「電気ケトル 消費電力 300W以下」。実際に検索されている言葉です。似た検索では600W以下、1000W以下も出てきます。
ところが、探しても見当たりません。当メディアが調べた据え置き型の電気ケトルは、どれも1200W以上でした。旅行向けのたためる機種でも570Wです。300W以下という機種は見つかりませんでした。
なぜでしょうか。理由は単純です。弱い電気では、湯が沸くまでに長い時間がかかるからです。そして時間が延びれば、使う電気の量はかえって増えることもあります。
この記事では、W(ワット)とkWh(キロワットアワー。1000Wの機器を1時間動かしたときの電気の量)の違いを整理します。そのうえで、沸騰にかかる時間が公表されている機種にかぎって、1回あたりの電気代を計算します。単価は1kWhあたり31円でそろえました。紹介するのは合計10選です。
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電気ケトルの消費電力は何ワットか

据え置き型はどれも1200W以上だった
この記事で扱う機種のワット数を並べてみます。象印とタイガーが1300W。ティファールとラッセルホブスが1250Wです。
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山善、デロンギ、アイリスオーヤマ、バルミューダは1200W。据え置きで使うケトルは、1200Wから1300Wの範囲に収まりました。
300W以下の機種は見当たらなかった
探した範囲で、300W以下の電気ケトルは見つかりませんでした。600W以下でも同じです。
いちばん低かったのは、旅行向けのたためる機種でした。スリーアールのタビケトルは、AC100Vのとき570Wと公表されています。ただしこれは海外での使用も想定した設計です。同じ機種でも、AC120Vなら820W、AC220-240Vなら750Wになります。
弱い電気では沸くまでに時間がかかる
理由は、湯を沸かすのに必要な熱の量が決まっているからです。
弱い電気で同じ熱を出そうとすれば、その分だけ長い時間が要ります。実際、570Wのタビケトルは満杯600mLで約6分30秒〜7分30秒と公表されています。1300Wの象印CK-SA06は、0.6Lで満水約3分です。ワット数が半分以下だと、時間は倍以上になります。
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WとkWhは何が違うのか

Wは電気の強さ、kWhは使った量
ここが分かれ目です。W(ワット)は電気の強さ、kWhは実際に使った量を表します。
水道でたとえると、Wは蛇口の太さ、kWhは出た水の量です。太い蛇口でも、短い時間で閉めれば量は少なくなります。電気代は、WではなくkWhで決まります。
Wが大きくても量が増えるとは限らない
計算してみます。1300Wで5分なら、1300×5÷60÷1000でおよそ0.108kWhです。
570Wで12分だと、570×12÷60÷1000でおよそ0.114kWhになります。ワット数が半分以下でも、時間が倍以上かかれば量は変わりません。むしろ少し増えています。これが「弱い電気の機種が無い理由」です。
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1回沸かすと電気代はいくらか

計算に使う前提を先に決める
数字を出す前に、前提をはっきりさせます。単価は1kWhあたり31円でそろえます。
そして沸騰にかかる時間がメーカーから公表されている機種でだけ計算します。公表が無い機種は計算しません。推測で時間を決めることはしません。
満水1.0Lを1回沸かした場合
公表値がそろっている例で計算します。象印のCK-AX10は1300W、満水1.0Lで5分です。
1300×5÷60÷1000=およそ0.108kWh。31円をかけると1回あたりおよそ3.4円になります。カップ1杯65秒なら、およそ0.7円です。タイガーのPTV-A120は1300Wで満水1.2Lが約5分45秒なので、およそ3.9円になります。
この計算が使える理由と使えない場合
この掛け算が使えるのは、沸かすあいだ電気の強さがほぼ一定だからです。ケトルは沸くまで力を抜きません。
使えないのは保温です。設定した温度に近づくと弱まり、下がるとまた強まるので、掛け算では出せません。保温の電気は、メーカーが公表している消費電力量からしか計算できません。
▶ あわせてチェック:電気ポットおすすめ10選|保温するポットと沸かすケトル
電気ポットとケトルはどちらが電気を使うか

沸かす電気の量は大きく変わらない
同じ量の水を沸かすなら、使う電気の量に大きな差は出ません。必要な熱の量が同じだからです。
▶ あわせてチェック:電気ポットおすすめ10選|保温するポットと沸かすケトル
差が出るのは、沸かしたあとです。ポットは電源が入っている間、温度を保ち続けます。
保温の電気は公表値でしか計算できない
保温の電気は、年間消費電力量から出します。実際の使い方を想定して測られた値だからです。
確認できた数字を並べます。象印のCV-GA22は0.65kWh/日、236kWh/年。タイガーのPIS-N300は256kWh/年。象印のCD-SE50は516kWh/年です。1kWhあたり31円なら、CV-GA22は1日およそ20円になります。どちらが得かは使い方で変わるので、当メディアは断定しません。
消費電力1200W以上の電気ケトル5選
この5台は、消費電力が1200W以上とメーカー側の資料が公表しているモデルです。Wが大きいことは「電気代が高い」という意味ではありません。短い時間で沸くぶん、使う電気の量は必ずしも増えないからです。並び順は容量の小さい順で、速さの順位ではありません。
第1位:7408JP(ラッセルホブス)
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7408JP(ラッセルホブス)の基本情報
最大容量0.8Lで1250Wのケトルです。電源は100V 50/60Hzと公表されています。
沸騰にかかる時間は公式ページで確認できませんでした。だから1回あたりの電気代は計算していません。代わりに、沸騰から約30秒後に自動で電源が切れると明記されています。保温機能はありませんが、沸騰1時間後でも約70度までしか下がらないと説明されています。
7408JP(ラッセルホブス)の主要スペック
| 満水容量 | 0.8L(最大容量) |
| 定格消費電力(いちばん強い運転で使う電気の量) | 1250W |
| 沸騰時間 | 公式に記載を確認できず |
| 1回あたりの電気代 | 沸騰時間の公表が無いため計算せず |
| 保温 | 機能なし(沸騰1時間後で約70度との説明あり) |
| 安全のしくみ | 空焚き防止機能付き・沸騰から約30秒後に自動電源オフ |
| 質量 | 680g(ケトル本体) |
| 材質 | ステンレス・ポリプロピレン |
| 出典 | https://russellhobbs.jp/product/cafekettle |
7408JP(ラッセルホブス)の口コミ
Web上では「見た目が気に入っている」という声が見られます。一方で「注ぎ口が細いぶん時間はかかる」という指摘もあります。
第2位:CK-AX10(象印マホービン)
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CK-AX10(象印マホービン)の基本情報
この記事のなかで、計算に必要な数字がいちばんそろっているモデルです。
消費電力1300W、湯沸かし時間はカップ1杯65秒、満水5分と公表されています。満水1.0Lなら1300×5÷60÷1000でおよそ0.108kWh、31円をかけて1回あたりおよそ3.4円です。カップ1杯ならおよそ0.7円になります。約90℃で1時間の保温も付きますが、保温分の消費電力量は公表されていません。
CK-AX10(象印マホービン)の主要スペック
| 満水容量 | 1.0L |
| 定格消費電力 | 1300W |
| 沸騰時間 | カップ1杯65秒・満水5分 |
| 1回あたりの電気代 | 満水でおよそ3.4円(31円/kWh・約0.108kWh) |
| 保温 | 1時間あったか保温(消費電力量の公表なし) |
| 安全のしくみ | マイコン空だき防止センサー・マイコン自動電源オフ・倒れてもお湯がこぼれにくい構造 |
| 質量 | 1.1kg(本体のみ)・1.3kg(電源プレート含む) |
| 出典 | https://www.zojirushi.co.jp/syohin/pot_kettle/kettle/ck-ax/ |
CK-AX10(象印マホービン)の口コミ
Web上では「沸くのが速い」という声が見られます。一方で「本体が思ったより大きい」という指摘もあります。
第3位:YKU-SC1210J(山善)
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YKU-SC1210J(山善)の基本情報
1.0Lで1200Wのケトルです。温度設定は50℃から100℃まで5℃単位で選べます。
沸騰にかかる時間は、商品情報ページで確認できませんでした。だから電気代は計算していません。温度を低めに設定すれば沸騰まで加熱しないぶん電気の量は減りますが、数値の公表が無いので具体的な差は出せません。保温機能は1時間です。
YKU-SC1210J(山善)の主要スペック
| 満水容量 | 1.0L |
| 定格消費電力 | 1200W |
| 沸騰時間 | 公式に記載を確認できず |
| 1回あたりの電気代 | 沸騰時間の公表が無いため計算せず |
| 温度設定 | 50℃〜100℃(5℃単位) |
| 保温 | 保温機能(1時間) |
| 安全のしくみ | 空焚き防止機能・オートオフ(自動電源OFF)機能 |
| 質量 | 1.1kg |
| 外形寸法 | 幅23×奥行20×高さ19.5cm |
| 出典 | https://book.yamazen.co.jp/product/detail/I00009101 |
YKU-SC1210J(山善)の口コミ
Web上では「5℃刻みで細かく決められる」という声が見られます。一方で「コードが短い」という指摘もあります。
第4位:KBOC1200J(デロンギ)
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KBOC1200J(デロンギ)の基本情報
1.0Lで1200Wのステンレス外装モデルです。最少200mLから使えると説明されています。
少しだけ沸かせることは、電気の量を抑える面では効いてきます。水が少なければ、必要な熱の量も少なくなるからです。ただし沸騰にかかる時間の公表が無いので、具体的な数字は出せません。情報はデロンギ公式オンラインストアの製品説明で確認しました。
KBOC1200J(デロンギ)の主要スペック
| 満水容量 | 1.0L(最少200mL) |
| 定格消費電力 | 1200W |
| 沸騰時間 | 記載を確認できず |
| 1回あたりの電気代 | 沸騰時間の公表が無いため計算せず |
| 保温 | 記載なし |
| 安全のしくみ | 空だき防止機能 |
| その他 | 目盛付き水量計・取り外し可能なフィルター |
| 材質 | ステンレス本体 |
| 出典 | デロンギ公式オンラインストアの製品説明 |
KBOC1200J(デロンギ)の口コミ
Web上では「少量だけ沸かせるのが便利」という声が見られます。一方で「本体が熱くなる」という指摘もあります。
第5位:KO823NJP(ティファール)
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KO823NJP(ティファール)の基本情報
容量1,200mLで1,250Wのモデルです。温度設定は8段階あります。
40・60・70・80・85・90・95・100℃から選べます。低い温度を選べば、沸騰まで加熱しないぶん電気の量は減ります。ただし温度ごとの消費電力量は公表されていないので、差の大きさは示せません。なおこの品番は、電源プレートの無償交換の対象一覧に載っています。底面ラベルでの確認をおすすめします。
KO823NJP(ティファール)の主要スペック
| 満水容量 | 1,200mL |
| 定格消費電力 | 1,250W |
| 沸騰時間 | 公式ページで確認できず |
| 1回あたりの電気代 | 沸騰時間の公表が無いため計算せず |
| 温度設定 | 40/60/70/80/85/90/95/100℃ |
| 保温 | 60分間 |
| 安全のしくみ | 転倒お湯もれロック・空焚き防止・自動電源オフ |
| 質量 | 約1,380g(電源プレート含む)・約896g(含まない) |
| 出典 | https://www.t-fal.co.jp/products/kettles/kettles/justine-lock-control-ivory/ |
KO823NJP(ティファール)の口コミ
Web上では「温度を選べるので白湯にも使える」という声が見られます。一方で「本体が大きめ」という指摘もあります。
置き場所の寸法から絞りたい方は、寸法と質量だけを並べた記事もあります。
▶ あわせてチェック:電気ケトルのコンパクト10選|寸法と質量の公表値で選ぶ
満水容量1.2L以上のケトル・ポット5選
この5台は、満水容量が1.2L以上とメーカー側の資料が公表しているモデルです。一度に沸かす量が多いほど、その1回に使う電気の量は増えます。ただし「まとめて沸かす」か「そのつど沸かす」かで合計は変わるので、この並びは電気代の順位ではありません。並び順は容量の小さい順です。
第1位:PTV-A120(タイガー魔法瓶)
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PTV-A120(タイガー魔法瓶)の基本情報
1.2Lで1,300Wのケトルです。この区画で唯一、沸騰にかかる時間が公表されています。
カップ1杯約57秒、満水約5分45秒です。1300×345秒÷3600÷1000でおよそ0.125kWh、31円をかけて1回あたりおよそ3.9円になります。温度調節は6段階。安全設計は6項目が名前付きで公表されています。
PTV-A120(タイガー魔法瓶)の主要スペック
| 満水容量 | 1.2L |
| 定格消費電力 | 1,300W |
| 沸騰時間 | カップ1杯約57秒・満水約5分45秒 |
| 1回あたりの電気代 | 満水でおよそ3.9円(31円/kWh・約0.125kWh) |
| 温度調節 | 6段階 |
| 保温 | 公式仕様に記載なし |
| 安全のしくみ | 転倒お湯もれ防止構造・給湯ロックボタン・本体二重構造・カラだき防止・通電自動オフ・蒸気レス |
| 質量 | 約1.2kg(本体のみ0.85kg) |
| 出典 | https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/product/kettle-pot/ptv-a/ |
PTV-A120(タイガー魔法瓶)の口コミ
Web上では「蒸気が出ないので置き場所を選ばない」という声が見られます。一方で「高さがある」という指摘もあります。
第2位:CV-GA22(象印マホービン)
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CV-GA22(象印マホービン)の基本情報
2.2Lの電気ポットです。ここから保温する機種になります。
公表されている数字が細かいのが特徴です。1日あたり0.65kWh/日、年間236kWh/年。31円をかけると1日およそ20円になります。保温は98℃・90℃・80℃・70℃・まほうびんの5段階。消費電力は905Wです。なお、この型のページには《在庫限り》の表示がありました。買う前に取り扱い状況をご確認ください。
CV-GA22(象印マホービン)の主要スペック
| 満水容量 | 2.2L |
| 定格消費電力 | 905W |
| 1日あたりの消費電力量 | 0.65kWh/日(31円/kWhで1日およそ20円) |
| 年間消費電力量 | 236kWh/年 |
| 保温設定温度 | 98℃・90℃・80℃・70℃・まほうびん(5段階) |
| 質量 | 2.7kg |
| 外形寸法 | 幅22×奥行29.5×高さ26cm |
| 注記 | 公式ページに《在庫限り》の表示あり |
| 出典 | https://www.zojirushi.co.jp/syohin/electronic-pot/cvga/ |
CV-GA22(象印マホービン)の口コミ
Web上では「温度を選べて使いやすい」という声が見られます。一方で「取り扱い店が減ってきた」という指摘もあります。
第3位:PIS-N300(タイガー魔法瓶)
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PIS-N300(タイガー魔法瓶)の基本情報
3.0Lの「とく子さん」です。待機時の消費電力まで公表されています。
年間消費電力量は256kWh/年。31円をかけると、年間およそ7,900円になります。待機時消費電力は0.0Wと公表されています。消費電力は700W。内容器は「VEまほうびん構造・ステンレス製」で、保温は98・90・80・70・魔法瓶の5段階です。
PIS-N300(タイガー魔法瓶)の主要スペック
| 満水容量 | 3L |
| 定格消費電力 | 700W |
| 年間消費電力量 | 256kWh/年(31円/kWhで年間およそ7,900円) |
| 待機時消費電力 | 0.0W |
| 保温設定温度 | 98・90・80・70・魔法瓶(5段階) |
| 内容器 | VEまほうびん構造・ステンレス製 |
| 安全のしくみ | 転倒お湯もれ防止構造・自動ロック電動給湯・カラだき防止・蒸気レス |
| 質量 | 3kg |
| 出典 | https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/product/kettle-pot/pis-n/ |
PIS-N300(タイガー魔法瓶)の口コミ
Web上では「蒸気が出ないのが助かる」という声が見られます。一方で「重くて動かしにくい」という指摘もあります。
第4位:WMJ-40(ピーコック)
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WMJ-40(ピーコック)の基本情報
4.0Lの電動給湯ポットです。消費電力は700Wと公表されています。
年間消費電力量については、信頼できる形で数値を確認できませんでした。だから電気代は計算していません。湯沸かしが終わると自動的に保温状態になると説明されています。空だき防止、カルキとばし、再沸騰の記載があります。上ぶたは着脱式です。
WMJ-40(ピーコック)の主要スペック
| 満水容量 | 4.0L |
| 定格消費電力 | 700W |
| 年間消費電力量 | 公式に記載を確認できず |
| 電気代 | 公表値が無いため計算せず |
| 保温 | 湯沸かし後は自動的に保温状態 |
| 安全のしくみ | 空だき防止 |
| その他 | カルキとばし・再沸騰・上ぶた着脱式・マグネット式プラグ |
| 質量 | 約2.2kg |
| 外形寸法 | 約213×279×342mm |
| 出典 | https://www.the-peacock.co.jp/products/wmj-40 |
WMJ-40(ピーコック)の口コミ
Web上では「大人数でも足りる」という声が見られます。一方で「置き場所を取る」という指摘もあります。
第5位:CD-SE50(象印マホービン)
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CD-SE50(象印マホービン)の基本情報
5.0Lの電動ポットです。掲載10台のなかで最も容量が大きくなります。
年間消費電力量は516kWh/年と公表されています。31円をかけると、年間およそ16,000円です。容量が大きいぶん、保温にかかる電気も増えます。消費電力は985W。タイマーは6・8・10・12・14・16時間の6段階です。保温は98℃・90℃・80℃・70℃の4段階になります。
CD-SE50(象印マホービン)の主要スペック
| 満水容量 | 5.0L |
| 定格消費電力 | 985W |
| 年間消費電力量 | 516kWh/年(31円/kWhで年間およそ16,000円) |
| 保温設定温度 | 98℃・90℃・80℃・70℃(4段階) |
| タイマー | 6段階(6・8・10・12・14・16時間) |
| 内容器 | フッ素加工内容器 |
| 安全のしくみ | マイコン空だき防止(ヒーター自動オフ)・転倒湯もれ防止構造・自動給湯ロック |
| 質量 | 3.4kg |
| 出典 | http://www.zojirushi.co.jp/syohin/pot_kettle/electric_dispensing_pot/cd-se/ |
CD-SE50(象印マホービン)の口コミ
Web上では「来客が多い家で助かる」という声が見られます。一方で「置き場所を取る」という指摘もあります。
10台の消費電力と電気代を並べて比べる

10台の消費電力と電気代の比較
この表の電気代は、公表されている数値に1kWhあたり31円をかけた目安です。沸騰時間や消費電力量が公表されていない機種は、計算していません。当メディアが実際に測った値でもありません。
| モデル名(ブランド) | 満水容量 | 消費電力 | 沸騰時間の公表 | 消費電力量 | 電気代の目安 | 詳細 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 7408JP(ラッセルホブス) | 0.8L | 1250W | 記載を確認できず | 公表なし | 計算せず | 見る |
| CK-AX10(象印マホービン) | 1.0L | 1300W | 満水5分 | 約0.108kWh/回 | 1回およそ3.4円 | 見る |
| YKU-SC1210J(山善) | 1.0L | 1200W | 記載を確認できず | 公表なし | 計算せず | 見る |
| KBOC1200J(デロンギ) | 1.0L | 1200W | 記載を確認できず | 公表なし | 計算せず | 見る |
| KO823NJP(ティファール) | 1,200mL | 1,250W | 記載を確認できず | 公表なし | 計算せず | 見る |
| PTV-A120(タイガー魔法瓶) | 1.2L | 1,300W | 満水約5分45秒 | 約0.125kWh/回 | 1回およそ3.9円 | 見る |
| CV-GA22(象印マホービン) | 2.2L | 905W | 公表なし | 0.65kWh/日 | 1日およそ20円 | 見る |
| PIS-N300(タイガー魔法瓶) | 3L | 700W | 公表なし | 256kWh/年 | 年およそ7,900円 | 見る |
| WMJ-40(ピーコック) | 4.0L | 700W | 公表なし | 記載を確認できず | 計算せず | 見る |
| CD-SE50(象印マホービン) | 5.0L | 985W | 公表なし | 516kWh/年 | 年およそ16,000円 | 見る |
電気を減らしたいときの3つの手
①使う分だけ入れること。水が少なければ、必要な熱の量も減ります。デロンギのKBOC1200Jは最少200mLから使えると説明されています。
②沸騰まで加熱しないこと。温度設定がある機種なら、80℃で止められます。ただし温度ごとの消費電力量は公表されていないので、差の大きさは示せません。
③保温を使う時間を短くすること。ポットならタイマーが役立ちます。CD-SE50は6段階のタイマーを公表しています。ここでも「必ず減る」とは書けません。使い方で結果が変わるからです。
電気ケトルの消費電力についてよくある質問
Q. 消費電力300W以下の電気ケトルはありますか?
当メディアが調べた範囲では見当たりませんでした。据え置き型はどれも1200W以上です。いちばん低かったのは旅行向けのたためる機種で、AC100Vのとき570Wでした。弱い電気だと沸くまでに時間がかかり、使う電気の量は減らないためと考えられます。
Q. 電子レンジと同時に使うとブレーカーは落ちますか?
落ちる可能性はありますが、断定はできません。家ごとの契約や配線が違うからです。電気ケトルは1200〜1300W、電子レンジも同じくらいの機種があります。心配な場合は、契約している電力会社の案内をご確認ください。
Q. 保温とそのつど沸かすのはどちらが電気を使いますか?
使い方で変わるので、どちらとは言えません。1日に何回沸かすか、何時間置いておくかで結果が動きます。年間消費電力量が公表されているポットなら計算できます。CV-GA22は0.65kWh/日で、1kWhあたり31円なら1日およそ20円です。
Q. ワット数が小さいとゆっくり沸くのですか?
同じ量の水なら、その傾向はあります。実例を挙げると、570Wのたためる機種は600mLで約6分30秒〜7分30秒です。1300Wの機種は0.6Lで満水約3分と公表されています。ただし機種ごとに構造が違うので、ワット数だけで時間は決まりません。
まとめ|消費電力より使う量で電気代は決まる
電気ケトルの消費電力は、据え置き型でどれも1200W以上でした。300W以下は見当たりません。弱い電気では沸くまでの時間が延び、使う電気の量が減らないからです。
▶ あわせてチェック:コーヒー向け電気ケトルおすすめ10選|細口と温度設定
紹介したのは、消費電力1200W以上の5台と、満水容量1.2L以上の5台、合計10選です。そのうえで10台の比較表と、電気を減らしたいときの3つの手を示しました。
最後に3点だけ念を押します。電気代はWではなくkWhで決まります。計算したのは沸騰時間や消費電力量が公表されている機種だけです。そして保温はワット×時間では計算できません。
今日はまず、1回に何mL沸かしているかを量ってみてください。減らせる余地は、そこにいちばんあります。