夏の敷きパッドは、毎週のように洗う人が多い寝具です。汗をかく季節なので当然といえます。
ところが商品ページを見比べても、素材と冷たさの話ばかりが並びます。洗って干すときの扱いやすさは、どこにも書かれていないように見えます。
実はそうでもありません。メーカーによっては、シングル・セミダブル・ダブルのサイズごとに1枚あたりの重さを公表しています。
この記事では、その重さの公表値を並べます。約810gから約1,780gまで、実際の数値がそろっています。
あわせて、洗ったあとに乾きやすい構造だと公式が理由まで書いている1点も紹介します。合計4点です。
📖 目次(タップで開閉)
夏の敷きパッドは重さが公表されている

まず結論から書きます。重さは探せば見つかる情報です。
▶ あわせてチェック:夏の敷きパッドおすすめ5選|両面使えるか洗えるかで選ぶ
サイズが上がると重さも上がる
昭和西川の公式ページには、サイズごとに重量の行があります。実際の数値を見てみます。
シンカーパイル敷きパッドは、シングルが約810g、セミダブルが約955g、ダブルが約1,140gです。
接触冷感敷きパッド(パッドシーツ)はもっと重く、シングルが約1,240g、セミダブルが約1,480g、ダブルが約1,780gです。
同じシングルでも、製品によって430gの差があります。サイズだけでなく製品ごとの違いも大きいということです。
重さの行が無い製品もある
ただし、すべての製品に重量が書いてあるわけではありません。ここが落とし穴です。
同じ昭和西川でも、Cool Liv SUPERと365日使えるリバーシブル敷きパッド マスターには重量の行がありませんでした。
つまり同じメーカーの中でも、公表する項目がそろっていません。書いてある製品と書いていない製品が混在します。
本記事では、書いていないものを推測で埋めることはしません。「公表なし」と正直に書きます。
この記事が扱う範囲
扱うのは、公式ページに書かれている記載だけです。寸法・重量・組成・生産国・洗える条件が中心になります。
扱わないものもあります。涼しくなる、よく眠れるといった体感については書きません。メーカーが試験の条件を公表していないためです。
接触冷感(触れたときにひんやり感じる加工)の数値も同じです。測定の条件が公表されていないため、数値だけを引いて断定はしません。
両面使いと丸洗いの条件、組成欄と中わたの有無、裏面の生地名と四隅ゴムについては、それぞれ別の記事が担当します。
ベッドパッドと敷きパッドは別のもの

次に呼び名の整理です。ここは検索でもよく聞かれています。
敷きパッドは寝る面に敷くもの
敷きパッドは、体が直接ふれる面に敷く布です。四隅にゴムバンドが付いている製品が多くあります。
昭和西川の接触冷感敷きパッドには「取り付け取り外し簡単四隅ゴム付き。ベッド・敷きパッドに対応できます。」。
つまりベッドにも敷きふとんにも使える、という説明です。使う場所の記載であって、順番の指示ではありません。
ふとんの下に敷く製品もある
いっぽう、寝る面ではなく下に敷く製品もあります。除湿シートがその例です。
昭和西川の洗える除湿シートは「敷きふとんやマットレスの下に敷くだけの湿気対策に便利なシートです。」。
敷きパッドとは置く場所も寸法系統も違います。除湿シートのシングルは90×180cmで、敷きパッドの100×205cmとは別の数字です。
本記事では、この違いをはっきり書いたうえで同じ区画に載せています。重さの公表があるという1点で共通するためです。
重ねる順番の公表は見つからなかった
では、シーツと敷きパッドはどちらを上にするのか。ここは正直に書きます。
今回調べた範囲では、重ねる順番を公表しているメーカーは見つかりませんでした。2026年8月時点の確認です。
公表されていない以上、当メディアは手順として指示しません。各製品の取扱説明の記載にしたがってください。
綿とナイロンでは重さの出方が違う

ここからは素材と重さのつながりを見ます。組成欄と重量欄はセットで読めます。
表側の繊維は仕様欄に書かれる
表側(肌がふれる面)の繊維は、仕様欄の組成の項目に書かれます。
シンカーパイル敷きパッドは「表側地:パイル糸(表面に立った糸) 綿100%/地糸(その土台になる糸) ポリエステル100%」。
接触冷感敷きパッド(パッドシーツ)は「表側:ナイロン100%」です。綿とナイロンでは、素材そのものの性質が違います。
ここで注意したいのは、繊維名だけで重さは決まらないという点です。次に挙げる詰めものの影響が大きくなります。
詰めものの有無で重さが変わる
敷きパッドには、中に詰めものが入っているものと入っていないものがあります。
接触冷感敷きパッド(パッドシーツ)は「詰め物:ポリエステル75%、合成繊維(アクリレート系)25%」。シンカーパイル敷きパッドも「詰めもの:ポリエステル100%」です。
いっぽうCool Liv SUPERの仕様欄に詰めものの行はありません。公式の説明でも「中わたなしで薄く軽量。」。
詰めものが入るぶんだけ、1枚の重さは増えます。組成欄に詰めものの行があるかどうかを先に見てください。
同じダブルでも長さが5cm違う
もう1つ、比べる前に確かめたい点があります。サイズ表記のばらつきです。
昭和西川のダブルは140×205cmです。タンスのゲンの抗菌冷感 敷パッド(品番62100286)のダブルは140×200cmと公表されています。
同じ「ダブル」でも、長さが5cm違います。名前だけを見て同じ寸法だと思い込まないでください。
重さの単位も同じことが起きます。昭和西川はgで、タンスのゲンはkgで書いています。単位をそろえてから比べる必要があります。
サイズごとに重さを公表した敷き寝具3選
ここから紹介する3点は、いずれも昭和西川の製品です。この区画の約束は、シングル・セミダブル・ダブルのサイズごとに1枚あたりの重さを公式が公表していることです。
▶ あわせてチェック:ひんやりシーツはパイル糸と地糸で見る|敷き寝具3選
なお3点目は敷きパッドではありません。ふとんやマットレスの下に敷く除湿シートです。製品の種類が違う点を先に断っておきます。
それでも同じ区画に置いているのは、サイズごとの重量を公表しているという条件を満たすためです。
第1位:接触冷感パッドシーツ(昭和西川)
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接触冷感パッドシーツ(昭和西川)の基本情報
公式の商品名は「接触冷感敷きパッド(パッドシーツ)」です。昭和西川の製品になります。
この製品を1位に置いたのは、3サイズすべての重量が公表されているためです。シングルが約1,240g、セミダブルが約1,480g、ダブルが約1,780g。
寸法はシングルが100×205cm、セミダブルが120×205cm、ダブルが140×205cmです。今回の4点でいちばん重い数値でした。
組成は表側がナイロン100%、裏側がポリエステル100%です。詰め物はポリエステル75%と合成繊維(アクリレート系)25%と公表されています。
その他の欄には「四隅ゴム付き」「丸洗いOK(ネット使用)」の記載があります。商品説明にも「ご家庭で洗濯OK! (洗濯ネット使用)」。
公式の商品説明には冷たさについての表現もあります。ただし測定の条件が公表されていないため、本記事では体感の断定はしません。
カラーはグレー、生産国は中国製です。以上は2026年8月25日に公式ページで確認しました。
接触冷感パッドシーツ(昭和西川)の主要スペック
| 製品の種類 | 敷きパッド |
| シングル | 100×205cm・重量 約1,240g |
| セミダブル | 120×205cm・重量 約1,480g |
| ダブル | 140×205cm・重量 約1,780g |
| 表側の組成 | ナイロン100% |
| 裏側の組成 | ポリエステル100% |
| 詰め物 | ポリエステル75%・合成繊維(アクリレート系)25% |
| その他の記載 | 四隅ゴム付き・丸洗いOK(ネット使用) |
| カラー | グレー |
| 生産国 | 中国製 |
第2位:シンカーパイル敷きパッド(昭和西川)
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シンカーパイル敷きパッド(昭和西川)の基本情報
公式の商品名は「シンカーパイル敷きパッド/ソリッド ピンク・ベージュ・ブルー」です。
シンカーパイルとは、表面に糸のループを立てた織り方の一種です。公式は「綿パイル生地」と説明しています。
重量は3サイズとも公表されています。シングルが約810g、セミダブルが約955g、ダブルが約1,140gです。
今回の敷きパッド3点の中では、シングルがいちばん軽い数値でした。1位の製品とは430gの差があります。
寸法はシングルが100×205cm、セミダブルが120×205cm、ダブルが140×205cmです。1位と同じ寸法系統になります。
組成は表側地がパイル糸の綿100%と地糸のポリエステル100%、裏側地がポリエステル100%、詰めものがポリエステル100%です。
公式は「洗濯機で丸洗いOK」の見出しを置き、「この敷きパッドはご家庭で洗濯OK! (洗濯ネット使用)」。なおこの仕様欄に四隅ゴムの記載はありませんでした。
カラーはピンク・ベージュ・ブルー・グレーの4色、生産国は中国製です。
シンカーパイル敷きパッド(昭和西川)の主要スペック
| 製品の種類 | 敷きパッド |
| シングル | 100×205cm・重量 約810g |
| セミダブル | 120×205cm・重量 約955g |
| ダブル | 140×205cm・重量 約1,140g |
| 表側地の組成 | パイル糸 綿100%・地糸 ポリエステル100% |
| 裏側地の組成 | ポリエステル100% |
| 詰めもの | ポリエステル100% |
| 洗濯 | ご家庭で洗濯OK(洗濯ネット使用)と公式が記載 |
| 四隅ゴム | 仕様欄に記載を確認できず |
| カラー | ピンク・ベージュ・ブルー・グレー |
| 生産国 | 中国製 |
第3位:洗える除湿シート(昭和西川)
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洗える除湿シート(昭和西川)の基本情報
公式の商品名は「洗える除湿シート」です。これだけは敷きパッドではありません。
公式の説明は「敷きふとんやマットレスの下に敷くだけの湿気対策に便利なシートです。」となっています。置く場所が、寝る面ではなく下側です。
重量は3サイズとも公表されています。シングル・シングルロングサイズ用が約645g、セミダブル・セミダブルロングサイズ用が約745g、ダブル・ダブルロングサイズ用が約865gです。
ここで寸法に注意してください。シングル用は90×180cmで、敷きパッドの100×205cmとは別の数字です。セミダブル用が110×180cm、ダブル用が130×180cmになります。
組成はポリエステル100%とシリカゲルB型です。シリカゲルは湿気を吸う粒状の材料で、公式は「何度も繰り返し使えるシリカゲルを使用した吸放湿性に優れた除湿シート。」と説明しています。
洗える条件も明記されています。「ご自宅の洗濯機で丸洗いが出来ます。(吸湿センサーは洗濯できません)」という記載です。カッコの中の条件を見落とさないでください。
吸湿センサーは、湿り具合を色で知らせる部品です。公式は「センサーの色がブルーから変化したら干し時です。」。生産国は中国製です。
洗える除湿シート(昭和西川)の主要スペック
| 製品の種類 | 敷きふとん・マットレスの下に敷く除湿シート |
| シングル・シングルロングサイズ用 | 90×180cm・重量 約645g |
| セミダブル・セミダブルロングサイズ用 | 110×180cm・重量 約745g |
| ダブル・ダブルロングサイズ用 | 130×180cm・重量 約865g |
| 組成 | ポリエステル100%・シリカゲルB型 |
| 洗濯 | ご自宅の洗濯機で丸洗いが出来ます(吸湿センサーは洗濯できません)と公式が記載 |
| 付属 | 吸湿センサー付き |
| 生産国 | 中国製 |
洗ったあと乾きやすいと公式が説明した1選
この区画の約束は1つです。洗ったあとに乾きやすい構造だと、公式が理由まで書いて説明していることです。
▶ あわせてチェック:着る毛布はメンズ表記より着丈で選ぶ|公式2選
この製品には重量の公表がありません。そのため前の区画には入れていません。
第1位:Cool Liv SUPER(昭和西川)
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Cool Liv SUPER(昭和西川)の基本情報
公式の商品名は「さらっとひんやり 接触冷感敷きパッド(ツヌーガ®使用) / Cool Liv SUPER」です。
この製品を選んだのは、公式の説明が理由まで書いているためです。「中わたなしで薄く軽量。洗濯後も乾きやすく、清潔に保ちやすい構造です。」という一文があります。
乾きやすいという結果だけでなく、その理由が中わたなしの構造にある。ここまで書いてある製品はめずらしいものです。
ただし重量そのものの公表はありません。「軽量」という言葉はありますが、数値ではないため他の3点と同じ列には並べられません。
寸法はシングルが100×205cm、セミダブルが120×205cm、ダブルが140×205cmです。組成は表側がポリエチレン60%・ナイロン40%、裏側のハニカム生地がポリエステル100%と公表されています。
ハニカムとは、六角形が並んだ蜂の巣のような形のことです。公式は「通気性のよい凹凸構造」と説明しています。
表側にはツヌーガという東洋紡エムシーの高強力ポリエチレン繊維が使われています。公式には「接触冷感レベル:★★★(自社評価)」という表記もありますが、これはメーカー自身の評価で測定値ではありません。
その他の欄には「四隅ゴム付き」「丸洗いOK(ネット使用)」の記載があります。カラーはグレー、生産国は中国製、TMC確認番号はMHC26019です。
Cool Liv SUPER(昭和西川)の主要スペック
| 製品の種類 | 敷きパッド |
| 乾きやすさの記載 | 中わたなしで薄く軽量・洗濯後も乾きやすく清潔に保ちやすい構造と公式が説明 |
| シングル | 100×205cm |
| セミダブル | 120×205cm |
| ダブル | 140×205cm |
| 重量 | 公表なし |
| 表側の組成 | ポリエチレン60%・ナイロン40% |
| 裏側の組成 | ハニカム生地 ポリエステル100% |
| その他の記載 | 四隅ゴム付き・丸洗いOK(ネット使用) |
| カラー | グレー |
| 生産国 | 中国製 |
| TMC確認番号 | MHC26019 |
4点の重さと組成を並べて比べる

ここまでの4点を1つの表にまとめます。表の番号は掲載順で、区画ごとの順位とは別です。
寸法と重さは、いちばん小さいサイズの公表値で並べています。除湿シートだけは寸法の系統が違うので注意してください。
| 掲載順 | 製品名(ブランド) | 製品の種類 | いちばん小さいサイズの寸法 | そのサイズの重さ | 表側の組成 | 生産国 | 詳細 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 接触冷感パッドシーツ(昭和西川) | 敷きパッド | シングル 100×205cm | 約1,240g | ナイロン100% | 中国製 | 見る |
| 2 | シンカーパイル敷きパッド(昭和西川) | 敷きパッド | シングル 100×205cm | 約810g | パイル糸 綿100%/地糸 ポリエステル100% | 中国製 | 見る |
| 3 | 洗える除湿シート(昭和西川) | ふとんの下に敷く除湿シート | シングル用 90×180cm | 約645g | ポリエステル100%・シリカゲルB型 | 中国製 | 見る |
| 4 | Cool Liv SUPER(昭和西川) | 敷きパッド | シングル 100×205cm | 公表なし | ポリエチレン60%・ナイロン40% | 中国製 | 見る |
表にすると、重さの幅がはっきりします。敷きパッドのシングルで約810gから約1,240gまで開きがありました。
そして4点のうち1点は、重量の公表そのものがありません。書いていないことも、選ぶときの情報になります。
夏の敷きパッド選びのよくある質問
よく検索されている疑問に、公表されている記載の範囲で答えます。
綿100%の敷きパッドは重いのですか
繊維名だけでは決まりません。今回の例では、綿パイルのシンカーパイル敷きパッドがいちばん軽い約810gでした。
いっぽうナイロン100%の接触冷感敷きパッドは約1,240gです。重さの差は繊維名より、詰めものの量で決まっている可能性が高いといえます。
なお表側地の組成は「パイル糸 綿100%」で、地糸はポリエステル100%です。表側全体が綿というわけではありません。
ダブルはシングルよりどれくらい重いですか
公表値で見ると、シンカーパイル敷きパッドはシングル約810gに対してダブルが約1,140gです。差は約330gになります。
接触冷感敷きパッドはシングル約1,240gに対してダブルが約1,780gで、差は約540gです。
もとの重さが大きい製品ほど、サイズを上げたときの増え方も大きくなっています。買い替え前に公表値を見比べてください。
敷きパッドとシーツはどちらを上にしますか
今回調べた範囲では、重ねる順番を公表しているメーカーは見つかりませんでした。
公表がない以上、本記事では順番を指示しません。各製品の取扱説明の記載を確認してください。
なお除湿シートについては、公式に使い方の記載がありました。敷きふとんやマットレスの下に敷く。
洗濯機で洗えると書かれていますか
今回の4点は、いずれも洗える旨の記載がありました。ただし条件が付いています。
敷きパッド3点は「丸洗いOK(ネット使用)」または「ご家庭で洗濯OK! (洗濯ネット使用)」です。除湿シートは「ご自宅の洗濯機で丸洗いが出来ます。(吸湿センサーは洗濯できません)」でした。
カッコの中の条件まで読むのが大事です。洗える範囲が部分ごとに違う製品もあります。
まとめ|サイズごとの重さと乾きやすさで絞る
夏の敷きパッドを選ぶとき、見る欄は2つで足ります。
▶ あわせてチェック:涼しいシーツは表示で選ぶ2選|厚み対応とセンサー
1つめはサイズごとの重量です。シングル・セミダブル・ダブルの1枚あたりの重さが書いてあれば、洗って干すときの見当がつきます。
今回の公表値では、敷きパッドのシングルが約810gから約1,240g、ダブルが約1,140gから約1,780gの範囲にありました。
2つめは乾きやすさについての記載です。ただ「乾きやすい」と書くだけでなく、理由まで書いてある製品があります。
Cool Liv SUPERは「中わたなしで薄く軽量。洗濯後も乾きやすく、清潔に保ちやすい構造です。」と理由を添えていました。
そして寸法は、サイズの名前ではなく数字で確かめてください。同じダブルでも長さが5cm違う例があります。この2つを見るだけで、買ったあとの困りごとはかなり減らせます。