子どもにスマホやキッズ携帯を持たせると、充電のたびにケーブルを抜き差しすることになります。端子の破損やコードのいたずらが心配で、置くだけで充電できるワイヤレス充電器を探す家庭は少なくありません。
置くだけ充電は、置き方によって熱の出方が変わります。選ぶときに見るのは、デザインよりもQi認証・Qi2認証の記載と、PSE(電気用品安全法に基づく表示)マークの記載です。この2つは、出力や保護のしくみが決まりに沿っているかを確かめる手がかりになります。
この記事では、まず置くだけ充電で熱が出る理由を整理します。そのうえで、Qi認証とPSE表示をどこで確認するかを説明します。最後に、認証の記載を確認できたスタンド型の2機種を紹介します。子どもに持たせる場面を想定していますが、見る場所は大人が使うときと同じです。
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置くだけ充電で熱が出る理由と、先に決めておくこと
置くだけ充電は、充電器の上にスマホを載せるだけで電気が流れます。ケーブルを抜き差ししない分、端子まわりの負担は減ります。一方で、充電中は充電器もスマホも温かくなります。
熱そのものは不具合ではなく、置き方や周りの物で出方が変わります。理由を先に知っておくと、置き場所を決めやすくなります。コンセントに挿す充電器側の選び方はタイプC急速充電器人気おすすめ11選|PD対応・W数別で扱っています。
充電中に本体とスマホが温かくなる理由
ワイヤレス充電では、充電器とスマホが重なる位置がずれるほど、電気が熱に変わりやすくなります。ずれたまま置きっぱなしにすると、温度は上がりやすくなります。
Qi認証を取得した製品は、出力・発熱・過充電の保護について一定の基準を満たしています。ただし、温度が上がったときに出力を落とす過熱防止のしくみは、製品ごとに書き方が違います。商品ページで別に確認しておくと確実です。
スタンド型は、台座の形やマグネットで置く位置が決まります。平らな台に載せるタイプより、置き直しの手間は少なくなります。
金属やカードを挟むと発熱しやすくなる
充電器とスマホの間に金属が入ると、その金属も電気を受けてしまいます。カード類やキーホルダーを挟んだままにすると、発熱の原因になります。
金属片を見つけると充電を止める異物検知のしくみを持つ製品もあります。ただし、これも製品ごとに記載が違います。まずは挟まないで使うのがいちばん簡単です。
スマホケースにカード収納が付いている場合は、いったんカードを抜いて試してください。金属製のパーツが入ったケースも同じです。
布団やクッションの下では使わない
置くだけ充電は、充電中に出た熱を周りへ逃がします。布団やクッションの下に入れると、熱がこもりやすくなります。
子ども部屋では、ベッドの上より机の上のように平らで硬い場所を置き場所に決めるほうが管理しやすくなります。ぬいぐるみや衣類が上に乗らない位置を選んでください。
ケーブル充電と比べて何が変わるか
ケーブル充電は、端子に挿した分だけ電気がまっすぐ流れます。置くだけ充電は、充電器とスマホを重ねて電気を送ります。抜き差しがない代わりに、置く位置を合わせる必要があるのが大きな違いです。
子どもが自分で充電する場面では、この差が出ます。ケーブルは向きを合わせて挿す動作が要ります。置くだけ充電は載せるだけですが、位置がずれていると充電が始まらないことがあります。
両方を用意しておく手もあります。普段は置くだけ充電を使い、確実に充電したいときはケーブルを使う、という分け方です。
Qi認証・Qi2認証の見方|どこで確認するか
Qi(チー)は、ワイヤレス充電の国際的な規格です。Qi認証を取得した製品は、出力・発熱・過充電保護について一定の基準を満たしています。認証の有無は、商品ページやパッケージの表記で確認します。規格と出力での選び分けは▶ あわせてチェック:大容量ワイヤレス充電器&モバイルバッテリーおすすめ6選|Qi2・MagSafeで選ぶ
/9963/">ワイヤレス充電器おすすめ4選|Qi2と出力・スタンド型で選ぶ置くだけ充電にまとめました。
Qi認証があると何を確認できるのか
認証は、その製品が規格の基準を満たしていることを示します。裏を返すと、認証の表記がない製品では、その確認ができないということです。
価格の安い製品のなかには、保護のしくみが簡素なものもあります。子どもが自分で置いたり外したりする使い方なら、認証の表記がある製品から選ぶほうが判断材料は増えます。
表記の場所は製品によって違います。商品ページの仕様欄、パッケージ、本体の表示面の順に見ていくと見つけやすくなります。
Qi2はマグネットで位置がずれにくい
Qi2は、マグネットでスマホの位置を合わせる方式です。位置が決まるので、置き方によるずれが起きにくくなります。
iPhoneのMagSafeに対応した機種なら、そのまま磁力で固定されます。MagSafeに対応していないケースを付けていると、磁力での固定は弱くなります。子どもが片手で置く場面では、ここが使い勝手の差になります。
マグネットで固定できるのは、スマホの側にも磁力の受け手がある場合です。MagSafeに対応していない機種やケースでは、マグネットは働きません。手持ちの機種が対応しているかを、先に確認してください。
出力5W・7.5W・10Wで何が変わるか
ワイヤレス充電の出力は、5W・7.5W・10W程度が一般的な目安です。▶ あわせてチェック:安い急速充電器人気おすすめ10選|出力・ポート数・PSE認証で選ぶ
">5Wは充電の速度がゆるやかな分、発熱も抑えめになります。寝ている間の充電に向いた出力です。
7.5〜10Wは、日中の短い時間でも充電量を稼げます。ただし対応するスマホやケースとの相性で、熱を持ちやすくなることがあります。速さを取るなら、過熱防止の記載とセットで見てください。
認証の記載が見つからないときの考え方
商品ページに認証の記載がないことは珍しくありません。その場合でも、こちらで「認証がない」と決めつけることはできません。販売元に問い合わせて、回答が得られるかどうかで判断するのが確実です。
この記事で取り上げるのは、Qi認証またはQi2認証の記載を確認できた機種だけです。数をそろえるために、確認できない機種を足すことはしていません。
PSE表示の見方|国内で売る電気製品の決まり
PSE(電気用品安全法に基づく表示)は、日本国内で電気用品を売るときの表示です。コンセントに挿すACアダプターや電源タップが対象になります。置くだけ充電の本体だけでなく、電源をとる側の表示も見ておくと確認漏れが減ります。
PSEマークを確認する場所
表示の場所は製品によって違います。商品ページの仕様欄、パッケージ、本体の表示面を順に見てください。見つからなければ、販売元に問い合わせるのが早道です。
商品画像だけでは読み取れないことがあります。届いた実物でももう一度確認しておくと確実です。
ACアダプター側の表示も見ておく
置くだけ充電の多くは、USBケーブルで電源をとります。ケーブルを挿す先のACアダプターは、別に用意することがあります。この場合、PSEマークはアダプター側で確認することになります。
アダプターの出力やポート数は、置くだけ充電とは別に考える項目です。手持ちのアダプターを使い回すなら、出力が足りているかを先に見てください。
子どもに持たせるときに見ておきたい点
ここまでの見方は、大人が使うときと変わりません。子どもが使う場面で足すのは、コードの扱いと置き場所です。年齢で線を引く決まりはないので、使い方の条件で考えます。
ケーブルが露出しない形を選ぶ
口に物を入れる年齢の子どもがいる家庭では、ケーブルが本体に一体化しているタイプや、台座の下に収納できるタイプが扱いやすくなります。コードが引き出されにくく、配線も散らかりません。
抜き差しする箇所が減ると、断線の心配も減ります。長さが足りないときは、置き場所のほうをコンセントに寄せてください。
置き場所を先に決めておく
置くだけ充電は、置き場所が決まっていないと使われません。帰ったらここに置く、と決められる場所を先に選んでください。勉強机の隅やリビングの棚が候補になります。
コンセントの位置も先に見てください。置き場所とコンセントが離れていると、コードが通路を横切ります。子どもが足を引っかけない配線になるかどうかで、置き場所を決め直すこともあります。
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キッズ携帯やゲーム機が対応しているか
置くだけ充電が使えるのは、機器の側もワイヤレス充電に対応している場合だけです。キッズ携帯や携帯ゲーム機には、対応していない機種もあります。手持ちの機種の仕様を先に確認してください。
対応していない場合は、ケーブルで充電することになります。そのときはACアダプターや電源タップ側の選び方が中心になります。
Qi認証・Qi2認証のスタンド型ワイヤレス充電器おすすめ2選
ここからは、Qi認証またはQi2認証の記載を確認できたスタンド型を2機種紹介します。第1位・第2位は紹介の順番で、
▶ あわせてチェック:ワイヤレス充電器人気おすすめ5選|Qi2・MagSafe対応別
優劣を示すものではありません。どちらもスマホを立てて置く形なので、置いたまま画面を見られます。
PSEマークについては、購入ページの仕様欄と届いた実物の両方で確認してください。掲載しているのは、この区画の条件(スタンド型・認証の記載あり)を満たす2機種だけです。数をそろえるために、条件に合わない機種は足していません。
第1位:PowerWave 10 Stand(Anker)
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PowerWave 10 Stand(Anker)の基本情報
Qi認証を取得したAnkerのスタンド型充電器で、最大10W出力に対応しています。過電流・過熱保護回路を内蔵しており、置くだけで自動的に安全な範囲の出力に調整される設計と案内されています。安定した実績のあるAnker製という点でも選ばれやすいモデルです。
PowerWave 10 Stand(Anker)の主要スペック
| 出力 | 最大10W |
| Qi認証 | あり |
| 過熱防止 | あり |
| ケーブル | USB-A(本体一体) |
PowerWave 10 Stand(Anker)の口コミ
Web上では「置くだけでしっかり充電される」「価格の割に安定感がある」という声が見られます。
第2位:MagGo Wireless Charger (Stand)(Anker)
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MagGo Wireless Charger (Stand)(Anker)の基本情報
Qi2認証・MagSafe対応のスタンド型ワイヤレス充電器で、マグネットでスマホの位置がしっかり固定されるため角度がずれにくく、動画視聴やビデオ通話をしながらの充電に向いています。
MagGo Wireless Charger (Stand)(Anker)の主要スペック
| 出力 | Qi2規格準拠 |
| 対応 | MagSafe対応機種 |
| 設置 | スタンド型 |
| ケーブル | USB-C(本体一体) |
MagGo Wireless Charger (Stand)(Anker)の口コミ
「マグネットでしっかり固定されるので動画視聴中も安定する」という声が見られます。
2機種の比較表|規格・出力・ケーブルで比べる
表の番号は掲載順で、優劣ではありません。出力の欄は、公表されている表記のとおりに載せています。ワット数の表記がない機種は、規格名のまま書いています。
| 順位 | 商品名 | 対応規格 | 出力 | 形状 | ケーブル | 位置合わせ | 詳細 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | PowerWave 10 Stand(Anker) | Qi認証 | 最大10W | スタンド型 | USB-A(本体一体) | マグネットの記載なし | 見る |
| 2 | MagGo Wireless Charger (Stand)(Anker) | Qi2認証・MagSafe対応 | Qi2規格準拠 | スタンド型 | USB-C(本体一体) | マグネットで固定 | 見る |
表の見方|規格の欄と出力の欄
対応規格の欄には、認証の名前をそのまま載せています。Qi2は、Qiにマグネットでの位置合わせが加わった規格と考えると分かりやすくなります。
出力の欄は、公表されている表記に合わせています。MagGo Wireless Charger (Stand)は「Qi2規格準拠」という書き方なので、ワット数はそのまま載せていません。
ケーブルの欄は、電源をとる側の端子です。手持ちのACアダプターに挿せる形かどうかを、購入前に見ておいてください。
置くだけ充電のよくある質問(FAQ)
Q. 子どもが使っても発熱で危なくない?
A. Qi認証・Qi2認証の製品は、出力・発熱・過充電の保護について一定の基準を満たしています。ただし、布団の中やクッションの下など、放熱しにくい場所での使用は避けてください。温かくなること自体は珍しくありませんが、熱いままなら置き直すのが確実です。
Q. スマホケースを付けたままでも使える?
A. 薄いケースなら、付けたままでも充電できることが多いです。一方で、金属製のパーツやカード収納が付いた厚手のケースは、充電効率を下げたり反応しないことがあります。一度ケースを外して充電できるか試すと判断できます。
Q. 何歳から持たせていい?
A. 年齢の基準は決まっていません。当サイトでも年齢の目安は示しません。置く動作を自分でできるか、コードを引っぱらないかという使い方の条件で判断してください。ケーブルが露出しない形を選ぶと、気にする点は減ります。
Q. ケーブル充電とどちらがいい?
A. 使い方で決まります。抜き差しの手間と端子の負担を減らしたいなら置くだけ充電が向きます。置く位置を合わせる手間が気になるなら、ケーブル充電のほうが確実です。両方を用意して、場面で使い分ける方法もあります。
Q. キッズ携帯やゲーム機も充電できる?
A. 機器の側がワイヤレス充電に対応していれば充電できます。対応していない機種も多いので、手持ちの機種の仕様を先に確認してください。非対応の場合は、ケーブルとACアダプターで充電することになります。
まとめ|Qi認証とPSE表示を見てから置き場所を決める
置くだけ充電を選ぶときに見るのは、Qi認証・Qi2認証の記載とPSEマークの記載です。どちらも商品ページとパッケージで確認できます。
そのうえで、置き場所を先に決めてください。布団やクッションの上を避け、平らで硬い場所に置くと熱がこもりにくくなります。ケーブルが露出しない形なら、コードのいたずらも減らせます。
紹介した2機種は、いずれもスタンド型で認証の記載を確認できた機種です。条件に合わない機種は、数をそろえるためには足していません。
迷ったらQi認証の記載から確認する
最初に見るのはQi認証・Qi2認証の記載です。ここが確認できれば、あとは置き場所とケーブルの形で絞れます。使い方に慣れてから、部屋ごとに増やすか、持ち運べる形を足すかを考えても遅くありません。