冬の部屋で羽織れるものがほしい。そう思って「着る毛布 メンズ」と検索する人は多いはずです。
ところが出てくるのは、どれも似たような商品説明ばかりです。サイズが合うかどうかも分かりません。
先に調べた結果を書きます。「メンズ」というサイズ区分の記載は、今回調べた公式ページでは確認できない。
公表されていたのは、着丈110cmと130cmという2つのサイズです。男女で分ける区分ではありませんでした。
この記事では、公式の商品名が「ルームウェア」だと公表している1点と、生地の組成を2つに分けて公表している2点を紹介します。重複を除くと2点です。
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着る毛布にメンズという区分は見当たらない

まず調査の結果からです。ここが他の記事といちばん違うところです。
公表されているのは着丈の2つのサイズ
mofuaの着るタイプの製品を例にします。公式ページのサイズ欄を見てみます。
そこに書かれているのは「M(着丈110cm)」と「L(着丈130cm)」の2つだけです。男女で分ける区分はありませんでした。
着丈とは、肩から裾までの長さのことです。cmで書かれているので、手持ちの服と比べられます。
ここは大事なので念を押します。「男性向けが無い」と言っているのではありません。公式ページに、その区分の記載を確認できなかったということです。
色の展開は男女で分かれていない
カラーの欄も見てみます。ここも分かれていませんでした。
公式のカラーは10色です。スノー、グレージュ、ペールローズ、ミントグリーン、ダスクブルー、チャコールグレー、ブラウン、ダークネイビー、ブラック、モスグリーンとなっています。
この10色が、サイズに関係なく同じように並んでいます。男性向けの色、女性向けの色という分け方はされていません。
つまり選ぶときの手がかりは、色と着丈の組み合わせということになります。
この記事が扱う範囲
扱うのは、公式ページに書かれている記載だけです。組成・サイズ・カラー・お手入れの条件が中心になります。
扱わないものもあります。「暖かくなる」といった体感は書きません。試験の条件が公表されていないためです。
着丈をcmで公表しているかどうかを軸にした選び方、保温の表示と衿の記載については、それぞれ別の記事が担当します。
なお、今回どうしても仕様に届かなかった製品もあります。理由は後半で正直に書きます。
公式の商品名は「着る毛布」ではない

次は名前の話です。ここを知らないと、公式ページにたどり着けません。
通販の商品名は探しやすさのための名前
通販の出品名は、検索されやすい語を並べて作られています。仕様の記載とは性質が違います。
実際、mofuaの製品は出品名に「着る毛布」という語が入っています。多くの人がその語で探すためです。
ところがメーカーの公式ページを見ると、商品名が違いました。
公式はルームウェアと書いている
公式(mofua.jp)の商品名は「mofuaプレミアムマイクロファイバー ルームウェア Heatwarm発熱 +2℃ タイプ」です。
「着る毛布」という語は、この商品名に入っていません。「ルームウェア」。
意味としては近いものです。ただし、仕様を探すときに「着る毛布」で公式サイト内を探すと見つからないことになります。
本記事では、商品の紹介に公式の商品名を使っています。読者が公式ページにたどり着けるようにするためです。
正式名は公式ページで確かめる
この食い違いは、寝具では珍しくありません。他の製品でも起きています。
たとえば昭和西川の毛布は、出品名に出てこない「/ネットオリジナル(クロス)」という副題が公式名に付いていました。
仕様を確かめたいときは、出品名ではなく公式の商品名で探してください。これだけで届く情報が増えます。
生地は毛羽と土台の2つに分けて書かれる

ここからは組成欄の読み方です。厚みを写真で判断できないぶん、ここが手がかりになります。
毛羽は表面に立っている繊維
毛羽(けば)とは、生地の表面に立っている細かい繊維のことです。手にふれる部分がこれにあたります。
mofuaの公式は「毛羽部分:ポリエステル100%」。肌にふれる面の素材が、はっきり示されているということです。
起毛した生地では、この毛羽が手ざわりを決めます。だから独立した項目として書かれます。
グランドは土台になる生地
いっぽうグランドとは、毛羽を植えている土台の生地のことです。生地の骨組みにあたります。
mofuaの公式は「グランド部分:ポリエステル65%・レーヨン35%」。毛羽とは組成がまったく違います。
ここが分かると、読み方が変わります。「ポリエステル100%」と書いてあっても、それは毛羽だけを指していることがあるためです。
2つに分けて書いてある製品は、生地の作りをそれだけ細かく開示しているといえます。
分け方はメーカーごとに違う
ただし、この分け方が標準というわけではありません。メーカーごとに違います。
タンスのゲンのToronelは「生地」「中綿」「ヘム(生地のふちの始末部分)」という分け方です。毛羽とグランドには分かれていません。
欄の名前が違うと、そのままでは比べられません。何を指している欄かを先に確かめてください。
公式の商品名がルームウェアだと公表した1選
この区画の約束は1つです。公式ページの商品名が「着る毛布」ではなく「ルームウェア」だと公表していることです。
暖かさや着心地を並べたものではありません。公式の商品名の記載だけを見ています。
第1位:マイクロファイバー ルームウェア(mofua)
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マイクロファイバー ルームウェア(mofua)の基本情報
公式の商品名は「mofuaプレミアムマイクロファイバー ルームウェア Heatwarm発熱 +2℃ タイプ」です。
通販の出品名には「着る毛布」とありますが、公式の商品名にその語は入っていません。ここが本記事の出発点です。
サイズはM(着丈110cm)とL(着丈130cm)の2つです。この2つ以外の区分は確認できない。
素材は2つに分けて公表されています。毛羽部分がポリエステル100%、グランド部分がポリエステル65%・レーヨン35%です。
公式の説明は「mofuaプレミアムマイクロファイバーにHeatWarmの発熱効果を追加。水分や水蒸気に反応して、プラス2℃の発熱効果であったか。」となっています。
この「+2℃」はメーカー自身の表示で、試験機関・試験条件の記載はありません。効果としては書けません。
お手入れの注意も細かく書かれています。「毛羽が燃えやすいので火に近づけないでください。」「手洗いの際は、多少の色落ちや毛羽落ちが考えられますので単独にてお洗いください。」という記載です。
さらに「塩素系漂白剤は脱色変色をきたすことがありますので絶対に使用しないでください。」「乾燥機のご使用はお避け下さい。」とも書かれています。
カラーは10色、重量の公表はありませんでした。以上は2026年8月25日に公式ページで確認しました。
マイクロファイバー ルームウェア(mofua)の主要スペック
| 公式の商品名 | mofuaプレミアムマイクロファイバー ルームウェア Heatwarm発熱 +2℃ タイプ(「着る毛布」の語は公式名に含まれない) |
| 製品の種類 | 着るタイプ |
| サイズ | M 着丈110cm・L 着丈130cm |
| 男女別の区分 | 公式ページで記載を確認できず |
| 毛羽部分の組成 | ポリエステル100% |
| グランド部分の組成 | ポリエステル65%・レーヨン35% |
| 保温の表示 | Heatwarm発熱 +2℃(メーカー自身の表示・試験機関と試験条件の記載なし) |
| お手入れ | 手洗いは単独・塩素系漂白剤は使用しない・乾燥機の使用は避けると公式が記載 |
| カラー | 10色 |
| 重量 | 公表なし |
毛羽部分とグランド部分を分けて公表した2選
この区画の約束は、生地の組成を「毛羽部分」と「グランド部分」の2つに分けて公式が公表していることです。
先に断っておきます。1点目は前の区画で紹介した着るタイプを、別の観点でもう一度取り上げます。
2点目は着るタイプではありません。体にかける毛布です。それでも同じ区画に置いたのは、生地の書き方が同じだからです。
第1位:マイクロファイバー ルームウェア(mofua)
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マイクロファイバー ルームウェア(mofua)の基本情報
この製品の素材欄は、2行に分かれています。生地のどこの話かが明記されています。
1行目が「毛羽部分:ポリエステル100%」です。肌にふれる面の素材になります。
2行目が「グランド部分:ポリエステル65%・レーヨン35%」です。毛羽を植えている土台の生地を指します。
この2行を読み比べると、素材の構成がまったく違うことが分かります。片方だけを見て「ポリエステル100%の製品」とは言えません。
サイズはM(着丈110cm)とL(着丈130cm)です。カラーは10色で、重量の公表はありませんでした。
お手入れは「手洗いの際は、多少の色落ちや毛羽落ちが考えられますので単独にてお洗いください。」と、単独で洗うよう書かれています。乾燥機の使用も避けるよう記載があります。
マイクロファイバー ルームウェア(mofua)の主要スペック
| 生地の書き分け | 毛羽部分とグランド部分の2行 |
| 毛羽部分の組成 | ポリエステル100% |
| グランド部分の組成 | ポリエステル65%・レーヨン35% |
| 製品の種類 | 着るタイプ |
| サイズ | M 着丈110cm・L 着丈130cm |
| カラー | 10色 |
| 重量 | 公表なし |
| お手入れ | 手洗いは単独・乾燥機の使用は避けると公式が記載 |
第2位:クリーンプラス 毛布(mofua)
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クリーンプラス 毛布(mofua)の基本情報
公式の商品名は「【吸湿発熱+2℃/抗菌防臭】プレミアムヒートマイクロファイバー クリーンプラス 毛布 mofua」です。
この製品は着るタイプではありません。体にかける毛布です。それでも生地の書き方は同じ形をしています。
素材欄は「毛羽部分:ポリエステル100%」「グランド:ポリエステル65% レーヨン35%」です。着るタイプとほぼ同じ組成になります。
同じブランドの中で、生地の書き方がそろっているということです。読み比べやすい形といえます。
公式の説明では従来品との違いも書かれています。「ノーマルタイプ(従来品)のmofua生地より120%肉厚な生地を採用し、毛足も1.4倍長くした」という記載です。
この120%と1.4倍は、自社の従来品との比較です。他社との比較ではありません。
サイズはシングル140×200cm、セミダブル160×200cm、ダブル180×200cmの3つです。重量の公表はありませんでした。
お手入れは「洗濯ネットをご使用の上、他のものとは分けて洗ってください。」「タンブラーの乾燥はお避けください」。カラーは5色です。
クリーンプラス 毛布(mofua)の主要スペック
| 生地の書き分け | 毛羽部分とグランドの2行 |
| 毛羽部分の組成 | ポリエステル100% |
| グランドの組成 | ポリエステル65%・レーヨン35% |
| 製品の種類 | 体にかける毛布 |
| サイズ | シングル140×200cm・セミダブル160×200cm・ダブル180×200cm |
| 重量 | 公表なし |
| 自社比較の表示 | 従来品より120%肉厚な生地・毛足も1.4倍 |
| 保温の表示 | 吸湿発熱+2℃(メーカー自身の表示・試験機関と試験条件の記載なし) |
| お手入れ | 洗濯ネットを使用し他のものとは分けて洗う・タンブラーの乾燥は避けると公式が記載 |
| カラー | 5色 |
2点の組成とサイズを並べて比べる

ここまでの2点を1つの表にまとめます。表の番号は掲載順で、区画ごとの順位とは別です。
| 掲載順 | 公式の商品名 | 製品の種類 | 毛羽部分の組成 | グランド部分の組成 | 公表されているサイズ | カラーの数 | 詳細 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | mofuaプレミアムマイクロファイバー ルームウェア Heatwarm発熱 +2℃ タイプ | 着るタイプ | ポリエステル100% | ポリエステル65%・レーヨン35% | M 着丈110cm/L 着丈130cm | 10色 | 見る |
| 2 | プレミアムヒートマイクロファイバー クリーンプラス 毛布 | 体にかける毛布 | ポリエステル100% | ポリエステル65%・レーヨン35% | シングル140×200cm/セミダブル160×200cm/ダブル180×200cm | 5色 |
この2点はどちらも重量が公表されていません。着るタイプの毛布で重さを公表しているメーカーは、今回見つかりませんでした。
なお、今回どうしても公式の仕様に届かなかった製品もあります。ある着るタイプの製品は、販売ページの仕様表が画面上に読み込まれる形式で、文字として取得できませんでした。ブランドの公式サイトも中身のないページしか返しませんでした。
もう1点は、mofuaの現行104点の一覧に掲載を確認できない。生産終了とは書きません。一覧に掲載を確認できなかった、という事実までです。いずれも区画には入れていません。
着る毛布のよくある質問
よく検索されている疑問に、公表されている記載の範囲で答えます。
大きいサイズの区分はありますか
「大きいサイズ」という区分の記載は、今回調べた公式ページでは確認できない。
公表されているのは着丈110cmと130cmの2つです。大きいほうを選びたいなら、着丈130cmのLになります。
身長との対応表も公表されていません。手持ちの服の着丈と見比べるのが現実的です。
ロング丈の着丈は何cmですか
今回の製品では、長いほうがL(着丈130cm)です。短いほうがM(着丈110cm)になります。
差は20cmです。数字で書かれているので、迷ったときは実測と比べられます。
なお「ロング」という名前の区分は、公式ページには見当たらない。
重さは公表されていますか
今回の2点は、どちらも重量の公表がありませんでした。着るタイプで重さを示しているメーカーも見つかりませんでした。
公表がない以上、本記事も数値は書きません。推測で書くと、重さの見当を誤らせます。
体にかける毛布のほうには、重量を公表しているメーカーもあります。製品の種類によって公表の姿勢が違うということです。
洗濯機で洗えると書かれていますか
着るタイプのほうは、手洗いについての記載でした。「手洗いの際は、多少の色落ちや毛羽落ちが考えられますので単独にてお洗いください。」という書き方です。
体にかける毛布のほうは「洗濯ネットをご使用の上、他のものとは分けて洗ってください。」。
どちらにも共通するのは、他のものと分けて洗うよう求めている点です。乾燥機についても、どちらも避けるよう記載があります。
まとめ|公式の商品名と生地の書き分けで絞る
最後にもう一度書きます。「メンズ」というサイズ区分は、今回調べた公式ページでは確認できない。
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代わりに使える手がかりが2つあります。1つめは、公式の商品名です。
通販の出品名が「着る毛布」でも、公式の商品名は「ルームウェア」ということがあります。仕様を探すときは公式名で探してください。
2つめは、生地の組成がどう書かれているかです。毛羽部分とグランド部分に分けてあれば、手にふれる面と土台の素材が別々に分かります。
そしてサイズは、着丈のcmで選ぶのが確実です。今回は110cmと130cmの2つが公表されていました。手持ちの服と比べれば、届いてから短いと感じることは減らせます。