在宅の時間が増えて、お腹まわりが気になってきた。運動の時間は取れない。テレビを見ながら使えるものはないか。
そう思って調べると、お腹に巻くタイプのEMS(電気の刺激で筋肉を動かす仕組みのこと)が出てきます。ところが商品ページには景気のいい言葉が並び、どれを信じていいのか分かりません。
そこでこの記事では、いちばん先に見るべき数字を1つに絞りました。対応するウエストのサイズです。
理由は単純です。サイズが合わなければ、どれを買っても使えないからです。そして各社ともサイズはセンチメートルで公表しています。
2026年8月26日にシックスパッド・ショップジャパン・アテックスの公式ページで確認した内容だけを使い、3機種を整理します。効果については当方の言葉で書きません。
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EMSの腹筋ベルトはサイズが合わないと使えない

最初に順番をはっきりさせます。効果の比較より先に、身につけられるかどうかを確かめてください。
この分野の機器は肌に密着させて使う設計なので、サイズが合わないと成立しません。
対応ウエストはセンチメートルで公表されている
シックスパッドのコアベルト2には、公式のサイズ表があります。男女兼用で4サイズです。
Sがウエスト63〜71cm、Mが72〜82cm、Lが83〜103cm、LLが104〜120cmと公表されています。
同じページには注記も付いています。原文は「※サイズ表は着用可能な目安です。EMS電極を肌にしっかり密着させるため、サイズの境目に該当する場合は、よりフィット感の高い一つ下のサイズがおすすめです。」です。
境目にあたる人は下のサイズを、という案内まで書かれています。数字だけでなく、この注記も読んでください。
公表されているのは仕様であって結果ではない
各社のページには、効果に関する記述もあります。ただし条件の注記が付いています。
シックスパッドのメディカルコアのページでは、利用者の声を載せた枠に注記が付いています。原文は「※個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。」です。
この記事で扱うのは、サイズ表・プログラムの数・出力の段階数・連続使用時間・タイマーといった仕様だけです。
結果がどうなるかについては、当方の言葉で書きません。確かめられない情報を並べても、選ぶ助けにならないためです。
この記事で扱う範囲と確認した日
この記事に載せた3機種は、すべて2026年8月26日にメーカー公式ページを開いて確認しました。
3機種にとどまった理由も書いておきます。まず、専用コントローラーだけの製品は腹筋ベルトとして数えていません。
シックスパッドのアブズフィット2とパワースーツ コアベルトは、同社の現行製品一覧に掲載を確認できない。パワースーツの製品ページを開こうとするとブランドの一覧ページに転送され、サイズ表も出力の段階数も確認できません。
通販サイトの上位に並ぶブランドの中には、公式サイトを確認できないものもありました。一次情報が取れないものは候補にしていません。
EMS機器の公表項目をやさしく整理

ここでは、商品ページに出てくる言葉を整理します。単位の意味が分かると、比べられるものが見えてきます。
周波数はヘルツという単位で公表される
周波数とは、電気の刺激が1秒間に何回くり返されるかを表す数字です。単位はヘルツ、記号ではHzと書きます。
シックスパッドのコアベルト2のページには、この数字が明記されています。原文は「筋肉を効率的にトレーニングできる周波数は、20Hz。世界的な運動医科学の権威が実証しました。」です。
同じページには「実証されたエビデンスを基に、SIXPADのEMSトレーニング機器には20Hzが採用されています。」ともあります。
一方でアテックスのAX-FRL916は「約30/3000Hz」。2つの数字が並ぶのは、低い周波数と高い周波数を組み合わせているためだと同社ページに説明があります。
名前に医療という語が入っていても医療機器とは限らない
ここは注意が必要なところです。製品名に医療を思わせる語が入っていても、医療機器とは限りません。
シックスパッドには「メディカルコア」という名前の製品があります。名前にMedicalという語が入っています。
ところが2026年8月26日に同製品の公式ページを確認したところ、医療機器認証番号の記載はありませんでした。
今回扱った3機種も同じでした。コアベルト2、アクティブスレンダー、AX-FRL916のいずれのページにも、医療機器認証番号の記載を確認できていません。だからこの記事では、これらを医療機器とは書きません。
メーカーの表現は言い換えずにそのまま引く
この記事では、メーカーの説明を要約したり言い換えたりしません。引くときは原文のまま示します。
理由は、言い換えると条件が落ちるからです。たとえばシックスパッドのメディカルコアのページには、次の記述があります。
「腹直筋、腹斜筋といったアウターマッスル(表層筋)だけでなく、腹横筋、腸腰筋、多裂筋といった、身体の深部にあるインナーマッスル(深層筋)にもEMSでアプローチ。身体の軸となる体幹を無理なくトレーニングできます。」
アウターマッスルは体の表面近くにある筋肉、インナーマッスルは体の奥にある筋肉のことです。これはメーカーの説明であり、当サイトの評価ではありません。
掲載する3機種の公表スペック比較

ここまでの内容を1つの表にまとめます。表の番号は掲載順で、区画ごとの順位とは別です。
表の見方と数字を読むときの注意
対応ウエストの列は、公表されている数字をそのまま載せています。掲載順3番は腹部に巻くベルトではないため、この欄がありません。
| 掲載順 | モデル名 | メーカー | 対応ウエスト | 出力の段階数またはプログラム数 | タイマー | 電源方式 | 詳細 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | Core Belt 2・Abs 2 | シックスパッド | S 63-71/M 72-82/L 83-103/LL 104-120cm | レベル0〜20(前面と背面で別々に設定) | 23分のオート・プログラム | 公式ページに記載を確認できず | 見る |
| 2 | アクティブスレンダー アブベルト | ショップジャパン | 100cm以上は別売の延長ベルト(最大120cm) | 10種類のプログラム/強度1〜100 | 公式ページに記載を確認できず | 乾電池式 | 見る |
| 3 | AX-FRL916sv ネクサ | アテックス | 腹部用ベルトではないため該当なし | 公式ページに段階数の記載を確認できず | 約5分/10分自動OFF(モードによる) | 充電式(USBケーブル付属) | 見る |
サイズ表は採寸方法もあわせて確認する
サイズ表を見るときは、どこを測るのかも確かめてください。ここも公表されています。
シックスパッドの採寸方法の原文はこうです。「おへその位置で一周させ、水平にフィットさせて周囲を測ります。」
さらに2つの注意が添えられています。「採寸の際、腕を上げたままの状態ですとサイズが大きくなる可能性があるので、必ず腕を下ろした状態で計測してください。」「息を吐いた状態で計測してください。」です。
腕を下ろして、息を吐いた状態で、おへその位置を測る。この3つがそろって初めて、サイズ表と突き合わせられます。
対応ウエストをセンチメートルで公表しているEMSベルト2選
ここからは、公式ページに対応ウエストの範囲がセンチメートルで公表されている、お腹に巻くタイプの2機種です。
順位はこの区画の中だけのものです。次の区画とは番号が続きません。並びはサイズの公表が細かい順にしています。
第1位:Core Belt 2・Abs 2(シックスパッド)
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Core Belt 2・Abs 2(シックスパッド)の基本情報
この記事で、サイズの公表がいちばん細かい製品です。男女兼用で4サイズが用意されています。
Sがウエスト63〜71cm、Mが72〜82cm、Lが83〜103cm、LLが104〜120cmです。上のリンクはLサイズのものです。自分のウエストを採寸してから、合うサイズを選んでください。
出力の調整については、コントローラーでFRONT(腹筋・脇腹)とBACK(背筋下部)をそれぞれ設定できると公表されています。レベルは0から20までで、0は刺激なしです。
時間も公表されています。原文は「トレーニング・プログラムの総時間は23分。」で、「ウォームアップからトレーニング、そしてクールダウンまで自動的に切り替わり、終了すると自動で電源オフに。」と続きます。
電極については、水やジェルシートを使わない方式だと公表されています。同ページの比較欄には「肌の熱を水蒸気化して通電できる、独自開発の『アルトダイン』」とあり、年間ランニングコストの欄が0円と示されています。なお、このページに医療機器認証番号の記載は確認できませんでした。
Core Belt 2・Abs 2(シックスパッド)の主要スペック
| 対応ウエスト | S 63-71cm・M 72-82cm・L 83-103cm・LL 104-120cm(男女兼用) |
| 出力レベル | FRONTとBACKでそれぞれ0〜20 |
| プログラム総時間 | 23分(自動で電源オフ) |
| 周波数 | 20Hzと公表 |
| 電極 | 独自開発のアルトダイン(ジェルシート不要) |
| 医療機器認証番号 | 公式ページに記載を確認できず |
第2位:アクティブスレンダー アブベルト(ショップジャパン)
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アクティブスレンダー アブベルト(ショップジャパン)の基本情報
ショップジャパンのベルト型EMS機器です。サイズの公表の仕方が、シックスパッドとは違います。
サイズ表ではなく、上限の目安として書かれています。原文は「ウエスト100cm以上の人には別売りの延長ベルト(最大120cm)がおすすめ!」です。
つまり標準のベルトはウエスト100cm前後まで、延長ベルトを足すと最大120cmまで、と読み取れます。
プログラムと強度は数値で公表されています。原文は「コントローラーには、10種類のエクササイズプログラムが用意されています。さらに、強度は1から最大強度100まで調節できるから、あなたに適したレベルを選べます。」です。
基本プログラムの中身も公表されています。「基本プログラムには「ウォームアップ(エクササイズ前の筋肉の準備)」「クールダウン(エクササイズ終了時の筋肉のリラックス)」が組み込まれています。」という記述です。加えて「スマートプログラムシステム」が搭載され、規定回数を行うと自動でレベルが上がる仕組みだ。ただし「プログラム6以降は自動レベルアップしません。」という注記も併記されています。
アクティブスレンダー アブベルト(ショップジャパン)の主要スペック
| 対応ウエスト | 100cm以上は別売の延長ベルト(最大120cm)を案内 |
| プログラム数 | 10種類 |
| 強度 | 1〜100 |
| 基本プログラム | ウォームアップとクールダウンを内蔵 |
| 自動レベルアップ | スマートプログラムシステム(プログラム6以降は自動レベルアップなし) |
| 電源 | 乾電池式 |
| パッド | 3点(正面・右脇腹・左脇腹) |
連続使用時間と出力周波数を公表しているEMS機器1選
ここからは、公式ページに連続使用時間と出力周波数が数値で公表されている機器です。今回この条件を満たしたのは1機種でした。
シックスパッドのパワースーツ コアベルトも候補でしたが、公式の現行製品一覧に掲載を確認できない。順位はこの区画の中だけで数え直しています。
第1位:AX-FRL916sv ネクサ(アテックス)
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AX-FRL916sv ネクサ(アテックス)の基本情報
アテックスのルルドスタイル EMSシート ネクサです。腹部に巻くベルトではなく、シート型の機器になります。
最初に1つお伝えします。アテックスの公式ページには「生産終了」と表示され、生産終了日は2025年1月7日。在庫は各ストアの表示をご確認ください。
そのうえで、公表されている数字は今回の3機種でいちばん具体的です。連続使用時間が約1.5時間、充電所要時間が約3.5時間と公表されています。
出力周波数は約30/3000Hzです。同ページには「低周波&中周波がおりなすEMSの複合波」という説明があります。2つの周波数を組み合わせている、という意味の記述です。
タイマーは約5分または10分で自動OFFとなり、モードによって変わります。本体サイズは約W360×L340×H25mm、重量は約230gです。付属品はUSBケーブル・アトマイザー・収納バンド、生産国は中国、保証期間は6ヶ月と公表されています。なお、このページにも医療機器認証番号の記載は確認できませんでした。
AX-FRL916sv ネクサ(アテックス)の主要スペック
| 連続使用時間 | 約1.5時間 |
| 充電所要時間 | 約3.5時間 |
| 出力周波数 | 約30/3000Hz |
| タイマー | 約5分または10分で自動OFF(モードによる) |
| 本体サイズ | 約W360×L340×H25mm |
| 重量 | 約230g |
| 保証期間 | 6ヶ月 |
| 公式ページの表示 | 生産終了(生産終了日2025年1月7日) |
買う前に確かめておく条件

ここまでの公表値をもとに、買う前にやることを整理します。手順は3つです。
採寸してからサイズ表と突き合わせる
まずメジャーで測ってください。測る場所も測り方も公表されています。
シックスパッドの案内どおりなら、おへその位置で水平に一周させます。腕は下ろし、息を吐いた状態で測ります。
その数字をサイズ表と突き合わせます。境目にあたる場合は、公式が「よりフィット感の高い一つ下のサイズ」を案内しています。
ショップジャパンの製品は考え方が違います。100cm以上なら別売の延長ベルトが必要になる、という書き方です。100cmを超えるなら、本体だけを買っても足りないことになります。
コントローラーや消耗品が別に必要なことがある
もう1つ確かめておきたいのが、本体以外に何が要るかです。
シックスパッドには、ベルト本体とは別に専用コントローラーだけの製品もあります。買うときは、コントローラーが含まれる構成かどうかを確認してください。
電極の方式によっては、消耗品が要ります。シックスパッドの比較欄には、ジェルシートを使う機種の年間ランニングコストが金額で示され、コアベルト2は0円。
アクティブスレンダーは乾電池式で、公式に「充電不要の乾電池式」。使い続けるうえで何が要るかは、方式によって変わります。
使用を避けるよう案内されている人の記載を読む
各社のページには、使用に関する注意も書かれています。ここは必ず読んでください。
シックスパッドのコアベルト2のページには、心臓ペースメーカーに関する注意書きがあります。医療機器を使っている人に向けた記載です。
この記事では、これらに当方の判断を足しません。列挙されている条件は製品ごとに違うので、購入前に各メーカーの案内を直接ご確認ください。
使い方の手順についても、この記事では書きません。取扱説明書の範囲になるためです。
EMSの腹筋ベルトに関するよくある質問
メーカーは効果について何と公表していますか
各社とも、効果に関する記述には条件の注記が付いています。
シックスパッドのメディカルコアのページでは、利用者の声の枠に「※個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。」「本アンケートは商品使用者個人の感想であり、効果効能を保証/標榜するものではありません。」。
つまり、感想として示されているものと、仕様として示されているものは別だということです。
この記事で扱ったのは後者だけです。サイズ表、出力の段階数、プログラム数、周波数、連続使用時間といった項目になります。
ジェルシートが不要な機種はありますか
今回の3機種では、シックスパッドのコアベルト2にその公表がありました。
同ページの比較欄には、電極の方式が3通り示されています。ジェルシートを使う方式、水をかけて通電する布製電極、そして「肌の熱を水蒸気化して通電できる、独自開発の『アルトダイン』」です。
コアベルト2はこの3つ目にあたり、年間ランニングコストの欄が0円と示されています。
アクティブスレンダーは専用のパッドを貼る方式で、公式に「液状ジェルや水でベタベタになる心配はありません。」。
ウエストが対応範囲を超える場合はどうなりますか
製品によって案内が違います。
シックスパッドのコアベルト2は、いちばん大きいLLでウエスト104〜120cmまでです。これを超える範囲についての記載は、確認できない。
アクティブスレンダーは「ウエスト100cm以上の人には別売りの延長ベルト(最大120cm)がおすすめ!」と案内しています。延長ベルトを足しても上限は120cmです。
どちらも120cmが上限として公表されている数字になります。それを超える場合の使い方は、メーカーにご確認ください。
まとめ:サイズ表から先に確認する
この記事では3機種を扱いました。内訳は、対応ウエストをセンチメートルで公表している2機種と、連続使用時間と出力周波数を公表している1機種です。
▶ あわせてチェック:マッサージガンのランキングを鵜呑みにしない|公表値で比べる基準
いちばん先に見るべきなのはサイズ表です。シックスパッドは63cmから120cmまでを4サイズで、ショップジャパンは100cm以上に延長ベルトという形で公表しています。
もう1つお伝えしたいのが名前の話です。シックスパッドのメディカルコアは名前にMedicalと入りますが、公式ページに医療機器認証番号の記載はありませんでした。名前から機器の区分を判断することはできません。
3機種にとどまったのは、公式サイトで現行品として確認できた腹部向けのEMSがこの範囲だったためです。数をそろえるために、確認できないものは足していません。
すべての情報は2026年8月26日に各メーカー公式ページで確認しました。仕様は変更されることがあるため、購入前には最新の表示と注意事項をご確認ください。