「3〜5人用 31点」「75℃高温洗浄」「熱風乾燥」。通販サイトの一覧には、こうした言葉が並びます。そのうち「31点」を信じて買い、届いてから自宅の食器が入らなかった、という話があります。点数は各社が勝手に決めた数字ではありませんが、自宅の食器で数えた数でもありません。
後から効いてくる列は5つ。食器点数、給水方式、洗浄温度、乾燥方式、運転音です。この5つを、メーカーの公式ページと取扱説明書の記載だけで突き合わせました。すると洗浄温度と運転音は、数値を公表している機種と、項目そのものが仕様表にない機種に割れていました。
つまり、比べられる列と比べられない列があります。どちらなのかを先に分けておけば、売り場で止まりません。後半には1〜2人分の5台と3人分以上の5台、合わせて10台を1枚の表にまとめました。
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「何人分」を信じて買うと、どこでつまずくか

買ったあとに効いてくるつまずきは、だいたい次の4つです。点数を信じたら食器が入らなかった。思ったより運転音が大きかった。乾燥に期待しすぎた。そして、工事が要ると後から知った。
4つのうち3つは、売り場の仕様表を読めば先に潰せます。残る1つ、工事をするかしないかだけは、機能を比べる前に決めておくことになります。
工事が前提のビルトインと、置くだけの卓上
食洗機は、キッチンに組み込むビルトインと、調理台に置く卓上タイプの2つに分かれます。
ビルトインは組み込みの工事が前提で、賃貸では選びにくく、比べる項目も別の話になります。そこで比べるのは、調理台に置くタイプだけです。工事の内容や費用には踏み込みません。
卓上は水のつなぎ方でもう一度分かれる
卓上タイプは、水の入れ方でさらに分かれます。パナソニック公式は、タンク式(本体の水入れに自分で水を注ぐ方式)を「工事不要ですぐに使える」「都度給水が必要」と説明しています。
もう1つは分岐水栓(蛇口から食洗機へ水を分ける部品)を使うタイプ。同じページでは「自動給水で便利」「分岐水栓の取り付けが必要」となっています。手間の置きどころが違うだけで、どちらが上ということはありません。
後から効くのは点数・給水・温度・乾燥・音
比べる列は、食器点数、給水方式、洗浄・すすぎの温度、乾燥方式、運転音の5つです。
この順番にも理由があります。食器点数と給水方式は、ほとんどの機種が公表しています。いっぽう洗浄温度と運転音は、公表している機種と公表していない機種に割れます。だから、先に決められる列から決めます。
点数の数え方と、庫内容積の約5倍差

点数だけを見て決めると、いちばん多い失敗に当たります。点数は共通のものさしですが、ご家庭の食器がそのまま同じ数だけ入る保証ではありません。
点数は自主基準の標準食器で数えている
「18点」「40点」という表示は、各社が勝手に決めた数字ではありません。パナソニックの取扱説明書には、こう書かれています。
「標準食器の場合、40点入ります。※標準食器とは、日本電機工業会自主基準『電気食器洗い機用食器に関する自主基準』(2009年9月17日改正)に基づいた食器のことです」。COMFEE'も、公式リリースで同じ自主基準に基づくと明記しています。
だから点数はメーカーをまたいで比べられますが、ご家庭の食器が標準食器と同じ形とは限りません。大きな皿や深い鉢が多い家庭では、表示より少なくなることがあります。
同じ卓上でも庫内の広さは約5倍違う
点数だけでは本体の大きさの差が伝わらないので、庫内容積(食器を入れる空間の広さ)も一緒に見ます。
パナソニックの公式仕様では、NP-TA4が40点で庫内約50L。NP-TCM4は18点で約24L、SOLOTA NP-TML1は標準食器6点で約10Lです。同じ卓上でも、庫内の広さは約5倍違います。
大皿とまな板が入るかは点数の外にある
点数では分からないこともあります。大きな皿やまな板が入るかどうかです。
各社はこの条件を、点数とは別に書いています。パナソニック NP-TA4は、まな板について「縦23cm・横43cm・厚み1.5cm以下、プラスチック製(耐熱80℃以上)」と明記しています。よく洗う食器の実寸を測ってから、点数の欄を見ます。
給水は3通り、1回の水量は2.5Lから11Lまで

点数の次に決めるのが、水のつなぎ方です。タンク式は毎回の給水があり、分岐水栓式は蛇口に合う部品が要ります。1回に使う水の量も、機種によって約2.5Lから約11Lまで開きます。
タンク式・分岐水栓式・2WAYの違い
水のつなぎ方は、タンク式と分岐水栓式、そして両方できる2WAYの3通りに分かれます。
シロカ PDW-5Dの公式は「分岐水栓にも対応の2WAYだから、キッチンの環境に合わせて使える」と説明しています。サンコー ラクアの取扱説明書にも「タンクからの給水と、水道からの給水ができます。分岐水栓用のホースが付属」とあります。
売り場でタンク式として並んでいる製品にも、あとから分岐水栓へ切り替えられるものがあります。
使用水量は約2.5Lから約11Lまで開く
毎日の給水がどれくらい面倒かは、1回の運転で使う水の量、つまり使用水量から見当がつきます。
各社の公式値を少ない順に並べます。少ないほうから、SOLOTA NP-TML1が約2.5L、ラクアmini colorが3.2L。アイリスオーヤマとシロカが約5L、東芝 DWS-33Aが約6Lです。COMFEE'が約8L、NP-TCM4が約9L、NP-TA4が約11Lと続きます。少ないほど給水は楽になり、多いほど一度に洗える量は増えます。
タンク式は、この量を毎回入れ直します。アイリスオーヤマとシロカの取扱説明書は「ご使用の度に、満水(約5L)まで水を入れてください。一度の洗浄で水はすべて排水されるため、洗浄する度に給水してください」と案内しています。
お湯は入れられず、給湯機にもつなげない
時短のつもりでお湯を入れる。これはできません。
アイリスオーヤマ・シロカ・サンコーの取扱説明書には、給湯機に接続できないとあります。パナソニックのSOLOTA NP-TML1は、タンクに入れてはいけないものとして「40℃以上のお湯」を挙げています。お湯を使って運転時間を短くする使い方はできません。
洗浄温度と運転音は、数値がある機種とない機種に割れる

比べたいのに比べられない列が、ここで出てきます。洗浄温度と運転音は、数値そのものより「公表があるかどうか」から見ます。
▶ あわせてチェック:食洗機の比較|容量・給水方式・洗浄温度・乾燥・運転音で選ぶ
洗浄・すすぎの温度は公表の仕方が分かれる
「高温洗浄」「除菌」はほとんどの製品が書いていますが、℃の数値までは公表の仕方が分かれます。
コース別に出しているのは、アイリスオーヤマ ISHT-5000とシロカ PDW-5Dです。どちらも加熱すすぎを「標準:約65℃、念入り:約70℃、お急ぎ:約45℃、ソフト:約60℃」としています。東芝 DWS-33Aは、約75℃の高温水を使うコース名まで挙げています。パナソニック SOLOTA NP-TML1は加熱すすぎ約70℃を1回です。
いっぽう、アイリスオーヤマ KISHT-5000は「すすぎの最後は加熱すすぎになります」とだけ書き、数値がありません。スリーアップ RC-T2526WHは公式に温度の記載がありません。「高温洗浄」という言葉だけでは比べられません。なお各社の除菌の表記は、メーカーの説明としてそのまま受け取ってください。
乾燥方式は公式の呼称のまま並べる
乾燥は呼び名がそのまま比較の材料になるので、言い換えずに公式の呼称のまま並べます。
パナソニック NP-TA4・NP-TCM4と東芝 DWS-33Aは「ヒーターとファンによる強制排気乾燥」。東芝 DWS-22Aは「ファンによる強制排気乾燥」、サンコー ラクアは「高温+送風方式」と呼んでいます。
ヒーターを使わない方式もあります。アイリスオーヤマの取扱説明書は「本製品は、ヒーターを使用しない送風乾燥で食器を乾かします」と明記しています。呼び名が違えば、乾き上がりへの期待値も変わります。
運転音はdBの記載がある機種から見る
静かさが気になるならまず公表の有無で、dB(音の大きさを表す単位)の項目が仕様表にない機種があります。
公式に数値を出していたのは、調べた範囲でパナソニックの3機種と東芝 DWS-33Aでした。NP-TA4が約38dB(50Hz)/約40dB(60Hz)、NP-TCM4が約40dB/約42dBです。SOLOTA NP-TML1とDWS-33Aは、どちらも約41dB/約43dBとなっています。
アイリスオーヤマ・シロカ・サンコー・スリーアップは、公式仕様表に運転音の項目そのものがありません。数値のない機種に、この値を当てはめることはできません。
食器点数18点以下でまとまる1〜2人分の5選
この5台は、公表されている食器点数が18点以下のタイプです。点数はメーカー共通のものさし(自主基準の標準食器)で数えられているので、ご家庭の食器がそのまま同じ数だけ入るとは限りません。
並び順は、公表されている食器点数が少ない順です。置き場所を取らない順とも言えます。ただし、洗浄力や静かさの優劣を順位にしたものではありません。
第1位:SOLOTA NP-TML1-W(パナソニック)
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SOLOTA NP-TML1-W(パナソニック)の基本情報
標準食器6点、幅31cmの1人分タイプ。1回の使用水量は約2.5Lで、掲載10台のなかでいちばん少ない機種です。加熱すすぎは約70℃を1回、乾燥は送風乾燥という組み合わせになります。
SOLOTA NP-TML1-W(パナソニック)の主要スペック
| 給水方式 | 着脱タンク式(分岐水栓は不要) |
| 標準収納容量 | 標準食器6点+小物類 |
| 庫内容積 | 約10L |
| 1回の使用水量 | 約2.5L |
| 洗浄・すすぎの温度 | 50℃以上の高圧水流、加熱すすぎ約70℃を1回 |
| 乾燥方式 | 送風乾燥 |
| 運転音 | 約41dB(50Hz)/約43dB(60Hz) |
| 所要時間 | 約120分(水温が低いと約20〜30分長くなる) |
| 外形寸法 | 幅31.0×奥行22.5×高さ43.5cm |
SOLOTA NP-TML1-W(パナソニック)の口コミ
Web上の声としては、「ひとり暮らしにちょうどよい」「運転時間は長め」といった指摘が目立つ。個々の感想であり、条件で変わる。
第2位:ラクアmini color TDWS25S(サンコー)
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ラクアmini color TDWS25S(サンコー)の基本情報
11〜12点の小型タンク式。幅は30.8cmです。使用水量3.2L、洗浄・すすぎは最大75度、乾燥は温風乾燥まで数値と呼称が出ています。そのかわり所要時間と運転音は公表がありません。
ラクアmini color TDWS25S(サンコー)の主要スペック
| 給水方式 | タンク式(工事不要) |
| 標準収納容量 | 11〜12点 |
| 1回の使用水量 | 3.2L |
| 洗浄・すすぎの温度 | 最大75度 |
| 乾燥方式 | 温風乾燥 |
| 運転音 | 公表なし |
| 所要時間 | 公表なし |
| 外形寸法と質量 | 幅30.8×奥行31.5×高さ41.5cm(開扉時の奥行59.4cm)・約8kg |
| 保証期間 | 24ヶ月 |
ラクアmini color TDWS25S(サンコー)の口コミ
Web上の声としては、「小さいわりに入る」「動作音は気になる」といった指摘が目立つ。個々の感想であり、条件で変わる。
第3位:KISHT-5000(アイリスオーヤマ)
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KISHT-5000(アイリスオーヤマ)の基本情報
標準収納容量15点、タンクは約5Lです。標準1時間30分・お急ぎ39分と、この区画では珍しく所要時間まで公表されています。乾燥はヒーターを使わない送風乾燥で、最大12時間のドライキープも付きますが、加熱すすぎの温度は数値がありません。
KISHT-5000(アイリスオーヤマ)の主要スペック
| 給水方式 | タンク式(工事不要) |
| 標準収納容量 | 15点 |
| タンク容量 | 約5L |
| 1回の使用水量 | 約5L |
| 洗浄・すすぎの温度 | すすぎの最後は加熱すすぎ(温度の数値は公表なし) |
| 乾燥方式 | 送風乾燥(ヒーターは使わない)+ドライキープ 最大12時間 |
| 運転音 | 公表なし |
| 所要時間 | 標準1時間30分・お急ぎ39分 |
| プラスチック食器 | 耐熱65℃未満は不可(65℃以上90℃未満はソフトコース) |
| 外形寸法 | ※各ストアのリンクで確認 |
KISHT-5000(アイリスオーヤマ)の口コミ
Web上の声としては、「工事なしで始められた」「コース選びが分かりやすい」といった指摘が目立つ。個々の感想であり、条件で変わる。
第4位:DWS-22A(東芝)
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DWS-22A(東芝)の基本情報
食器15点と小物が入るタンク式。同じ15点クラスの第3位とは、公表している項目がちょうど裏返ります。最大約75℃の高温加圧洗浄という数値は出ているいっぽう、所要時間の公表がありません。乾燥の呼称も「ファンによる強制排気乾燥」で、第3位の送風乾燥とは別の書き方です。
DWS-22A(東芝)の主要スペック
| 給水方式 | タンク式(水栓工事不要) |
| 標準収納容量 | 食器15点+小物 |
| 1回の使用水量 | 約5L |
| 洗浄・すすぎの温度 | 最大約75℃の高温加圧洗浄 |
| 乾燥方式 | ファンによる強制排気乾燥 |
| 運転音 | 公表なし |
| 所要時間 | 公表なし |
| 外形寸法 | ※各ストアのリンクで確認 |
DWS-22A(東芝)の口コミ
Web上の声としては、「シンク横に置けた」「除菌コースを使っている」といった指摘が目立つ。個々の感想であり、条件で変わる。
第5位:T40(SAMKYO)
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T40(SAMKYO)の基本情報
販売ページの表記で18点、1〜3人用のタンク式です。日本語の公式仕様表が確認できないため、以下の数値はすべて販売ページの表記になります。洗浄温度は70℃、乾燥は熱風送風乾燥ですが、質量は明らかな誤記があるのでここには書きません。
T40(SAMKYO)の主要スペック
| 給水方式 | タンク式(給水バケツ付き・工事不要) |
| 標準収納容量 | 18点(販売ページの表記) |
| 対応人数 | 1〜3人用(販売ページの表記) |
| 洗浄・すすぎの温度 | 70℃(販売ページの表記) |
| 乾燥方式 | 熱風送風乾燥(販売ページの表記) |
| 運転音 | 記載を確認できず |
| 1回の使用水量 | 記載を確認できず |
| 外形寸法 | 幅44×奥行41.3×高さ42.4cm(販売ページの表記) |
T40(SAMKYO)の口コミ
Web上の声としては、「1人分なら十分」「給水バケツが付いていて助かる」といった指摘が目立つ。個々の感想であり、条件で変わる。
3人分以上をまとめて洗う大きめの5選
この5台は3人分以上と案内されているタイプです。洗える量が増えるぶん本体も大きくなるので、置き場所の寸法とセットで考えます。
▶ あわせてチェック:パナソニックの食洗機おすすめ10選|プチ食洗とSOLOTAの違い
並び順は公表されている食器点数の多い順で、こちらも洗浄力や静かさの優劣を順位にしたものではありません。
第1位:T80(SAMKYO)
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T80(SAMKYO)の基本情報
販売ページの表記で49点、4〜6人用の大型タンク式です。庫内は90Lで、掲載10台では最も大きい部類に入ります。ここも日本語の公式仕様表が確認できないため、数値はすべて販売ページの表記。運転音は販売店により表記が分かれているので、ここには書きません。
T80(SAMKYO)の主要スペック
| 給水方式 | タンク式(工事不要) |
| 標準収納容量 | 49点(販売ページの表記) |
| 対応人数 | 4〜6人用(販売ページの表記) |
| 庫内容積 | 90L(販売ページの表記) |
| 乾燥方式 | 熱風送風・オートオープン乾燥(販売ページの表記) |
| 運転音 | 表記が分かれるため記載せず |
| 1回の使用水量 | 記載を確認できず |
| 洗浄・すすぎの温度 | 記載を確認できず |
| 外形寸法 | ※各ストアのリンクで確認 |
T80(SAMKYO)の口コミ
Web上の声としては、「家族分が一度に入る」「置き場所の確保が要る」といった指摘が目立つ。個々の感想であり、条件で変わる。
第2位:NP-TA4-W(パナソニック)
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NP-TA4-W(パナソニック)の基本情報
標準収納容量40点、庫内約50L。この区画では唯一の分岐水栓式で、運転のたびの給水がいりません。そのかわり、蛇口に合う分岐水栓が必要です。運転音は約38dB(50Hz)/約40dB(60Hz)、乾燥は強制排気乾燥に約2時間のドライキープが付きます。なおメーカーの現行ラインアップには、後継にあたるNP-TA5が掲載されています。
NP-TA4-W(パナソニック)の主要スペック
| 給水方式 | 分岐水栓式(自動給水) |
| 標準収納容量 | 40点 |
| 庫内容積 | 約50L |
| 標準使用水量 | 約11L |
| 乾燥方式 | ヒーターとファンによる強制排気乾燥+ドライキープ(運転終了後 約2時間) |
| 運転音 | 約38dB(50Hz)/約40dB(60Hz) |
| 所要時間 | 約84分(50Hz)・約79分(60Hz)/スピーディ約29分 |
| プラスチック食器 | 耐熱90℃未満は不可 |
| 外形寸法 | ※各ストアのリンクで確認 |
NP-TA4-W(パナソニック)の口コミ
Web上の声としては、「4人分がまとめて入る」「音が静か」「本体が大きい」といった指摘が目立つ。個々の感想であり、条件で変わる。
第3位:3〜4人用モデル(AIRMSEN)
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3〜4人用モデル(AIRMSEN)の基本情報
販売ページで3〜4人用とされるタンク式。タンクは内蔵で5L、洗浄は最高75℃、乾燥はPTC温風乾燥です。日本語の公式サイトが確認できないため、数値はすべて販売ページの表記になります。同社のミニ機と寸法もタンク容量も同じ表記なので、点数の多さだけで決めないほうが安全です。
3〜4人用モデル(AIRMSEN)の主要スペック
| 給水方式 | タンク式(内蔵5Lタンク・工事不要) |
| 標準収納容量 | 最大40点(販売ページの表記) |
| 対応人数 | 3〜4人用(販売ページの表記) |
| 洗浄・すすぎの温度 | 最高75℃(販売ページの表記) |
| 乾燥方式 | PTC温風乾燥(販売ページの表記) |
| 運転音 | 記載を確認できず |
| 1回の使用水量 | 記載を確認できず |
| 保証期間 | 2年(販売ページの表記) |
| 外形寸法 | ※各ストアのリンクで確認 |
3〜4人用モデル(AIRMSEN)の口コミ
Web上の声としては、「家族分をまとめて洗える」「モードが多い」といった指摘が目立つ。個々の感想であり、条件で変わる。
第4位:T60(SAMKYO)
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T60(SAMKYO)の基本情報
販売ページの表記で2〜5人用のタンク式で、同じブランドで4〜6人用とされるT80より一段小さい位置づけになります。食器点数は31点と32点で表記が分かれているため、1つに決めていません。折りたたみ式の給水バケツが付きます。
T60(SAMKYO)の主要スペック
| 給水方式 | タンク式(折りたたみ給水バケツ付き・工事不要) |
| 標準収納容量 | 31点(販売ページにより32点の表記もあり) |
| 対応人数 | 2〜5人用(販売ページの表記) |
| 洗浄・すすぎの温度 | 70℃(販売ページの表記) |
| 乾燥方式 | 熱風送風・オートオープン乾燥(販売ページの表記) |
| 運転音 | 記載を確認できず |
| 1回の使用水量 | 記載を確認できず |
| 外形寸法 | ※各ストアのリンクで確認 |
T60(SAMKYO)の口コミ
Web上の声としては、「思ったより入る」「給水バケツが使いやすい」といった指摘が目立つ。個々の感想であり、条件で変わる。
第5位:CDWMT0602S(W)-JP(COMFEE')
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CDWMT0602S(W)-JP(COMFEE')の基本情報
30点が入る大きめのタイプ。水タンクを持たず、付属のバケツから水を吸い上げる方式です。乾燥は運転が終わると自動でドアが開いて乾かします。奥行と質量は公式のなかでも記載が分かれるため、1つに決めていません。
CDWMT0602S(W)-JP(COMFEE')の主要スペック
| 給水方式 | 付属バケツからの吸水と給水ホースでの水栓接続の2通り(水タンクは持たない) |
| 標準収納容量 | 30点(日本電機工業会自主基準に基づくと公式リリースに明記) |
| 1回の使用水量 | 約8L |
| 洗浄・すすぎの温度 | 最高75℃ |
| 乾燥方式 | 運転後に自動でドアが開いて乾かす |
| 運転音 | 58dB |
| 外形寸法と質量 | 公式内で記載が分かれるため断定せず ※各ストアのリンクで確認 |
CDWMT0602S(W)-JP(COMFEE')の口コミ
Web上の声としては、「家族分が一度に入る」「バケツの置き場所が要る」といった指摘が目立つ。個々の感想であり、条件で変わる。
掲載10モデルを1枚の表に並べる

ここまでの10台を1枚の表にまとめます。「公表なし」が並ぶ列も、そのまま見せています。比べられる列と比べられない列がある、というのがこの記事の答えだからです。
点数・給水・温度・乾燥・音を10台で一覧にする
値はメーカー公式と取扱説明書の記載で、公式の仕様表を確認できないブランドは販売ページの表記だと書き添えました。
| モデル名 | 給水方式 | 標準収納容量(食器点数) | 1回の使用水量(L) | 洗浄・すすぎの温度 | 乾燥方式 | 運転音(dB) | 詳細 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| SOLOTA NP-TML1-W(パナソニック) | 着脱タンク式 | 標準食器6点 | 約2.5L | 加熱すすぎ 約70℃ | 送風乾燥 | 約41/約43 | 見る |
| ラクアmini color TDWS25S(サンコー) | タンク式 | 11〜12点 | 3.2L | 最大75度 | 温風乾燥 | 公表なし | 見る |
| KISHT-5000(アイリスオーヤマ) | タンク式 | 15点 | 約5L | 加熱すすぎあり(数値は公表なし) | 送風乾燥 | 公表なし | 見る |
| DWS-22A(東芝) | タンク式 | 食器15点+小物 | 約5L | 最大約75℃ | ファンによる強制排気乾燥 | 公表なし | 見る |
| T40(SAMKYO) | タンク式 | 18点(販売ページの表記) | 記載を確認できず | 70℃(販売ページの表記) | 熱風送風乾燥(販売ページの表記) | 記載を確認できず | 見る |
| T80(SAMKYO) | タンク式 | 49点(販売ページの表記) | 記載を確認できず | 記載を確認できず | 熱風送風・オートオープン乾燥(販売ページの表記) | 表記が分かれるため記載せず | 見る |
| NP-TA4-W(パナソニック) | 分岐水栓式 | 40点 | 約11L | 公式に記載を確認できず | ヒーターとファンによる強制排気乾燥 | 約38/約40 | 見る |
| 3〜4人用モデル(AIRMSEN) | タンク式(内蔵5L) | 最大40点(販売ページの表記) | 記載を確認できず | 最高75℃(販売ページの表記) | PTC温風乾燥(販売ページの表記) | 記載を確認できず | 見る |
| T60(SAMKYO) | タンク式 | 31点(32点の表記もあり) | 記載を確認できず | 70℃(販売ページの表記) | 熱風送風・オートオープン乾燥(販売ページの表記) | 記載を確認できず | 見る |
| CDWMT0602S(W)-JP(COMFEE') | 付属バケツからの吸水/給水ホース | 30点 | 約8L | 最高75℃ | 自動でドアが開いて乾かす | 58 | 見る |
一人暮らしから5人以上まで、人数で当てはめる
この表を、4つの場面に当てはめます。どの場面でも、点数は自主基準の標準食器で数えられていること、タンク式は毎回の給水がいること、公表のない項目は推測しないことは変わりません。
ひとり暮らしなら、点数は6〜12点で足ります。幅30cm級のSOLOTA NP-TML1-Wかラクアmini color TDWS25Sに絞られます。給水を軽くしたいなら、使用水量約2.5Lの前者です。
2人暮らしなら、15〜18点が目安です。所要時間を知ってから使いたいならKISHT-5000、洗浄の温度を数値で確認したいならDWS-22A。もう少し入れたいならT40が候補ですが、数値は販売ページの表記になります。
3〜4人家族なら、30点以上が目安になります。給水の手間をなくすなら分岐水栓式のNP-TA4-Wです。運転音まで数値で分かるのも、この機種だけ。工事をしないならCDWMT0602S(W)-JPかAIRMSENの3〜4人用モデルが候補になります。
5人以上なら、選べる機種はぐっと減ります。掲載10台では、販売ページの表記で49点のT80か、2〜5人用と案内されているT60です。ただし、どちらも日本語の公式仕様表が確認できません。洗浄温度や運転音まで数値で確かめたいなら、40点のNP-TA4-Wを2回に分けて回す使い方も考えられます。
食洗機の比較でよくある質問
売り場でよく聞かれることを、公表されている範囲だけで答えます。
Q. 食洗機と手洗いはどちらが水を使いませんか?
メーカーの試算では、食洗機のほうが少なくなっています。パナソニック公式のシミュレーションを見ます。SOLOTA NP-TML1(6点・小物4点)は食洗機 約2.5L、手洗い 約20.3Lで、約8分の1。NP-TCR5(18点・小物12点)は約9Lと約40Lで、約4分の1となっています。
ただし条件つきです。日本電機工業会自主基準の標準汚染時、水温20℃、毎分6Lで食器1点あたり13.5秒すすいだとき、という前提になります(2025年7月現在)。この記事の10台すべてに当てはまる数値ではありません。同じページの試算で使われている電気の単価は31円/kWh(電気の使用量1単位あたりの料金の目安)です。
Q. 食洗機のほうが手洗いよりきれいに洗えますか?
どちらがきれいかは一概には言えず、メーカーが公表しているのは洗浄やすすぎの温度、洗い方の方式、コースの内容までです。
汚れの落ち方は、製品と汚れの種類によって変わります。そのためこの記事でも洗浄力の優劣は付けず、比べられるのは公表されている温度と方式とコースまでです。
Q. タンク式と分岐水栓式はどちらを選べばいいですか?
工事をしたくないならタンク式、毎回の給水をなくしたいなら分岐水栓式です。タンク式は届いたその日から使えますが、そのかわり運転のたびに満水まで水を入れます。
分岐水栓式は給水が自動になりますが、そのかわりお使いの蛇口に合う分岐水栓が必要です。迷ったときの分かれ目は、蛇口の品番を調べられるかどうかです。両方できる2WAYなら、あとから切り替えることもできます。
Q. 洗剤は普通の食器用洗剤でもいいですか?
使えません。パナソニックの公式FAQは「食器洗い機専用の洗剤をご使用ください。専用洗剤は、洗浄力に特化した『弱アルカリ性』です。液体・粉末・タブレットのいずれもお使いいただけます」と案内しています。
理由も書かれています。「一般の台所用液体洗剤は、泡が大量に発生し水漏れや異常報知の原因になるためご使用いただけません」という記載です。なおパーソナルタイプについては、3cm以上のタブレットは使えません。
迷ったら、工事の可否と食器点数から決める
順番をもう一度置くと、まず決めるのは工事をするかしないかです。ビルトインは工事が前提の別カテゴリなので、ここで見る製品が変わります。
次に決めるのが食器点数で、自主基準の標準食器で数えているのでメーカーをまたいで比べられます。ただし庫内容積とセットで見ます。同じ卓上でも、庫内の広さは約5倍違いました。
そのあとが給水方式です。タンク式は毎回満水まで給水し、分岐水栓式は自動給水で、2WAYならその両方ができますが、どの方式でもお湯は入れられません。
最後が洗浄温度・乾燥方式・運転音。この3つは「数値の公表があるかどうか」から見ます。乾燥方式は公式の呼称のまま比べます。
持ち帰るのは3点です。点数は共通のものさしだが自宅の食器と同じではない。タンク式は毎回の給水がいる。公表のない項目は推測しない。
今日はまず、毎日流しに出る食器を数えてみます。必要な点数の目安は、そこから出ます。