コーヒーメーカーの選び方は、①1回の杯数②ミルの要否③手入れ④置き場所の順で決めると絞れます。とくに杯数が効きます。1杯の基準はメーカーで約110mLから150mLまで違うので、数字をそろえて比べてください。
見るところを並べても決まりません。足りないのは決める順番です。
この記事は順番から入ります。各段階で候補がどう減るかまで書きました。数値はメーカーの公表値だけを使い、実機は使っていません。
後半で4杯までの3台と5杯以上の2台を紹介します。
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コーヒーメーカーの選び方は何から決める?

杯数から決めます。一度に淹れられる量は本体の容量で決まり、買ったあとには変えられないからです。
- ①1回に何杯淹れるか。ここでいちばん減ります。
- ②豆を挽く工程が要るか。ミル(コーヒー豆を挽いて粉にする部分)の有無で洗う部品の数が変わります。
- ③手入れをどこまでやれるか。毎回洗う部品の数を見ます。
- ④置き場所に入るか。寸法は最後で構いません。
コーヒーメーカーの選び方で見るのはどこ?
メーカーごとに1杯の量が違う

「◯杯用」は、1杯が何mLかを見ないと比べられません。公式仕様を並べると基準がそろっていません。
- サーモス ECJ-700=5カップ・1杯約110mL
- 象印 EC-MA60=6杯・1杯約120mL
- 山善 YCA-502=コーヒーカップ1杯約130mL
- ツインバード CM-D457B=3カップ・1カップ水150mL
パナソニック NC-A58 はマグカップなら1杯約180mLです。
毎回洗う部品の数で続くかが決まる

ミルを付けると、洗う場所がひとつ増えます。毎回洗う部品は、ラッセルホブス 7620JP がカラフェ・網のフィルター・ホルダーの3点、レコルト RDC-1 が6点です。
自動洗浄(機械が自分で洗い流す機能。どこまで洗うかは機種で違う)が付いても手洗いは残ります。パナソニック NC-A58 はミルだけを自動で洗い、ほかの5部品は毎回手洗いです。
クエン酸洗浄(クエン酸を溶かした水を通し、水の成分の固まりを落とす作業)も定期的に入ります。目安は象印 EC-MA60 が約3か月に1回、メリタ LKT1002-B が1〜2か月に一度。食器洗い機が使えない機種がほとんどです。
置き場所は幅だけでは足りない

幅だけ測って買わないでください。レコルト RDC-1 は幅145mmと細めですが、エペイオス Mocca は高さ413mmあります。奥行と高さも測ってください。
給水タンク(水を入れる容器)が外れるかも見ます。ツインバード CM-D457B とメリタ LKT1002-B は本体と一体で、ふたを開けて上から注ぎます。置き場所の上にも空きが要ります。
コーヒーメーカーの人気おすすめ3選|1回に4杯まで

この3台は、一度に淹れられるのが4杯までと公式に公表されているモデルです。並び順は最大の杯数が少ない順で、味の順位ではありません。
第1位:CM-D457B(ツインバード)
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CM-D457B(ツインバード)の基本情報
1カップは水150mLで、出来上がりは120〜130mL。挽き分け(粉の粗さを変えること)は3段階、抽出温度は83℃と90℃から選べます。ミルは水洗いできません。
CM-D457B(ツインバード)の主要スペック
| 最大の杯数と1杯のmL | 3カップ・1カップ水150mL(出来上がり120〜130mL・定格容量450mL) |
| ミル | あり(公式ストアの表記は低速臼式フラットミル) |
| 毎回洗う部品と洗浄の作業 | 自動洗浄なし・ミルは水洗い不可で1週間を目安にブラシ |
| 給水タンク | 本体一体型(取り外しの案内は公式に記載を確認できず) |
| 本体サイズ | 幅16.0×奥行33.5×高さ36.0cm |
| 質量 | 約4.1kg |
CM-D457B(ツインバード)の口コミ
Web上では「挽き方を変えて楽しめる」という声のいっぽう、「ミルの掃除に手間がかかる」という声も見られます。
第2位:RDC-1(レコルト)
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RDC-1(レコルト)の基本情報
1度に4杯まで、容量480mL。上部12か所の口からお湯を降りそそぎ、ドリッパーとして手でも淹れられます。部品6点がすべて水洗いでき、約1.0kgと5モデルでいちばん軽い1台。モカブラウン(BR)は公式サイトに生産終了の案内があります。
RDC-1(レコルト)の主要スペック
| 最大の杯数と1杯のmL | 1度に4杯まで・容量480mL |
| ミル | なし |
| 毎回洗う部品と洗浄の作業 | ポット・ふた・タンク・ふた・ホルダー・スプーンの6点が水洗い可(食器洗い乾燥機は不可) |
| 給水タンク | 着脱式・ふたまで取り外して洗える |
| 本体サイズ | 幅14.5×奥行20.5×高さ25.5cm |
| 質量 | 約1.0kg |
RDC-1(レコルト)の口コミ
Web上では「軽くて置き場所を選ばない」という声のいっぽう、「一度に淹れられる量は少なめ」という声も見られます。
第3位:Mocca(エペイオス)
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Mocca(エペイオス)の基本情報
カップ数ボタンで1〜4杯を選びます。公式が示すのは注ぐお湯の量で、HOTの1カップは約180mL。出来上がりのコーヒー量とは異なると公式が注記しています。高さ413mmで、5モデルでいちばん背が高い1台です。
Mocca(エペイオス)の主要スペック
| 最大の杯数と1杯のmL | 1〜4杯・HOTの注湯量は1カップ約180mL(出来上がり量とは異なると公式が注記) |
| ミル | なし |
| 毎回洗う部品と洗浄の作業 | Cleanモード(自動清浄モード)あり・抽出80回ごとに知らせる |
| 給水タンク | 約850mL・着脱式(サーバーは約860mL) |
| 本体サイズ | 幅18.5×奥行19.6×高さ41.3cm |
| 質量 | 約2.34kg |
Mocca(エペイオス)の口コミ
Web上では「予約して朝に合わせられる」という声のいっぽう、「背が高く置き場所を選ぶ」という声も見られます。
コーヒーメーカーの人気おすすめ2選|1回に5杯以上
この2台は、一度に5杯以上淹れられると公式に公表されているモデルです。並び順は最大の杯数が少ない順です。
第1位:EC-MA60-BA(象印)
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EC-MA60-BA(象印)の基本情報
水を2回加熱し、熱湯と蒸気で蒸らし(お湯を少し注いで粉になじませる工程)をしてから抽出します。水タンクとバスケットの両方が外せます。濃度は2段階、保温板の保温は取扱説明書の目安で15分くらいまで。浄水フィルターも消耗品です。
EC-MA60-BA(象印)の主要スペック
| 最大の杯数と1杯のmL | 6杯・1杯約120mL |
| ミル | なし |
| 毎回洗う部品と洗浄の作業 | バスケットとフィルターケースを手洗い・クエン酸洗浄は約3か月に1回 |
| 給水タンク | 810mL・取り外し可 |
| 本体サイズ | 幅23×奥行15.5×高さ28cm |
| 質量 | 約1.7kg |
EC-MA60-BA(象印)の口コミ
Web上では「パーツが外れて洗いやすい」という声のいっぽう、「保温は短め」という声も見られます。
第2位:イージー トップ サーモ LKT1002-B(メリタ)
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イージー トップ サーモ LKT1002-B(メリタ)の基本情報
10杯まで一度に淹れられ、5モデルで最大です。ポットはステンレスの二重構造で、仕様の「保温機能」は「なし」。電気では温め続けません。約15分で電源が切れ、紙のこし紙は1×4サイズが必要です。
イージー トップ サーモ LKT1002-B(メリタ)の主要スペック
| 最大の杯数と1杯のmL | 10杯(1杯のmLは公式に記載を確認できず) |
| ミル | なし |
| 毎回洗う部品と洗浄の作業 | 自動洗浄なし・1〜2か月に一度クエン酸20gを700mLの水に溶かす |
| 給水タンク | 1,400mL・取り外し不可 |
| 本体サイズ | 幅18.0×奥行28.1×高さ34.5cm |
| 質量 | 1.8kg |
イージー トップ サーモ LKT1002-B(メリタ)の口コミ
Web上では「まとめて淹れられて助かる」という声のいっぽう、「本体は大きめ」という声も見られます。
5モデルを杯数・手入れ・寸法で比べるとどうなる?

上から順に見ていけば、候補は1〜2台に絞れます。表の番号は掲載順です。区画ごとの順位とは別です。
| 掲載順 | モデル名(ブランド) | 杯数と1杯のmL | ミル | 洗う部品と洗浄 | 給水タンク | サイズcm | 詳細 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | CM-D457B(ツインバード) | 3カップ・水150mL | あり | 自動洗浄なし・週1回ブラシ | 本体一体型 | 16.0×33.5×36.0 | 見る |
| 2 | RDC-1(レコルト) | 4杯まで・容量480mL | なし | 6点すべて水洗い可 | 着脱式 | 14.5×20.5×25.5 | 見る |
| 3 | Mocca(エペイオス) | 1〜4杯・注湯量180mL | なし | Cleanモードあり | 約850mL・着脱式 | 18.5×19.6×41.3 | 見る |
| 4 | EC-MA60-BA(象印) | 6杯・1杯約120mL | なし | クエン酸は約3か月に1回 | 810mL・取り外し可 | 23.0×15.5×28.0 | 見る |
| 5 | LKT1002-B(メリタ) | 10杯(1杯のmL記載なし) | なし | 1〜2か月にクエン酸20g | 1,400mL・取り外し不可 | 18.0×28.1×34.5 | 見る |
一人暮らしならレコルト RDC-1、2人暮らしなら象印 EC-MA60-BA、家族4人以上ならメリタ LKT1002-B です。
コーヒーメーカーの選び方のよくある質問
Q. 何杯用を選べばいいですか?
A. 1日に飲む杯数ではなく、一度に淹れたい杯数で決めてください。1日4杯でも2杯ずつなら2杯分で足ります。そのうえで1杯のmLをそろえて比べます。
Q. メッシュとペーパーのフィルターは何が違いますか?
A. 買い足すものと洗う手間が違います。メッシュフィルター(金属などの網。洗って繰り返し使う)ならペーパーフィルター(紙のこし紙。使うたびに捨てる)が要りません。そのかわり洗う部品が1つ増えます。
Q. 淹れたあとの保温はどのくらい続きますか?
A. 機種で考え方が違います。象印 EC-MA60-BA は保温板で温め、取扱説明書の目安は15分くらいまで。メリタ LKT1002-B は仕様の「保温機能」が「なし」で、電気では温め続けません。
Q. エスプレッソも淹れられる機種は選び方が違いますか?
A. 杯数の物差しが変わります。エスプレッソは1杯が約30mLで、マグカップ1杯とは桁が違うからです。この記事の順番①は、そのままでは当てはまりません。
まとめ|コーヒーメーカーの選び方は杯数から決める
決める順番は、①1回の杯数②ミルの要否③手入れ④置き場所です。4杯までの3選と5杯以上の2選、あわせて5選を紹介しました。
▶ あわせてチェック:コーヒーメーカーのコスパ人気おすすめ10選|続けて要るもので選ぶ
杯数は1杯のmLとセットで見てください。洗う部品の数で、続くかどうかが決まります。
まずは一度に淹れたい杯数を決めてください。