加湿空気清浄機をつけっぱなしにしたい。でも電気代が気になって、夜は消している。そんな方は多いはずです。
先に結論です。電気代を決めるのはメーカーではなく、自分が使う運転の段です。同じ1台でも、いちばん静かな運転といちばん強い運転で10倍以上ちがいます。
もう1つ。加湿を入れたときの増え方は、方式と機種で変わります。数ワットしか動かない機種もあれば、桁が2つ変わる機種もあります。
この記事では、まずワット数から1か月の金額を出す式を示します。金額はすべて1kWh(キロワットアワー。電気の量の単位)あたり31円で計算します。そのうえで、消費電力が公表されている10モデルを紹介します。
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加湿空気清浄機の電気代は運転の段で決まる

この章で持ち帰っていただきたいのは1つです。電気代はメーカーではなく、使う運転の段で決まります。
▶ あわせてチェック:加湿空気清浄機の選び方|適用床面積と加湿量で決める手順とおすすめ10選
電気代の出し方|W÷1000×時間×31円
式は1本です。消費電力(動かしているあいだに使う電気の量)を1000で割り、使う時間をかけ、31円をかけます。
この記事では1か月を30日として計算します。24時間つけっぱなしなら、1か月は720時間です。
つまり1か月の目安は、ワット数に約22.3円をかけた金額になります。10Wなら約223円、50Wなら約1,116円です。
※電気代は1kWhあたり31円(税込の目安単価)で計算しています。契約している料金によって金額は変わります。
同じ1台でも段によって10倍以上ちがう
パナソニックのF-VXW70で見てみます。空気清浄運転の静音は4.2W、中は8.5W、強は56.0Wです。
24時間つけて30日でならすと、静音は月に約94円。いっぽう強は月に約1,250円で、約13倍の差になります。
ダイキンのMCK704Aも同じ形です。加湿空気清浄運転のしずかは10Wで月に約223円、ターボは84Wで月に約1,875円です。
だから先に決めるのは「どのメーカーが安いか」ではありません。どの段で何時間使うかのほうが先です。
▶ あわせてチェック:コスパ最強の加湿空気清浄機おすすめ10選|電気代とフィルター交換で選ぶ。交換の費用まで含めた総額で選びたい方はこちらです。
加湿を入れるとワット数はどう変わるか

この章で持ち帰っていただきたいのは1つです。加湿での増え方は、方式と機種で決まります。上がる機種も、ほとんど変わらない機種も、下がる機種もあります。
気化式|増えても数ワット、下がる機種もある
まず気化式(水を含ませたフィルターに風を当てて水分を空気に出す方式)です。ダイキンのMCK704Aは、しずかが加湿空気清浄運転で10W、空気清浄運転でも10Wです。
▶ あわせてチェック:加湿器の電気代は方式で決まる|スチーム式・超音波式・気化式・ハイブリッド式を実額比較
標準の段は23Wと20Wで、差は3Wでした。パナソニックのF-VXW70は静音が8.0Wと4.2Wで、増えるのは3.8Wです。
ダイキンのMCK50Yは、しずかが9Wと6Wでした。同じ気化式でも、機種ごとに動き方が違います。
逆の例もあります。シャープのKC-T50は、強が加湿空気清浄運転で20W、空気清浄運転で54Wです。加湿空気清浄運転にすると風量が5.1m³/分から3.4m³/分に落ちるためです。
水を沸かす方式|加湿を入れると桁が変わる
ここは事情が変わります。アイリスオーヤマのAAP-KH35Aはスチーム式(水を沸かして蒸気で加湿する方式)です。取扱説明書の仕様表では、空気清浄(静音)が17W/18Wでした。
▶ あわせてチェック:加湿器 方式 種類(追補:行5002誤記載の是正で移設)
空気清浄(強)は51W/62Wです。ところが「空気清浄(強)+加湿」は320W/320W。数値の2つ並びは50Hzと60Hz(東日本と西日本で違う電気の周波数)の別です。
24時間つけて30日でならすと、空気清浄(静音)の17Wは月に約379円。「空気清浄(強)+加湿」の320Wは月に約7,142円です。
気化式の加湿時が8〜23W程度なのに対し、桁が2つちがいます。電気代が高いから悪い、という話ではありません。水を沸かす分だけ電気を使う仕組みだ、というだけです。
▶ あわせてチェック:加湿空気清浄機の選び方|適用床面積と加湿量で決める手順とおすすめ10選。電気代の前に部屋の広さから決めたい方はこちらです。
つけっぱなしにしたときの1か月の目安

この章で持ち帰っていただきたいのは1つです。静かな運転なら1日中つけても月に数百円まで。金額が跳ねるのは強い運転を長く使ったときです。
静かな運転で24時間つけたとき
いずれも1kWhあたり31円、24時間×30日で計算した目安です。
シャープのKC-T50は、加湿空気清浄運転の静音が3.6Wで月に約80円。シャープのKI-TS50は、同じ段が4.4Wで月に約98円です。
パナソニックのF-VXW70は、加湿空気清浄運転の静音が8.0Wで月に約179円。ダイキンのMCK704Aは、加湿空気清浄運転のしずかが10Wで月に約223円です。
静かな段どうしなら、掲載10モデルの差は月に150円ほどに収まります。
強い運転が長く続いたとき
強い段にすると景色が変わります。パナソニックのF-VXW70は、加湿空気清浄運転の強が50.0Wで月に約1,116円です。
パナソニックのF-VXW90は、空気清浄運転の強が88.0Wで月に約1,964円。ダイキンのMCK704Aは、加湿空気清浄運転のターボが84Wで月に約1,875円です。
静かな段との差は、10倍から20倍にもなります。ここが金額を決める分かれ目です。
実際には自動運転(部屋の汚れ具合をセンサーが見て、風量を勝手に変える運転)を使う方が多いはずです。その場合の金額は、静かな段と強い段のあいだのどこかになります。
▶ あわせてチェック:加湿器の電気代は方式で決まる|スチーム式・超音波式・気化式・ハイブリッド式を実額比較。加湿だけの1台の電気代はこちらです。
電気代を見るときの3つの注意点

この章で持ち帰っていただきたいのは1つです。カタログのワット数をそのまま比べる前に、3つ確かめます。除湿・周波数・公表のしかたです。
▶ あわせてチェック:加湿器のフィルター掃除方法|クエン酸と重曹の使い分けと頻度の目安・注意点
除湿もできるタイプは別枠で考える
シャープのKI-TD50を例にします。空気清浄運転も加湿空気清浄運転も、弱4.6W・中15W・強68Wです。
ところが除湿(空気中の水分を取り除くこと)の運転は違います。除湿空気清浄運転は弱175W・中175W・強200Wです(50Hzの値)。
弱の4.6Wが月に約103円なのに対し、除湿の強200Wは月に約4,464円になります。同じ表に並べるときは、運転名を必ず分けてください。
50Hzと60Hzで数値が変わる機種がある
同じ機種でも地域で値が変わります。アイリスオーヤマの取扱説明書は、消費電力を東日本と西日本で分けて公表しています。AAP-SH30Aは弱が6W/7W、強が44W/55Wです。
AAP-KH35Aも空気清浄(強)が51W/62Wでした。金額を出すときは、自分の地域の値を使ってください。
60Hzの62Wなら月に約1,384円、50Hzの51Wなら月に約1,138円です。同じ機種でも約250円の差が出ます。
「つけっぱなしが安い」は確かめられない
メディアでよく見る目安ですが、根拠は確かめられませんでした。メーカーの取扱説明書にも、業界団体の資料にも見当たりません。
ここでは「一次情報では確認できない」とだけお伝えします。判断は、上の式で自分の使い方を計算してからで十分です。
公表のしかたが違う機種があることも覚えておいてください。ブルーエアのDH3iは段ごとではなく、空気清浄のみで4.1〜47Wという幅で公表しています。
なお、節約のために延長コードやテーブルタップでつなぐことは勧められません。
▶ あわせてチェック:加湿空気清浄機の比較|ダイキン・シャープ・パナソニックの違い。メーカーごとの考え方から決めたい方はこちらです。
気化式|運転の段ごとのワット数が分かる5選
この5台は、水を含ませたフィルターに風を当てて加湿するタイプです。空気清浄だけのときと加湿しているときの消費電力が、運転の段ごとに両方公表されています。だから買う前に、自分が使う運転で1か月いくらになるかを計算できます。ただし同じ方式でも、加湿でワット数が増える機種と変わらない機種があります。
並び順は、段ごとのワット数が両方の運転でどこまで細かく公表されているかの順です。電気代が安いことを約束する順位ではありません。
第1位:F-VXW70-W(パナソニック)
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F-VXW70-W(パナソニック)の基本情報
空気清浄運転が静音4.2W・中8.5W・強56.0W、加湿空気清浄運転が静音8.0W・中13.0W・強50.0Wです。お急ぎ加湿の58.0Wまで含めると、段は4つまで公表されています。掲載10モデルでいちばん細かい実例です。空気清浄運転の静音なら月に約94円、強なら月に約1,250円になります。
F-VXW70-W(パナソニック)の主要スペック
| 空気清浄運転の消費電力 | 静音4.2W・中8.5W・強56.0W |
| 加湿空気清浄運転の消費電力 | 静音8.0W・中13.0W・強50.0W |
| 静かな段で24時間30日つけたときの目安 | 空気清浄の静音で約94円 |
| 強い段で同じ条件のときの目安 | 空気清浄の強で約1,250円 |
| 加湿の方式と部屋の広さ | 気化式・空気清浄31畳・加湿は木造12畳とプレハブ19畳 |
F-VXW70-W(パナソニック)の口コミ
Web上では「静音で使うぶんには気にならない」といった声が見られます。
第2位:MCK704A-T(ダイキン)
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MCK704A-T(ダイキン)の基本情報
加湿空気清浄運転がしずか10W・弱12W・標準23W・ターボ84W、空気清浄運転がしずか10W・弱11W・標準20W・ターボ82Wです。加湿を入れても増えるのは0〜3W程度でした。しずかなら月に約223円、ターボなら月に約1,875円になります。
MCK704A-T(ダイキン)の主要スペック
| 空気清浄運転の消費電力 | しずか10W・弱11W・標準20W・ターボ82W |
| 加湿空気清浄運転の消費電力 | しずか10W・弱12W・標準23W・ターボ84W |
| 静かな段で24時間30日つけたときの目安 | しずかで約223円 |
| 強い段で同じ条件のときの目安 | 加湿空気清浄のターボで約1,875円 |
| 加湿の方式と部屋の広さ | 気化式・空気清浄31畳・加湿は木造12畳とプレハブ19畳 |
MCK704A-T(ダイキン)の口コミ
Web上では「弱めで回しておく使い方が合う」といった声が見られます。
第3位:KC-T50-W(シャープ)
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KC-T50-W(シャープ)の基本情報
空気清浄運転が静音3.1W・中13W・強54W、加湿空気清浄運転が静音3.6W・中11W・強20Wです。強どうしでは、加湿を入れたほうが54Wから20Wへ下がります。加湿空気清浄運転では風量が落ちるためです。空気清浄運転の静音なら月に約69円になります。
KC-T50-W(シャープ)の主要スペック
| 空気清浄運転の消費電力 | 静音3.1W・中13W・強54W |
| 加湿空気清浄運転の消費電力 | 静音3.6W・中11W・強20W |
| 静かな段で24時間30日つけたときの目安 | 空気清浄の静音で約69円 |
| 強い段で同じ条件のときの目安 | 空気清浄の強で約1,205円 |
| 加湿の方式と部屋の広さ | 気化式・空気清浄23畳・加湿は木造8.5畳とプレハブ14畳 |
KC-T50-W(シャープ)の口コミ
Web上では「小さめの部屋なら十分に働く」といった声が見られます。
第4位:KI-TS50-W(シャープ)
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KI-TS50-W(シャープ)の基本情報
空気清浄運転が静音3.8W・中14W・強52W、加湿空気清浄運転が静音4.4W・中16W・強24Wです。静かな段のワット数は小さい部類ですが、そのときの風量は1.0m³/分です。加湿空気清浄運転の静音なら月に約98円になります。
KI-TS50-W(シャープ)の主要スペック
| 空気清浄運転の消費電力 | 静音3.8W・中14W・強52W |
| 加湿空気清浄運転の消費電力 | 静音4.4W・中16W・強24W |
| 静かな段で24時間30日つけたときの目安 | 加湿空気清浄の静音で約98円 |
| 強い段で同じ条件のときの目安 | 空気清浄の強で約1,161円 |
| 加湿の方式と部屋の広さ | 気化式・空気清浄23畳・加湿は木造10畳とプレハブ17畳 |
KI-TS50-W(シャープ)の口コミ
Web上では「薄型で置きやすい」といった声が見られます。
第5位:MCK50Y-W(ダイキン)
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MCK50Y-W(ダイキン)の基本情報
空気清浄運転がしずか6W・弱8W・標準13W・ターボ57W、加湿空気清浄運転がしずか9W・弱12W・標準15W・ターボ59Wです。同じダイキンでも、この機種は加湿でしずかが6Wから9Wへ増えます。メーカーで決まるのではなく機種で決まる、と分かる実例です。
MCK50Y-W(ダイキン)の主要スペック
| 空気清浄運転の消費電力 | しずか6W・弱8W・標準13W・ターボ57W |
| 加湿空気清浄運転の消費電力 | しずか9W・弱12W・標準15W・ターボ59W |
| 静かな段で24時間30日つけたときの目安 | 空気清浄のしずかで約134円 |
| 強い段で同じ条件のときの目安 | 加湿空気清浄のターボで約1,317円 |
| 加湿の方式と部屋の広さ | 気化式・空気清浄22畳・加湿は木造8畳とプレハブ13畳 |
MCK50Y-W(ダイキン)の口コミ
Web上では「細身で場所を取らない」といった声が見られます。
方式や機能が違う|ワット数が大きく動く5選
この5台は、使い方によって消費電力が大きく動くタイプです。水を沸かして加湿する機種、除湿もできる機種、広い部屋向けの機種が入ります。同じ「加湿空気清浄機」でも、動かす運転によって1か月の目安が何倍にもなると考えてください。
並び順は、運転による消費電力の開きがどれだけ大きく、その値が公式にどこまで具体的に公表されているかの順です。電気代が高いとも安いとも断定しません。
第1位:AAP-KH35A-W(アイリスオーヤマ)
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AAP-KH35A-W(アイリスオーヤマ)の基本情報
水を沸かして加湿する方式です。取扱説明書の仕様表では、空気清浄(静音)が17W/18W、空気清浄(強)が51W/62Wでした。ところが「空気清浄(強)+加湿」は320W/320Wです。24時間30日でならすと、空気清浄(静音)は月に約379円、「空気清浄(強)+加湿」は月に約7,142円になります。
AAP-KH35A-W(アイリスオーヤマ)の主要スペック
| 空気清浄運転の消費電力 | 静音17W/18W・標準31W/37W・強51W/62W(50Hz/60Hz) |
| 加湿しているときの消費電力 | 「空気清浄(強)+加湿」で320W/320W |
| 静かな段で24時間30日つけたときの目安 | 空気清浄の静音(17W)で約379円 |
| 強い段で同じ条件のときの目安 | 「空気清浄(強)+加湿」で約7,142円 |
| 加湿の方式と部屋の広さ | スチーム式・空気清浄17畳・加湿は木造5畳とプレハブ8畳 |
AAP-KH35A-W(アイリスオーヤマ)の口コミ
Web上では「立ち上がりが早い」「使う時間を決めて動かしている」といった声が見られます。
第2位:KI-TD50-W(シャープ)
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KI-TD50-W(シャープ)の基本情報
この1台だけは役割が違い、除湿もできる除加湿タイプです。空気清浄運転も加湿空気清浄運転も弱4.6W・中15W・強68Wです。ところが除湿空気清浄運転は弱175W・中175W・強200Wになります(50Hzの値。60Hzは185W・185W・210W)。除湿を使うかどうかで桁が変わります。除湿までできるから得、という話ではありません。
KI-TD50-W(シャープ)の主要スペック
| 空気清浄運転の消費電力 | 弱4.6W・中15W・強68W |
| 加湿空気清浄運転の消費電力 | 弱4.6W・中15W・強68W |
| 静かな段で24時間30日つけたときの目安 | 弱で約103円 |
| 強い段で同じ条件のときの目安 | 強で約1,518円(除湿空気清浄運転の強200Wなら約4,464円) |
| 加湿の方式と部屋の広さ | 気化式・空気清浄21畳・加湿は木造7畳とプレハブ11畳 |
KI-TD50-W(シャープ)の口コミ
Web上では「梅雨も冬も1台で使える」といった声が見られます。
第3位:F-VXW90-W(パナソニック)
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F-VXW90-W(パナソニック)の基本情報
40畳クラスの大きめの1台です。空気清浄運転が静音5.5W・中11.0W・強88.0W、加湿空気清浄運転が静音9.3W・中15.0W・強65.0Wです。静音どうしならF-VXW70-Wとの差は小さく、強にすると88.0Wまで上がります。静音は月に約123円、強は月に約1,964円になります。
F-VXW90-W(パナソニック)の主要スペック
| 空気清浄運転の消費電力 | 静音5.5W・中11.0W・強88.0W |
| 加湿空気清浄運転の消費電力 | 静音9.3W・中15.0W・強65.0W |
| 静かな段で24時間30日つけたときの目安 | 空気清浄の静音で約123円 |
| 強い段で同じ条件のときの目安 | 空気清浄の強で約1,964円 |
| 加湿の方式と部屋の広さ | 気化式・空気清浄40畳・加湿は木造15畳とプレハブ24畳 |
F-VXW90-W(パナソニック)の口コミ
Web上では「広い部屋でも風量に余裕がある」といった声が見られます。
第4位:KI-SX75-W(シャープ)
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KI-SX75-W(シャープ)の基本情報
空気清浄運転が静音6.6W・中39W・強80W、加湿空気清浄運転が静音7.7W・中44W・強52Wです。中の段が39〜44Wと高めで、静音との差が大きいのが特徴です。自動運転で中に上がる時間が長いと、目安は静音の計算から大きく離れます。商品名の「おすすめ畳数18畳」は、シャープが自社の技術の目安として示す畳数です。
KI-SX75-W(シャープ)の主要スペック
| 空気清浄運転の消費電力 | 静音6.6W・中39W・強80W |
| 加湿空気清浄運転の消費電力 | 静音7.7W・中44W・強52W |
| 静かな段で24時間30日つけたときの目安 | 加湿空気清浄の静音で約172円 |
| 強い段で同じ条件のときの目安 | 空気清浄の強で約1,786円 |
| 加湿の方式と部屋の広さ | 気化式・空気清浄約34畳・加湿は木造15畳とプレハブ25畳 |
KI-SX75-W(シャープ)の口コミ
Web上では「加湿の力に余裕がある」といった声が見られます。
第5位:DH3i(ブルーエア)
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DH3i(ブルーエア)の基本情報
この1台だけは公表のしかたが違います。消費電力は空気清浄のみで4.1〜47W、加湿空気清浄運転時で4.7〜48Wという幅で公表されています。段ごとの数値が無いので、他社の段ごとの値と同じ土俵では比べられません。幅の下端4.1Wなら月に約92円、上端47Wなら月に約1,049円で、そのあいだのどこになるかは運転しだいです。
DH3i(ブルーエア)の主要スペック
| 空気清浄運転の消費電力 | 4.1〜47W(幅で公表・段ごとの値なし) |
| 加湿空気清浄運転の消費電力 | 4.7〜48W(同じく幅で公表) |
| 静かな段で24時間30日つけたときの目安 | 下端4.1Wで約92円 |
| 強い段で同じ条件のときの目安 | 上端47Wで約1,049円 |
| 加湿の方式と部屋の広さ | 気化式・空気清浄最大30畳・加湿は木造12畳とプレハブ19畳 |
DH3i(ブルーエア)の口コミ
Web上では「上から給水できて扱いやすい」といった声が見られます。
10モデルの消費電力と1か月の目安を比較

ここまでの10モデルを、同じ軸で並べます。静かな運転で1日中つけるなら差は小さく、差がつくのは強い運転と方式と除湿です。
表は、空気清浄運転のいちばん静かな段のワット数が小さい順に並べています。
掲載10モデルの段ごとのワット数と1か月の目安
| モデル名 | 空気清浄の静かな段 | 加湿ありの静かな段 | いちばん強い段(空気清浄/加湿) | 静かな段の目安(空気清浄) | 強い段の目安(空気清浄) | 加湿の方式 | 詳細 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| KC-T50-W(シャープ) | 静音3.1W | 静音3.6W | 54W/20W | 約69円 | 約1,205円 | 気化式 | 見る |
| KI-TS50-W(シャープ) | 静音3.8W | 静音4.4W | 52W/24W | 約85円 | 約1,161円 | 気化式 | 見る |
| DH3i(ブルーエア) | 4.1〜47W(幅で公表・段ごとの値なし) | 4.7〜48W(同じく幅で公表) | 47W/48W | 約92円(下端) | 約1,049円(上端) | 気化式 | 見る |
| F-VXW70-W(パナソニック) | 静音4.2W | 静音8.0W | 56.0W/50.0W | 約94円 | 約1,250円 | 気化式 | 見る |
| KI-TD50-W(シャープ) | 弱4.6W | 弱4.6W | 68W/68W | 約103円 | 約1,518円 | 気化式 | 見る |
| F-VXW90-W(パナソニック) | 静音5.5W | 静音9.3W | 88.0W/65.0W | 約123円 | 約1,964円 | 気化式 | 見る |
| MCK50Y-W(ダイキン) | しずか6W | しずか9W | 57W/59W | 約134円 | 約1,272円 | 気化式 | 見る |
| KI-SX75-W(シャープ) | 静音6.6W | 静音7.7W | 80W/52W | 約147円 | 約1,786円 | 気化式 | 見る |
| MCK704A-T(ダイキン) | しずか10W | しずか10W | 82W/84W | 約223円 | 約1,830円 | 気化式 | 見る |
| AAP-KH35A-W(アイリスオーヤマ) | 静音17W/18W | 段ごとの公表なし | 51W/62W(加湿なし) | 約379円 | 約1,138円 | スチーム式 | 見る |
※電気代は1kWhあたり31円、24時間×30日で計算しています。契約している料金によって金額は変わります。※アイリスオーヤマの数値は50Hzと60Hzで変わり、上の目安は50Hzの値です。※AAP-KH35A-Wの「空気清浄(強)+加湿」は320Wで、月の目安は約7,142円です。※KI-TD50-Wの除湿空気清浄運転は175〜210Wで、月の目安は約3,906〜4,687円です。※シャープの「おすすめ畳数」など自社の技術の目安として示される畳数は、空気清浄の畳数とは別物です。
静かな段の目安は、多くが月に70〜230円のあいだに入ります。差が開くのは強い段と、水を沸かす方式と、除湿を使ったときです。
一日中つける・昼だけ強く回す・除湿も使うの選び分け
使い方は3つに分けられます。それぞれ見る数字が違います。
①静かな運転で一日中つけたい。見るのは加湿ありの静かな段のワット数です。KC-T50-Wが3.6W、KI-TS50-Wが4.4Wと小さめでした。
②昼は強く回して夜は静かにしたい。見るのは強い段のワット数です。F-VXW90-Wは88.0W、MCK704A-Tは84Wで、ここが金額を決めます。
③除湿も1台でまかないたい。見るのは除湿運転のワット数です。KI-TD50-Wは175〜210Wで、加湿の運転とは桁が違います。
どのパターンでも前提は変わりません。ワット数は運転名とセットで見る、1か月の目安には条件が付く、単価が変われば金額も変わる、の3つです。
▶ あわせてチェック:加湿空気清浄機ランキング10選|適用床面積・加湿量・手入れで採点。電気代以外の条件も含めて総合で見たい方はこちらです。
加湿空気清浄機の電気代によくある質問
Q. 24時間つけっぱなしにすると1か月いくらですか?
使う運転の段のワット数で決まります。式は「ワット数÷1000×時間×31円」です。
静かな段なら、たとえば4Wで月に約89円。強い段なら、たとえば56Wで月に約1,250円です。
いずれも1kWhあたり31円、24時間×30日で計算した目安になります。
Q. 加湿を止めれば電気代は下がりますか?
気化式なら、数ワットしか変わらない機種が多いです。ダイキンのMCK704Aはしずかが両方とも10Wでした。
シャープのKC-T50のように、加湿したほうが強の消費電力が下がる機種もあります。
ただし水を沸かす方式は別です。アイリスオーヤマのAAP-KH35Aは「空気清浄(強)+加湿」で320Wと公表されています。
▶ あわせてチェック:加湿器のコスパ最強はどれ?電気代と消耗品で選ぶおすすめ10選。加湿だけを別に用意する場合の目安はこちらです。
Q. 自動運転と静かな運転はどちらが安いですか?
自動運転は部屋の状態で段が動きます。静かな段に固定するより高くなることも、安くなることもあります。
「つけっぱなしのほうが安い」という説は、一次情報では確認できない。
金額を知りたいときは、自分がよく使う段のワット数を式に入れてみてください。
▶ あわせてチェック:一人暮らしの加湿空気清浄機おすすめ10選|ワンルームの広さと静かさ。ワンルームで弱めに回したい方はこちらです。
Q. 電気代が急に上がったのはなぜですか?
まず運転の段が変わっていないかを確かめてください。自動運転なら、部屋の状態で段が上がることがあります。
除湿もできる機種なら、除湿の運転に切り替わっていないかも見てください。
フィルターの目づまりが気になる場合は、手入れの記事に譲ります。故障かどうかを、ここで判断することはできません。
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まとめ|運転の段と方式で電気代は決まる
①電気代は運転の段で決まり、同じ1台でも10倍以上ちがいます。②加湿での増え方は方式と機種しだいで、水を沸かす方式は桁が変わります。
③静かな運転で1日中つけても月に数百円まで。跳ねるのは強い運転です。④除湿・周波数・公表のしかたの3点を確かめてから比べます。
そのうえで、気化式で段ごとのワット数が分かる5選と、方式や機能が違ってワット数が大きく動く5選の合計10選を紹介しました。
最後に3点だけ念を押します。ワット数は運転名とセットで見る。1か月の目安は31円/kWh・24時間・30日で計算した前提つきの数字。単価が変われば金額も変わる。
今日はまず、自分の機種のメーカー公式の仕様表を開いてください。いつも使っている段のワット数を1つ見つけるところから始めましょう。