | 545mL・取り外し可 | 15.2×27.2×34.9cm・約3.2kg | 見る |
| ECJ-700(サーモス) | ドリップ式(保温装置なし) | 1杯約110mL・5カップ | なし | 不要(紙のこし紙102) | 0.63L・取り外しの案内は公式に確認できず | 15.5×24.5×36.0cm・約2.1kg | 見る |
| ECAM22020B(デロンギ) | 全自動のエスプレッソ方式 | エスプレッソ約30mL・カフェ・ジャポーネ約180mL | あり | 不要(豆も粉も使える) | 1.8L・取り外し可 | 24.0×44.0×35.0cm・9.5kg | 見る |
| EC235J-BK(デロンギ) | エスプレッソ(手で淹れる) | 1杯約30mL | なし | 不要(粉とカフェポッドの両対応) | 1L・取り外し可 | 21.0×26.5×30.0cm・約3.2kg | 見る |
| イージー トップ サーモ LKT1002-B(メリタ) | ドリップ式 | 10杯(1杯のmLは公式に確認できず) | なし | 不要(紙のこし紙1×4) | 1,400mL・取り外し不可 | 18.0×28.1×34.5cm・1.8kg | 見る |
| RDC-1(レコルト) | ドリップ式(2Way) | 4杯まで・容量480mL | なし | 不要(紙のこし紙1×2) | 着脱式 | 14.5×20.5×25.5cm・約1.0kg | 見る |
| CMS-0800-B(アイリスオーヤマ) | ドリップ式(マグボトル直接) | 最大6カップ・1杯のmLは公式に確認できず | なし | 不要(紙のこし紙1×2) | 着脱式・最大使用水量800mL | 15.1×26.0×39.0cm・約1.6kg | 見る |
表にすると分かります。同じ5杯でも、サーモス ECJ-700 は1杯約110mL、山善 YCA-502 はコーヒーカップ1杯約130mLです。杯数だけでは比べられません。
どのタイプにするかの決め方
迷ったら次の3パターンで考えてください。前提は変わりません。1杯のmLを揃えて比べること、専用の消耗品が要るかを先に確かめることです。
①朝に何杯かまとめて淹れたいなら、最大の杯数と保温の仕方を見ます。10杯のメリタ LKT1002-B や、保温が最大3時間のラッセルホブス 7620JP が候補です。
②1杯ずつ、濃いめを少量飲みたいなら、1杯の抽出量を見ます。約30mLのデロンギ2機種は、マグカップ1杯とはまったく別の量です。
③洗い物を増やしたくないなら、洗う部品の数を見ます。本体を水洗いしないラッセルホブス 7620JP や、部品をすべて水洗いできるレコルト RDC-1 が候補になります。
おすすめコーヒーメーカーのよくある質問
Q. コーヒーメーカーは初めてならどのタイプがいいですか?
どのタイプが正解、という答えはありません。決めやすいのは2つの項目です。専用の消耗品が要るかどうかと、1杯のmLで絞ってください。専用品が要らない機種なら、手持ちの粉をそのまま使えます。
Q. ミル付きとミルなしはどちらを選べばいいですか?
豆から淹れたいかどうかで分かれます。ミル付きは豆を挽く工程が入るぶん、洗う部品が増えます。ミルの方式と洗浄の範囲は、「ミル付きコーヒーメーカー人気おすすめ10選|自動洗浄の範囲を比較」で詳しく扱っています。
Q. ガラスのポットとステンレスのポットは何が違いますか?
温度の保ち方が違います。象印 EC-MA60・ティファール CM4905JP・ラッセルホブス 7620JP は、保温プレート(サーバーの下から温め続ける板)で温めます。いっぽうサーモス ECJ-700 とメリタ LKT1002-B は、電気を使わない真空断熱ポットです。どちらが優れているという話ではありません。
Q. 一人暮らしに向くコーヒーメーカーはどれですか?
1杯の量と本体の幅で見ると絞れます。アイリスオーヤマ CMS-0800-B は幅151mmで、掲載10モデルでいちばん細い1台です。レコルト RDC-1 は約1.0kgで、いちばん軽くなります。置き場所の寸法は、幅・奥行・高さの3つを測ってください。
まとめ|おすすめは4タイプの違いを見てから決める
ここまでを短くまとめます。コーヒーメーカーは淹れ方で4つに分かれていました。
▶ あわせてチェック:パナソニックの食洗機おすすめ10選|プチ食洗とSOLOTAの違い
1杯の量はタイプで3倍以上違います。専用の消耗品が要るタイプと、要らないタイプがあります。置き場所は幅より、奥行と給水のしかたで決まりました。
そのうえで、タイプ別5選と使う場面別5選をあわせて10選を紹介しました。
最後にもう一度お伝えします。タイプに優劣は付けません。杯数は1杯のmLとセットで見てください。専用の消耗品が要るかは、買う前に公式で分かります。
今日はまず、気になった機種の公式仕様を開いてみてください。淹れ方のタイプ、1杯のmL、専用品の要否の3つを書き出すところから始まります。