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家庭用エスプレッソマシンのおすすめ人気10選|ドリップ式との違い

カフェで飲むカフェラテを、家でも作りたい。そう思って売り場に行くと、取っ手の付いた金具を差し込むタイプと、ボタンだけのタイプが並んでいます。

実はエスプレッソマシンは、ふだんのコーヒーメーカーとは仕組みが別物です。ポンプで圧をかけて、短い時間で押し出します。注いで落とすのではありません。

だから1杯の量も違います。エスプレッソは約30mL。ふだんのコーヒーは約110〜150mLです。4倍以上の差があります。

先にお断りします。この記事で紹介する10台のうち、圧をかけて淹れるエスプレッソマシンは4台です。残る6台はエスプレッソマシンではありません。比べるために並べています。

カフェラテのために、あの大きな機械が要るんでしょうか。

まず仕組みの違いを見てください。圧をかけるかどうかが分かれ目です。

📖 目次(タップで開閉)

エスプレッソマシンはポンプで圧をかけて押し出す

エスプレッソマシンが圧をかけて押し出す仕組みと、ドリップ式との違いをまとめた図解

この章の持ち帰りは1つです。エスプレッソ(ポンプで圧をかけて、少量を濃く押し出したコーヒー)は、注いで落とすのではなく押し出して作ります

圧をかけて短い時間で押し出す

ポンプ(お湯に圧をかけて押し出す部品)が、粉の層にお湯を押し込みます。デロンギ ECAM22020B は15気圧(お湯を押し出す力の強さ)、ネスプレッソ エッセンサ ミニ D30 は最大圧力19気圧と公表しています。

デロンギ EC9155J-B と EC235J-BK は、気圧の数値を公式仕様に確認できませんでした。EC9155J-B は圧力計を積んでいて、抽出中のポンプ圧が目で見えます。

4つのタイプをひととおり見たい方は、入口になる記事があります。「おすすめコーヒーメーカー人気10選|4タイプの違いで選ぶ」をどうぞ。

ドリップ式は圧をかけずに注いで落とす

いっぽうドリップ式(粉にお湯を注いで、こしながら落とす淹れ方)は、重力で落とします。圧はかけません。

象印 EC-MA60 は水を2回加熱し、熱湯と蒸気で蒸らしてから抽出します。ツインバード CM-D457B は抽出温度を83℃と90℃から選べます。どちらも圧ではなく、温度と蒸らしで味をつくる設計です

粉を詰めて押し固める作業が要る機種がある

もう1つ、エスプレッソ特有の作業があります。粉を詰めて押し固める工程です。

デロンギ EC9155J-B と EC235J-BK は、フィルターホルダー(ポルタフィルターと同じ部品のデロンギ公式の呼び名。粉を詰めて機械に差し込む、取っ手のついた受け皿)に粉を入れます。そのあとタンパー(粉を押し固めるための道具)で、タンピング(粉を平らに押し固める作業)を行います。

エスプレッソは1杯の量がドリップ式と4倍以上ちがう

エスプレッソとドリップ式7モデルの公式表記の1杯の抽出量を比較した横棒グラフ

この章の持ち帰りは1つです。エスプレッソの1杯は、いつものコーヒーの1杯とは量が別物です

エスプレッソの1杯は約30〜40mL

公式の抽出量を並べます。

  • デロンギ ECAM22020B=初期設定 約30mL(約20〜180mLで設定可)
  • デロンギ EC9155J-B=30mL(25〜90mL)
  • デロンギ EC235J-BK=公式が「エスプレッソは1杯(約30mL)あたり、約20秒で抽出するのが理想」と記載
  • ネスプレッソ エッセンサ ミニ D30=小カップ 約40mL・大カップ 約110mL

ドリップ式はどうでしょうか。サーモス ECJ-700 は1杯約110mL、象印 EC-MA60 は1杯約120mL、ツインバード CM-D457B は1カップ150mLの水量です。エスプレッソの約30mLとは、4倍以上の開きがあります。

何杯淹れるかから決めたい方は、順番にした記事があります。「コーヒーメーカーの選び方|4つの順番で決める人気おすすめ10選」をどうぞ。

量を増やしたいときのメニューと上限

量を増やすメニューもあります。デロンギ ECAM22020B のカフェ・ジャポーネは約180mL、スペシャルティも約180mLです。EC9155J-B のアメリカーノは30mLにお湯90mLを足します。

ただし上限があります。デロンギ EC235J-BK の公式取扱説明書は「エスプレッソは360mL以上抽出しないでください」と明記しています。ネスプレッソ D30 は約20mLから250mLの範囲で設定できます。

自分でやる作業は機種によって大きく変わる

カプセル式・全自動・粉を詰めるタイプの順に自分でやる作業量を並べた図解

この章の持ち帰りは1つです。同じエスプレッソマシンでも、自分の手を動かす量がまるで違います

カプセルを入れるだけの機種

いちばん作業が少ないのはカプセル(1杯分の粉が入った、専用の小さな容器)式です。ネスプレッソ エッセンサ ミニ D30 は、カプセルを入れてボタンを押すだけ。粉を詰める作業も、押し固める作業もありません。

ただし使えるものが決まっています。公式取扱説明書に「本製品は、ネスプレッソ コーヒーカプセル専用です」と明記されています。使用済みカプセルの再使用による故障も、保証の対象外です。

豆を入れておけばボタンで終わる機種

次に作業が少ないのが、豆から挽く全自動機です。デロンギ ECAM22020B は豆ホッパーに豆を入れておけば、挽く工程から抽出まで進みます。粉も使えます。

「全自動」という言葉の線引きは、別の記事で扱っています。「全自動コーヒーメーカーとは?豆を挽く工程で選ぶ人気おすすめ10選」をどうぞ。

粉を詰めて押し固める機種

デロンギ EC9155J-B は粉量の目安を示しています。1杯用フィルターで約12g、2杯用で約20gです。デロンギ EC235J-BK は1杯 約8〜10g、2杯 約12〜14gです。

EC235J-BK にはミル(コーヒー豆を挽いて粉にする部分)が付いていません。豆から淹れるなら、挽く道具を別に用意します。カフェポッド(1杯分の粉を紙で包んだもの)も使えますが、公式は「44mmまたはE.S.E.用と表示されたもの」を指定し、60mmは使用不可としています。

エスプレッソマシンの手入れは部品ごとに決められている

エスプレッソマシンの毎回の手入れ・定期の手入れ・洗剤や食器洗い機が使えない部品をまとめた図解

この章の持ち帰りは1つです。洗ってはいけない部品と、洗い方がはっきり決まっています

毎回と定期の作業が公式に決まっている

まず毎回の作業です。ネスプレッソ D30 は毎日、水タンク・カプセルコンテナ・排水グリッド・カップ台を取り外して水洗いします。湯通しは手動で、最初の1杯の前や2日以上使わなかったときに行います。

デロンギ EC235J-BK は、牛乳を泡立てたら毎回フロッサーを洗います。公式は「衛生のため、牛乳を泡立てたら毎回必ず洗浄してください」としています。

定期の作業もあります。デロンギ ECAM22020B は抽出ユニット(コーヒーを押し出す部分の部品)を1か月に1回、取り外して流水で洗います。ネスプレッソ D30 の洗浄モードは約15分で、6か月に1度が目安です。

自動で洗う範囲を機種ごとに見たい方は、専用の記事があります。「ミル付きコーヒーメーカー人気おすすめ10選|自動洗浄の範囲を比較」をどうぞ。

洗剤や食器洗い機が使えない部品がある

デロンギ ECAM22020B の抽出ユニットは「洗剤を使ったり、食器洗い機で洗ったり、水に浸けたりしない」と公式が明記しています。EC9155J-B は部品ごとに区分があり、フィルター・フィルターホルダー・タンピングガイドは食器洗い機で洗えません

デロンギ EC235J-BK のフィルターには「洗剤は使用しないでください」とあります。ネスプレッソ D30 も「お手入れには、食器洗浄機を使用しないでください」と明記しています。

家庭用エスプレッソマシンおすすめ4選|圧をかけて抽出

キッチンカウンターに置かれた家庭用エスプレッソマシン

この4台は、ポンプで圧をかけてコーヒーを押し出すことが公式仕様で確認できるモデルです。1杯は約30〜40mLと少量で、ふだんのコーヒーメーカーの1杯(約110〜150mL)とは別物です。

並び順は自分でやる作業が少ない順です。味の順位ではありません。

第1位:エッセンサ ミニ D30(ネスプレッソ)

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エッセンサ ミニ D30(ネスプレッソ)の基本情報

最大圧力19気圧で、掲載10モデルで公表されている気圧がいちばん高い1台です。カプセルを入れてボタンを押すだけで、粉を詰める作業も押し固める作業もありません。幅11.0cmと細身です。ただし公式は「本製品は、ネスプレッソ コーヒーカプセル専用です」と明記しています。

良い点
  • カプセルを入れるだけで、作業がいちばん少ない。
  • 幅11.0cm・約2.3kgで、置き場所を選びにくい。
注意点
  • 専用カプセル以外は使えず、使用済みの再使用も認められていない。
  • 公式に「ミルおよび保温機能はありません」と明記されている。

エッセンサ ミニ D30(ネスプレッソ)の主要スペック

圧をかけて抽出するか する(最大圧力19気圧)
1杯の抽出量と設定範囲 小カップ約40mL・大カップ約110mL(約20〜250mLで設定可)
ミルの有無と挽き分け ミルなし
自分でやる作業 カプセルを入れてボタンを押す
給水タンク 約0.6L・取り外し可
本体サイズと質量 幅11.0×奥行32.5×高さ20.5cm・約2.3kg

エッセンサ ミニ D30(ネスプレッソ)の口コミ

Web上では「置き場所を取らない」という声のいっぽう、「カプセルの在庫管理が要る」という声も見られます。

専用のカプセルなど買ったあとに続けて要るものは、別の記事で棚卸ししています。「コーヒーメーカーのコスパ人気おすすめ10選|続けて要るもので選ぶ」をどうぞ。

第2位:ECAM22020B(デロンギ)

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ECAM22020B(デロンギ)の基本情報

15気圧の全自動機です。コーン式(円すいの形をした刃で豆をすりつぶす方式)のグラインダーで豆から挽き、ボタンひとつで抽出まで終わります。ミルクフロッサー(蒸気でミルクを温めて泡立てる部品)も付きます。電源の入切で内部を自動洗浄しますが、抽出ユニットは月1回の手洗いです。

良い点
  • 豆を入れておけば、挽く工程から抽出まで終わる。
  • 電源の入切のたびに、湯の通り道を自動ですすぐ。
注意点
  • 奥行44.0cm・9.5kgで、掲載10モデルでいちばん大きく重い。
  • 抽出ユニットは月1回の手洗いで、洗剤も食器洗い機も使えない。

ECAM22020B(デロンギ)の主要スペック

圧をかけて抽出するか する(15気圧)
1杯の抽出量と設定範囲 エスプレッソ 約30mL(約20〜180mL)・カフェ・ジャポーネ 約180mL
ミルの有無と挽き分け あり(コーン式・段数は公式仕様に記載を確認できず)
自分でやる作業 豆を入れてボタンを押す(フロッサーは使用ごとに洗浄)
給水タンク 1.8L・取り外し可
本体サイズと質量 幅24.0×奥行44.0×高さ35.0cm・9.5kg

ECAM22020B(デロンギ)の口コミ

Web上では「朝の支度中に淹れられる」という声のいっぽう、「本体が大きく置き場所を選ぶ」という声も見られます。

第3位:EC9155J-B(デロンギ)

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EC9155J-B(デロンギ)の基本情報

圧力計を積んでいて、抽出中のポンプ圧が目で見えます。ただし気圧の数値は公式仕様に記載を確認できませんでした。粒度調整レバーは8段階で、お買い上げ時は5です。挽いた粉をフィルターに詰め、タンパーで押し固める工程が公式手順に入ります。

良い点
  • 粒度調整レバーが8段階で、焙煎度ごとの目安も示されている。
  • 抽出温度を3段階で設定できる。
注意点
  • 気圧の数値は公式仕様に記載を確認できず。
  • フィルター・ホルダー・タンピングガイドは食器洗い機で洗えない。

EC9155J-B(デロンギ)の主要スペック

圧をかけて抽出するか する(圧力計搭載・気圧の数値は公式に記載を確認できず)
1杯の抽出量と設定範囲 エスプレッソ30mL(25〜90mL)・アメリカーノは30mLにお湯90mL
ミルの有無と挽き分け あり(コーン式・粒度調整レバー8段階)
自分でやる作業 粉を詰めてタンパーで押し固める(粉量の目安は1杯用約12g)
給水タンク 1.7L・取り外し可
本体サイズと質量 幅28.5×奥行37.0×高さ40.0cm・約8.8kg

EC9155J-B(デロンギ)の口コミ

Web上では「粒度を細かく追い込める」という声のいっぽう、「手順に慣れが要る」という声も見られます。

第4位:EC235J-BK(デロンギ)

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EC235J-BK(デロンギ)の基本情報

フィルターホルダー式の手動マシンです。ミルは付いていないので、豆から淹れるなら挽く道具を別に用意します。公式は「エスプレッソは1杯(約30mL)あたり、約20秒で抽出するのが理想」と記載しています。フロッサーが付き、カプチーノも作れます。

良い点
  • コーヒー粉とカフェポッドの両方が使える。
  • 約3.2kgで、圧をかける4台では扱いやすい大きさ。
注意点
  • 気圧の数値は公式仕様に記載を確認できず。
  • 60mmのカフェポッドは使用できない。

EC235J-BK(デロンギ)の主要スペック

圧をかけて抽出するか する(気圧の数値は公式仕様に記載を確認できず)
1杯の抽出量と設定範囲 1杯 約30mL(公式は「360mL以上抽出しない」と明記)
ミルの有無と挽き分け ミルなし
自分でやる作業 粉を詰めて押し固める(1杯 約8〜10g・2杯 約12〜14g)
給水タンク 1L・取り外し可
本体サイズと質量 幅21.0×奥行26.5×高さ30.0cm・約3.2kg

EC235J-BK(デロンギ)の口コミ

Web上では「ミルクを泡立てる練習が楽しい」という声のいっぽう、「粉の詰め方に慣れが要る」という声も見られます。

圧をかけずに淹れるコーヒーメーカーおすすめ6選

この6台はエスプレッソマシンではありません。ポンプで圧をかける仕組みがないので、エスプレッソは淹れられません。1杯は約110〜150mLで、エスプレッソの約30mLとは量そのものが違います。

カフェラテではなく、ふだん飲むコーヒーを淹れたい場合の選択肢として並べています。並び順は1杯の量が少ない順です。

機能を絞ったドリップ式を見たい方は、装備の有無を整理した記事があります。「安いコーヒーメーカーおすすめ10選|省かれやすい機能で見分ける」をどうぞ。

第1位:ECJ-700(サーモス)

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ECJ-700(サーモス)の基本情報

5カップで1杯約110mLです。圧をかける仕組みはなく、真空断熱ポットに直接ドリップします。仕様表の「保温装置」は「無し」です。公式は「粗挽き・中挽きの粉を使用し、細挽きのものは使用しないでください」としています。エスプレッソ用の細かい粉は使えません。

良い点
  • 電気で温め続けないので、煮詰まりを気にしなくてよい。
  • マイコン蒸らし機能で、蒸らしてから抽出する。
注意点
  • 細挽きの粉は使わないよう公式が注意している。
  • 保温効力の公表値は公式に記載を確認できず。

ECJ-700(サーモス)の主要スペック

圧をかけて抽出するか しない(ドリップ式)
1杯の抽出量と設定範囲 5カップ・1杯約110mL
ミルの有無と挽き分け ミルなし(細挽きは使用不可)
自分でやる作業 粉と水を入れてスイッチを押す
給水タンク 0.63L・取り外しの案内は公式に記載を確認できず
本体サイズと質量 幅15.5×奥行24.5×高さ36.0cm・約2.1kg

ECJ-700(サーモス)の口コミ

Web上では「保温プレートを気にしなくてよい」という声のいっぽう、「本体が縦に高い」という声も見られます。

第2位:EC-MA60-BA(象印)

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EC-MA60-BA(象印)の基本情報

6杯で1杯約120mLです。水を2回加熱し、熱湯と蒸気で蒸らしてから抽出します。圧ではなく、温度と蒸らしで味をつくる設計です。濃度は2段階で選べ、水タンクとバスケットの両方が外せます。

良い点
  • 水タンクとバスケットの両方が外せる。
  • 濃度を2段階で選べる。
注意点
  • 紙のこし紙に加えて、浄水フィルターも消耗品になる。
  • 保温板の保温は、取扱説明書の目安で15分くらいまで。

EC-MA60-BA(象印)の主要スペック

圧をかけて抽出するか しない(ドリップ式・ダブル加熱 高温抽出)
1杯の抽出量と設定範囲 6杯・1杯約120mL(濃度は2段階)
ミルの有無と挽き分け ミルなし
自分でやる作業 粉と水を入れてスイッチを押す
給水タンク 810mL・取り外し可
本体サイズと質量 幅23×奥行15.5×高さ28cm・約1.7kg

EC-MA60-BA(象印)の口コミ

Web上では「パーツが外れて洗いやすい」という声のいっぽう、「保温は短め」という声も見られます。

第3位:NC-A58-K(パナソニック)

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NC-A58-K(パナソニック)の基本情報

4カップで、1カップ約120mL(マグカップ約180mL)です。圧はかけませんが、豆から挽く工程は1台の中に入っています。「ミル自動洗浄(オートクリーニング)」でミルを蒸らしの前に自動で洗います。豆と粉の両方に対応します。

良い点
  • ミルを自動で洗う機能がある。
  • 豆と粉の両方に対応する。
注意点
  • 自動で洗うのはミルだけで、5部品は毎回手洗い。
  • 挽き分けはメッシュフィルター交換の2種のみ。

NC-A58-K(パナソニック)の主要スペック

圧をかけて抽出するか しない(ドリップ式)
1杯の抽出量と設定範囲 4カップ・1カップ約120mL(マグカップ約180mL)
ミルの有無と挽き分け あり(部品交換で粗びき・中細びきの2種)
自分でやる作業 豆か粉を入れてボタンを押す
給水タンク 545mL・取り外し可
本体サイズと質量 幅15.2×奥行27.2×高さ34.9cm・約3.2kg

NC-A58-K(パナソニック)の口コミ

Web上では「豆から淹れる手間が減った」という声のいっぽう、「毎回洗う部品は残る」という声も見られます。

第4位:ADC-N060K(タイガー)

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ADC-N060K(タイガー)の基本情報

最大6杯で1杯約120mLです。シャワードリップで蒸らしてから抽出します。マグカップに直接ドリップもできます。550Wで、掲載10モデルでいちばん消費電力が小さい1台です。サーバーはステンレスですが、公式は「まほうびん構造ではありません」と明記しています。

良い点
  • マグカップに直接ドリップできる。
  • 550Wで、掲載10モデルでいちばん消費電力が小さい。
注意点
  • ステンレスサーバーだが、まほうびん構造ではない。
  • 保温の目安は約15分までと短い。

ADC-N060K(タイガー)の主要スペック

圧をかけて抽出するか しない(シャワードリップ)
1杯の抽出量と設定範囲 最大6杯・1杯約120mL
ミルの有無と挽き分け ミルなし
自分でやる作業 粉と水を入れてスイッチを押す
給水タンク 0.81L・取り外し可
本体サイズと質量 幅15.4×奥行27.2×高さ30.1cm・約1.9kg

ADC-N060K(タイガー)の口コミ

Web上では「マグに直接落とせて洗い物が減る」という声のいっぽう、「保温を長く使いたい人には向かない」という声も見られます。

第5位:SC-A211(シロカ)

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SC-A211(シロカ)の基本情報

ホットコーヒーは1〜4杯、最大使用水量は0.58Lです。付属のメッシュフィルターは洗って繰り返し使えるので、紙のこし紙を買い足さずに使えます。ミルは公式取扱説明書が「プロペラ式ミル」と呼ぶ方式です。挽き目を選ぶ設定は公式に記載を確認できませんでした。

良い点
  • 付属の網のフィルターを洗って繰り返し使える。
  • 約2.2kgで、ミル付きとしては軽い。
注意点
  • 5つの部品を使うたびに必ず洗う。
  • 給水タンクは本体と一体で、振り洗いも禁じられている。

SC-A211(シロカ)の主要スペック

圧をかけて抽出するか しない(ドリップ方式)
1杯の抽出量と設定範囲 ホットコーヒー1〜4杯・最大使用水量0.58L
ミルの有無と挽き分け あり(プロペラ式・挽き目の設定は公式に記載を確認できず)
自分でやる作業 豆か粉を入れてボタンを押す
給水タンク 本体一体型(すすぎ洗い・振り洗いは公式が禁止)
本体サイズと質量 幅17.3×奥行22×高さ27cm・約2.2kg

SC-A211(シロカ)の口コミ

Web上では「置き場所に困らない大きさ」という声のいっぽう、「タンクの掃除がしにくい」という声も見られます。

第6位:CM-D457B(ツインバード)

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CM-D457B(ツインバード)の基本情報

定格容量450mLの3カップです。1カップの水量は150mLで、エスプレッソの約30mLとの差がいちばん分かりやすい1台です。出来上がりは120〜130mLと公式が案内しています。抽出温度は83℃と90℃から選べ、挽き分けは3段階です。

良い点
  • 挽き分け3段階と抽出温度2段階を選べる。
  • 豆と粉の両方に対応する。
注意点
  • 自動洗浄はなく、ミルは水洗いできない。
  • 給水タンクは本体と一体で取り外せない。

CM-D457B(ツインバード)の主要スペック

圧をかけて抽出するか しない(ドリップ式・抽出温度83℃/90℃)
1杯の抽出量と設定範囲 3カップ・1カップ水150mL(出来上がり120〜130mL)
ミルの有無と挽き分け あり(低速臼式フラットミル・3段階で中間は不可)
自分でやる作業 豆か粉を入れてボタンを押す(ミルは週1回ブラシ)
給水タンク 本体一体型
本体サイズと質量 幅16.0×奥行33.5×高さ36.0cm・約4.1kg

CM-D457B(ツインバード)の口コミ

Web上では「挽き方を変えて楽しめる」という声のいっぽう、「ミルの掃除に手間がかかる」という声も見られます。

10モデルを圧・1杯の量・自分の作業で比較

エスプレッソマシンにするかどうかを決める3つのパターンの図解

この章の持ち帰りは1つです。圧をかけるかどうかを決めてから、自分でやる作業の量で絞ってください

10モデルの圧・抽出量・作業の比較

並び順は1杯の抽出量が少ない順です。味の順位表ではありません。上から4台がエスプレッソマシンで、下の6台はエスプレッソマシンではありません

モデル名(ブランド) 圧をかけて抽出するか 1杯の抽出量と設定範囲 ミルの有無と挽き分け 自分でやる作業 給水タンク サイズ・質量 詳細
EC9155J-B(デロンギ) する(気圧の数値は公式に確認できず・圧力計搭載) 30mL(25〜90mL) あり/コーン式8段階 粉を詰めて押し固める 1.7L・取り外し可 28.5×37.0×40.0cm・約8.8kg 見る
EC235J-BK(デロンギ) する(気圧の数値は公式に確認できず) 1杯 約30mL(360mL以上は不可) なし 粉を詰めて押し固める 1L・取り外し可 21.0×26.5×30.0cm・約3.2kg 見る
ECAM22020B(デロンギ) する(15気圧) 約30mL(約20〜180mL) あり/コーン式(段数は公式に確認できず) 豆を入れてボタンを押す 1.8L・取り外し可 24.0×44.0×35.0cm・9.5kg 見る
エッセンサ ミニ D30(ネスプレッソ) する(最大19気圧) 小カップ約40mL・大カップ約110mL なし カプセルを入れる 約0.6L・取り外し可 11.0×32.5×20.5cm・約2.3kg 見る
ECJ-700(サーモス) しない 5カップ・1杯約110mL なし(細挽きは使用不可) 粉と水を入れる 0.63L・着脱は公式に確認できず 15.5×24.5×36.0cm・約2.1kg 見る
EC-MA60-BA(象印) しない 6杯・1杯約120mL なし 粉と水を入れる 810mL・取り外し可 23×15.5×28cm・約1.7kg 見る
NC-A58-K(パナソニック) しない 4カップ・1カップ約120mL あり/部品交換で2種 豆か粉を入れてボタンを押す 545mL・取り外し可 15.2×27.2×34.9cm・約3.2kg 見る
ADC-N060K(タイガー) しない 最大6杯・1杯約120mL なし 粉と水を入れる 0.81L・取り外し可 15.4×27.2×30.1cm・約1.9kg 見る
SC-A211(シロカ) しない 1〜4杯・最大使用水量0.58L あり/プロペラ式(設定は公式に確認できず) 豆か粉を入れてボタンを押す 本体一体型 17.3×22.0×27.0cm・約2.2kg 見る
CM-D457B(ツインバード) しない 3カップ・1カップ水150mL あり/低速臼式3段階 豆か粉を入れてボタンを押す 本体一体型 16.0×33.5×36.0cm・約4.1kg 見る

表で並べると差がはっきりします。ネスプレッソ D30 の小カップは約40mL、ツインバード CM-D457B は1カップ150mLの水量です。同じ「1杯」でも指すものが違います。

エスプレッソマシンにするかどうかの決め方

3つのパターンで考えてください。前提は変わりません。圧をかけるかどうかが分かれ目で、1杯の量は別物、手入れの作業も公式に決まっています。

①カフェラテやカプチーノを家で作りたいなら、蒸気でミルクを泡立てる部品が要ります。デロンギ ECAM22020B と EC235J-BK に付いています。

②濃いめを少量、1杯ずつ飲みたいなら、圧をかける4台から選びます。作業を最小にしたいならネスプレッソ D30、豆から挽きたいならデロンギ ECAM22020B です

③マグカップでたっぷり飲みたいなら、圧をかけない6台のほうが合います。1杯約120mLの象印 EC-MA60-BA やタイガー ADC-N060K が候補です。

家庭用エスプレッソマシンのよくある質問

買う前に、どこを確かめておけばいいですか。

1杯の量が、自分の飲み方に合うかどうかです。よくある疑問もまとめておきますね。

Q. エスプレッソマシンとコーヒーメーカーは何が違いますか?

圧をかけるかどうかと、1杯の量が違います。エスプレッソマシンはポンプで押し出し、1杯は約30〜40mLです。ドリップ式は注いで落とし、1杯は約110〜150mLになります。4倍以上の差があるので、杯数では比べられません。

Q. 家庭用エスプレッソマシンでカフェラテは作れますか?

蒸気でミルクを泡立てる部品が付いた機種なら、ミルクを泡立てられます。デロンギ ECAM22020B のミルクフロッサーと、EC235J-BK のフロッサーです。ただし仕上がりは扱う人の技術に左右されるので、この記事では断定しません。EC235J-BK は牛乳を泡立てたら毎回洗浄するよう公式が指定しています。

Q. セミオートのマシンは別に用意するものがありますか?

あります。デロンギ EC235J-BK にはミルが付いていないので、豆から淹れるなら挽く道具を別に用意します。カフェポッドも使えますが、公式は「44mmまたはE.S.E.用と表示されたもの」に限り、60mmは使用不可としています。デロンギ EC9155J-B はミルを内蔵しています。

Q. エスプレッソ用の細かい粉はドリップ式で使えますか?

使えません。サーモス ECJ-700 は「粗挽き・中挽きの粉を使用し、細挽きのものは使用しないでください」と明記しています。ラッセルホブス 7620JP も、細挽きやエスプレッソのような細かい粉は目詰まりの原因だとしています。粉の粗さは、必ず機種の指定に合わせてください。

まとめ|エスプレッソマシンは圧と1杯の量で選ぶ

ここまでを短くまとめます。エスプレッソマシンはポンプで圧をかけて押し出し、ドリップ式は注いで落とします。

▶ あわせてチェック:ミル付きコーヒーメーカー人気おすすめ10選|自動洗浄の範囲を比較

▶ あわせてチェック:全自動コーヒーメーカーとは?豆を挽く工程で選ぶ人気おすすめ10選

1杯の量は約30〜40mLと約110〜150mLで、4倍以上違いました。自分でやる作業も、カプセルを入れるだけ・豆を入れておく・粉を詰めて押し固める、と機種で変わります。手入れは部品ごとに決められていて、洗剤や食器洗い機が使えない部品もありました。

そのうえで10選を紹介しました。内訳は、圧をかけるエスプレッソマシンが4台、圧をかけないコーヒーメーカーが6台です

最後にもう一度お伝えします。圧をかけるかどうかが分かれ目です。1杯の量が別物なので、杯数では比べないでください。そしてメーカーが決めた手入れの方法を守ってください

今日はまず、自分が1杯どれくらい飲みたいかを決めるところから始めてください。

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