豆から淹れられるコーヒーメーカーがほしい。そう思って売り場に立つと、「全自動」と「ミル付き」が並んでいます。
どちらも豆を挽けそうに見えます。ところが、この2つは同じ意味ではありません。
たとえばデロンギ EC9155J-B は、豆を挽く部分を本体に内蔵しています。それでも公式の手順では、挽いた粉を自分で詰めて押し固める工程が入ります。
「自動洗浄」という言葉も同じです。パナソニック NC-A58 が自動で洗うのはミルだけ。デロンギ ECAM22020B は電源の入切で湯の通り道をすすぎます。洗う場所がまるで違います。
この記事では、メーカーの公式ページと取扱説明書の記載だけを見て「全自動」の線引きを整理しました。読み終えるころには、商品ページの言葉を自分で読み分けられます。後半では豆を挽く4台と、挽く工程がない6台を紹介します。
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全自動コーヒーメーカーとは豆を挽く工程が入る1台

この章の持ち帰りは1つです。全自動(豆を挽くところから淹れ終わりまで、1台でやってくれること)とは、豆を挽く工程が本体の中に入っていることを指します。
豆を挽くところから淹れ終わりまで1台で終わる
豆を入れて、水を入れて、ボタンを押す。あとは待つだけ。これが全自動です。
パナソニック NC-A58 の公式取扱説明書は、動作の流れをこう並べています。ミル豆ひき、加熱循環、注湯、ミル自動洗浄、蒸らし・抽出、そして保温です。
豆を挽く工程が、いちばん最初に入っているのが分かります。ここが全自動の目印です。
4つのタイプをひととおり見比べたい方は、タイプ別に整理した記事が早道です。「おすすめコーヒーメーカー人気10選|4タイプの違いで選ぶ」をあわせてどうぞ。
ミルが付いていても全自動と呼べない機種がある
ここがこの記事でいちばん大事なところです。ミル(コーヒー豆を挽いて粉にする部分)が付いていても、全自動とは限りません。
デロンギ EC9155J-B は、コーン式(円すいの形をした刃で豆をすりつぶす方式)のグラインダーを内蔵しています。豆を挽く部分は確かにあります。
ところが公式の取扱説明書では、挽いた粉をフィルターホルダーに詰めます。そのあとタンパーという道具で、タンピング(粉を平らに押し固める作業)を行います。
つまり、粉を移して押し固める工程は人の手で行います。ミルの有無だけで判断すると、ここを見落とします。
専用のパックやカプセルの機種は豆を挽かない
もう1つ、豆を挽かない仲間があります。専用のパックやカプセルを使う機種です。
ネスカフェ バリスタ50 は、専用の「エコ&システムパック」に入った粉を使います。公式は、このパック以外は使用しないと明記しています。ビンや袋のネスカフェ製品も、他社製品も対象外です。
豆を挽く工程そのものがないので、全自動とは呼びません。そのかわり、洗う部品や手順の考え方も変わります。
圧をかけて濃く淹れる仕組みが気になる方は、そちらを主役にした記事があります。「家庭用エスプレッソマシンのおすすめ人気10選|ドリップ式との違い」をどうぞ。
全自動コーヒーメーカーのミルは呼び名も挽き分けも違う

この章の持ち帰りは1つです。ミルの呼び名はメーカーごとに違うので、方式の名前より挽き分けの段数を見てください。
ミルの呼び名はメーカーごとに違う
まず、公式の呼び名を並べてみます。4社そろって違います。
- デロンギ=コーン式コーヒーグラインダー
- ツインバード=低速臼式(うすしき。平らな刃で豆をすりつぶす方式)フラットミル
- シロカ=プロペラ式(羽根が回って豆を砕く方式)ミル
- パナソニック=「ひいて落とす」縦型ミル
よくある説明では「コニカル式・臼式・プロペラ式の3種類」とまとめられます。けれど公式の表記は、この3つに収まっていません。
挽き分けの段数は2段階から8段階まで幅がある
挽き分け(粉の粗さを変えること)ができる幅は、機種でまったく違います。公式の記載を並べます。
- デロンギ EC9155J-B=粒度調整レバーで8段階(お買い上げ時は5)
- ツインバード CM-D457B=粗挽き・中挽き・細挽きの3段階
- パナソニック NC-A58=メッシュフィルターの交換で粗びき・中細びきの2種
- シロカ SC-A211=挽き目を選ぶ設定は取扱説明書に記載を確認できず
ツインバードは、中間では設定できないと公式が明記しています。「3段階」は3つの決められた粗さ、という意味です。
挽き分けの方法もダイヤルと部品交換で分かれる
変え方も2通りあります。レバーやダイヤルで動かすタイプと、部品を入れ替えるタイプです。
デロンギはレバー、ツインバードは操作パネル。いっぽうパナソニックは、メッシュフィルター(金属などの網。洗って繰り返し使う)を差し替えます。
つまり「ミル付き」と書いてあっても、粉の粗さを変えられるかは別の話です。ここは商品ページの仕様欄で確かめてください。
ミルの方式と手入れをもっと詳しく比べたい方は、専用の記事があります。「ミル付きコーヒーメーカー人気おすすめ10選|自動洗浄の範囲を比較」をどうぞ。
全自動でも自動で洗えるのはミルか湯の通り道だけ

この章の持ち帰りは1つです。自動洗浄(機械が自分で洗い流す機能。どこまで洗うかは機種で違う)が付いていても、毎回手で洗う部品は必ず残ります。
自動で洗う範囲はメーカーごとに違う
同じ「自動洗浄」でも、洗っている場所が違います。公式の記載で並べます。
パナソニック NC-A58 の「ミル自動洗浄(オートクリーニング)」は、蒸らし(お湯を少し注いで粉になじませる工程)の前にミルを自動で洗います。自動なのはミルだけです。
デロンギ ECAM22020B は、電源を入れるたびに内部を自動で洗浄します。電源を切るときも毎回洗浄します。こちらは湯の通り道のすすぎです。ただし1杯も抽出しなかったときや本体が温まっているときは、洗浄されないことがあると公式が注記しています。
シロカ SC-A211 とツインバード CM-D457B には、自動洗浄の機能そのものがありません。ツインバードのメンテナンスモードは、公式が「お手入れのお手伝い機能です」と説明しています。
手で洗う部品はどの機種にも残る
では、手で洗う部分はどれくらい残るのでしょうか。こちらも公式の記載です。
パナソニック NC-A58 は、バスケット・弁・メッシュフィルター・水容器・ガラス容器を使うたびに手洗いします。ミルは自動でも、周りは手洗いです。
デロンギ ECAM22020B は、抽出ユニット(コーヒーを押し出す部分の部品)を1か月に1回、取り外して流水で洗います。洗剤も食器洗い機も、水に浸けるのも公式が禁じています。
ツインバード CM-D457B はミルを水洗いできません。1週間を目安にブラシで手入れします。シロカ SC-A211 は5つの部品を毎回洗います。
「自動洗浄付き=洗わなくていい」ではありません。ここを取り違えると、買ったあとにがっかりします。
洗浄剤など買ったあとに続けて要るものは、別の記事で棚卸ししています。「コーヒーメーカーのコスパ人気おすすめ10選|続けて要るもので選ぶ」をどうぞ。
全自動コーヒーメーカーおすすめ4選|豆を挽くところから

この4台は、豆を入れてボタンを押すと、挽く工程から淹れ終わりまで1台で終わることが公式の取扱説明書で確認できるモデルです。豆と粉の両方が使える点も公式で確認しました。
並び順は、洗浄がどこまで自動かで並べています。豆を挽く自動化の度合いでも、味の順位でもありません。
決める順番から入りたい方は、手順にした記事があります。「コーヒーメーカーの選び方|4つの順番で決める人気おすすめ10選」をどうぞ。
第1位:NC-A58-K(パナソニック)
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NC-A58-K(パナソニック)の基本情報
豆を入れると、挽く工程から保温まで自動で進みます。掲載10モデルで唯一、ミルそのものを自動で洗います。粉を使うときは、ミル豆ひきとミル自動洗浄の工程が入りません。挽き分けはメッシュフィルターの交換で、粗びきと中細びきの2種です。
NC-A58-K(パナソニック)の主要スペック
| ミル | あり(公式の呼び名は「ひいて落とす」縦型ミル) |
| 自動で洗える範囲 | ミル自動洗浄(オートクリーニング。洗うのはミルのみ) |
| 最大の杯数 | 4カップ(1カップ約120mL・マグカップ約180mL) |
| 給水タンク | 最大545mL・取り外し可 |
| 消費電力 | 770W(オートクリーニング時)・ミル100W・抽出720W |
| 本体サイズと質量 | 幅15.2×奥行27.2×高さ34.9cm・約3.2kg |
NC-A58-K(パナソニック)の口コミ
Web上では「豆から淹れる手間が減った」という声のいっぽう、「毎回洗う部品は残る」という声も見られます。
第2位:ECAM22020B(デロンギ)
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ECAM22020B(デロンギ)の基本情報
15気圧(お湯を押し出す力の強さ)のエスプレッソ方式(ポンプで圧をかけて、少量を濃く押し出す淹れ方)の全自動機です。電源を入れるときと切るときに、湯の通り道を自動ですすぎます。そのかわり抽出ユニットは月1回の手洗いです。ドリップ式(粉にお湯を注いで、こしながら落とす淹れ方)とは淹れ方が違う点にご注意ください。
ECAM22020B(デロンギ)の主要スペック
| ミル | あり(公式の呼び名はコーン式コーヒーグラインダー) |
| 自動で洗える範囲 | 電源の入切で内部を自動洗浄(湯の通り道のすすぎ。抽出ユニットは月1回の手洗い) |
| 最大の杯数 | エスプレッソ約30mL(約20〜180mLで設定可)・カフェ・ジャポーネ約180mL |
| 給水タンク | 1.8L・取り外し可 |
| 消費電力 | 1450W |
| 本体サイズと質量 | 幅24.0×奥行44.0×高さ35.0cm・9.5kg |
ECAM22020B(デロンギ)の口コミ
Web上では「朝の支度中に淹れられる」という声のいっぽう、「本体が大きく置き場所を選ぶ」という声も見られます。
第3位:CM-D457B(ツインバード)
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CM-D457B(ツインバード)の基本情報
公式ストアが「低速臼式フラットミル」と呼ぶミルを積んだドリップ式です。挽き分けは粗挽き・中挽き・細挽きの3段階で、抽出温度も83℃と90℃から選べます。ただし自動洗浄の機能はありません。ミルは水洗いができないので、1週間を目安にブラシで手入れします。
CM-D457B(ツインバード)の主要スペック
| ミル | あり(公式の呼び名は低速臼式フラットミル) |
| 自動で洗える範囲 | 自動で洗う機能なし(手洗いとクエン酸洗浄) |
| 最大の杯数 | 3カップ・定格容量450mL(1CUP=水150mL・出来上がりは120〜130mLと公式が案内) |
| 給水タンク | 本体一体型(取り外しの案内は公式に記載を確認できず) |
| 消費電力 | 610W(ミル単体は40W) |
| 本体サイズと質量 | 幅16.0×奥行33.5×高さ36.0cm・約4.1kg |
CM-D457B(ツインバード)の口コミ
Web上では「挽き方を変えて楽しめる」という声のいっぽう、「ミルの掃除に手間がかかる」という声も見られます。
第4位:SC-A211(シロカ)
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SC-A211(シロカ)の基本情報
掲載10モデルで最も小さい全自動機です。付属のメッシュフィルターは洗って繰り返し使うので、ペーパーフィルター(紙のこし紙。使うたびに捨てる)を買い足さずに使えます。ミルは公式取扱説明書が「プロペラ式ミル」と呼ぶ方式です。挽き目を選ぶ設定は、公式の取扱説明書に記載を確認できませんでした。
SC-A211(シロカ)の主要スペック
| ミル | あり(公式の呼び名はプロペラ式ミル) |
| 自動で洗える範囲 | 自動で洗う機能なし(5部品を使うたびに手洗い) |
| 最大の杯数 | ホットコーヒー1〜4杯・最大使用水量0.58L |
| 給水タンク | 本体一体型(取り外しの案内は公式に記載を確認できず) |
| 消費電力 | 600W |
| 本体サイズと質量 | 幅17.3×奥行22×高さ27cm・約2.2kg |
SC-A211(シロカ)の口コミ
Web上では「置き場所に困らない大きさ」という声のいっぽう、「タンクの掃除がしにくい」という声も見られます。
豆を挽く工程がないコーヒーメーカーおすすめ6選
この6台にはミルが付いていません。豆を挽く工程は入らないので、挽いた粉か専用のパックを用意します。そのぶん洗う部品が少なく、本体も軽い機種が多くなります。
並び順は、最大で淹れられる杯数が少ない順です。これらを「全自動」とは呼びません。
機能をしぼった機種から見たい方は、省かれやすい装備を整理した記事があります。「安いコーヒーメーカーおすすめ10選|省かれやすい機能で見分ける」をどうぞ。
第1位:CM4905JP(ティファール)
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CM4905JP(ティファール)の基本情報
約1.18kgと、掲載10モデルでいちばん軽い1台です。ペーパーレスフィルターが付くので、紙のこし紙が要りません。アロマモードを選ぶと、お湯が断続的に出て蒸らしながら抽出します。市販の紙フィルターへの切り替えもできます。
CM4905JP(ティファール)の主要スペック
| ミル | なし |
| 自動で洗える範囲 | 自動で洗う機能なし(約40回の使用ごとに水あか除去・クエン酸9g) |
| 最大の杯数 | 5杯(1杯約120mL) |
| 給水タンク | 0.6L・本体固定で取り外し不可 |
| 消費電力 | 600W |
| 本体サイズと質量 | 幅17.5×奥行21.0×高さ27.0cm・約1.18kg |
CM4905JP(ティファール)の口コミ
Web上では「軽くて扱いやすい」という声のいっぽう、「タンクが外せず洗いにくい」という声も見られます。
第2位:ECJ-700(サーモス)
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ECJ-700(サーモス)の基本情報
真空断熱ポット(電気を使わずに温度を保つ、魔法びんの容器)に直接ドリップします。仕様表の「保温装置」は「無し」で、電気で温め続けません。保温効力の公表値は公式で確認できませんでした。粉は粗挽き・中挽きを使い、細挽きは使わないよう公式が注意しています。
ECJ-700(サーモス)の主要スペック
| ミル | なし |
| 自動で洗える範囲 | 自動で洗う機能なし(手洗いとクエン酸洗浄) |
| 最大の杯数 | 5カップ(1杯約110mL) |
| 給水タンク | 0.63L・取り外しの案内は公式に記載を確認できず |
| 消費電力 | 700W |
| 本体サイズと質量 | 幅15.5×奥行24.5×高さ36.0cm・約2.1kg |
ECJ-700(サーモス)の口コミ
Web上では「淹れたあと保温プレートを気にしなくてよい」という声のいっぽう、「本体が縦に高い」という声も見られます。
第3位:EC-MA60-BA(象印)
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EC-MA60-BA(象印)の基本情報
水を2回加熱する「ダブル加熱 高温抽出」を積んでいます。熱湯と蒸気で蒸らしてから抽出します。水タンクとバスケットの両方が外せるので、洗う作業がしやすい1台です。濃度は2段階で選べます。
EC-MA60-BA(象印)の主要スペック
| ミル | なし |
| 自動で洗える範囲 | 自動で洗う機能なし(クエン酸洗浄は約3か月に1回が目安) |
| 最大の杯数 | 6杯(1杯約120mL) |
| 給水タンク | 810mL・取り外し可 |
| 消費電力 | 650W |
| 本体サイズと質量 | 幅23×奥行15.5×高さ28cm・約1.7kg |
EC-MA60-BA(象印)の口コミ
Web上では「パーツが外れて洗いやすい」という声のいっぽう、「保温は短め」という声も見られます。
第4位:ADC-N060K(タイガー)
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ADC-N060K(タイガー)の基本情報
シャワードリップで蒸らしてから抽出します。専用のトレイを使えば、マグカップに直接ドリップできます。サーバーはステンレスですが、公式は「まほうびん構造ではありません」と明記しています。保温は本体側の通電で、目安は約15分までです。
ADC-N060K(タイガー)の主要スペック
| ミル | なし |
| 自動で洗える範囲 | 自動で洗う機能なし(手洗いとクエン酸洗浄) |
| 最大の杯数 | 6杯(1杯約120mL) |
| 給水タンク | 0.81L・取り外し可 |
| 消費電力 | 550W |
| 本体サイズと質量 | 幅15.4×奥行27.2×高さ30.1cm・約1.9kg |
ADC-N060K(タイガー)の口コミ
Web上では「マグに直接落とせて洗い物が減る」という声のいっぽう、「保温を長く使いたい人には向かない」という声も見られます。
第5位:イージー トップ サーモ LKT1002-B(メリタ)
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イージー トップ サーモ LKT1002-B(メリタ)の基本情報
10杯まで一度に淹れられ、掲載10モデルで最大の容量です。ポットはステンレスの二重構造で、仕様の「保温機能」は「なし」と書かれています。電気で温め続けない方式です。スイッチを入れてから約15分で電源が自動的に切れます。
イージー トップ サーモ LKT1002-B(メリタ)の主要スペック
| ミル | なし |
| 自動で洗える範囲 | 自動で洗う機能なし(クエン酸クリーニングは1〜2か月に1回・クエン酸20gを700mLの水に溶かす) |
| 最大の杯数 | 10杯 |
| 給水タンク | 1,400mL・取り外し不可 |
| 消費電力 | 850W |
| 本体サイズと質量 | 幅18.0×奥行28.1×高さ34.5cm・1.8kg |
イージー トップ サーモ LKT1002-B(メリタ)の口コミ
Web上では「まとめて淹れられて助かる」という声のいっぽう、「本体は大きめ」という声も見られます。
第6位:バリスタ50 SPM9639(ネスカフェ)
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バリスタ50 SPM9639(ネスカフェ)の基本情報
専用の「エコ&システムパック」に入った粉を使う方式です。公式は、このパック以外は使用しないと明記しています。ビンや袋のネスカフェ製品も、他社製品も、いわゆるレギュラーコーヒーも対象外です。メニューごとに抽出量が決まっています。
バリスタ50 SPM9639(ネスカフェ)の主要スペック
| ミル | なし(専用パックの粉を使う方式) |
| 自動で洗える範囲 | 自動で洗う機能なし(すすぎは手動・湯垢洗浄は15分程度で、頻度は水の硬度別に250〜1000杯ごと) |
| 最大の杯数 | メニューごとに固定(ブラックコーヒー140mL・マグサイズ210mL・カフェラテ160mLなど) |
| 給水タンク | 約800mL・取り外し可 |
| 消費電力 | 1460W |
| 本体サイズと質量 | 幅約15.5×奥行約30.6×高さ約32.3cm・約3.4kg |
バリスタ50 SPM9639(ネスカフェ)の口コミ
Web上では「操作がわかりやすい」という声のいっぽう、「専用パックの用意が要る」という声も見られます。
全自動と手動の10モデルを杯数と洗浄の範囲で比較

この章の持ち帰りは1つです。まずミルの有無で絞り、それから自動で洗える範囲を見てください。順番を逆にすると、候補が広がりすぎます。
10モデルのミル・洗浄・杯数の比較
掲載10モデルを、同じ項目で並べます。ミルの欄は公式の呼び名で書きました。
| モデル名(ブランド) | ミルの有無と公式の呼び名 | 自動で洗える範囲 | 最大の杯数と1杯のmL | 給水タンク | 消費電力 | サイズ・質量 | 詳細 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NC-A58-K(パナソニック) | あり/「ひいて落とす」縦型ミル | ミル自動洗浄(ミルのみ) | 4カップ・約120mL | 545mL・取り外し可 | 770W | 15.2×27.2×34.9cm・約3.2kg | 見る |
| ECAM22020B(デロンギ) | あり/コーン式コーヒーグラインダー | 電源の入切で湯の通り道をすすぐ | エスプレッソ約30mL・カフェ・ジャポーネ約180mL | 1.8L・取り外し可 | 1450W | 24.0×44.0×35.0cm・9.5kg | 見る |
| CM-D457B(ツインバード) | あり/低速臼式フラットミル | 自動で洗う機能なし(手洗いとクエン酸洗浄) | 3カップ・1CUP水150mL(出来上がり120〜130mL) | 本体一体型 | 610W | 16.0×33.5×36.0cm・約4.1kg | 見る |
| SC-A211(シロカ) | あり/プロペラ式ミル | 自動で洗う機能なし(5部品を毎回手洗い) | 1〜4杯・最大使用水量0.58L | 本体一体型 | 600W | 17.3×22×27cm・約2.2kg | 見る |
| CM4905JP(ティファール) | なし | 自動で洗う機能なし(手洗いとクエン酸洗浄) | 5杯・約120mL | 0.6L・本体固定 | 600W | 17.5×21.0×27.0cm・約1.18kg | 見る |
| ECJ-700(サーモス) | なし | 自動で洗う機能なし(手洗いとクエン酸洗浄) | 5カップ・約110mL | 0.63L・取り外しの案内は公式に記載を確認できず | 700W | 15.5×24.5×36.0cm・約2.1kg | 見る |
| EC-MA60-BA(象印) | なし | 自動で洗う機能なし(手洗いとクエン酸洗浄) | 6杯・約120mL | 810mL・取り外し可 | 650W | 23×15.5×28cm・約1.7kg | 見る |
| ADC-N060K(タイガー) | なし | 自動で洗う機能なし(手洗いとクエン酸洗浄) | 6杯・約120mL | 0.81L・取り外し可 | 550W | 15.4×27.2×30.1cm・約1.9kg | 見る |
| イージー トップ サーモ LKT1002-B(メリタ) | なし | 自動で洗う機能なし(手洗いとクエン酸洗浄) | 10杯 | 1,400mL・取り外し不可 | 850W | 18.0×28.1×34.5cm・1.8kg | 見る |
| バリスタ50 SPM9639(ネスカフェ) | なし/専用パックの粉を使う | 自動で洗う機能なし(すすぎは手動) | ブラックコーヒー140mL・マグサイズ210mL | 約800mL・取り外し可 | 1460W | 15.5×30.6×32.3cm・約3.4kg | 見る |
表で見ると、はっきりすることがあります。パナソニック NC-A58 とデロンギ ECAM22020B は、どちらにも「自動洗浄」があるのに、洗う場所がミルと湯の通り道で違います。同じ言葉でも中身は別物です。
全自動にするかどうかの決め方
迷ったときは、次の3パターンで考えてください。前提は変わりません。ミル付きでも全自動とは限らず、自動洗浄付きでも手洗いは残ります。
①いただきものの粉も使いたいなら、豆と粉の両対応かを見ます。全自動4台はいずれも両方に対応します。パナソニック NC-A58 なら、粉のときはミルの工程が省かれます。
②毎朝1〜2杯だけ淹れたいなら、最大の杯数を見ます。1〜4杯のシロカ SC-A211 や、5杯のティファール CM4905JP が候補になります。
③洗う手間を減らしたいなら、自動で洗う範囲と手洗いの部品数を見ます。ミルを自動で洗うのはパナソニック NC-A58 だけです。ミルそのものが要らないなら、区画Bの6台のほうが洗う部品は減ります。
全自動コーヒーメーカーのよくある質問
Q. 全自動コーヒーメーカーとミル付きは何が違いますか?
豆を挽いたあとの工程が、自動か手作業かが違います。ミルが付いていても、粉を移して押し固める機種があります。デロンギ EC9155J-B は、公式手順で粉をフィルターホルダーに詰め、タンパーで押し固めます。商品ページのミルの有無だけでは判断できません。
Q. 全自動コーヒーメーカーは粉でも使えますか?
紹介した全自動4台は、いずれも豆と粉の両方に対応すると公式が示しています。パナソニック NC-A58・シロカ SC-A211・ツインバード CM-D457B・デロンギ ECAM22020B の4台です。ただしパナソニックは、粉のときミル豆ひきとミル自動洗浄の工程が入りません。お使いの機種の取扱説明書もあわせて確認してください。
Q. 全自動コーヒーメーカーの手入れは簡単ですか?
自動で洗える範囲は限られています。ミルだけ、あるいは湯の通り道だけです。手で洗う部品はどの機種にも残ります。範囲を機種ごとに比べたい方は、「ミル付きコーヒーメーカー人気おすすめ10選|自動洗浄の範囲を比較」で詳しく扱っています。
Q. 全自動コーヒーメーカーの豆を挽く音は大きいですか?
運転音の数値は、今回の10モデルの公式仕様に記載を確認できませんでした。分かるのはミルの電気の量だけです。パナソニック NC-A58 のミルは100W、ツインバード CM-D457B のミル単体は40Wと公表されています。静かかどうかは公表値からは判断できません。
まとめ|全自動は豆を挽く工程が入るかで決まる
ここまでを短くまとめます。全自動とは、豆を挽く工程が1台に入っていることでした。
ミルが付いていても、粉を移して押し固める機種があります。ミルの呼び名は4社4通りで、挽き分けの段数は2種から8段階まで開きがありました。
自動で洗えるのはミルか湯の通り道だけです。手洗いの部品は必ず残ります。
そのうえで、豆を挽く4選と、挽く工程がない6選をあわせて10選を紹介しました。最後にもう一度お伝えします。ミル付き=全自動ではありません。自動洗浄付きでも洗う部品は残ります。表記はメーカーごとに違うので、必ず取扱説明書で確かめてください。
今日はまず、気になった機種の取扱説明書を開いてみてください。豆を挽く工程と、お手入れの項目を読むところから始まります。